JPH04157335A - 気密度測定装置及びその測定方法 - Google Patents

気密度測定装置及びその測定方法

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JPH04157335A
JPH04157335A JP28075090A JP28075090A JPH04157335A JP H04157335 A JPH04157335 A JP H04157335A JP 28075090 A JP28075090 A JP 28075090A JP 28075090 A JP28075090 A JP 28075090A JP H04157335 A JPH04157335 A JP H04157335A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クリーンルーム及びこれに接続した給排気用
ダクトの気密度を、個別に測定する装置に関する。
〔従来の技術〕
バイオテクノロジーに関連する工場等の室内を清浄に保
つクリーンルームでは、危険な微生物を用いて有用物質
を生産する関係上、外気への微生物の漏出を防止すべく
クリーンルーム内を負圧にし、また、クリーンルーム内
やこれに接続された給排気用のダクトをホルマリン等を
用いて滅菌している。
これを第6図により説明すると、一端が外気に開口する
ダクト2を高気密度ダンパー10Aを介してダクト3.
4に分岐させ、ダクト3を高気密度ダンパーIQBを介
してクリーンルーム1の吸い込み開口部に接続し、ダク
ト4は送気用送風機9、高気密度ダンパー10C及び微
粒子除去用のHEPAフィルタ12を介してクリーンル
ーム1の吹き出し開口部に接続されている。また、微粒
子除去用のフィルタエ4と高気密度ダンパーI0Eとを
介して一端が外気に開口するダクト8をダクト5.6に
分岐させ、ダクト6は排気用送風機】3を介してクリー
ンルーム1の吸い込み開口部に接続し、ダクト5は高気
密度ダンパー10Dを介してクリーンルーム1の吹き出
し開口部に接続するとともに、分岐したダクト7を介し
て滅菌装置11に接続されている。
次に、その作用を説明すると、高気密度ダンパーIOC
,IOEを開放し、高気密度ダンパー】OB、IODを
閉止し、クリーンルーム1内が負圧を保持するようにし
て送風機9.13を駆動すると、ダクト2から取り込ま
れた外気はダクト4の微粒子除去用のフィルタ12から
クリーンルーム1に吹き出され、次に、ダクト6.8及
び微粒子除去用フィルタ14を介して外気に排出される
なお、この全外気方式とは別に、高気密度ダンパー10
Bを開放して、ダクト4から送出された外気の一部をダ
クト3に吸い込ませて循環させる省エネルギー型の駆動
方式もある。
次に、高気密度ダンパー1(IB乃至10Eを閉じて送
風機13を駆動すると滅菌装置11からの滅菌剤がダク
ト5、クリーンルーム1、ダクト6を循環してクリーン
ルーム1を清浄にする。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したクリーンルーム及びダクト系は、有害な微生物
及び滅菌剤が外部に漏出しないようにするために、規定
どおりの気密性を有するように製造されて現場に設置さ
れるが、この気密性が長期にわたり規定どおりに保持さ
れているか否かを時々、定期的に点検することが必須の
要件となるが、これを実験室的に測定する装置は提案さ
れているものの、この種の定期点検を容易に反復して行
える気密度測定装置は未だ提案されていない状況である
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、クリーンルーム及びそのダクト系の気
密度を定期的に、かつ個別的に、しかも容易に測定する
ことが出来る気密度測定装置及びその測定方法を提供す
るにある。
(1題を解決するための手段〕 本発明は、上記課題を解決するために、クリーンルーム
に第1の送風機により外気を吸引して送り込むダクトを
、クリーンルームに第2の送風機により内部の気体を外
気に排出するダクトを備え、外気送り込み用ダクトの外
気開口側及びクリーンルーム吹き出し側と、内部気体の
排出用ダクトのクリーンルーム吸い込み側及び外気開口
側とにダクト開閉手段をそれぞれ備え、クリーンルーム
と、外気送り込みダクトと、内部の気体を排出するダク
トとにそれぞれ、外気を送り込みもしくは内部気体を排
出するブロワ、ブロワを流れる気体流量を測定する流量
計、及び内部の気圧と大気圧との差圧を検出する差圧検
出手段を備えるように構成したものである。
また、本発明は、上記クリーンルームの吹き出し側及び
吸い込み側のダクト開閉手段を閉塞し、上記差圧検出手
段からの差圧値が設定値を保持するように上記ブロワに
よる外気送り込み量もしくは内部気体排出量を制御し、
ブロワを流れる気体流量と基準値との偏差量からクリー
ンルームの気密度を測定する点を特徴とするものである
さらに、本発明は、上記外気送り込み用ダクトの外気開
口側及びクリーンルーム吹き出し側に設けたダクト開閉
手段、もしくは内部気体の排出用ダクトのクリーンルー
ム吸い込み側及び外気開口側に設けたダクト開閉手段を
閉止し、上記差圧検出手段からの差圧値が設定値を保持
するように上記ブロワによる外気送り込み量もしくは内
部気体排気量を制御し、ブロワを流れる気体流量と基準
値との偏差量から外気送り込み用ダクト、もしくは内部
気体の排出用ダクトの気密度を測定するように構成した
ものである。
(作用〕 ダクト開閉手段を選択的に閉路してクリーンルーム、外
気送り込み用、もしくは内部気体排出用ダクトを密閉状
態にし、内部の気圧と大気圧との差圧が設定値を保持す
るようにブロワによる外気送り込み量、もしくは内部気
体の排出量を制御し、この時に検出したブロワを流れる
気体流量値と基準値との偏差量からクリーンルーム、外
気送り込み用、もしくは内部気体排出用ダクトの気密度
を個別にとり定する。
〔実施例〕
以下に本発明の詳細を、添付した図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の実施例を示すもので、図中の参照符号
l乃至14を付したものは第6図で説明したものと同一
構成、同一機能を有するものであるから、その詳述は省
略する。
第1図(A)はクリーンルームの平面図において気密度
測定装置を設けた実施例の構成を示したもので、クリー
ンルーム1の側壁には、同図(E)に示すようム二貫通
孔27.2Bを設け、貫通孔27にはクリーンルーム1
内の気圧と大気圧との差圧を検出する差圧計29Bが設
けられ、貫通孔28には流量計30と、外気に開口し、
クリーンルーム1に外気を送り込み、もしくは内部気体
を排出するブロワ31が設けられている。
また、換気用ダクト3には、第1図(D)に示すように
、貫通孔27.28を設け、貫通孔27には差圧計29
Aを、貫通孔28にはブロワ32Aが設けられている。
なお、上記ブロワ32Aには流量計ならびに流量制御弁
が併設されているが、これを省略して図示しである。
クリーンルーム1の気体を排出するダクト6にも、同様
に貫通孔27.28が設けられ、これらを介して差圧計
29C、ブロワ32Cが設けられている(第1図(A)
)。
他方、第1図(B)に示すように、ダクト3が接続され
たクリーンルーム1の吹き出し開口部の周縁部には、シ
ール部材21・・が固定ビス22・・により固定され、
通常運転時にはシール部材21・・に連なるバッキング
23・・を介してガラリ25が固定ビス24・・により
固定され、定期点検時にはこのガラリを取り外し、第1
図(C)に示すように開口部閉塞用の遮蔽+7i26が
固定ビス24.24Lこより固定されるように構成され
ている。なお、このような遮蔽板26の取付装置はダク
ト4乃至6とクリーンルーム1との接続開口部に設けら
れていることは当然である。
このように構成された装置の作用を以下に説明する。
先ず、クリーンルーム1の気密度を測定するには、第1
図(B)に示すガラリ25・・を取り外して同図(C)
に示す遮蔽板26・・を装着してダクト4.5の吹き出
し開口部及びダクト3.6の吸い込み開口部を閉塞し、
クリーンルーム1を密閉状態にする。次に、差圧計29
8が1mmH2Oの差圧を示すように、図示しない流量
制御弁の弁開度を調整し、もしくはブロワ32Bの回転
数を調整してクリーンルームlへの外気送り込み量もし
くは排出量を制御し、この時のブロワ32Bによる送出
もしくは排出気体流量を検出して基準値との偏差値を検
出し、これによりクリーンルームlの気密度を測定する
次に、換気用ダクト3、外気送り込み側のダクト4の気
密度を測定するには、ダクト3.4のクリーンルーム1
への開口部を遮蔽板26・・により閉塞するとともに、
高気密度ダンパー10Aを閉止、高気密度ダンパー10
B、IOCを開放して密閉状態にする。そして、ブロワ
32Aを駆動し、ダクト3Lこ設けた差圧計29Aが1
mmHz○の差圧を示す時のブロワ32Aを流れる気体
流量を測定し、この値と基準値との偏差値からダクト3
.4の気密度を測定する。
ダクト5.6の気密度をI11定するには、ダクト5.
6のクリーンルームlにおける開口部を遮蔽板26・・
により閉塞し、高気密度ダンパー10Eを閉止、高気密
度ダンパー10Dを開放し、ブロワ32Cを駆動し、差
圧計29Cが1mmHtOの差圧を示す時の流量値と基
準値との差圧からダクト5.6の気密度を検出する。
なお、本実施例において、4枚の遮蔽板26によりクリ
ーンルーム1を密閉するとともに、給排気系のダクト2
.8を高気密度ダンパー1OA、】OEにより閉止する
と、クリーンルーム1、ダクト3.4及びダクト5.6
の気密度を同時的に測定することも可能である。
第2図はクリーンルームの平面図に設けた本発明の他の
実施例の構成を示すもので、図中符号1乃至14は既に
説明したものと同一構成、同一機能を有するものである
から、その詳述は省略する。
なお、本実施例では、高気密度ダンパー10Fを新たに
ダクト6に設置するとともに、高気密度ダンパー10B
、l0C2IOD、IOFはクリーンルーム1の吹き出
し開口部側及び吸い込み開口部側に可能な限り近接して
配設されている。
クリーンルームILこ設けた貫通孔28には電磁ブ↑3
4が、ダク1−3に設けた貫通孔28には電磁弁33が
、ダクト6に設けた貫通孔28にはTL磁弁35がそれ
ぞれ設けられ、これら4磁弁33乃至35は、ブロワ3
9、TLM1式流量制御井38に連接された流量計37
に至る気送管36に合一にして接続されている。
そして、CRT41に接続された制御用コンピュータ4
0は、以下の作動をするように構成されている。
これには、起動開閉器swlと、クリーンルーム1の気
密度測定モードを指令するスイッチsw2、ダクト3.
4の気密度測定モードを指令するスイッチsw3、ダク
ト5.6の気密度測定モードを指令するスイッチsw4
を備える測定モード制御部401が設けられている。
スイッチSW2閉止時(クリーンルーム1)には、モー
ド制御部401からの制御信号により電磁弁制御部40
2が付勢され、電磁弁34を開、TL磁弁33.35を
閉止し、さらに、差圧計29Bの差圧信号を取り込める
ようにスイッチsw5を閉止し、また、ダンパー制御部
403からの指令信号により高気密度ダンパー10B乃
至10D、10Fを閉止する制御が行われる。
また、スイッチsw3閉止時(ダクト3.4)には、電
磁弁制御部402を介してt磁弁33を開、Ti磁弁3
4.35を閉じ、また、差圧計29Aを取り込むスイッ
チsw5を閉止し、さらに、ダンパー制御部403から
の信号によりダンパー10A乃至10Cを閉止する制御
が行われる。
次に、スイッチ5w4(ダクト5.6)を閉止すると、
測定モード制御部401からの信号によりi磁弁制御部
402を介してt磁弁35を閉、T、、磁弁33.34
を開にし、差圧計29Cの検出信号を取り込むスイッチ
sw7を閉止し、さらにダンパー制御部403からの制
御信号により、高気密度ダンパー100、IOB、IO
Fを閉にする制御を行う。
また、比較部404においては、設定値(1mmH,o
)405と差圧計29A乃至29Cを選択した出力値と
の偏差値を求め、設定値より大であれば正の信号を出力
して流■制御弁38の弁開度を小さくする制御信号を制
御弁駆動回路406から出力させ、偏差値が設定値より
小であれば負の信号を出力して流量制御弁38の弁開度
を大にする制御信号を出力させて偏差値が設定値と一致
すれば、ゼロ信号を出力させ、流量制御弁38の弁開度
をこの時の状態に保持させる制御を行なわせる。
また、比較部407は、流量計37から検出したブロワ
39を流れる気体流量を検出し、基準値408と比較し
、その偏差値をCRT41に表示させて気密度を表示さ
せる。
次に、この装置の作用を説明する。
クリーンルーム1の気密度を測定するには、SW2を閉
しると、高気密度ダンパー10B乃至10D、IOFを
閉しくステップS1)、さらに、電(■弁33.35を
閉じてTL磁方弁34開放するとともに(ステップS2
)、ブロワ39を駆動する。そして、sw5を閉路され
た差圧計29Bからの差圧が設定値1mmH,oを指示
するように流量制御弁38を制御し、クリーンルーム1
内への外気送り込み量もしくは排出量を制御するように
ブロワ駆動回路408を介してブロワ39を駆動する(
ステップ33)。この時の流量値を流量計37により検
出し、これをコンピュータ40に送り、基準値と対比し
くステップS4)、その偏差値からクリーンルーム1の
気密度を測定する(ステップS5)。
次に、ダクト3.4の気密度測定モードにおいては、ス
イッチsw3を閉じると、高気密度ダンパー10A乃至
10Cを閉じるとともに(ステップ5ll)、電磁弁3
4.35を閉じてTa磁弁33を開き(ステップ512
)、ブロワ39Aを駆動し、スイ・2チsw5を閉路さ
れた差圧計29Aからの差圧が設定値1mm1(□0を
示すように流量制御弁38を制御しくステップ513)
、この時の流量を流量計37により検出し、この流量値
と基準値との偏差四を求め(ステップ514)、これか
らクリl−3,4の気密度を測定する(ステップ515
)。
また、ダクト5.6の気密度を測定するには、スイッチ
sw4を閉じ、高気密度ダンパIOD、10E、IOF
を閉じる一方、TL磁弁33.34を閉じてTrLE5
i弁35を開放し、ブロワ39を駆動する。スイッチs
w5を閉路された差圧計29Cが設定値1mmHzoを
示すように、流量制御弁38を制御し、この時の流量計
37により検出した流量値と基準値との偏差値からダク
ト5.6の気密度を測定する。
なお、上記実施例において、クリーンルーム1及びダク
ト3乃至6の気密度測定の際に、第1図に示した遮蔽板
26・・をクリーンルーム1の吹き出し開口部及び吸い
込み開口部に設けるようすることも可能である。この場
合、高気密度ダンパー10B乃至10D、IOFは開放
する。
第3図は滅菌系ダクトを具備するクリーンルームを上か
ら眺めた本発明のさらに別の実施例の構成図を示すもの
で、図中符号1.11.2G乃至2日、29B、32B
は第1図で説明したものと同一構成を有するから、その
詳述は省略する。
滅菌装置11に接続されたダクト41の一端は分岐部を
介してダクト42.43に2分され、ダクト42はダク
ト46を介して吹き出し部48と、ダクト47を介して
吹き出し部48とに接続されている。また、ダクト43
はダクト44.45に分岐され、吹き出し部48.48
に接続されている。さらに、ダクト41の他端は送風機
52及びダクト51を経て吸い込み開口部50に接続さ
れている。なお、図中符号49.54は高気密ダンパー
を示す。
クリーンルーム1の気密度を測定するには、吹き出し開
口部48・・を遮蔽板26・・により閉止し、ブロワ3
2Bを駆動し、差圧計29Bが設定値1乃至4mmI□
Oを示すようにブロワ32Bによる流量の制御をし、基
準値とブロワ32Bによる気体流テとの偏差流量の1時
間単位の積算2A景、即ち、漏気量を5点にわたり測定
し、この漏気量をクリーンルーム1の全表面積で除算し
た単位面積当たりの数値を漏気率(m2/h −m”)
として求めた。
次に、このような装置に用いられる滅菌系ダクトの各区
分漏気率を検出する例を第4図により説明すると、同図
(A)において、遮蔽板、もしくは塩化ビニールFi6
4Aによりダクト61の端部を、遮蔽板64B、64C
により吹き出し開口部62A、62Bを閉塞するととも
に、高気密度ダンパ65を閉止する。次に、差圧計29
が1乃至10mmHzOを指示するようにブロワ32に
よる流量を制御し、この時の流量値と基準値との偏差流
量の1時間単位毎の積算流量、即ち、漏気量を5点にわ
たり測定し、遮蔽板64Aから高気密度ダンパー65に
至るダクト61の全表面積で除算して漏気率を求めた(
ケース1)。
次ニ、同図(B)において、高気當度ダンパー65を開
き、高気密度ダンパー66.67を閉し、上記したよう
にして漏気テを5点にわたり測定し、遮蔽Fi64Aか
ら高気密度ダンパー63.67に至るダンパー61の全
表面積で除算して漏気率を測定した(ケース2)。
さらに、同図(C)において、高気密度ダンパー66を
開放し、上記したようにして漏kA!i!を5点にわた
り測定し、遮蔽板64Aから高気密度ダンパー67、遮
蔽板64Bに至るタリト61の全表面積で除算し、その
漏気率を求めた(ケース3)。
最後に、同図(D)において、高気密度ダンパー67を
開放し、上記したようにして漏気率を5点にわたり検出
し、これを遮蔽板64Aから吹き出し開口164B、6
4’Cに至るダクトの全表面積で除算して漏気率を測定
したくケース4)。
第5図は、上記したクリーンルームI及びダクト61の
各区分毎(ケース1乃至ケース4)の漏気率の測定結果
をグラフで示したものである。
〔発明の効果〕
以上述べたよう乙こ本発明りこよれば、外気送り込み用
ダクトの外気開口側及びクリーンルーム吹き出し側と、
内部気体のυF出用ダクトのクリーンルーム吸い込み側
及び外気開口側とにダクト開閉手段を備え、クリーンル
ームと、外気送り込みダクト、及び内部の気体を排出す
るダクトに、外気送り込みもしくは内部気体排出用ブロ
ワ、ブロワを流れる気体流量を測定する流テ計、及び内
部の気圧と大気圧との差圧を検出する差圧検出手段を設
ける構成にしたので、ダクト開閉手段の選択的開閉、及
びブロワを操作するとともに、差圧検出手段からの検出
値が設定値を保持するようにブロワによる送り込み、も
しくは排出流量を調整し、その流量値と基f!!値との
偏差から気密度を求めることが出来、これ番こより、ク
リーンルーム等の定期検査を容易に行える測定装置を提
供することが出来る。
また、本発明によれば、ダクト開閉手段によりクリーン
ルームを密閉状態にし、差圧検出手段が設定値を指示す
るように、ブロワによる外気送り込み量もしくは内部気
体排出量を制御し、ブロワに流れる気体流量と基準値と
の偏差量からクリーンルームの気密度が測定可能となる
さらに、本発明によれば、ダクト開閉手段により外気送
り込み用ダクト、もしくは内部気体排出用ダクトを選択
的に密閉状態となし、上記したと同様にして外気送り込
み用ダクト、もしくは内部気体排出用ダクトの気密度を
測定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すもので、同図(A)は上
記実施例の構成図、同図(B)及び(C)は通常運転時
にガラリをクリーンルーム吹き出し開口部に、気密度測
定時に遮蔽板を装着した状態の断面図、同図(D)はク
リーンルームの側面に設けた貫通孔に取り付けた差圧計
と、流量計及びブロワとを示す図、同図(E)はダクト
に設けた!Ir111孔に取り付けた差圧針とブロワと
を示す図、第2図は本発明の他の実施例を示すもので、
同図(A)は上記実施例の構成図、同図(B)は上記実
施例の制御装置のブロック図、(C)、(D>は上記実
施例の作動を示すフローチャート、第3図は滅菌系ダク
トを備えるクリーンルームの漏気率を測定する実施例を
上から眺めた構成図、第4図は滅菌系ダクトの各区分漏
気率を測定する実施例の構成図を示し、同図(A)乃至
(DJは滅菌系ダクトを部分毎に区分して測定する態様
を示す図、第5図は上記第3図、第4図に示す漏気率の
測定結果を示すグラフ、第6図は従来のクリーンルーム
とダクト系とを示す構成図である。 1・・クリーンルーム、2乃至8・・ダクト、9.13
・・送風機、12.14・・微粒子除去用フィルタ、1
1・・滅菌装置、26・・遮蔽板、27.28・・貫通
孔、29A乃至29C・・差圧計、32A乃至32C・
・ブロワ、 出  願  人 清水建設株式会社 復代理人弁理士  阿部 記吉(外7名)第1図 2乃至8;り゛りL 第2図(B) 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クリーンルームに第1の送風機により外気を吸引
    して送り込むダクトを、該クリーンルームに第2の送風
    機により内部の気体を外気に排出するダクトを備え、上
    記外気送り込み用ダクトの外気開口側及びクリーンルー
    ム吹き出し側と、内部気体の排出用ダクトのクリーンル
    ーム吸い込み側及び外気開口側とにダクト開閉手段をそ
    れぞれ備え、上記クリーンルームと、外気送り込みダク
    トと、内部の気体を排出するダクトとにそれぞれ、外気
    を送り込みもしくは内部気体を排出するブロワ、上記ブ
    ロワを流れる気体流量を測定する流量計、及び内部の気
    圧と大気圧との差圧を検出する差圧検出手段を備えるこ
    とを特徴とする気密度測定装置。
  2. (2)上記請求項(1)記載のものにおいて、上記クリ
    ーンルームの吹き出し側及び吸い込み側のダクト開閉手
    段を閉塞し、上記差圧検出手段からの差圧値が設定値を
    保持するように上記ブロワによる外気送り込み量もしく
    は内部気体排出量を制御し、該ブロワを流れる気体流量
    と基準値との偏差量からクリーンルームの気密度を測定
    することを特徴とする気密度測定方法。
  3. (3)上記請求項(1)記載のものにおいて、上記外気
    送り込み用ダクトの外気開口側及びクリーンルーム吹き
    出し側に設けたダクト開閉手段、もしくは内部気体の排
    出用ダクトのクリーンルーム吸い込み側及び外気開口側
    に設けたダクト開閉手段を閉止し、上記差圧検出手段か
    らの差圧値が設定値を保持するように上記ブロワによる
    外気送り込み量もしくは内部気体排気量を制御し、該ブ
    ロワを流れる気体流量と基準値との偏差量から外気送り
    込み用ダクト、もしくは内部気体の排出用ダクトの気密
    度を測定することを特徴とする気密度測定方法。
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