JPH04152798A - センサー付無線送信器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマンホール内の状態や地下配管設備などの状態
を非接触でセンシングする際に使用されているセンサー
付無線送信器に関するものである。

従来の技術 この種のセンサー付無線送信器は第３図に示すように構
成されている。マンホール内Ａに設置されるセンサー付
無線送信器１には、マンポール内の状態を検出するセン
サ一部２が設けられている。

センサー付無線送信器１のデータ記憶部３には、マンホ
ールＮαの固有データが書き込まれており、演算部４は
このデータ記憶部３のマンホールＮαと前記センサ一部
２の検出データとを、送信部５とアンテナ６を介して地
上Ｂに送信する。センサー付無線送信器１は内蔵してい
る電池７によって全部の電力を賄っている。

地上Ｂにおいてアンテナ８をセンサー付無線送信器１の
アンテナ６に近付けると、アンテナ８に誘起した信号は
地上局９の受信部１０で受信復調され、データ処理部１
１で解読されてマンホールＮαとセンサ一部２の検出デ
ータとを得ている。

したがって、マンホールの蓋を開くことなく地上局９を
センシングしたいマンホールに近付けるだけでマンホー
ルの内部の様子を知ることができる。

発明が解決しようとする課題 電池７は交換しにくい場所にあるため、演算部４は第４
図に示すように規定時間Ｌ＝５分おきにマンホールＮα
とセンサ一部２の検出データの送信を指示するように構
成されている。さらに−層の省電力化を実現するために
は、前記の規定時間りを３０分に変更して対応している
。

しかし、このように省電力化のために規定時間を延長し
た場合には、地上局９をマンホールに近付けてもそれが
送信終了の直後であれば規定時間だけその状態で待たな
ければマンホール地とセンサ一部２の検出データとを読
み取れないと言う問題がある。

本発明は省電力化を実現でき、しかも地上局を近付けた
直後に読み取りを実行できるセンサー付無線送信器を提
供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明のセンサー付無線送信器は、センサーの検出デー
タの送信動作を実行するセンサー付無線送信器において
、外部からの特定信号を検出するたびに前記送信動作の
実行を指示する演算部を設けたことを特徴とする。

作用 この構成によると、演算部が外部からの特定信号を検出
すると送信動作の実行を指示し、特定信号を検出しない
と送信動作を実行しない。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図と第２図に基づいて説
明する。なお、従来例を示す第３図と同様の作用をなす
ものには、同一の符号を付けて説明する。

本発明のセンサー付無線送信器１は第１図に示すように
外部からの特定信号としてのキャリア信号Ｃを検出する
受信部１２を内蔵しており、この受信部１２の信号を受
ける演算部４は次のように構成されている。

地上局９に設けられた発信部１３から周波数Ｆ０のキャ
リア信号Ｃがアンテナ１４を介して送信されると、受信
部１２はマンホール内のアンテナ１５にキャリア信号Ｃ
が誘起されていない状態から誘起された状態への反転を
検出してトリガー信号りを発生するよう構成されており
、受信部１２から演算部４ヘトリガ一信号りが印加され
る。このトリガー信号Ｄ〔第２図（ａ）を参照〕を検出
した演算部４では、第２図（ｂ）に示すように規定時間
Ｔにわたって送信動作を実行するように送信部５に指示
する。データ記憶部３から読み出したマンホールＮαと
センサ一部２から出力された検出出力とが、この送信動
作によってアンテナ６を介して地上Ｂに向けて前記周波
数Ｆ。とは別の周波数Ｆ１で送信される。

周波数Ｆ１の信号Ｅは地上局９の受信部ｌＯで受信復調
され、データ処理部１１で解読されてマンホールＮαと
センサ一部２の検出データとを得ている。

このようにトリガー信号りを検出した直後の規定時間Ｔ
に限って送信動作を実行しているため、地上局９を目的
のマンホールに近付けると、直ちにセンサー付無線送信
器１からの応答信号を受信してマンホールＮαとセンサ
一部２の検出データとを得ることができる。しかも、規
定時間Ｔの経過後は改めてトリガー信号りを検出しなけ
れば送信動作を実行しないため、地上局９の接近の有無
に係わらず一定時間ごとに繰り返して送信動作を実行し
ているものに比べて省電力化を実現できる。

上記の実施例ではトリガー信号りを検出するたびに演算
部４が規定時間Ｔの送信動作を指示し、地上局９からの
キャリア信号Ｃを継続して受信していても規定時間Ｔの
経過検出後は送信動作を実行しないものとして説明した
が、これはキャリア信号Ｃの有無を検出するよう受信部
１２を構成し、演算部４を受信部１２がキャリア信号Ｃ
を検出しなくなるまで送信動作を指示するよう構成して
省電力化を達成することもできる。

上記の実施例では地上局９の側ならびにセンサー付無線
送信器１の側は、何れも２つのアンテナ８と１４，６と
１５を接続したが、各１個のアンテナを送受信兼用に使
用することもできる。

上記の実施例のセンサ一部２の具体例としては、漏水検
出用センサ、有毒ガスならびに臭気などを検出するガス
センサ、水位を検出する水位センサなどを挙げることが
できる。

上記実施例のデータ記憶部３に書き込む内容としては、
上記のマンホールＮαの他にそのマンホールが設けられ
ている管路の管路Ｎα、施工年月日などの一つまたは複
数を挙げることができ、この書き込まれている内容がセ
ンサ一部２の検出データとともに送信される。

発明の効果 以上のように本発明によれば、外部からの特定信号を検
出するたびに前記送信動作の実行を指示する演算部を設
けたため、特定信号を検出しないと送信動作を実行する
ことがなく、一定時間ごとに繰り返して送信動作を実行
しているものに比べて省電力化を実現できる。

しかも、特定信号を発生する地上局を近付けた直後に読
み取りを実行することができるため、待時間がなくデー
タ収集作業の作業性も良好である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のセンサー付無線送信器の一実施例の構
成図、第２図は同装置の要部の波形図、第３図は従来の
センサー付無線送信器の構成図、第４図は同装置の要部
の波形図である。 １・・・センサー付無線送信器、２・・・センサ一部、
３・・・データ記憶部、４・・・演算部、５・・・送信
部、６゜８、１４．１５・・・アンテナ、７・・・電池
、９・・・地上局。 〒 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、センサーの検出データの送信動作を実行するセンサ
   ー付無線送信器において、外部からの特定信号を検出す
   るたびに前記送信動作の実行を指示する演算部を設けた
   ことを特徴とするセンサー付無線送信器。