JPH04158831A

JPH04158831A - 血圧測定装置

Info

Publication number: JPH04158831A
Application number: JP2283815A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Yamazaki; 靖夫山崎
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1990-10-22
Filing date: 1990-10-22
Publication date: 1992-06-01
Anticipated expiration: 2014-11-22
Also published as: JP2982280B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、例えば携帯用の血圧測定装置に適用して好適
な血圧測定装置に関する。

［発明の概要コ本発明は、例えば携帯用の血圧測定装置に適用して好適
な血圧測定装置に関し、血圧を測定する血圧測定手段と
、曲を演奏する演奏手段と、時間を計測する時間計測手
段と、血圧測定手段及び演奏手段を制御する制御手段と
を有し、血圧測定をするときに、所定時間演奏手段が曲
を演奏するようにしたことにより、使用者を精神的に安
定させて、良好な血圧測定を行うことができるようにし
たものである。

また本発明は、例えば携帯用の血圧測定装置に適用して
好適な血圧測定装置に関し、血圧を測定する血圧測定手
段と、複数の曲を演奏する演奏手段と、時間を計測する
時間計測手段と、血圧測定手段及び演奏手段を制御する
制御手段とを有し、血圧測定をするときに、所定時間演
奏手段がランダムに曲を演奏するようにしたことにより
、使用者がこの演奏に飽きないようにすると共に、この
演奏によって、使用者を精神的に安定させて、血圧の測
定を良好に行うことができるようにしたものである。

［従来の技術］従来、携帯用の血圧測定装置が広く使用されている。こ
の血圧測定装置は、加圧モーターにより使用者の腕に巻
かれたカフにホースを通じて空気を送り、このカフにか
けられた圧力をセンサにて検出し、その圧力が所定値と
なったときに測定開始釦等の押圧により血圧の測定を開
始するようになされている。

また、このような血圧測定装置は、一般に、予め設定さ
れた時刻になるとブザーが鳴るようになされ、日に数回
（例えば朝、昼、夜等）血圧を測る必要のある人等が、
血圧を測る時刻をこの血圧測定装置に設定し、この血圧
測定装置のブザーがなったときに、使用者が血圧を測る
時刻が到来したことを認識するようになされていた。

［発明が解決しようとする課題］ところで、上述のように予め設定した時刻にブザーを鳴
らし、このブザーの音によって使用者に血圧測定の時間
が到来したことを知らせるようにした場合は、使用者は
先ず、ブザーを止め、この後カフを腕に装着し、血圧測
定を開始することとなる。この場合、使用者にはブザー
の鳴り響く音によって、早くブザーを止めなければなら
ないという、心理的抑圧が働く。そしてこの心理的抑圧
によって使用者の血圧が若干上昇し、この後血圧の安定
を待たないまま血圧の測定を行うこととなるので、血圧
の測定を良好に行なうことができない不都合があった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、使用者を精
神的に安定させて、血圧の測定を良好に行うことのでき
る血圧測定装置を提案しようとするものである。

１課題を解決するた緬の手段］本発明血圧測定装置は、例えば第１図〜第３図に示す如
く、血圧を測定する血圧測定手段（１）、（２）、（３
）、（４）、（１２）、（１３）、（１５）と、曲を演
奏する演奏手段（９）、（１０）、（１１）と、時間を
計測する時間計測手段（７）と、血圧測定手段（１）、
（２）、（３）、（４）、（１２）、（１３）、（１５
）及び演奏手段（９）、（１０）、（１１）を制御する
制御手段（１）、（２）、（３）、（４）とを有し、血
圧測定をするときに、所定時間演奏手段（９）、（１０
）、（１１）が曲を演奏するようにようにしたものであ
る。

また本発明血圧測定装置は、例えば第１図〜第３図に示
す如く、血圧を測定する血圧測定手段（１）、（２）、
（３）、（４）、（１２）、（１３）、（１５）と、複
数の曲を演奏する演奏手段（９）、（１ｏ）、（１］）
と、時間を計測する時間計測手段（７）とを有し、血圧
測定手段（１）、（２）、（３）、（４）、（１２）、
（１３）、（Ｉ５）及び演奏手段（９）、（１０）、（
ＩＩ）を制御する制御手段（１）、（２）、（３）、（
４）とを有し、血圧測定をするときに、所定時間演奏手
段（９）、（１０）、（１１）がランダムに曲を演奏す
るようにしたものである。

［作用］上述せる本発明によれば、血圧測定をするときに、所定
時間演奏手段（９）、（１０）、（１１）が曲を演奏す
るようにようにしたので、使用者を精神的に安定させて
、良好な血圧測定を行うことができる。

また上述せる本発明によれば、血圧測定をするときに、
所定時間演奏手段（９）、（１ｏ）、（１１）がランダ
ムに曲を演奏するようにしたので、使用者が演奏に飽き
ないようにすると共に、この演奏によって、使用者を精
神的に安定させて、血圧の測定を良好に行うことができ
る。

［実施例つ以下に、第１図を参照して本発明血圧測定装置の例につ
いて詳細に説明する。

この第１図において、（１）はＣＰＵで、このＣＰＵ（
１）は、プログラムやデータの記憶されているＲＯＭ（
３）、ＲＡＭ（４）及びバス（データ、アドレス、コン
トロールバスよりなる）　（２）でマイクロコンピュー
タを構成する。（５）は表示部で、この表示部（５）に
は例えばタイマ（７）よりの時刻データや最高血圧、最
低血圧及び脈拍データ等を表示する如くする。（６）は
操作部で、この操作部（６）でこの血圧測定装置の電源
投入や血圧測定の開始等を行う如くする。（１３）は加
圧モータで、この加圧モータ（１３）はＣＰＵ（１）よ
りバス（２）を介して供給される制御信号によってホー
ス（１４）を介してカフ（１２）の図示は省略した空気
室に対する加圧または減圧を行う。また、このホース（
１４）にセンサ（１５）を接続し、このセンサ（１５）
によってカフ（１２）の空気室の圧力を検出し、ＣＰＵ
（１）がこのセンサ（１５）よりの検出信号に基いてカ
フ（１２）に対する加圧または減圧を行うようにする。

（８）はメロディ用メモリで、このメロディ用メモリ（
８）には夫々曲番号データの付された例えば５つの曲の
データを記憶する如くする。（１１）は発振器（例えば
ＶＣＯ）で、この発振器（１１）はオーディオ帯域内の
周波数で発振するようにする。そしてこれらメロディ用
メモリ（８）よりの曲データ及び発振器（１１）よりの
発振出力信号を増幅器（９）に供給するようにし、この
増幅器（９）よりスピーカ（１０）を介して音声を拡声
する如くする。また、ＲＯＭ（３）に、例えば第３図Ａ
に示すように、曲番号データを４つのパターンＰ３、Ｐ
２、Ｐ３　及びＰ４　で並べた曲の順番データを記憶す
る如くする。

そして、ＣＰＵ（１）により例えば１つのパターンＰ１
、Ｐ３、Ｐ３　またはＰ４　につき夫々ランダムに８つ
ずつ曲番号データを順次読みだし、この読みだした曲番
号データの曲データをメロディ用メモリ（８）より読み
だし、この読みだした曲データを増幅器（９）に供給す
るようにする。そして更に、上述のタイマ（７）及びＣ
ＰＵ（１）でいわゆるアラーム機能を有するようにし、
タイマ（７）により予め設定された時刻になったことを
ＣＰＵ（１）が検出したときに、スピーカ（１０）より
所定時間音声を拡声、即ち、曲を演奏するようにする。

そしてこの曲を演奏する所定時間が過ぎてから血圧測定
を行うようにする。

従って、使用者は予め設定した時刻より所定時問いくつ
かの曲を聴き、この所定時間が経過した後に血圧測定を
開始することとなる。この所定時間を、例えば、おおよ
そ５分に選定する。

このおおよそ５分の所定時間は、第２図に示すような実
験結果より求めたものである。先ず第２図Ａより説明す
るに、この第２図Ａは被検者の最高血圧の測定を数日に
渡って測定し、その結果を示したグラフで、この第２図
Ａにおいて、折れ線１１、！、及び１４　は夫々測定の
時刻となったときに、被検者を測定する場所まで歩かせ
、この測定する場所に到着し、１分経過した後に、最高
血圧の測定を行った結果を示すものである。そして折れ
線ｌ３、β、及び１６は夫々測定の時刻となったときに
は、被検者が既に測定する場所に居るようにし、この測
定の時刻より１分経過した後に最高血圧の測定を行った
結果を示すものである。

この図Ａから明かなように、折れ線ｌ３、！７、ｌｌ、
！９、ア、及び１６　は何れも測定開始後１分から２分
を経過するまではかなりその傾きが急（全体的におおよ
そｌ　ＱｍｍＨｇ　〜４０ｍｍ）Ｉｇの変化）であるが
、測定開始後５分を経過すると略その傾きが緩やかとな
り、安定した血圧値となる。

第２図Ｂは被検者の最低血圧の測定を数日に渡って測定
し、その結果を示したグラフで、この第２図已において
、折れ線１１．１３　及び！、は夫々測定の時刻となっ
たときに、被検者を測定する場所まで歩かせ、この測定
する場所に到着し、１分経過した後に、最高血圧の測定
を行った結果を示すものである。そして折れ線！３、矛
、及びｉ６は夫々測定の時刻となったときには、被検者
が既に測定する場所に居るようにし、この測定の時刻よ
り１分経過した後に最高血圧の測定を行った結果を示す
ものである。この図Ｂから明かなように、折れ線ｌい１
２、！１．１２、！、及び１６　は何れも測定開始後１
分から３分を経過するまではかなりその傾きが急ぐ全体
的にふおよそ２ｍｍ）Ｉｇ〜１２ｍｍＨｇの変化）であ
るが、測定開始後５分を経過すると略その傾きが緩やか
となり、安定した血圧値となる。

第２図Ｃは被検者の脈拍の測定を数日に渡って測定し、
その結果を示したグラフで、この第２図Ｃにおいて、折
れ線ｌ３．１３及び１４　は夫々測定の時刻となったと
きに、被検者を測定する場所まで歩かせ、この測定する
場所に到着し、１分経過した後に、脈拍の測定を行った
結果を示すものである。そして１２．１５及び１６　は
夫々測定の時刻となったときには、被検者が既に測定す
る場所に居るようにし、この測定の時刻より１分経過し
た後に脈拍の測定を行った結果を示すものである。この
図Ｃから明かなように、折れ線Ｉ１．．１２．１３．１
４、ｌ、及びＩ！ｓ　は何れも測定開始後１分から２分
を経過するまではかなりその傾きが急（全体的におおよ
そ２〜７拍／分の変化）であるが、測定開始後５分を経
過すると略その傾きが緩やかとなり、安定した脈拍とな
る。

上述より明かなように、良好に血圧の測定等を行うには
、測定時刻となったときにすぐに測定を開始せずに、お
およそ５分程度の間を置き、心身を安静にした後に測定
を行うようにすれば良い。

このようにすれば、使用者が測定の前に行っていた行動
、または測定の前の精神状態の如何にかかわらずに、い
わゆる日内変動に合致した血圧測定を行うことができる
。

本例ではこの５分間に、上述したようにスピーカ（１０
）より複数の曲をランダムに演奏するようにする。

次に、上述の血圧測定装置の例えばＲＡＭ（４）に血圧
測定を行う時刻を予め設定し、実際に血圧の測定に至る
までの動作について説明する。

先ず、ＣＰＵ（１）がタイマ（７）により予め設定され
た時刻が到来したと判断したときは、これより例えば５
分間が経過するまで第３図Ａに示すように、ＲＯＭ（３
）に記憶されたパターンＰいＰ２、Ｐコ及びＰ４　をパ
ターンＰ１、Ｐ３、Ｐ５、Ｐ４　の順またはランダムに
選び、選んだパターンＰ１、Ｐ２、Ｐ３　またはＰ、の
曲番号データａ、ｂ、ｃ。

ｄＳｅをランダムに例えば８回読み出す。そして読み出
された曲番号データの曲データをメロディ用メモリ（８
）より読み出し、このメロディ用メモリ（８）より読み
出した曲データを増幅器（９）に供給する。これと共に
発振器（１１）よりの発振出力信号が増幅器（９）に供
給され、これによってスピーカ（１０）を介して曲（１
曲の演奏時間は例えば３０秒）が演奏される。例えば、
ＲＯＭ（３）に記憶されたパターンＰ１、Ｐ２、Ｐ５、
Ｐ、の読み出す順番をパターンＰ１、Ｐ２、Ｐ５、Ｐ、
の順とした場合は、第３図已に示す如くなる。

即チ、パターンＰ、を選び、このパターンＰ１より曲番
号データａ、ｂＳＣＳｄ、ｅをランダムに８回、順次読
み出す。次に、パターンＰ２　を選び、このパターンＰ
２より曲番号データａ、Ｃ。

ｅＳｂ、ｄをランダムに８回、順次読み出す。次に、パ
ターンＰ、を選び、このパターンＰ、より曲番号データ
ａ、ｄＳｂ、ｅ、ｃをランダムに８回、順次読み出す。

次に、パターンＰ４　を選び、このパターンＰ、より曲
番号データａ、ｅＳｄ。

ｃ、ｂをランダムに８回、順次読み出す。また、どのパ
ターンＰＩ、　Ｐｉ、Ｐ、またはＰ、の何回目の曲（曲
番号データによる）まで演奏したかをＲＡＭ（４）に記
憶するようにし、次の測定時には前回測定したときに最
後に選んだパター：／ＰＩ、Ｐ３、Ｐ、またはＰ、の最
後に演奏した曲の次の曲より演奏するようにする。尚、
曲の途中で５分経過したときには次回に測定するときに
はそのときのパターンＰ、、　Ｐ、、Ｐ、またはＰ４　
のその曲より演奏を行うようにする。

さて、このように、予め設定した時刻が到来したときに
５分間曲をランダムに演奏し、使用者にこのランダムに
演奏した曲を聴かせ、使用者に心身の安静を与えた後に
測定を行うようにしたので、使用者がこの演奏に飽きな
いようにすると共に、この演奏によって、使用者を精神
的に安定させて、血圧の測定を良好に行うことができる
。

尚、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明の要旨
を逸脱することなく、その他種々の構成が取り得ること
は勿論である。

［発明の効果コ上述せる本発明によれば、血圧測定をするときに、所定
時間演奏手段が曲を演奏するようにしたので、使用者を
精神的に安定させて、良好な血圧測定を行うことができ
る。

また上述せる本発明によれば、血圧測定をするときに、
所定時間演奏手段がランダムに曲を演奏するようにした
ので、使用者が演奏に飽きないようにすると共に、この
演奏によって、使用者を精神的に安定させて、血圧の測
定を良好に行うことができる利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明血圧測定装置の例を示す構成図、第２図
は本発明血圧測定装置の例の説明に供するグラフ、第３
図はランダム演奏の説明に供する線図である。（１）はＣＰＵ、（２）はバス、（３）はＲＯＭ、（４
）はＲＡＭ、（７）はタイマ、（９）は増幅器、（１０
）はスピーカ、（１１）は発振器、（１２）はカフ、（
１３）は加圧モータ、（１５）は圧力センサである。第　ｌ　図ランタン・膚Ａトｄえ日月に矛共イう、＋＆ｔ￥］ｔｌ
ｉ３　　図

Claims

【特許請求の範囲】１、血圧を測定する血圧測定手段と、曲を演奏する演奏手段と、時間を計測する時間計測手段と、上記血圧測定手段及び上記演奏手段を制御する制御手段
とを有し、血圧測定をするときに、所定時間演奏手段が曲を演奏す
るようにしたことを特徴とする血圧測定装置。２、血圧を測定する血圧測定手段と、複数の曲を演奏する演奏手段と、時間を計測する時間計測手段と、上記血圧測定手段及び上記演奏手段を制御する制御手段
とを有し、血圧測定をするときに、所定時間演奏手段がランダムに
曲を演奏するようにしたことを特徴とする血圧測定装置
。