JPH0415445Y2 - - Google Patents
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- JPH0415445Y2 JPH0415445Y2 JP1988052925U JP5292588U JPH0415445Y2 JP H0415445 Y2 JPH0415445 Y2 JP H0415445Y2 JP 1988052925 U JP1988052925 U JP 1988052925U JP 5292588 U JP5292588 U JP 5292588U JP H0415445 Y2 JPH0415445 Y2 JP H0415445Y2
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- frame
- molding
- frames
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- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は護岸、土砂崩れ防止用に、その土圧に
抵抗して構築される側面形状がL形の擁壁、特に
コーナ部に使用する鉄筋コンクリート製のコーナ
擁壁の成形用型枠に関するものである。
抵抗して構築される側面形状がL形の擁壁、特に
コーナ部に使用する鉄筋コンクリート製のコーナ
擁壁の成形用型枠に関するものである。
従来、上記の如き盛土面等を擁壁で構築する場
合、そのコーナ部に設置されるコーナ擁壁は、通
常工場で生産される、いわゆるプレキヤスト製の
コンクリート擁壁を使用するが、設置場所に応じ
てコーナ角が90°、120°、135°或いは150°等といつ
たように各種のものが必要であるとゝもに、その
高さや厚さ等も夫々異なる。
合、そのコーナ部に設置されるコーナ擁壁は、通
常工場で生産される、いわゆるプレキヤスト製の
コンクリート擁壁を使用するが、設置場所に応じ
てコーナ角が90°、120°、135°或いは150°等といつ
たように各種のものが必要であるとゝもに、その
高さや厚さ等も夫々異なる。
したがつて、これらに対応して専用の型枠を製
作する必要があるが、これだと成形期間が長期と
なり、施工費も増大するという問題があつた。
作する必要があるが、これだと成形期間が長期と
なり、施工費も増大するという問題があつた。
このような問題点を解決するための手段とし
て、実開昭61−98290号公報に開示された、第8
図乃至第11図の如き、一個の成形用型枠で各種
のコーナ擁壁を成形することのできる成形用型枠
が提案されている。
て、実開昭61−98290号公報に開示された、第8
図乃至第11図の如き、一個の成形用型枠で各種
のコーナ擁壁を成形することのできる成形用型枠
が提案されている。
すなわち、第8図乃至第11図において、1は
基台で、その上に立設された円筒状のセンタポス
ト2には、一対の内面成形枠3の端部が円筒体4
を介して回動自在に取り付けられ、該円筒体4に
形成した周方向の長孔5に挿通されたボルト6で
センタポスト2に固定されている。
基台で、その上に立設された円筒状のセンタポス
ト2には、一対の内面成形枠3の端部が円筒体4
を介して回動自在に取り付けられ、該円筒体4に
形成した周方向の長孔5に挿通されたボルト6で
センタポスト2に固定されている。
7は一対の外面成形枠で、ポリウレタン製の連
結部材(可撓部)8で開き角が変更できるように
連結されている。そして、基台1の上面には多数
のボルト孔(図示せず)が設けられており、内面
成形枠3及び外面成形枠7は、第10図に示すよ
うな固定具9を使用してボルト10によりその脚
部分11,12を挟着することにより基台1の上
に載置固定される。
結部材(可撓部)8で開き角が変更できるように
連結されている。そして、基台1の上面には多数
のボルト孔(図示せず)が設けられており、内面
成形枠3及び外面成形枠7は、第10図に示すよ
うな固定具9を使用してボルト10によりその脚
部分11,12を挟着することにより基台1の上
に載置固定される。
内面成形枠3と外面成形枠7との間には、第9
図に示す底枠13及び水抜き孔成形用の中子杆1
4が貫通ボルト15により固定されており、該底
枠13及び中子杆14により内面成形枠3と外面
成形枠7との間隔が規定されている。なお、図中
16は前記貫通ボルト15と螺合するナツトで、
内面成形枠3に固定されている。
図に示す底枠13及び水抜き孔成形用の中子杆1
4が貫通ボルト15により固定されており、該底
枠13及び中子杆14により内面成形枠3と外面
成形枠7との間隔が規定されている。なお、図中
16は前記貫通ボルト15と螺合するナツトで、
内面成形枠3に固定されている。
17は小口板で、第11図に示すような形状に
成形されるブロツク18の断面形状に応じた形状
を有しており、内面成形枠3の端部19にボルト
等によつて固定されている。また、5角形状の板
材で形成された蓋板20は、その頂部にセンタポ
スト2の頂部面取り部21に密着する円錐端22
を有しており、その底辺部が上方に屈曲されて端
板22が一体に形成されている。
成形されるブロツク18の断面形状に応じた形状
を有しており、内面成形枠3の端部19にボルト
等によつて固定されている。また、5角形状の板
材で形成された蓋板20は、その頂部にセンタポ
スト2の頂部面取り部21に密着する円錐端22
を有しており、その底辺部が上方に屈曲されて端
板22が一体に形成されている。
そこで、蓋板20をその円錐端21をセンタポ
スト2に、端板23の両端23aを小口板17に
夫々密着させた状態で内面成形枠3の間の解放部
24を覆うように載置固定すると、センタポスト
2、内面成形枠3、外面成形枠7、底枠13、小
口板17蓋板20、端板23により断面がL形
で、平面がほぼL形の空所25が形成されるか
ら、該空所25に型枠の上方よりコンクリートを
流し込むと第11図に示すようなブロツク18が
成形される。
スト2に、端板23の両端23aを小口板17に
夫々密着させた状態で内面成形枠3の間の解放部
24を覆うように載置固定すると、センタポスト
2、内面成形枠3、外面成形枠7、底枠13、小
口板17蓋板20、端板23により断面がL形
で、平面がほぼL形の空所25が形成されるか
ら、該空所25に型枠の上方よりコンクリートを
流し込むと第11図に示すようなブロツク18が
成形される。
成形されるブロツク18のコーナ角αは、内面
成形枠3と外面成形枠7との固定位置を変更する
とゝもに、内面成形枠3の間に載置する蓋板20
も交換することにより変更することができ、又ブ
ロツク18の断面形状は底枠13、中子杆14、
小口板17、蓋板20、端板23を夫々交換する
ことにより変更できる。
成形枠3と外面成形枠7との固定位置を変更する
とゝもに、内面成形枠3の間に載置する蓋板20
も交換することにより変更することができ、又ブ
ロツク18の断面形状は底枠13、中子杆14、
小口板17、蓋板20、端板23を夫々交換する
ことにより変更できる。
しかし、上記の如き従来例においては、コーナ
角αを変更する場合、内面成形枠3と外面成形枠
7との固定位置を変更することにより行うが、こ
の際内面成形枠3の間に載置する蓋板20もこの
変更するコーナ角αと合致したものとその都度交
換する必要がある。
角αを変更する場合、内面成形枠3と外面成形枠
7との固定位置を変更することにより行うが、こ
の際内面成形枠3の間に載置する蓋板20もこの
変更するコーナ角αと合致したものとその都度交
換する必要がある。
従つて、複数種類の蓋板20を常に用意してお
く必要があり、部品点数が多くなるとゝもに、蓋
板20をコーナ角の変更の度に円錐端22をセン
タポスト2に、端板23の両端23aを小口板1
7に密着させた状態で成形枠3間に載置固定する
作業が必要となるので、取付け作業が面倒で時間
がかかり、生産性が低下するといつた諸問題点が
ある。
く必要があり、部品点数が多くなるとゝもに、蓋
板20をコーナ角の変更の度に円錐端22をセン
タポスト2に、端板23の両端23aを小口板1
7に密着させた状態で成形枠3間に載置固定する
作業が必要となるので、取付け作業が面倒で時間
がかかり、生産性が低下するといつた諸問題点が
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の問題点を解決す
るために成されたもので、コーナ角の異なる各種
のコーナ擁壁に対応して、短時間に変更作業が行
える成形用型枠を提供するのが目的であり、その
要旨は、基台上に立設した支柱に回転自在に連結
された上端に底部内枠を構成する水平版を備えた
一対の内側成形枠と、該内側成形枠と離間して回
転自在に連結された一対の外側成形枠と、両成形
枠間に形成された立壁枠内の底部を閉塞する着脱
可能な底枠と、前記両内側成形枠の水平版の上方
にあつてこの両水平版と摺接可能となるように前
記支柱に固定した前記水平版とで底部内枠を構成
する固定水平版と、前記外側成形枠の連結部と反
対側の端部に夫々装着された閉塞版とから構成し
たことを特徴とするコーナ擁壁の成形用型枠にあ
る。
るために成されたもので、コーナ角の異なる各種
のコーナ擁壁に対応して、短時間に変更作業が行
える成形用型枠を提供するのが目的であり、その
要旨は、基台上に立設した支柱に回転自在に連結
された上端に底部内枠を構成する水平版を備えた
一対の内側成形枠と、該内側成形枠と離間して回
転自在に連結された一対の外側成形枠と、両成形
枠間に形成された立壁枠内の底部を閉塞する着脱
可能な底枠と、前記両内側成形枠の水平版の上方
にあつてこの両水平版と摺接可能となるように前
記支柱に固定した前記水平版とで底部内枠を構成
する固定水平版と、前記外側成形枠の連結部と反
対側の端部に夫々装着された閉塞版とから構成し
たことを特徴とするコーナ擁壁の成形用型枠にあ
る。
以下、本考案を第1図乃至第6図に示す実施例
により詳細に説明する。なお、第1図は本考案に
係るコーナ擁壁成形用型枠の成形時の一例を示す
斜視図で、第2図は同成形用型枠の一部を切除し
た平面図、第3図は同左側面図、第4図は同成形
用型枠の要部を示す横断平面図、第5図は他の要
部を示す斜視図、第6図は上記の成形用型枠で成
形したコーナ擁壁の斜視図を示す。
により詳細に説明する。なお、第1図は本考案に
係るコーナ擁壁成形用型枠の成形時の一例を示す
斜視図で、第2図は同成形用型枠の一部を切除し
た平面図、第3図は同左側面図、第4図は同成形
用型枠の要部を示す横断平面図、第5図は他の要
部を示す斜視図、第6図は上記の成形用型枠で成
形したコーナ擁壁の斜視図を示す。
図において、1は長方形状の基台で、該基台1
の上面2の中央部には、横断面が等脚台形状で高
さが同一である大中小3個の支柱3,4,5が所
定の間隔で縦列状態に立設されている。
の上面2の中央部には、横断面が等脚台形状で高
さが同一である大中小3個の支柱3,4,5が所
定の間隔で縦列状態に立設されている。
6A,6Bは内側成形枠で、その上端には平面
視が台形形状で、平行な長辺平面部7及び短辺平
面部8と、斜面部9と外面部10とから構成され
た水平版11を夫々備えており、長辺平面部7と
4角形状の水平版11との隅角部12の一部は円
弧状に形成されている。
視が台形形状で、平行な長辺平面部7及び短辺平
面部8と、斜面部9と外面部10とから構成され
た水平版11を夫々備えており、長辺平面部7と
4角形状の水平版11との隅角部12の一部は円
弧状に形成されている。
13は前記左右の内側成形枠6A,6Bの鋭角
部で、第5図に示すように、それぞれ上記大形支
柱3の背面の左右角部と可撓部14により回動自
在に連結されており、両内側成形枠6A,9Bで
形成されるコーナ角αを自由に変更できるよう構
成されている。
部で、第5図に示すように、それぞれ上記大形支
柱3の背面の左右角部と可撓部14により回動自
在に連結されており、両内側成形枠6A,9Bで
形成されるコーナ角αを自由に変更できるよう構
成されている。
また、第2図に示すように、左右の内側成形枠
6A,6Bの斜面部9が上記3個の支柱3,4,
5の側面に接触しているときにおいて、内側成形
枠6A,6Bの短辺平面部8の直前には、離間し
て上記支柱3,4,5と同一高さの前部支柱15
が基台1の上面2から立設されており、この前部
支柱15と3個の支柱3,4,5の上面には、変
形5角形状或いはネクタイ形状の板状の固定水平
版16が、その細い部分を大形支柱3に向け、且
つ内側成形枠6A,6Bの水平版11上に積層す
るよう水平状態に固定されている。したがつて、
内側成形枠6A,6Bの水平版11は、固定水平
版16と密着状態で可動する。なお、この水平版
11と固定水平版16とは、第6図に示すコーナ
擁壁17の底部18の上面19を形成する底部内
枠20を形成する。
6A,6Bの斜面部9が上記3個の支柱3,4,
5の側面に接触しているときにおいて、内側成形
枠6A,6Bの短辺平面部8の直前には、離間し
て上記支柱3,4,5と同一高さの前部支柱15
が基台1の上面2から立設されており、この前部
支柱15と3個の支柱3,4,5の上面には、変
形5角形状或いはネクタイ形状の板状の固定水平
版16が、その細い部分を大形支柱3に向け、且
つ内側成形枠6A,6Bの水平版11上に積層す
るよう水平状態に固定されている。したがつて、
内側成形枠6A,6Bの水平版11は、固定水平
版16と密着状態で可動する。なお、この水平版
11と固定水平版16とは、第6図に示すコーナ
擁壁17の底部18の上面19を形成する底部内
枠20を形成する。
21A,21Bは平板形状をした一対の外側成
形枠で、その上下(図面では上部のみが示されて
いる)に装着したヒンジ22により開閉自在に連
結されているが、該ヒンジ22の中心22aは、
両外側成形枠21A,21Bの内側角部の突合わ
せ部に一致させてある。したがつて、両外側成形
枠21A,21Bを開閉しても、上記の突合わせ
部は常に密接状態を保持している。
形枠で、その上下(図面では上部のみが示されて
いる)に装着したヒンジ22により開閉自在に連
結されているが、該ヒンジ22の中心22aは、
両外側成形枠21A,21Bの内側角部の突合わ
せ部に一致させてある。したがつて、両外側成形
枠21A,21Bを開閉しても、上記の突合わせ
部は常に密接状態を保持している。
そして、この外側成形枠21A,21Bは、内
側成形枠6A,6Bの外側に一定の間隔を隔てて
配置されており、これらの両成形枠6A,6Bと
21A,21Bにより、コーナ擁壁17の立壁部
23を形成している。なお、両立壁部23の角部
の内面側に形成される平面部24は、上記大形支
柱3の背面により成形され、又、立壁部23と底
部18との内面側の角部に形成された円弧面25
は、上記内側成形枠6A,6Bの隅角部12に形
成された円弧部により形成される。
側成形枠6A,6Bの外側に一定の間隔を隔てて
配置されており、これらの両成形枠6A,6Bと
21A,21Bにより、コーナ擁壁17の立壁部
23を形成している。なお、両立壁部23の角部
の内面側に形成される平面部24は、上記大形支
柱3の背面により成形され、又、立壁部23と底
部18との内面側の角部に形成された円弧面25
は、上記内側成形枠6A,6Bの隅角部12に形
成された円弧部により形成される。
26は底枠で、上記内側成形枠6A,6Bと外
側成形枠21A,21Bとの間の底部に介在され
ており、この底枠26は、第4図に示すように、
コーナ角αの変更により交換する替え底枠26A
と、交換不要の真直底枠26Bとボルト27aと
ナツト27bにより連結されている。そして、こ
の底枠26の幅及び高さは、コーナ擁壁17の立
壁部23の厚さ及び高さを設定する。
側成形枠21A,21Bとの間の底部に介在され
ており、この底枠26は、第4図に示すように、
コーナ角αの変更により交換する替え底枠26A
と、交換不要の真直底枠26Bとボルト27aと
ナツト27bにより連結されている。そして、こ
の底枠26の幅及び高さは、コーナ擁壁17の立
壁部23の厚さ及び高さを設定する。
28A,28Bは逆L形状の閉塞板で、この閉
塞板28A,28Bの垂直部29は、上記の外側
成形枠21A,21Bの自由端部の内面にボルト
30で固定することによつて、内側成形枠6A,
6Bと外面成形枠21A,21Bと底枠26とで
形成される壁部枠内31の側面部を閉塞してコー
ナ擁壁17の立壁部23の側面23aを形成して
いる。また、閉塞板28A,28Bの水平部32
は、内側成形枠6A,6Bの水平版11と固定水
平版16で形成される底部内枠20の側面部を閉
塞してコーナ擁壁17の底部18の側面18aを
形成する。
塞板28A,28Bの垂直部29は、上記の外側
成形枠21A,21Bの自由端部の内面にボルト
30で固定することによつて、内側成形枠6A,
6Bと外面成形枠21A,21Bと底枠26とで
形成される壁部枠内31の側面部を閉塞してコー
ナ擁壁17の立壁部23の側面23aを形成して
いる。また、閉塞板28A,28Bの水平部32
は、内側成形枠6A,6Bの水平版11と固定水
平版16で形成される底部内枠20の側面部を閉
塞してコーナ擁壁17の底部18の側面18aを
形成する。
33は仕切板で、左右の閉塞板28A,28B
の水平部32間にボルト34で固定されており、
この仕切板33により水平部32の自由端部は閉
塞され、コーナ擁壁17の底部18の前面部35
の形状を決定する。なお、図示の仕切板33の中
央部は可撓部14側に屈曲されているが、直線形
状その他の形状であつてもよいこと勿論である。
の水平部32間にボルト34で固定されており、
この仕切板33により水平部32の自由端部は閉
塞され、コーナ擁壁17の底部18の前面部35
の形状を決定する。なお、図示の仕切板33の中
央部は可撓部14側に屈曲されているが、直線形
状その他の形状であつてもよいこと勿論である。
上記の内側成形枠6A,6Bの長辺平面部7の
下部には、第4図に示すように、水平方向に所定
間隔毎にナツト36が溶接で固定されており、一
方、外面成形枠21A,21Bの下部には、上記
ナツト36と対応する位置に水平方向の長孔37
が複数個形成され、この長孔37には上記ナツト
36に螺合するボルト38が挿入される。また、
底枠26にも上記長孔37と同一形状の長孔39
が形成されている。
下部には、第4図に示すように、水平方向に所定
間隔毎にナツト36が溶接で固定されており、一
方、外面成形枠21A,21Bの下部には、上記
ナツト36と対応する位置に水平方向の長孔37
が複数個形成され、この長孔37には上記ナツト
36に螺合するボルト38が挿入される。また、
底枠26にも上記長孔37と同一形状の長孔39
が形成されている。
40は前記基台1の上面2に設けたコーナ角調
整用ネジ孔で、上記可撓部14を中心とする円周
上に内側成形枠6A,6Bのコーナ角αを90°か
ら10°毎に増減変更するため所定間隔毎に形成さ
れており、内側成形枠6A,6Bの底面部41に
は外周を枠箱で囲周された長溝42が内側成形枠
6A,6Bの回動方向に形成され、この長溝42
に上記コーナ角調整用ネジ孔40に螺合する雄ネ
ジ43が挿入されている。
整用ネジ孔で、上記可撓部14を中心とする円周
上に内側成形枠6A,6Bのコーナ角αを90°か
ら10°毎に増減変更するため所定間隔毎に形成さ
れており、内側成形枠6A,6Bの底面部41に
は外周を枠箱で囲周された長溝42が内側成形枠
6A,6Bの回動方向に形成され、この長溝42
に上記コーナ角調整用ネジ孔40に螺合する雄ネ
ジ43が挿入されている。
44は内側成形枠6A,6Bの底面部41に形
成された開口部で、内側成形枠6A,6Bの移動
を円滑に行うために、基台1の上面2を転動する
ローラ45が設けられている。
成された開口部で、内側成形枠6A,6Bの移動
を円滑に行うために、基台1の上面2を転動する
ローラ45が設けられている。
例えば、第6図に示すようなコーナ角αが90°
のコーナ擁壁17を成形する場合には、第1図乃
至第4図に示すように、両内側成形枠6A,6B
の長辺平面部7の内角により形成されるコーナ角
αを90°にセツトすると、その斜面部9は3個の
支柱3,4,5の側面に接触すると共に、鈍角部
46は互いに突き合わされる。
のコーナ擁壁17を成形する場合には、第1図乃
至第4図に示すように、両内側成形枠6A,6B
の長辺平面部7の内角により形成されるコーナ角
αを90°にセツトすると、その斜面部9は3個の
支柱3,4,5の側面に接触すると共に、鈍角部
46は互いに突き合わされる。
この状態において、内側成形枠6A,6Bと外
側成形枠21A,21Bと底枠26とで形成され
る壁部枠内31、及び内側成形枠6A,6Bの水
平版11と固定水平版16とで形成される底部内
枠20とに鉄筋を配設して上方よりコンクリート
を流し込んで硬化させると、第6図に示すような
コーナ擁壁17が成形される。
側成形枠21A,21Bと底枠26とで形成され
る壁部枠内31、及び内側成形枠6A,6Bの水
平版11と固定水平版16とで形成される底部内
枠20とに鉄筋を配設して上方よりコンクリート
を流し込んで硬化させると、第6図に示すような
コーナ擁壁17が成形される。
次に、コーナ角αが90°より大きなコーナ擁壁
17を成形する場合には、まず内側成形枠6A,
6Bの長辺平面部7の下部に固定したナツト36
からボルト38の螺合を解除し、外側成形枠21
A,21B及び底枠26の長孔39からボルト3
8を引き抜く。また、閉塞板28A,28Bの水
平部32から仕切板33を取り外すと、外側成形
枠21A,21Bはヒンジ22を支点にして開閉
自在になる。
17を成形する場合には、まず内側成形枠6A,
6Bの長辺平面部7の下部に固定したナツト36
からボルト38の螺合を解除し、外側成形枠21
A,21B及び底枠26の長孔39からボルト3
8を引き抜く。また、閉塞板28A,28Bの水
平部32から仕切板33を取り外すと、外側成形
枠21A,21Bはヒンジ22を支点にして開閉
自在になる。
一方、基台1の上面2に形成されたコーナ角調
整用ネジ孔40から雄ネジ43を取り外した後、
可撓部14を支点にして左右の内側成形枠6A,
6Bを互いに開く方向に移動すると、内側成形枠
6A,6Bはローラ45により基台1の上面2を
円滑に移動すると共に、内側成形枠6A,6Bの
水平版11は固定水平版16と密着状態に可動し
て、底部内枠20の面積が増大する。
整用ネジ孔40から雄ネジ43を取り外した後、
可撓部14を支点にして左右の内側成形枠6A,
6Bを互いに開く方向に移動すると、内側成形枠
6A,6Bはローラ45により基台1の上面2を
円滑に移動すると共に、内側成形枠6A,6Bの
水平版11は固定水平版16と密着状態に可動し
て、底部内枠20の面積が増大する。
そして、両内側成形枠6A,6Bの長溝42が
所定のコーナ角調整用ネジ孔40の直上に至つた
ときには、該コーナ角調整用ネジ孔40に長溝4
2から挿入した雄ネジ43を螺合して内側成形枠
6A,6Bを基台1に固定する。この際、長溝4
2により内側成形枠6A,6Bを所定位置の前後
に微調整することができる。
所定のコーナ角調整用ネジ孔40の直上に至つた
ときには、該コーナ角調整用ネジ孔40に長溝4
2から挿入した雄ネジ43を螺合して内側成形枠
6A,6Bを基台1に固定する。この際、長溝4
2により内側成形枠6A,6Bを所定位置の前後
に微調整することができる。
次に、内側成形枠6A,6Bと外側成形枠21
A,21Bとの間に、所定のコーナ角を有するも
のに交換された底枠26を介在させた後、内側成
形枠6A,6Bに固定されたナツト36に外側成
形枠21A,21Bおよび底枠26の長孔37,
39に挿入したボルト38を螺合し、内側成形枠
6A,6Bと外側成形枠21A,21Bと底枠2
6とを一体に固定する。
A,21Bとの間に、所定のコーナ角を有するも
のに交換された底枠26を介在させた後、内側成
形枠6A,6Bに固定されたナツト36に外側成
形枠21A,21Bおよび底枠26の長孔37,
39に挿入したボルト38を螺合し、内側成形枠
6A,6Bと外側成形枠21A,21Bと底枠2
6とを一体に固定する。
しかるのちに、閉塞板28A,28Bの水平部
32の間に、必要に応じて所定の仕切板33を固
定する(第7図参照)。そして、壁部枠内31及
び底部内枠20とに鉄筋を配設して上方よりコン
クリートを流し込んで硬化させると、所定のコー
ナ角αを有するコーナ擁壁17が成形される。
32の間に、必要に応じて所定の仕切板33を固
定する(第7図参照)。そして、壁部枠内31及
び底部内枠20とに鉄筋を配設して上方よりコン
クリートを流し込んで硬化させると、所定のコー
ナ角αを有するコーナ擁壁17が成形される。
なお、底枠26の長孔39を下方に開口してお
けば、ナツト36に螺合したボルト38を取り外
すことなく、緩めるだけで底枠26を上方に引く
抜いて交換することができ、交換後、内側成形枠
6A,6Bと外側成形枠21A,21Bと底枠2
6とを一体的に所定のコーナ角αに移動すること
が可能となる。
けば、ナツト36に螺合したボルト38を取り外
すことなく、緩めるだけで底枠26を上方に引く
抜いて交換することができ、交換後、内側成形枠
6A,6Bと外側成形枠21A,21Bと底枠2
6とを一体的に所定のコーナ角αに移動すること
が可能となる。
本考案に係るコーナ擁壁の成形用型枠は、上記
のように、基台上に立設した支柱に回転自在に連
結され上端に底部内枠を構成する水平版を備えた
一対の内側成形枠と、該内側成形枠と離間して回
転自在に連結された一対の外側成形枠と、両成形
枠間に形成された立壁枠内の底部を閉塞する着脱
可能な底枠と、前記両内側成形枠の水平版の上方
にあつてこの両水平版と摺接可能となるように前
記支柱に固定した前記水平版とで底部内枠を構成
する固定水平版と、前記外側成形枠の連結部と反
対側の端部に夫々装着された閉塞版とから構成し
たものであるから、底部内枠を交換することなく
同一の型枠によりコーナ角が異なる各種のコーナ
擁壁に対応した成形用型枠を短時間で変更するこ
とができ、それだけ成形能率が短縮され、コスト
を低減することができるといつた効果がある。
のように、基台上に立設した支柱に回転自在に連
結され上端に底部内枠を構成する水平版を備えた
一対の内側成形枠と、該内側成形枠と離間して回
転自在に連結された一対の外側成形枠と、両成形
枠間に形成された立壁枠内の底部を閉塞する着脱
可能な底枠と、前記両内側成形枠の水平版の上方
にあつてこの両水平版と摺接可能となるように前
記支柱に固定した前記水平版とで底部内枠を構成
する固定水平版と、前記外側成形枠の連結部と反
対側の端部に夫々装着された閉塞版とから構成し
たものであるから、底部内枠を交換することなく
同一の型枠によりコーナ角が異なる各種のコーナ
擁壁に対応した成形用型枠を短時間で変更するこ
とができ、それだけ成形能率が短縮され、コスト
を低減することができるといつた効果がある。
第1図は本考案に係るコーナ擁壁の成形用型枠
の成形時の一例を示す斜視図、第2図は同成形用
型枠の一部を切除した平面図、第3図は同左側面
図、第4図は同成形用型枠の要部を示す横断平面
図、第5図は他の要部を示す斜視図、第6図は上
記の成形用型枠で成形したコーナ擁壁の斜視図、
第7図はコーナ擁壁の成形用型枠の他の成形時例
を示す平面図、第8図は従来の型枠の斜視図、第
9図は同型枠の側面図、第10図は同型枠を基台
に固定する固定具を例示した斜視図、第11図は
同型枠で成形されたコーナブロツクの斜視図であ
る。 1……基台、2……上面、3,4,5……支
柱、6A,6B……内側成形枠、7……長辺平面
部、8……短辺平面部、9……斜面部、10……
外面部、11……水平版、12……隅角部、13
……鋭角部、14……可撓部、15……前部支
柱、16……固定水平版、17……コーナ擁壁、
18……底部、19……上面、20……底部内
枠、21A,21B……外側成形枠、22……ヒ
ンジ、23……立壁部、23a……側面、24…
…平面部、25……円弧面、26……底枠、26
A……替え底枠、26B……真直底枠、28A,
28B……閉塞板、29……垂直部、31……壁
部枠内、32……水平部、33……仕切板、35
……前面部、41……底面部、42……長溝、4
3……雄ネジ、44……開口部、45……ローラ
ー、46……鈍角部、α……コーナ角。
の成形時の一例を示す斜視図、第2図は同成形用
型枠の一部を切除した平面図、第3図は同左側面
図、第4図は同成形用型枠の要部を示す横断平面
図、第5図は他の要部を示す斜視図、第6図は上
記の成形用型枠で成形したコーナ擁壁の斜視図、
第7図はコーナ擁壁の成形用型枠の他の成形時例
を示す平面図、第8図は従来の型枠の斜視図、第
9図は同型枠の側面図、第10図は同型枠を基台
に固定する固定具を例示した斜視図、第11図は
同型枠で成形されたコーナブロツクの斜視図であ
る。 1……基台、2……上面、3,4,5……支
柱、6A,6B……内側成形枠、7……長辺平面
部、8……短辺平面部、9……斜面部、10……
外面部、11……水平版、12……隅角部、13
……鋭角部、14……可撓部、15……前部支
柱、16……固定水平版、17……コーナ擁壁、
18……底部、19……上面、20……底部内
枠、21A,21B……外側成形枠、22……ヒ
ンジ、23……立壁部、23a……側面、24…
…平面部、25……円弧面、26……底枠、26
A……替え底枠、26B……真直底枠、28A,
28B……閉塞板、29……垂直部、31……壁
部枠内、32……水平部、33……仕切板、35
……前面部、41……底面部、42……長溝、4
3……雄ネジ、44……開口部、45……ローラ
ー、46……鈍角部、α……コーナ角。
Claims (1)
- 基台上に立設した支柱に回転自在に連結され上
端に底部内枠を構成する水平版を備えた一対の内
側成形枠と、該内側成形枠と離間して回転自在に
連結された一対の外側成形枠と、両成形枠間に形
成された立壁枠内の底部を閉塞する着脱可能な底
枠と、前記両内側成形枠の水平版の上方にあつて
この両水平版と摺接可能となるように前記支柱に
固定した前記水平版とで底部内枠を構成する固定
水平版と、前記外側成形枠の連結部と反対側の端
部に夫々装着された閉塞版とから構成したことを
特徴とするコーナ擁壁の成形用型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988052925U JPH0415445Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988052925U JPH0415445Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156907U JPH01156907U (ja) | 1989-10-30 |
JPH0415445Y2 true JPH0415445Y2 (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=31278920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988052925U Expired JPH0415445Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415445Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5348872B2 (ja) * | 2007-11-28 | 2013-11-20 | カイエー共和コンクリート株式会社 | コーナー擁壁ブロック製造用型枠 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633406B2 (ja) * | 1982-06-28 | 1988-01-23 | Hitachi Cable |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0244965Y2 (ja) * | 1986-06-25 | 1990-11-29 |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP1988052925U patent/JPH0415445Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633406B2 (ja) * | 1982-06-28 | 1988-01-23 | Hitachi Cable |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01156907U (ja) | 1989-10-30 |
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