JPH04160300A - タンク内の残液回収装置 - Google Patents
タンク内の残液回収装置Info
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- JPH04160300A JPH04160300A JP2289959A JP28995990A JPH04160300A JP H04160300 A JPH04160300 A JP H04160300A JP 2289959 A JP2289959 A JP 2289959A JP 28995990 A JP28995990 A JP 28995990A JP H04160300 A JPH04160300 A JP H04160300A
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- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 10
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- F17C2260/04—Reducing risks and environmental impact
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-
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- F17C2270/00—Applications
- F17C2270/01—Applications for fluid transport or storage
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- F17C2270/0168—Applications for fluid transport or storage on the road by vehicles
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、石油タンク等危険物を貯蔵するタンク内の残
液を回収する装置に関する。
液を回収する装置に関する。
従来技術
石油タンク等危険物を貯蔵するタンクでは、内部を定期
的に点検することが義務付けられており、内部点検に際
しては、貯蔵液をポンプにより一旦全て抜き出したのち
水を注入して洗浄し、ついでこの懸濁液をバキュームカ
ーで回収してからエアーパージを行い、安全を確認した
のちタンク内に入込んで点検作業を行うようになってい
る。
的に点検することが義務付けられており、内部点検に際
しては、貯蔵液をポンプにより一旦全て抜き出したのち
水を注入して洗浄し、ついでこの懸濁液をバキュームカ
ーで回収してからエアーパージを行い、安全を確認した
のちタンク内に入込んで点検作業を行うようになってい
る。
内部点検のための上記手順のうち、貯蔵液の抜き出しは
従来、ポンプによりタンク下部側面と底面とより行われ
てきたが、防災上の理由から近年、タンク底面に排出管
を設けることができなくなり、タンク側面からのみ行わ
れるようになってきた。
従来、ポンプによりタンク下部側面と底面とより行われ
てきたが、防災上の理由から近年、タンク底面に排出管
を設けることができなくなり、タンク側面からのみ行わ
れるようになってきた。
しかしながらタンク側面からのみの回収ではタンク底に
残留する残液が多くなる。そこでこれを回収するためポ
ンプによるタンク側面からの液の回収を終えたのちバル
ブを取外してホースを挿入し、残液を回収することが行
われている。
残留する残液が多くなる。そこでこれを回収するためポ
ンプによるタンク側面からの液の回収を終えたのちバル
ブを取外してホースを挿入し、残液を回収することが行
われている。
発明が解決しようとする課題
バルブを取外してホースを挿入することにより残液を回
収する方法では、ホースの挿入が手探り状態で行われる
ためホース先端の向きや位置が分からず、ホース先端の
向きが斜めになっていたり、タンク底からの隙間が多い
と、残液量が多くなる。
収する方法では、ホースの挿入が手探り状態で行われる
ためホース先端の向きや位置が分からず、ホース先端の
向きが斜めになっていたり、タンク底からの隙間が多い
と、残液量が多くなる。
タンク底はまた一般に歪んでいるため凹部に液溜まりが
でき、上述のホースの挿入による方法では凹部に溜まっ
た液を回収することが困難である。
でき、上述のホースの挿入による方法では凹部に溜まっ
た液を回収することが困難である。
本発明は、タンク内の残液の回収量を増し、かつ凹部に
溜まる液もより確実に回収することができる装置を提供
することを目的とする。
溜まる液もより確実に回収することができる装置を提供
することを目的とする。
課題の解決手段
本発明の残液回収装置はそのため、タンク側面に設けた
マンホールより出し入れすることができ、タンク底面を
走行する自走車に、ポンプにホースを介して接続される
吸込口を下向きにして設けたもので、自走車は非環構造
の駆動装置を備え、好ましくは外部からリモートコント
ロールできるようにされる。
マンホールより出し入れすることができ、タンク底面を
走行する自走車に、ポンプにホースを介して接続される
吸込口を下向きにして設けたもので、自走車は非環構造
の駆動装置を備え、好ましくは外部からリモートコント
ロールできるようにされる。
ここで吸込口は、ホース自体の端部であるか或いはホー
スとは別個の金属製或いは硬質樹脂製のパイプ乃至リン
グより構成され、ホースと接続される。
スとは別個の金属製或いは硬質樹脂製のパイプ乃至リン
グより構成され、ホースと接続される。
吸込口はまた自走車に固定されていてもよいが、好まし
くは高さが調整できるようにされる。
くは高さが調整できるようにされる。
非環構造の駆動装置とは、例えば窒素ガスを作動流体と
して回転するエアーモータを駆動源とする装置である。
して回転するエアーモータを駆動源とする装置である。
作用
自走車をタンク底面に置き、ポンプを駆動することによ
りタンク底部の残液が吸込口より吸引排除される。この
際吸込口は自走車が走行する面を向き、しかも該面より
一定の高さに位置するため残液は吸込口以下の高さの残
液を残して回収することができ、凹部の残液も自走車が
凹部に移動することにより回収される。また自走車は駆
動装置が非環構造であり、タンク内のガスと反応しない
ため安全である。
りタンク底部の残液が吸込口より吸引排除される。この
際吸込口は自走車が走行する面を向き、しかも該面より
一定の高さに位置するため残液は吸込口以下の高さの残
液を残して回収することができ、凹部の残液も自走車が
凹部に移動することにより回収される。また自走車は駆
動装置が非環構造であり、タンク内のガスと反応しない
ため安全である。
実施例
第1.2図は本発明に係る自走車を示すもので、基板l
には前部の左右と後部にそれぞれ車輪2,3が個別に回
転可能に取付けられており、このうち前部の左右の車輪
2はそれぞれ基板1に固着のエアーモータ4により駆動
軸5及びウオームギア6を介して個別に回転駆動される
ようになっている。
には前部の左右と後部にそれぞれ車輪2,3が個別に回
転可能に取付けられており、このうち前部の左右の車輪
2はそれぞれ基板1に固着のエアーモータ4により駆動
軸5及びウオームギア6を介して個別に回転駆動される
ようになっている。
図中、7はエアーモータ4に連結されるチューブで、窒
素ボンベ(図示しない)より窒素ガスがポンプ9によっ
てチューブ7を介し、エアーモータ4に供給されるよう
になっており、チューブ7に繋がる流路には、コントロ
ーラ(図示しない)により制御される切換弁1)と流量
調整弁12と切換弁13とが設けられ、切換弁1)の切
換えにより窒素ガスがエアーモータ4に供給されるか或
いは大気に放出され、また切換弁13の切換えにより窒
素ガスが各エアーモータ4に供給されるか或いは一方の
エアーモータにのみ供給されるようになっている。
素ボンベ(図示しない)より窒素ガスがポンプ9によっ
てチューブ7を介し、エアーモータ4に供給されるよう
になっており、チューブ7に繋がる流路には、コントロ
ーラ(図示しない)により制御される切換弁1)と流量
調整弁12と切換弁13とが設けられ、切換弁1)の切
換えにより窒素ガスがエアーモータ4に供給されるか或
いは大気に放出され、また切換弁13の切換えにより窒
素ガスが各エアーモータ4に供給されるか或いは一方の
エアーモータにのみ供給されるようになっている。
基板lにはまた、エルボ状のパイプ15が該基板1を上
下に貫通して取付けられており、パイプ15の下端には
円板16より突設される筒部17が上下にスライド可能
に嵌合しているとともに上端のエルボ部分にホース18
が連結されている。
下に貫通して取付けられており、パイプ15の下端には
円板16より突設される筒部17が上下にスライド可能
に嵌合しているとともに上端のエルボ部分にホース18
が連結されている。
円板16には周縁に一定間隔を置いて4か所、ボルト1
9が捩込んで取付けられており、各ボルト19の捩込み
により円板16よりのボルト19の突出量が変化し、円
板16すなわち筒部下端の開口を昇隣できるようにしで
ある。
9が捩込んで取付けられており、各ボルト19の捩込み
により円板16よりのボルト19の突出量が変化し、円
板16すなわち筒部下端の開口を昇隣できるようにしで
ある。
ホース18はバルブ21を介してポンプ22に連結され
、ポンプ22の駆動により筒部17の吸込口よりタンク
底部の残液を吸引回収できるようにしである。
、ポンプ22の駆動により筒部17の吸込口よりタンク
底部の残液を吸引回収できるようにしである。
本装置は以上のように構成され、第3図に示すタンク2
4内の液を回収するときには従前と同様、まずタンク側
面よりポンプ25にてタンク内の液を回収する0回収を
完了したのちマンホール26が開けられ、これより自走
車を入れてタンク底に置く。
4内の液を回収するときには従前と同様、まずタンク側
面よりポンプ25にてタンク内の液を回収する0回収を
完了したのちマンホール26が開けられ、これより自走
車を入れてタンク底に置く。
ついでマンホール26に透明な蓋を取付け、チューブ7
及びホース18を通した状態でシールする。
及びホース18を通した状態でシールする。
その後コントローラの操作により切換弁1)及び13を
切換えて各エアーモータ4に窒素ガスを供給する。そし
て自走車をタンク底部に自走させる。
切換えて各エアーモータ4に窒素ガスを供給する。そし
て自走車をタンク底部に自走させる。
自走車を右或いは左に旋回させたいときには切換弁13
を切換え、一方のエアーモータ4にのみ窒素ガスを供給
する。また走行スピードを変えたいときには流量調整弁
12を制御し、エアーモータ4に供給される窒素ガスの
流量を増減させる。
を切換え、一方のエアーモータ4にのみ窒素ガスを供給
する。また走行スピードを変えたいときには流量調整弁
12を制御し、エアーモータ4に供給される窒素ガスの
流量を増減させる。
なお自走車の走行及び旋回はマンホール26に取付けた
透明な蓋を通して自走車の位置を確認しながら行われる
。
透明な蓋を通して自走車の位置を確認しながら行われる
。
自走車の走行と同時に或いはこれに先立ってバルブ21
を開放するとともにポンプ22を駆動し、筒部17の吸
引口よりタンク底部の残液を吸引する。
を開放するとともにポンプ22を駆動し、筒部17の吸
引口よりタンク底部の残液を吸引する。
そしてバキュームカー(図示しない)に回収される。
発明の効果
本発明の残液回収装置は以上のように、吸込口が下向き
で一定の高さにあるため自走車をタンク底面に走行させ
ることにより凹部のある箇所でもタンク底面より一定の
高さ以上の残液を確実に回収することができ、しかも自
走車の駆動装置は非環構造であり、タンク内のガスと反
応することがないから安全である。
で一定の高さにあるため自走車をタンク底面に走行させ
ることにより凹部のある箇所でもタンク底面より一定の
高さ以上の残液を確実に回収することができ、しかも自
走車の駆動装置は非環構造であり、タンク内のガスと反
応することがないから安全である。
また自走車をリモートコントロールできるようにすれば
、装置を所望の箇所に移動させることが可能となり、ま
た吸込口の高さが調整できるようにした装置においては
、残液の回収量を調整することができる。
、装置を所望の箇所に移動させることが可能となり、ま
た吸込口の高さが調整できるようにした装置においては
、残液の回収量を調整することができる。
第1図は本発明に係る回収装置の概略図、第2図は自走
車の縦断面図、第3図はタンクの概略図を示す。 1・・基板 2.3・・車輪 4・・エアーモータ 7・・チューブ 9.22.25・・ポンプ 1).13 ・・切換弁1
2・・流量調整弁 15・・パイプ 17・・筒部 18・・ホース 19・・ボルト24・
・タンク 26・・マンホール 出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 弁理士 佐 藤 晃 −
車の縦断面図、第3図はタンクの概略図を示す。 1・・基板 2.3・・車輪 4・・エアーモータ 7・・チューブ 9.22.25・・ポンプ 1).13 ・・切換弁1
2・・流量調整弁 15・・パイプ 17・・筒部 18・・ホース 19・・ボルト24・
・タンク 26・・マンホール 出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 弁理士 佐 藤 晃 −
Claims (4)
- (1)非爆構造の駆動装置を有し、かつタンク側面に設
けたマンホールより出し入れされ、タンク底面を走行す
ることができる自走車よりなり、自走車にはポンプとホ
ースを介して接続される吸込口が下向きにして設けられ
るタンク内の残液回収装置。 - (2)自走車はリモートコントロールされる請求項1記
載のタンク内の残液回収装置。 - (3)吸込口は高さが調整可能である請求項1記載のタ
ンク内の残液回収装置。 - (4)非爆構造の駆動装置は、窒素ガスを作動流体とし
て回転するエアーモータを駆動源とする装置である請求
項1記載のタンク内の残液回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289959A JPH04160300A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | タンク内の残液回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289959A JPH04160300A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | タンク内の残液回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04160300A true JPH04160300A (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=17749949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2289959A Pending JPH04160300A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | タンク内の残液回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04160300A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012228648A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Tonengeneral Sekiyu Kk | タンク内の残油の回収方法 |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP2289959A patent/JPH04160300A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012228648A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Tonengeneral Sekiyu Kk | タンク内の残油の回収方法 |
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