JPH04157850A - データバスシステム - Google Patents

データバスシステム

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JPH04157850A
JPH04157850A JP2283048A JP28304890A JPH04157850A JP H04157850 A JPH04157850 A JP H04157850A JP 2283048 A JP2283048 A JP 2283048A JP 28304890 A JP28304890 A JP 28304890A JP H04157850 A JPH04157850 A JP H04157850A
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JP
Japan
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pause
time
period
transmission
data
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Pending
Application number
JP2283048A
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English (en)
Inventor
Hideaki Shirai
秀明 白井
Koji Yoshitomi
吉富 耕治
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 複数の情報通信機器間等でデータバスを介して伝送され
るシリアルデータの送受信処理をバスコントローラによ
り行うデータバスシステムに関し、シリアルデータの送
受信の際の同期回復動作時に、休止時間または休止期間
を短(判断して正常動作中の情報通信機器等の端末に悪
影響を与えることのないデータバスシステムを提供する
ことを目的とし、 少なくともデータバスを介して伝送され、かつ、予め定
められた休止時間または休止期間を含むシリアルデータ
の送受信処理を行うパスコンドローうにおいて、前記シ
リアルデータの1つのパケットの終了を検知して前記休
止時間または休止期間の開始位置を判定するためのパケ
ット終了検知手段と、該判定された開始位置を基準にし
て前記休止時間または休止期間を計測する休止時間・休
止期間計測手段と、前記パケットの最終キャラクタの値
により発生する前記開始位置の判定ずれの最大時間を設
定する最大時間設定手段とを備え、前記送受信処理の際
の同期を合わせるための同期回復動作時に、前記バスコ
ントローラは、前記計測された休止時間または休止期間
を見い出して同期回復を判断すると共に、前記設定され
た最大時間の間は受信可能でかつ送信不可能とし、前記
最大時間の終了時に送受信可能とするように構成され、
あるいは、前記バスコントローラは、前記計測された休
止時間または休止期間を見い出して同期回復を判断する
と共に、前記設定された最大時間の間は受信可能とし、
かつ、該最大時間の間に受信したシリアルデータに合わ
せて送信可能とし、さらに、前記最大時間の終了時に送
受信可能とするように構成され、あるいは、前記バスコ
ントローラは、前記計測された休止時間または休止期間
を見い出して同期回復を判断すると共に、前記最大時間
の間は送受信不可能とし、前記最大時間の終了時に送受
信可能とするように構成され、あるいは、少なくともデ
ータバスを介して伝送され、かつ、予め定められた休止
時間または休止期間を含むシリアルデータの送受信処理
を行うバスコントローラにおいて、前記シリアルデータ
の1つのパケットの終了を検知して前記休止時間または
休止期間の開始位置を判定するためのパケット終了検知
手段と、該判定された開始位置を基準にして前記休止時
間または休止期間を計測する休止時間・休止期間計測手
段を備え、前記送受信処理の際の同期を合わせるための
同期回復動作時に、前記バスコントローラは、前記計測
された休止時間または休止期間を見い出して同期回復を
判断すると共に、受信したシリアルデータの1つのパケ
ットが正常に終了するまで送信を抑止するように構成さ
れる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は複数の情報通信機器間等でデータバスを介して
伝送されるシリアルデータの送受信処理をバスコントロ
ーラにより行うデータバスシステムに関する。
近年、家電機器やA V (Audio Visual
)機器やセキュリティ関連機器等の各種の情報通信機器
を共通の伝送路に接続して、機器相互間のを機器な結び
つきを深め、単に家庭内にとどまることなく進展する社
会のさまざまな機能と融合し、家庭をネットワークの一
部と位置づけて家庭内外のあらゆる情報をどこからでも
いつでも誰でもが自由に選択できるホームバスシステム
等のデータバスシステムの導入がされている。このよう
な状況において、各メーカの情報通信機器の接続互換を
確保するために、一定の規格(例えばホームバスシステ
ム規格)が制定されている。しかし、この規格はシステ
ムの基本的な動作等を規定したものであり、動作中のシ
ステムに新たに情報通信機器を追加した場合に当該機器
の立ち上げのためにシステム全体との同期を取る方法等
については特に規定していない、したがって、上記の追
加された情報通信機器は何らかの方法で他の情報通信機
器との同期を合わせる動作、すなわち同期回復動作を行
う必要が生じてくる。一方、ノイズ等のために他の情報
通信機器との同期がずれた場合にも同期回復動作が必要
となる。
本発明はこの同期回復動作を速やかに実行する機能を備
えたデータバスシステムについて言及するものである。
〔従来の技術〕
第13図は一般のデータバスシステムを示すブロック図
である。ここでは、ホームバスシステムを代表例として
図示することとする。
第13図において、8はホームバス(データバス)であ
って、家電機器やセキュリティ機器等の種々の情報通信
機器18が接続される。これらの情報通信機器18から
の各種の情報は、共通の伝送路であるホームバス8およ
びシリアル通信回線9を経由し、シリアルデータSa 
としてバスコントローラlに伝送される。このバスコン
トローラ1は、上記シリアルデータS4を受信して適切
に処理するCPU 6と、このCPU 6と外部のシリ
アル通信回線9とのインクフェイスの役目をするシリア
ル通信IC7とから構成される。このシリアル通信[C
7では、シリアル形式で転送されるシリアルデータS。
をパラレル方式の複数ビットのデータ信号り、〜D、に
変換してCPII6に送り込むと共に、CPU 6に対
し割り込み信号S irqを出力してシリアル通信によ
る処理が必要であることをCPU Gに認識させるよう
にしている。
第14図はシリアルデータの基本フォーマットを示す図
である。第14図において、シリアルデータS、はパケ
ット単位で一定の休止時間(例えば10as)または休
止期間(例えば、22ビ・ント(bit) +10m5
))を置いて伝送され、かつ、各々特定の制御コードを
有する複数のキャラクタ(またはバイト)から構成され
るように予め規定されている。ここで、第14図中の略
号と制御コード名との対応関係を次の表に示すこととす
る。
上記制御コードの中でBC(電文長コード)はDATA
のキャラクタ数を示すものであり、1〜256キヤラク
タ内で可変長になっている。さらに、キャラクタとキャ
ラクタとの間隔は開けないで、前のキャラクタのストッ
プビット(SPと表示)に続けて次のキャラクタのスタ
ートビット(STと表示)が入ってくる。なお、SPの
前のPはパリティビットを示している。
第15図はパケット間の休止時間・休止期間を拡大して
示す図である。ここで、個別通信の場合は、相手先の了
承(ACX)データや不承認(NAK)データの回答を
得るためにダミーコードおよびACK/NAKの制御コ
ードが付いているので、パケット間は休止時間(例えば
、10u)で規定される。また一方で、同報通信の場合
は、相手先が特定されないためにダミーコードおよびA
CK/NAにがなくなるので、パケット間は休止期間(
例えば、22ビツト+Io11s)で規定される。なお
、TFは同期回復監視時間(例えば、208μs)であ
り、複数機器間における休止時間・休止期間測定誤差を
吸収するための時間である。上記の休止時間・休止期間
の間は、シリアルデータSdの送受信を行うことはでき
ないが、第15図中の■の位置以降(TF終了後)では
、いつでも送受信を行うことができる。
上記のホームバスシステムが現在勤作中の場合にこのシ
ステムに新たに情報通信機器を追加したときは、この追
加された機器による送受信の際の同期を合わせるために
同期回復動作を行わなければならない。このため、従来
は、ホームバス上のシリアルデータSdに含まれる休止
時間または休止期量分の空き状態(第15図)をバスコ
ントローラ1により見い出すことによって動作中の他の
情報通信機器との同期が取れたものと判断していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のとおり、ホームバスシステム等のデータバスシス
テムにおける従来の同期回復方法では、個別通信モード
および同報通信モードに応じてパケット間の休止時間お
よび休止期間の長さをそれぞれ検出して他の情報通信機
器等の端末との同期が取れたことを確認していた。
しかし、上記通信モードのうちで特に同報通信モードの
場合に、第16図に示すように、1つのパケットの最終
キャラクタであるFCCにおける後半部分(例えば、b
lからSPまで)にデータがない期間が発生したときは
、この期間(第16図中の■)に動作を開始した端末は
、早い位置からデ−タバス上が空き状態にあると判断し
てしまう。
すなわち、最終キャラクタの値によっては実際の休止期
間の終わりより早い位置で休止期間が終了したと勘違い
をしてしまう。この勘違いにより、上記端末が誤った休
止期間終了位置(第16図中の■の位置)より送信を開
始することが考えられる。
このため、今まで正常に動作していた他の端末が休止期
間(第16図中の■)に入っているときにデータを受信
することになって上記の他の端末が誤動作を起こすとい
う問題が生じてくる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、シリ
アルデータの送受信の際の同期回復動作時に、休止時間
または休止期間を短く判断して正常動作中の情報通信機
器等の端末に悪影響を与えることのないデータバスシス
テムを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の第1〜第3原理に係るデータバスシス
テムを示すブロック図である。この場合、第1〜第3原
理に係るデータバスシステムのハードウェア構成は同じ
なので、共通の図面により示す。さらに、ここでは、バ
スコントローラ1は、CPυ6およびシリアル通信IC
7を含むものとする。
なお、前述した構成要素と同様のものについては、同一
の参照番号を付して表す。
第1図に示すように、本発明の第1原理に係るデータバ
スシステムは、少なくともデータバスを介して伝送され
、かつ、予め定められた休止時間または休止期間を含む
シリアルデータS4の送受信処理を行うバスコントロー
ラ1において、前記シリアルデータS4の1つのパケッ
トの終了を検知して前記休止時間または休止期間の開始
位置を判定するためのパケット終了検知手段2と、該判
定された開始位置を基準にして前記休止時間または休止
期間を計測する休止時間・休止期間計測手段3と、前記
パケットの最終キャラクタの値により発生する前記開始
位置の判定ずれの最大時間を設定する最大時間設定手段
4とを備えている。さらに、前記送受信処理の際の同期
を合わせるための同期回復動作時に、上記バスコントロ
ーラ1は、前記計測された休止時間または休止期間を見
い出して同期回復を判断すると共に、前記設定された最
大時間の間は受信可能でかつ送信不可能とし、前記最大
時間の終了時に送受信可能とするように構成される。
同じ(第1図に示すように、本発明の第2原理に係るデ
ータバスシステムは、前述の第1原理の場合と同様のパ
ケット終了検知手段2、休止時間・休止期間計測手段3
および最大時間設定手段4を備えている。さらに、前記
送受信処理の際の同期を合わせるための同期回復動作時
に、前記バスコントローラ1は、前記計測された休止時
間または休止期間を見い出して同期回復を判断すると共
に、前記設定された最大時間の間は受信可能とし、かつ
、該最大時間の間に受信したシリアルデータS。
に合わせて送信可能とし、さらに、前記最大時間の終了
時に送受信可能とするように構成される。
同じく第1図に示すように、本発明の第3原理に係るデ
ータバスシステムは、前述の第1原理および第2原理の
場合と同様の構成要素を備えている。さらに、前記送受
信処理の際の同期を合わせるための同期回復動作時に、
前記バスコントローラ1は、前記計測された休止時間ま
たは休止期間を見い出して同期回復を判断すると共に、
前記最大時間の間は送受信不可能とし、前記最大時間の
終了時に送受信可能とするように構成される。
第2図は本発明の第4原理に係るデータバスシステムを
示すブロック図である。第2図に示すように、本発明の
第4原理に係るデータバスシステムは、少なくともデー
タバスを介して伝送され、かつ、予め定められた休止時
間または休止期間を含むシリアルデータS4の送受信処
理を行うコントローラ1において、前記シリアルデータ
Sdの1つのパケットの終了を検知して前記休止時間ま
たは休止期間の開始位置を判定するためのパケット終了
検知手段2と、該判定された開始位置を基準にして前記
休止時間または休止期間を計測する休止時間・休止期間
計測手段3とを備えている。
さらに、前記送受信処理の際の同期を合わせるための同
期回復動作時に、前記バスコントローラ1は、前記計測
された休止時間または休止期間を見い出して同期回復を
判断すると共に、受信したシリアルデータSdの1つの
パケットが正常に終了するまで送信を抑止するように構
成される。
(作 用〕 本発明の第1原理によれば、タイマ等の最大時間設定手
段4により、休止時間または休止期間の開始位置の判定
ずれとして予測され得る最大時間(第16図中の■)を
考慮してこの最大時間に相当する危険期間(第16図中
の■)を予め設定しておき、かつ、バスコントローラ1
により、上記危険期間が終了した後で送信を開始するよ
うに制御している。このようにすれば、通常よりも早い
位置(第16図中の■)で動作を開始した端末でも、上
記危険期間では送信を開始しないので、システムの誤動
作のおそれはなくなる。また一方で、正常動作中の他の
端末からパケットが送られてきた場合は、危険期間であ
っても正常パケットとみなしく18) て受信することとする。なお、通常の同期が合っている
場合は、休止時間または休止期間には上記の最大時間は
含まれない。
本発明の第2原理においても、前記第1原理と同じよう
に危険期間(第16図中の■)を予め設定しておき、こ
の危険期間が終了した後で送信を開始すると共に上記危
険期間でも受信を行うようにしている。さらに、第16
図中の■の危険期間に正常動作中の他の端末が送信を開
始すると、その送信が終わるまで送信できないので、■
の危険期間に他の端末が送信を開始した場合(パケット
を受信した場合)は、そのパケットに合わせて送信を開
始する(競合送信ともよばれる)。
この方法により、通常よりも早い位置で動作を開始した
端末でも、■の危険期間に送信を開始しないので、誤動
作のおそれはな(なる。また、既に同期の取れている他
の端末が送信を開始した場合には、それに合わせて送信
を開始するため、最大でも■の危険期間だけ送信を待た
されるのみであり、lパケット待たされずに済む。
本発明の第3原理においても、最大時間設定手段4によ
り危険期間(第16図中の■)を予め設定してこの危険
期間が終了した後で送信を開始する点は前記第1および
第2原理と同様である。ただし、この場合は、前記第1
および第2原理と異なり、第16図中の■の危険期間に
パケットを受信した場合でも従来方式の端末が立ち上げ
時に早く送信を開始した可能性がある点を考慮して上記
パケットの受信処理を行わないようにしている。すなわ
ち、■の危険期間では受信したすべてのパケットを異常
パケットとして処理する。
本発明の第4原理によれば、危険期間を特に規定しない
代わりに、正常動作中の他の端末からのデータを1パケ
ット分受信して受信終了を確認した後に送信を開始する
ようにしている。この1パケツト受信により同期回復処
理を行えば、送信側の端末との同期を正しく取ることが
できるので、パケットの終了を正確に判断することが可
能となる。この結果、休止時間または休止期間の検出に
際しても位置ずれを発生することはな(なる。
かくして、本発明では、データバスシステムにおけるシ
リアルデータの送受信の際の同期回復動作時に、休止時
間または休止期間の開始位置の判定ずれを考慮して危険
期間を設定することにより送信を抑止したり正常パケッ
トの受信終了を確認してから送信を開始したりしている
ので、休止時間または休止期間を短く判断して正常動作
中の端末に悪影響を与えるのを防止することが可能とな
る。
〔実施例〕
第3図は本発明の第1〜第3原理に係る実施例のハード
ウェア構成を示す図である。この場合、第1〜第3原理
に係る実施例のハードウェアの構成は同じなので、共通
の図面により示す。さらに、ここでは、データバスコン
トローラ内のシリアル通信IC7の部分を特に詳細に図
示することとする。
第3図においては、シリアル通信ICT内の各ブロック
に対する総指令部としての役割を果たすバス制御部16
を設けている。このバス制御部16では、データフォー
マットの認識を行い、各ブロックに対して動作の指示を
与える。さらに、同期が取れていない状態のときに、デ
ータバス上のシリアルデータS、の状況と、タイマ等か
らなるパケット終了検知手段2や休止時間・休止期間計
測手段3や最大時間設定手段4とを使用して同期が取れ
た状態を判断している。さらに、送信および受信の状況
を把握して各ブロックに対し動作の指示を与える。
ここで、上記シリアル通信ICT内の各ブロックを順次
説明する。まず初めに、シリアルデータを受信するため
の受信シフトレジスタ11を設けている。次に、この受
信シフトレジスタ11の出力側に受信データバッファ1
2を設けている。上記受信シフトレジスタ11は、デー
タバスからシリアル通信回線9を介して入ってきたシリ
アルデータをパラレルデータに変換した後にバスM御部
16の指示により受信データバッファ12に上記パラレ
ルデータを渡すと共に、このデータを入力したことをバ
ス制御部16に知らせるものである。また、上記受信デ
ータバッファ12は、受信したデータを一時的に蓄える
ものである。この受信データバッファ12を受信シフト
レジスタと別個に設けることでCPII6(第1図)の
データの読み出しを行いやす(している。さらに、シリ
アルデータS、を送信するための送信データバッファ1
3および送信シフトレジスタ14を設けている。上記送
信データバッファ13は、送信を行うデータを一時的に
蓄えるものである。この送信データバッファ13を送信
シフトレジスタ14と別個に設けることでCPU 6の
データの書き込みを行いやすくしている。上記送信シフ
トレジスタ14は、バス制御部16の指示によりパラレ
ルデータをシリアルデータに変換した後にシリアル通信
回線、9に送信信号として送り込むものである。
この場合、データの読み出しおよび書き込み等の各種動
作は、すべてCPU 6からCPU−11070を介し
て受信および送信データバッファ12 、13に所定の
制御信号Scを入力することにより実行される。
なお、この制御信号S、中の110 、 Wllおよび
山は、それぞれ読み出し信号、書き込み信号およびチッ
プセレクト信号を示している。さらに、バス制御部16
にクロック・タイマ15を接続している。このクロック
タイマ15は、シリアルデータの伝送スピードに合わせ
て、受信シフトレジスタ11の受信データの受信サンプ
ル点や送信シフトレジスタ14の送出タイミング等の基
本となる信号を生成するものである。さらに、上記バス
制御部16に状態レジスタ17を接続している。この状
態レジスタ17は、バス制御部16がデータフォーマッ
トを認識するために必要な情報を記憶するものである。
例えば、同期が取れている状態か/取れていない状態か
を記憶している。なお、上記の各種レジスタ内のアドレ
スは、CPU6から送られるアドレス信号A。
〜A1により指定される。
さらに、第3図においては、パケット終了検知手段2と
して、データ終了判定タイマ20をバス制御部16に接
続している。このデータ終了判定タイマ20は、ある一
定期間でキャラクタ内にデータがないか否かを検出して
データ(パケット)が終了したことを判定するために上
記一定期間をカウントするものである。さらに、休止時
間・休止期間計測手段3として、休止時間・休止期間タ
イマ30をバス制御部16に接続している。この休止時
間・休止期間タイマ30は、データ終了判定タイマ20
により検出された位置を基準にして休止時間または休止
期間をカウントするものである。すなわち、実際の休止
時間または休止期間から、データ終了判定タイマ20の
値を引いた長さを検出することになる。したがって、上
記休止時間・休止期間タイマ20の値にデータ終了判定
タイマ30の値を加算した結果が、実際の休止時間また
は休止期間に相当する。さらに、最大時間設定手段4と
して、引き延ばしタイマ40をバス制御部16に接続し
ている。
この引き延ばしタイマ40は、同期がずれているときに
、休止時間または休止期間の長さを補正するためのもの
である。
第4図は本発明の第4原理に係る実施例のハードウェア
構成を示す図である。ここでは、引き延ばしタイマ40
がない点が第3図と異なるだけで、その他のハードウェ
ア構成は第3図と同様である。
第5図は本発明の第1原理に係るタイミングチャートで
あり、第6A図および第6B図は本発明の第1原理に係
る同期回復処理手順を説明するためのフローチャートで
ある。なお、本発明と従来方式との違いをより明確にす
るために、従来の同期回復処理手順をフローチャートに
より第7図に示すこととする。
第5図においては、同報通信モードの場合にパケットの
最終キャラクタ(FCC)のデータに対して予測され得
る最悪のずれ時間(第5図中の■)を可変誤差時間(第
5図中の■)の最大値(危険期間)としている。さらに
、この可変誤差時間の最大値の分だけ休止期間を引き延
ばしている。もし、この間に他゛の端末からパケットを
受信した場合は正常パケットとして受信処理を行うので
、この正常パケットを受信した時間が早ければ早いほど
受信の際の可変誤差時間を短くすることができる。
ついで、この可変誤差時間を設定するためのタイマ等の
動作を第6A図および第6B図に従って詳しく述べるこ
ととする。
この第6A図および第6B図において、新たに追加した
情報通信機器等を立ち上げるときや、送受信の際の同期
の乱れが発生したときは、まず初めに、ある一定期間の
データの発生がない時間をデータ終了判定タイマ20に
よりカウントしてデータの終了を検出する(ステップミ
ルステップC)。
次に、休止時間・休止期間タイマ30により休止期間の
時間をカウントする。この休止時間・休止期間タイマ3
0が終了するまでにデータが発生した場合はフレームの
先頭とみなして受信を行う。ここで、1フレームの受信
中にエラーを生ずることなく1パケット分が正常に終了
したときに、同期回復の状態と判断する(ステップミル
ステップh)。
上記のステップミルステップhの動作は、従来方式(第
7図)の動作と同様である。
さらに、休止時間・休止期間タイマ30が終了するまで
データの発生がないときは、従来方式(第7図)では、
この時点で同期の回復がなされたものとしていたが、第
6A図および第6B図においては、さらにデータの検出
ずれの最悪値を考慮し、引き延ばしタイマ40により休
止期間を延ばして同期の回復する位置を遅らせる(可変
誤差時間を設定する、ステップミルステップm)。また
一方で、上記引き延ばしタイマ40が終了する前にデー
タが入ってきたときには、受信同期回復の状態と判断し
て通常の受信を開始する(ステップn、ステップ0)。
すなわち、この場合は、引き延ばしタイマ40が動作中
であっても受信のみは正しく認識していることになる。
第8A図および第8B図は本発明の第2原理に係る同期
回復処理手順を説明するためのフローチャートである。
なお、この場合のタイミングチャートは前記第1原理の
場合と同様なので、図示しないこととする。ここでは、
ステップミルステップhの動作は従来方式(第7図)の
動作と同様である。
さらに、ステップlで休止時間・休止期間タイマ30が
終了するまでデータの発生がないときは、従来方式(第
7図)では、この時点で同期の回復がなされたものとし
ていたが、第8A図および第8B図においては、さらに
データの検出ずれの最悪値を考慮し、引き延ばしタイマ
40により休止期間を延ばして同期の回復する位置を遅
らせる(ステップミルステップm)、また一方で、上記
引き延ばしタイマ40が終了する前にデータが入ってき
たときには、受信同期回復の状態と判断して通常の受信
を開始する(ステップミルステップp)。
ここで、送信待ちの場合は、受信したデータに合わせて
一緒に送信を開始する(ステップq)。
第9図は本発明の第3原理に係るタイミングチャートで
あり、第10A図および第10B図は本発明の第3原理
に係る同期回復処理手順を説明するためのフローチャー
トである。
第9図においては、回報通信モードの場合に予測され得
る最悪のずれ時間(第9図中の■)に相当する誤差時間
(第9図のO)を危険期間として設定している。この場
合は、第5図と異なり、上記誤差時間を固定し、この誤
差時間内では受信処理および送信処理のいずれも行わな
いこととする。
ついで、この誤差時間を設定するためのタイマ等の動作
を第10A図および第10B図に従って詳しく述べるこ
ととする。
この第10A図および第10B図においては、ステップ
ミルステップhの動作は、従来方式(第7図)の動作と
同様である。
さらに、ステップiで休止時間・休止期間タイマ30が
終了するまでデータの発生がないときは、従来方式(第
7図)では、この時点で同期の回復としていたが、第1
0A図および第10B図では、さらにデータの検出ずれ
の最悪値を考慮し、引き延ばしタイマ40により休止期
間を延ばして同期の回復する位置を遅らせる(ステップ
ミルステップm)。
また一方で、この引き延ばしタイマ40が終了する前に
データが入ってきたときには、従来方式(第7図)の端
末が立ち上げ時にデータのパケットの送信を早(開始し
たことも考えられるため、すべて異常パケットとして受
信処理した後に上記引き延ばしタイマ40が終了するま
で同期回復のための動作を続ける。したがって、この場
合には、同期回復時間が第6A図および第6B図ならび
に第8A図および第8B図の場合よりも多少大きくなる
が、危険期間中に余計な送受信処理をしなくて済むので
、バスコントローラの回路構成が比較的簡単になるとい
う利点を有している。
第11図は本発明の第4原理に係るタイミングチャート
であり、第12図は本発明の第4原理に係る同期回復手
順を説明するためのフローチャートである。
第11図におい”ζは、同報通信モードの場合でも引き
延ばしタイマ40(第3図)を用いて誤差時間を規定す
ることはせず、正常動作中の他の端末からのデータを受
信したときに1フレームの受信が終了するまで送信処理
を行わないようにしている。
すなわち、他のいずれかの端末がデータを送り込むまで
、バスコントローラを送信待ちの状態にして同期回復の
ための動作を続けることとする。ついで、このような同
期回復処理の具体的手順を第12図に従って詳しく述べ
ることとする。
この第12図においては、ステップミルステップhの動
作は、従来方式(第7図)の動作と同様である。
さらに、ステップiで休止時間・休止期間タイマ30が
終了するまでデータの発生がないときは、従来方式(第
7図)と同様に受信においては同期の回復を行う(ステ
ップj)。その後、1フレームの受信の終了点で送信の
同期の回復を行う(ステップに〜ステップm)。この場
合、システム内のどこかの端末から必ず正常パケットが
送信されることが最低限要求されるので、システム全体
が送信待ちの状態になっているときは動作しないおそれ
がある。しかし、引き延ばしタイマ等の余計なハードウ
ェアを増設しなくて済むので、回路の占有面積の部域が
図れるという利点を有している。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ホームバスシステ
ム等のデータバスシステムにおけるシリアルデータの送
受信の際の同期回復動作時に、休止時間または休止期間
の開始位置の判定ずれを考慮して危険期間を設定するこ
とにより送信を抑止したり正常パケットの受信終了を確
認してから送信を開始したりしているので、休止時間ま
たは休止期間を短く判断して正常動作中の端末に悪影響
を与えるのを防止することが可能となる。したがって、
この端末が誤動作を起こすおそれはなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1〜第3原理に係るデータバスシス
テムを示すブロック図、 第2図は本発明の第4原理に係るデータバスシステムを
示すブロック図、 第3図は本発明の第1〜第3原理に係る実施例のハード
ウェア構成を示す図、 第4図は本発明の第4原理に係る実施例のハードウェア
構成を示す図、 第5図は本発明の第1原理に係るタイミングチャート、 第6A図は本発明の第1原理に係る同期回復処理手順の
前半部を説明するためのフローチャート、第6B図は本
発明の第1原理に係る同期回復処理手順の後半部を説明
するためのフローチャート、第7図は従来の同期回復処
理手順を説明するためのフローチャート、 第8A図は本発明の第2原理に係る同期回復処理手順の
前半部を説明するためのフローチャート、第8B図は本
発明の第2原理に係る同期回復処理手順の後半部を説明
するためのフローチャート、第9図は本発明の第3原理
に係るタイミングチャート、 第10A図は本発明の第3原理に係る同期回復処理手順
の前半部を説明するためのフローチャート、第10B図
は本発明の第3原理に係る同期回復処理手順の後半部を
説明するためのフローチャート、第11図は本発明の第
4原理に係るタイミングチャート、 第12図は本発明の第4原理に係る同期回復処理手順を
説明するためのフローチャート、第13図は一般のデー
タバスシステムを示すブロック図、 第14図はシリアルデータの基本フォーマットを示す図
、 第15図はパケット間の休止時間・休止期間を拡大して
示す図、 第16図は従来の問題点を説明するための図である。 図において、 1・・・バスコントローラ、 2・・・パケット終了検知手段、 3・・・休止時間・休止期間計測手段、4・・・最大時
間設定手段、6・・・CPU。 7・・・シリアル通信IC0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくともデータバスを介して伝送され、かつ、予
    め定められた休止時間または休止期間を含むシリアルデ
    ータ(S_d)の送受信処理をバスコントローラ(1)
    により行うデータバスシステムにおいて、前記バスコン
    トローラ(1)は、前記シリアルデータ(S_d)の1
    つのパケットの終了を検知して前記休止時間または休止
    期間の開始位置を判定するためのパケット終了検知手段
    (2)と、 該判定された開始位置を基準にして前記休止時間または
    休止期間を計測する休止時間・休止期間計測手段(3)
    と、 前記パケットの最終キャラクタの値により発生する前記
    開始位置の判定ずれの最大時間を設定する最大時間設定
    手段(4)とを備え、 前記送受信処理の際の同期を合わせるための同期回復動
    作時に、前記計測された休止時間または休止期間を見い
    出して同期回復を判断すると共に、前記設定された最大
    時間の間は受信可能でかつ送信不可能とし、前記最大時
    間の終了時に送受信可能とすることを特徴とするデータ
    バスシステム。 2、少なくともデータバスを介して伝送され、かつ、予
    め定められた休止時間または休止期間を含むシリアルデ
    ータ(S_d)の送受信処理をバスコントローラ(1)
    により行うデータバスシステムにおいて、前記バスコン
    トローラ(1)は、前記シリアルデータ(S_d)の1
    つのパケットの終了を検知して前記休止時間または休止
    期間の開始位置を判定するためのパケット終了検知手段
    (2)と、 該判定された開始位置を基準にして前記休止時間または
    休止期間を計測する休止時間・休止期間計測手段(3)
    と、 前記パケットの最終キャラクタの値により発生する前記
    開始位置の判定ずれの最大時間を設定する最大時間設定
    手段(4)とを備え、 前記送受信処理の際の同期を合わせるための同期回復動
    作時に、前記計測された休止時間または休止期間を見い
    出して同期回復を判断すると共に、前記設定された最大
    時間の間は受信可能とし、かつ、該最大時間の間に受信
    したシリアルデータ(S_d)に合わせて送信可能とし
    、さらに、前記最大時間の終了時に送受信可能とするこ
    とを特徴とするデータバスシステム。 3、少なくともデータバスを介して伝送され、かつ、予
    め定められた休止時間または休止期間を含むシリアルデ
    ータ(S_d)の送受信処理をバスコントローラ(1)
    により行うデータバスシステムにおいて、前記バスコン
    トローラ(1)は、前記シリアルデータ(S_d)の1
    つのパケットの終了を検知して前記休止時間または休止
    期間の開始位置を判定するためのパケット終了検知手段
    (2)と、 該判定された開始位置を基準にして前記休止時間または
    休止期間を計測する休止時間・休止期間計測手段(3)
    と、 前記パケットの最終キャラクタの値により発生する前記
    開始位置の判定ずれの最大時間を設定する最大時間設定
    手段(4)とを備え、 前記送受信処理の際の同期を合わせるための同期回復動
    作時に、前記計測された休止時間または休止期間を見い
    出して同期回復を判断すると共に、前記最大時間の間は
    送受信不可能とし、前記最大時間の終了時に送受信可能
    とすることを特徴とするデータバスシステム。 4、少なくともデータバスを介して伝送され、かつ、予
    め定められた休止時間または休止期間を含むシリアルデ
    ータ(S_d)の送受信処理をバスコントローラ(1)
    により行うデータバスシステムにおいて、前記バスコン
    トローラ(1)は、前記シリアルデータ(S_d)の1
    つのパケットの終了を検知して前記休止時間または休止
    期間の開始位置を判定するためのパケット終了検知手段
    (2)と、 該判定された開始位置を基準にして前記休止時間または
    休止期間を計測する休止時間・休止期間計測手段(3)
    とを備え、 前記送受信処理の際の同期を合わせるための同期回復動
    作時に、前記計測された休止時間または休止期間を見い
    出して同期回復を判断すると共に、受信したシリアルデ
    ータS_dの1つのパケットが正常に終了するまで送信
    を抑止することを特徴とするデータバスシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010103603A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Daikin Ind Ltd 伝送制御装置および伝送制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010103603A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Daikin Ind Ltd 伝送制御装置および伝送制御方法

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