JPH0415409Y2 - - Google Patents

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JPH0415409Y2
JPH0415409Y2 JP1985072728U JP7272885U JPH0415409Y2 JP H0415409 Y2 JPH0415409 Y2 JP H0415409Y2 JP 1985072728 U JP1985072728 U JP 1985072728U JP 7272885 U JP7272885 U JP 7272885U JP H0415409 Y2 JPH0415409 Y2 JP H0415409Y2
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push
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゲルマニウム金属小片からなる治療
駒鋳造成形用の治具に関する。
一般に市販されている貼着治療用ゲルマニウム
金属片Aは駒と呼ばれるもので、添付図面第6図
のイに示すような断面形状をなし直径が3〜5mm
程度、厚みが1.5〜2mm位の小片であり、これを
同ロ図に示すような絆創膏のような貼着布Bにつ
けて経穴といわれる身体のツボや経路に貼着して
ゲルマニウム金属から僅かであるが放出される電
子線と駒の圧着による指圧的効果によつてコリや
痛みを治療するものである。
そして、この駒は直接皮膚に圧着するため駒の
成形に際して生じるバリや欠けがあると外痛を感
じ時によつては皮膚が破れて出血することもあ
り、このようなバリや欠け等の欠陥は許されるも
のではない。
普通金属は溶融状態から冷却して固体になる時
には体積が小さくなるものであるが、ゲルマニウ
ム金属の場合は固体化するときに体積が大きくな
る特性をもつているため本考案の目的とする駒の
ような小形品を成形型より取り出すのが困難な場
合が多く、しかもゲルマニウム金属は硬度がある
わりには脆く、脱型の際に衝撃を加えたり、又角
部に生じるバリを研磨する際にも欠けが生じて不
良品となる率が高い欠点を有している。
本考案の治具は、このようなゲルマニウムの特
性を考え、従来からの製造上の欠点を解決するた
めに考案されたものであつて、治具を下治具と上
治具の二分割形とし、この両治具の接合部を成形
される駒の肉厚部分に位置させることによつて、
駒の取出しとバリ取り研磨仕上げを容易にして欠
けやバリの残りのない製品を高率よく得るもので
ある。
添付図面により、本考案の治具を説明すると、
図はその一実施例を示すものであつて、第1図は
本考案の治具の構成を示す部分詳細図であり、第
2図は下治具の平面図、第3図は同断面図を示
す。又第4図は上治具の平面図、第5図は下治具
上に残置されたゲルマニウム駒Aの状態図であり
第6図は駒Aの製品図であり、イは駒自体の断面
図、ロは貼着布Bをつけた使用状態を示す平面図
である。
第2図および第3図にみられるように下治具1
は平板状に形成されていて大量生産を行うため表
面に多数の穴溝2が穿設されている。この穴溝2
は成形する駒Aの高さ(厚み)に対して約半分程
度の深さに穿設され、しかもその底面は緩い円錐
形に成形されていて、この穴溝2に後述するゲル
マニウム金属粉あるいはタブレツトが適量投入さ
れる。3は上治具であつて、下治具と同形の板状
体に形成され前記下治具1の穴溝2に対向して同
径の貫通孔4が成形されていて両治具1,3は四
隅をステンレス等のボルト7で固定する。したが
つて、この貫通孔4を通して穴溝2内に適量のゲ
ルマニウム金属粉、あるいはタブレツトGが投入
配量される。第1図は型組みした治具の一部の詳
細断面図であり、下治具1と上治具3によつて形
成された穴内にゲルマニウム金属体Gが入り、こ
の上から棒状の押え治具5が挿入され、さらにそ
の上に圧力をかけるウエイト治具6が載置されて
いる。そして本案に使用される治具はすべて焼結
の高温に耐え、しかも変形やゲルマニウム金属に
対して酸化などが生じないカーボン成形体によつ
て成形されている。
本考案の治具はこのように組立てられて炉内で
1100℃前後の高熱で処理されるもので、ゲルマニ
ウムGは溶融して変形固化して治療駒Aが得られ
る。
本考案において、下治具1の穴溝2の底面を緩
い円錐形にすることは、成形された駒Aが緩い円
錐面をもち、患部に当てた場合に指圧的効果を増
大さすためのものである。
この得られた治療駒Aは下治具1と上治具3の
接合部8即ち、駒Aの厚みに対しての中間位置に
少しのバリが生じている。これは治具そのものは
熱変形のないカーボンを使用しているが締め具で
あるボルト7はステンレスや他の金属で成形され
ているため、炉内で高熱を受けると膨張しボルト
を完全に締めつけたとしても僅かであるが緩み、
これによつて必然的に接合部8に緩みが生じ、こ
こに溶融ゲルマニウムが入り込みバリが生じるも
のである。しかして、このバリの除去を含めた研
磨仕上げ作業において、本考案の成形治具を使用
した場合は、バリの生じている位置が駒Aの側面
中位置にあるために研磨の衝撃に対して強く、こ
れによつて駒A本体が欠けることなく美麗に仕上
るばかりか、治具からの製品の取出しに当つても
上治具3を除いたときに第5図に示すように駒A
の上半分が露現しているためピンセツト等でつま
み出すことができるので衝撃を加えて叩き落す等
の手段をとることなく駒Aに傷をつける心配もな
い。という従来の製造型にはみられない製造歩止
まりの向上と駒Aの美しい滑らかな地肌による使
用感の良さとに卓越した効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の治具の構成を示す部分詳細
図、第2図は下治具の平面図、第3図は同断面
図、第4図は上治具の平面図、第5図は治具上の
駒の状態図、第6図イは駒の断面図、ロは使用を
示す実施例図である。 1……下治具、2……溝穴、3……上治具、4
……貫通孔、5……押え治具、6……ウエイト治
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状体の表面に、成形する治療駒Aの高さに対
    して約半分の深さを有する底面が緩い円錐形の穴
    2を穿設した下治具1と、該下治具1上に前記穴
    2の外径に一致した径を有する貫通孔4を設けた
    平板状の上治具3と、該貫通孔4に挿入する棒状
    の押治具5と、該押治具5上に載置するウエイト
    治具6よりなり、離型に当つて上治具を取外した
    際に下治具上に治療駒Aの半分が露出する如くな
    し、全体をカーボンで成形したゲルマニウム治療
    用駒の成形治具。
JP1985072728U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0415409Y2 (ja)

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JP1985072728U JPH0415409Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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JPS61188755U JPS61188755U (ja) 1986-11-25
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156565A (ja) * 1982-11-09 1984-09-05 Mitsubishi Metal Corp ゲルマニウムボタンの製造法及びその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156565A (ja) * 1982-11-09 1984-09-05 Mitsubishi Metal Corp ゲルマニウムボタンの製造法及びその装置

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JPS61188755U (ja) 1986-11-25

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