JPH041563B2 - - Google Patents
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- JPH041563B2 JPH041563B2 JP56152117A JP15211781A JPH041563B2 JP H041563 B2 JPH041563 B2 JP H041563B2 JP 56152117 A JP56152117 A JP 56152117A JP 15211781 A JP15211781 A JP 15211781A JP H041563 B2 JPH041563 B2 JP H041563B2
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- Japan
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- speed pattern
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- train
- brake
- stopping
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L15/00—Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
- B60L15/20—Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L2200/00—Type of vehicles
- B60L2200/26—Rail vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動列車運転装置等に用いられる列
車定位置停止制御装置に係り、特に列車速度を所
定の停止速度パターンに追従させて列車を駅の定
位置に停止させる制御を行うものに関する。
車定位置停止制御装置に係り、特に列車速度を所
定の停止速度パターンに追従させて列車を駅の定
位置に停止させる制御を行うものに関する。
一般に、列車を効率よく運行させるためには、
表定速度(駅間距離/駅間所要時間)を上げるこ
とが必要であり、そのためには、加減速度を高く
とるか、最高速度を高くとる必要がある。しか
し、最高速度は路線の条件等により制限されてい
ることが多く、また省エネルギの観点からも最高
速度を高く設定することは好ましいことではな
い。したがつて、列車の効率的な運行をはかるた
めには、加減速度を可能な限り高くとることが重
要となる。
表定速度(駅間距離/駅間所要時間)を上げるこ
とが必要であり、そのためには、加減速度を高く
とるか、最高速度を高くとる必要がある。しか
し、最高速度は路線の条件等により制限されてい
ることが多く、また省エネルギの観点からも最高
速度を高く設定することは好ましいことではな
い。したがつて、列車の効率的な運行をはかるた
めには、加減速度を可能な限り高くとることが重
要となる。
一般に、列車のブレーキ装置は、運転台よりブ
レーキノツチ指令を与えると、その指令に対応し
た空気圧力がブレーキシリンダに供給され、そこ
で発生した力によりブレーキシユーを回転体に押
しつけてブレーキ力を得るようになつている。こ
のブレーキ力がある程度以上大きくなり、車輪と
レールの粘着限界を越えると車輪が滑走してしま
い、車輪踏面を傷めることになる。このため、ブ
レーキ力は粘着係数が低いときでも滑走が発生す
ることのないように設定されているのが普通であ
る。粘着係数は一般に天候等の要因により大きく
変動するし、また、同じブレーキノツチ指令を出
しても種々の変動要因のために必ずしも一定のブ
レーキ力、減速度が得られるとは限らない。
レーキノツチ指令を与えると、その指令に対応し
た空気圧力がブレーキシリンダに供給され、そこ
で発生した力によりブレーキシユーを回転体に押
しつけてブレーキ力を得るようになつている。こ
のブレーキ力がある程度以上大きくなり、車輪と
レールの粘着限界を越えると車輪が滑走してしま
い、車輪踏面を傷めることになる。このため、ブ
レーキ力は粘着係数が低いときでも滑走が発生す
ることのないように設定されているのが普通であ
る。粘着係数は一般に天候等の要因により大きく
変動するし、また、同じブレーキノツチ指令を出
しても種々の変動要因のために必ずしも一定のブ
レーキ力、減速度が得られるとは限らない。
ところで、自動列車運転装置等における列車定
位置停止制御装置は、列車を定位置に停止させる
ための停止速度パターンを発生する速度パターン
発生部と、この停止速度パターンと列車の実速度
とを比較してその差に応じたブレーキ指令を出力
する比較部とを備え、そのブレーキ指令により列
車速度を停止速度パターンに追従させるようにな
つている。そしてこの場合の停止速度パターン
は、上記のようなブレーキ力のバラツキを考え、
そのバラツキの最小値より低いブレーキ力で得る
ことのできるある一定の減速度に設定されてい
る。したがつて、停止速度パターンは、ブレーキ
性能に対し余裕のある場合が多く、最大のブレー
キノツチを7ノツチとすると、通常は5ノツチ程
度のブレーキ力に相当する減速度の停止速度パタ
ーンとなつている。このため従来の列車定位置停
止制御装置では、ブレーキ性能に余裕のある場合
であつても、減速度を高くとることができないと
いう欠点があつた。
位置停止制御装置は、列車を定位置に停止させる
ための停止速度パターンを発生する速度パターン
発生部と、この停止速度パターンと列車の実速度
とを比較してその差に応じたブレーキ指令を出力
する比較部とを備え、そのブレーキ指令により列
車速度を停止速度パターンに追従させるようにな
つている。そしてこの場合の停止速度パターン
は、上記のようなブレーキ力のバラツキを考え、
そのバラツキの最小値より低いブレーキ力で得る
ことのできるある一定の減速度に設定されてい
る。したがつて、停止速度パターンは、ブレーキ
性能に対し余裕のある場合が多く、最大のブレー
キノツチを7ノツチとすると、通常は5ノツチ程
度のブレーキ力に相当する減速度の停止速度パタ
ーンとなつている。このため従来の列車定位置停
止制御装置では、ブレーキ性能に余裕のある場合
であつても、減速度を高くとることができないと
いう欠点があつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、ブレーキの利き具合に応じて停止速度パタ
ーンの減速度を変更し、可能な限り高い減速度で
列車の定位置停止制御を行えるようにして列車定
位置停止制御装置を提供するにある。
くし、ブレーキの利き具合に応じて停止速度パタ
ーンの減速度を変更し、可能な限り高い減速度で
列車の定位置停止制御を行えるようにして列車定
位置停止制御装置を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、停止速度
パターンと列車の実速度とを比較してその差に応
じたブレーキ指令を出し、列車速度を停止速度パ
ターンに追従させる制御を行う列車定位置停止制
御装置において、定位置停止制御中のブレーキ指
令およびこの定位置停止制御に要した時間を記憶
する記憶部と、この記憶部に記憶された既に通過
した駅についての定位置停止制御中のブレーキ指
令およびこの定位置停止制御に要した時間からブ
レーキ指令の平均値を演算し、この平均値をブレ
ーキの余裕レベルをあらわす所定の値と比較して
前記停止速度パターンの修正値を求める演算部と
を設け、この演算部の出力により前記停止速度パ
ターンを修正するようにしたことを特徴とする。
パターンと列車の実速度とを比較してその差に応
じたブレーキ指令を出し、列車速度を停止速度パ
ターンに追従させる制御を行う列車定位置停止制
御装置において、定位置停止制御中のブレーキ指
令およびこの定位置停止制御に要した時間を記憶
する記憶部と、この記憶部に記憶された既に通過
した駅についての定位置停止制御中のブレーキ指
令およびこの定位置停止制御に要した時間からブ
レーキ指令の平均値を演算し、この平均値をブレ
ーキの余裕レベルをあらわす所定の値と比較して
前記停止速度パターンの修正値を求める演算部と
を設け、この演算部の出力により前記停止速度パ
ターンを修正するようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において、1は列車、2は軌道、3は地
上子である。地上子3は停止目標点より所定の距
離だけ手前に設置され、列車1が地上子3上を通
過する際に地上子3からの信号を受信すると、そ
の地点から停止目標点までの定位置停止制御が開
始される。
上子である。地上子3は停止目標点より所定の距
離だけ手前に設置され、列車1が地上子3上を通
過する際に地上子3からの信号を受信すると、そ
の地点から停止目標点までの定位置停止制御が開
始される。
列車1上に積載された速度発電機4は列車1の
速度に応じた速度信号(通常はパルス信号)(イ)を
発生し、地点検出器5は地上子3からの信号を検
出すると地点信号(ロ)を発生する。距離カウンタ6
は地点検出器5から地点信号(ロ)が入力されると、
速度信号(イ)のカウントを開始し、地上子3の地点
からの走行距離(ハ)を出力する。速度パターン発生
部7は地上子3からの走行距離即ち列車の位置に
応じた目標速度(ニ)を発生する。この地上子3から
の走行距離に対する目標速度パターンがいわゆる
停止速度パターンである。この停止速度パターン
は第2図に示すようにある一定の減速度をもつた
曲線で表わすことができる。比較部8では、速度
パターン発生器7からの停止速度パターン(ニ)と速
度発電機4からの速度信号(イ)とを比較し、その差
に応じたブレーキノツチ指令(ホ)を出力する。ブレ
ーキ制御装置9はこのブレーキノツチ指令(ホ)を受
けてそのノツチ指令に応じたブレーキ制御を行
う。
速度に応じた速度信号(通常はパルス信号)(イ)を
発生し、地点検出器5は地上子3からの信号を検
出すると地点信号(ロ)を発生する。距離カウンタ6
は地点検出器5から地点信号(ロ)が入力されると、
速度信号(イ)のカウントを開始し、地上子3の地点
からの走行距離(ハ)を出力する。速度パターン発生
部7は地上子3からの走行距離即ち列車の位置に
応じた目標速度(ニ)を発生する。この地上子3から
の走行距離に対する目標速度パターンがいわゆる
停止速度パターンである。この停止速度パターン
は第2図に示すようにある一定の減速度をもつた
曲線で表わすことができる。比較部8では、速度
パターン発生器7からの停止速度パターン(ニ)と速
度発電機4からの速度信号(イ)とを比較し、その差
に応じたブレーキノツチ指令(ホ)を出力する。ブレ
ーキ制御装置9はこのブレーキノツチ指令(ホ)を受
けてそのノツチ指令に応じたブレーキ制御を行
う。
以上の構成は従来と同様であるが、本実施例で
はさらに、地上子3を検出してから停止するまで
のブレーキノツチ指令(ホ)とこの定位置停止制御に
要した時間を記憶する記憶部10と、この記憶部
10に記憶された過去のブレーキノツチ指令から
停止速度パターンの修正値を演算する演算部11
が設けられている。記憶部10では、列車1の走
行に伴い例えば各駅毎に、地上子を検出してから
停止するまでのブレーキノツチ指定とこの定位置
停止制御に要した時間を記憶し、演算部11で
は、記憶部10から例えば既に通過した過去10駅
分の記憶内容を読み出して各駅毎のブレーキノツ
チ指令の平均値を求め、さらにこれらの平均値に
それぞれ必要に応じ適当な重み付けをして既に通
過した駅についてのブレーキノツチ指定の加重平
均値を求め、この加重平均値をブレーキノツチ指
令の最大値より少し小さい値に定められた余裕レ
ベルと比較し、この加重平均値がブレーキノツチ
指令の最大値に対して余裕があるときは、停止速
度パターンの減速度を大きくするような修正値を
出力し、逆に余裕のないときには停止速度パター
ンの減速度を小さくするような修正値を出力す
る。速度パターン発生部7では、予め設定されて
いる停止速度パターンにこの修正値を加えて修正
された停止速度パターンを発生することになる。
はさらに、地上子3を検出してから停止するまで
のブレーキノツチ指令(ホ)とこの定位置停止制御に
要した時間を記憶する記憶部10と、この記憶部
10に記憶された過去のブレーキノツチ指令から
停止速度パターンの修正値を演算する演算部11
が設けられている。記憶部10では、列車1の走
行に伴い例えば各駅毎に、地上子を検出してから
停止するまでのブレーキノツチ指定とこの定位置
停止制御に要した時間を記憶し、演算部11で
は、記憶部10から例えば既に通過した過去10駅
分の記憶内容を読み出して各駅毎のブレーキノツ
チ指令の平均値を求め、さらにこれらの平均値に
それぞれ必要に応じ適当な重み付けをして既に通
過した駅についてのブレーキノツチ指定の加重平
均値を求め、この加重平均値をブレーキノツチ指
令の最大値より少し小さい値に定められた余裕レ
ベルと比較し、この加重平均値がブレーキノツチ
指令の最大値に対して余裕があるときは、停止速
度パターンの減速度を大きくするような修正値を
出力し、逆に余裕のないときには停止速度パター
ンの減速度を小さくするような修正値を出力す
る。速度パターン発生部7では、予め設定されて
いる停止速度パターンにこの修正値を加えて修正
された停止速度パターンを発生することになる。
第3図は停止速度パターンとブレーキノツチ指
令の発生状況を示す図である。列車がn0駅を発車
して実線Sのような速度で走行し、地上子の地点
に来ると、その地点からn1駅の停止地点に到るま
での間、速度パターン発生器は点線ニのような停
止速度パターンを発生する。この停止速度パター
ン(ニ)と列車の実速度の比例により、比較器からは
(ホ)のようなブレーキノツチ指令が出力され、列車
はn1駅の定位置に停止する。このときのブレーキ
ノツチ指定(ホ)の変化と定位置停止制御に要した時
間は記憶部に記憶される。次に列車がn1駅からn2
駅まで走行するときも、地上子3の地点からn2駅
の停止地点までの間で、同様な定位置停止制御が
行われ、そのときのブレーキノツチ指令と時間が
記憶部に記憶される。最大のブレーキノツチを7
ノツチとすると、5ノツチとか4ノツチ程度で列
車の定位置停止が行われているということはブレ
ーキがよく利いているということであり、また7
ノツチまで目いつぱいに使つて定位置停止が行わ
れているということはブレーキの利きがよくない
ということであるから、ブレーキノツチ指令を記
憶しておけば、その日、その時、その列車のブレ
ーキの利き具合を把握することができる。
令の発生状況を示す図である。列車がn0駅を発車
して実線Sのような速度で走行し、地上子の地点
に来ると、その地点からn1駅の停止地点に到るま
での間、速度パターン発生器は点線ニのような停
止速度パターンを発生する。この停止速度パター
ン(ニ)と列車の実速度の比例により、比較器からは
(ホ)のようなブレーキノツチ指令が出力され、列車
はn1駅の定位置に停止する。このときのブレーキ
ノツチ指定(ホ)の変化と定位置停止制御に要した時
間は記憶部に記憶される。次に列車がn1駅からn2
駅まで走行するときも、地上子3の地点からn2駅
の停止地点までの間で、同様な定位置停止制御が
行われ、そのときのブレーキノツチ指令と時間が
記憶部に記憶される。最大のブレーキノツチを7
ノツチとすると、5ノツチとか4ノツチ程度で列
車の定位置停止が行われているということはブレ
ーキがよく利いているということであり、また7
ノツチまで目いつぱいに使つて定位置停止が行わ
れているということはブレーキの利きがよくない
ということであるから、ブレーキノツチ指令を記
憶しておけば、その日、その時、その列車のブレ
ーキの利き具合を把握することができる。
記憶部に何駅分のブレーキノツチ指令と所要時
間を記憶するかは予め定めておき、その駅数分に
達したときは古いものを消去して順次新しいもの
に書き替える。
間を記憶するかは予め定めておき、その駅数分に
達したときは古いものを消去して順次新しいもの
に書き替える。
演算部において記憶部の記憶内容を読み出して
過去のブレーキノツチ指令の加重平均値を求め
るには、例えば次式による。
過去のブレーキノツチ指令の加重平均値を求め
るには、例えば次式による。
=1/mn
〓1
ko(1/to∫tn 0bodt) ……(1)
ただし
m:平均を求める際のデータの採用駅数
ko:重み付け係数
to:n回前の定位置停止所要時間
bo:n回前の定位置停止制御中のブレーキノツチ
指令の値 なお、mは片道分の駅数にするなど路線条件に
応じて定める。koはを求めるのに既に通過した
駅についてのデータをそれぞれどの程度重視する
かにより決定する。m及びkoは予め与えておき、
to及びboは記憶部より読み出す。
指令の値 なお、mは片道分の駅数にするなど路線条件に
応じて定める。koはを求めるのに既に通過した
駅についてのデータをそれぞれどの程度重視する
かにより決定する。m及びkoは予め与えておき、
to及びboは記憶部より読み出す。
最大のブレーキノツチが7ノツチの場合、の
値が5.0程度であれば、まだブレーキには余裕が
あることを示しているから、次の駅の定位置停止
制御では、予め設定された停止速度パターンが例
えば第4図のβ0であるとすると、演算部は修正値
として適当なバイアスΔβを出力し、速度パター
ン発生器は(β0+Δβ)の減速度の停止速度パタ
ーンを発生する。また、の値が7.0に近づきす
ぎているときは、ブレーキに余裕がないことを示
しているから、次の駅の定位置停止制御では、速
度パターン発生器は(β0−Δβ)の減速度の停止
速度パターンを発生する。この場合のΔβは例え
ば次式により算出される。
値が5.0程度であれば、まだブレーキには余裕が
あることを示しているから、次の駅の定位置停止
制御では、予め設定された停止速度パターンが例
えば第4図のβ0であるとすると、演算部は修正値
として適当なバイアスΔβを出力し、速度パター
ン発生器は(β0+Δβ)の減速度の停止速度パタ
ーンを発生する。また、の値が7.0に近づきす
ぎているときは、ブレーキに余裕がないことを示
しているから、次の駅の定位置停止制御では、速
度パターン発生器は(β0−Δβ)の減速度の停止
速度パターンを発生する。この場合のΔβは例え
ば次式により算出される。
Δβ=C(6.5−) ……(2)
ただしC:定数
なお、(2)式中の6.5はブレーキの余裕レベルを
あらわす所定の値で、ブレーキノツチ指令の最大
値より少し小さい値に定められるが、ここではブ
レーキノツチ指令の最大値7に対して6.5に定め
ている。
あらわす所定の値で、ブレーキノツチ指令の最大
値より少し小さい値に定められるが、ここではブ
レーキノツチ指令の最大値7に対して6.5に定め
ている。
上記実施例では、各駅毎に定位置停止制御中の
ブレーキノツチ指令と所要時間を記憶したが、1
回の定位置停止制御が終えたらその場でその回の
ブレーキノツチ指令の平均値を演算し、その平均
値を記憶部に記憶するようにしてもよい。
ブレーキノツチ指令と所要時間を記憶したが、1
回の定位置停止制御が終えたらその場でその回の
ブレーキノツチ指令の平均値を演算し、その平均
値を記憶部に記憶するようにしてもよい。
また、上記実施例では、ブレーキノツチ指令を
記憶するようにしたが、これらに限らずにそれに
対応するブレーキ指令を記憶すればよい。
記憶するようにしたが、これらに限らずにそれに
対応するブレーキ指令を記憶すればよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、既に通過した駅についての記憶された定位置
停止制御中のブレーキ指令およびその所要時間か
らブレーキの利き具合を判断し、それに応じて停
止速度パターンを修正するようにしたので、可能
な限り高い減速度で列車の定位置停止制御を行う
ことができ、列車の効率的な運行に寄与するとこ
ろ大である。
ば、既に通過した駅についての記憶された定位置
停止制御中のブレーキ指令およびその所要時間か
らブレーキの利き具合を判断し、それに応じて停
止速度パターンを修正するようにしたので、可能
な限り高い減速度で列車の定位置停止制御を行う
ことができ、列車の効率的な運行に寄与するとこ
ろ大である。
第1図は本発明の一実施例に係る列車定位置停
止制御装置のブロツク図、第2図は停止速度パタ
ーンの一例を示すグラフ、第3図は停止速度パタ
ーンとブレーキノツチ指令の関係を示すグラフ、
第4図は停止速度パターンの修正方法を示すグラ
フである。 1……列車、3……地上子、4……速度発電
機、5……地点検出器、6……距離カウンタ、7
……速度パターン発生器、8……比較器、9……
ブレーキ制御装置、10……記憶部、11……演
算部。
止制御装置のブロツク図、第2図は停止速度パタ
ーンの一例を示すグラフ、第3図は停止速度パタ
ーンとブレーキノツチ指令の関係を示すグラフ、
第4図は停止速度パターンの修正方法を示すグラ
フである。 1……列車、3……地上子、4……速度発電
機、5……地点検出器、6……距離カウンタ、7
……速度パターン発生器、8……比較器、9……
ブレーキ制御装置、10……記憶部、11……演
算部。
Claims (1)
- 1 列車を定位置に停止させるための停止速度パ
ターンを発生する速度パターン発生部と、この停
止速度パターンと列車の実速度とを比較してその
差に応じたブレーキ指令を出力する比較部とを備
え、前記ブレーキ指令により列車速度を前記停止
速度パターンに追従させるものにおいて、前記比
較部からの定位置停止制御中のブレーキ指令およ
びこの定位置停止制御に要した時間を記憶する記
憶部と、この記憶部に記憶された既に通過した駅
についての定位置停止制御中のブレーキ指令およ
びこの定位置停止制御に要した時間からブレーキ
指令の平均値を演算し、この平均値をブレーキの
余裕レベルをあらわす所定の値と比較して前記停
止速度パターンの修正値を求める演算部とを設
け、この演算部の出力により前記停止速度パター
ンを修正するようにしたことを特徴とする列車定
位置停止制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56152117A JPS5854801A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 列車定位置停止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56152117A JPS5854801A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 列車定位置停止制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5854801A JPS5854801A (ja) | 1983-03-31 |
JPH041563B2 true JPH041563B2 (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=15533425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56152117A Granted JPS5854801A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 列車定位置停止制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854801A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020144930A1 (ja) * | 2019-01-11 | 2020-07-16 | 株式会社日立製作所 | 列車制御システムおよび列車制御方法 |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP56152117A patent/JPS5854801A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020144930A1 (ja) * | 2019-01-11 | 2020-07-16 | 株式会社日立製作所 | 列車制御システムおよび列車制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5854801A (ja) | 1983-03-31 |
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