JPH0415238Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0415238Y2 JPH0415238Y2 JP1985042221U JP4222185U JPH0415238Y2 JP H0415238 Y2 JPH0415238 Y2 JP H0415238Y2 JP 1985042221 U JP1985042221 U JP 1985042221U JP 4222185 U JP4222185 U JP 4222185U JP H0415238 Y2 JPH0415238 Y2 JP H0415238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- core
- specific gravity
- golf club
- club head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 25
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 11
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 claims description 11
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 claims description 10
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 3
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims description 2
- 229920006231 aramid fiber Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims description 2
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 claims description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 22
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 3
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 235000014121 butter Nutrition 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案はゴルフクラブヘツドの改良に関し、特
に、アイアン・バターと称されている種類のゴル
フクラブヘツドとして有用なものである。
に、アイアン・バターと称されている種類のゴル
フクラブヘツドとして有用なものである。
＜先行技術と問題点＞
ゴルフクラブヘツドにおいては、スイートスポ
ツトを広げ、低重心とすることがボールの飛距離
を増大し、正確なシヨツトを確保するうえに不可
欠である。
ツトを広げ、低重心とすることがボールの飛距離
を増大し、正確なシヨツトを確保するうえに不可
欠である。
而るに、従来、アイアンクラブヘツドにおい
て、重心を低くするために、金属製芯体に、繊維
強化プラスチツク外皮を被覆したものが公知であ
る。
て、重心を低くするために、金属製芯体に、繊維
強化プラスチツク外皮を被覆したものが公知であ
る。
しかしながら、このゴルフクラブヘツドにおい
ては、金属とプラスツチツクとの顕著な熱膨張係
数の差異のために、外皮成形時の温度変化または
気温変化に基づき、金属製芯体と繊維強化プラス
チツク外皮との界面に熱応力歪の発生が避けられ
ない。而して、かかる過酷な機械的条件下で頻繁
なシヨツト時衝撃が加えられるので、上記界面の
剥離が懸念され、問題がある。また、低重心化に
は、金属製芯体の比重が大きく関与するが、金属
材の比重を調整することは容易でなく、従来のゴ
ルフクラブヘツドにおいては、かかる点からして
重心位置の調整にも問題がある。
ては、金属とプラスツチツクとの顕著な熱膨張係
数の差異のために、外皮成形時の温度変化または
気温変化に基づき、金属製芯体と繊維強化プラス
チツク外皮との界面に熱応力歪の発生が避けられ
ない。而して、かかる過酷な機械的条件下で頻繁
なシヨツト時衝撃が加えられるので、上記界面の
剥離が懸念され、問題がある。また、低重心化に
は、金属製芯体の比重が大きく関与するが、金属
材の比重を調整することは容易でなく、従来のゴ
ルフクラブヘツドにおいては、かかる点からして
重心位置の調整にも問題がある。
＜考案の目的＞
本考案の目的は、芯体と外皮体との界面を機械
的に安定になし得、重心調整も容易に行い得る繊
維強化プラスチツク製ゴルフクラブヘツドを提供
することにある。
的に安定になし得、重心調整も容易に行い得る繊
維強化プラスチツク製ゴルフクラブヘツドを提供
することにある。
＜考案の構成＞
本考案に係るゴルフクラブヘツドは繊維強化プ
ラスチツク製芯体上に繊維強化プラスチツク製外
皮体を設け、しかも、芯体の強化繊維の比重を外
皮体の強化繊維の比重よりも大としたことを特徴
とする構成である。
ラスチツク製芯体上に繊維強化プラスチツク製外
皮体を設け、しかも、芯体の強化繊維の比重を外
皮体の強化繊維の比重よりも大としたことを特徴
とする構成である。
＜実施例の説明＞
以下、図面により本考案を説明する。
第１図は本考案に係るゴルフクラブヘツドを示
す縦断面図、第２図は第１図における−断面
図である。
す縦断面図、第２図は第１図における−断面
図である。
第１図並びに第２図において、１は繊維強化プ
ラスチツク製芯体、２は繊維強化プラスチツク製
外皮体であり、芯体１の強化繊維の比重を外皮体
２の強化繊維の比重よりも大としてある。例え
ば、芯体１の強化繊維にはステンレスフアイバー
を使用し、外皮体２の強化繊維にはガラス繊維、
カーボン繊維、アラミド繊維、ボロン繊維又は炭
化ケイ素繊維の何れかを使用できる。
ラスチツク製芯体、２は繊維強化プラスチツク製
外皮体であり、芯体１の強化繊維の比重を外皮体
２の強化繊維の比重よりも大としてある。例え
ば、芯体１の強化繊維にはステンレスフアイバー
を使用し、外皮体２の強化繊維にはガラス繊維、
カーボン繊維、アラミド繊維、ボロン繊維又は炭
化ケイ素繊維の何れかを使用できる。
上記FRPの樹脂には、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂、フエノール樹脂等の熱硬化性樹脂の
他、ABS、PBT、ポリカーボネート等の熱可塑
性樹脂を用いることができる。また、芯体のソー
ル部はステンレス、鉄等の金属体で形成すること
もできる。
ステル樹脂、フエノール樹脂等の熱硬化性樹脂の
他、ABS、PBT、ポリカーボネート等の熱可塑
性樹脂を用いることができる。また、芯体のソー
ル部はステンレス、鉄等の金属体で形成すること
もできる。
上記ゴルフクラブヘツドを製作するには、例え
ば、エポキシ樹脂を含浸したステンレスフアイバ
ーのクロスを金型によつて芯体に成形し、この芯
体の外側面にカーボン樹脂とボロン繊維とを組み
合わせて積層し、この積層にエポキシ樹脂を含浸
して金型に入れプレスして外皮体を芯体に一体成
形する。
ば、エポキシ樹脂を含浸したステンレスフアイバ
ーのクロスを金型によつて芯体に成形し、この芯
体の外側面にカーボン樹脂とボロン繊維とを組み
合わせて積層し、この積層にエポキシ樹脂を含浸
して金型に入れプレスして外皮体を芯体に一体成
形する。
上記ゴルフクラブヘツドの重心距離は、芯体１
の重心距離、体積並びに比重をそれぞれX1，Y1
並びにZ1とし、外皮体２の重心距離、体積並びに
比重をそれぞれX2，Y2並びにZ2とすれば、 X1Y1Z1＋X2Y2Z2／Y1Z1＋Y2Z2 …… で与えられ、芯体の比重Z1を外皮体の比重Z2より
も、大としてあるから、低重心にできる。
の重心距離、体積並びに比重をそれぞれX1，Y1
並びにZ1とし、外皮体２の重心距離、体積並びに
比重をそれぞれX2，Y2並びにZ2とすれば、 X1Y1Z1＋X2Y2Z2／Y1Z1＋Y2Z2 …… で与えられ、芯体の比重Z1を外皮体の比重Z2より
も、大としてあるから、低重心にできる。
＜考案の効果＞
本考案に係るゴルフクラブヘツドは上述したよ
うに、芯体の比重を外皮体の比重よりも大として
低重心並びにスイートスポツトの拡大を図つたも
のであるが、芯体並びに外皮体ともにFRPで成
形してあるから、両者の熱膨張差を充分に小さく
できるから、それら界面での熱応力歪の発生をよ
く排除でき、このことと、両者の繊維強化プラス
チツクの樹脂が金属粉等の添加のない良接接着性
であることとが相俟つて、その界面の接着状態を
安定に保持できる。また、芯材の繊維強化プラス
チツクの樹脂が金属粉等の添加がなく繊維に協力
に接着しているから、芯材に繊維強化プラスチツ
クの優れた弾性的特性を付与でき、その芯材にネ
ツク部に対する芯部分を設けることによりその芯
部分の高弾力性の撓みで飛距離を延長できる。さ
らに、芯体の比重、外皮体の比重を、充填剤の種
類、配合、あるいは繊維の種類、配合量等により
簡単に調整できるから、上記第１式に基づく重心
位置の調整も容易である。
うに、芯体の比重を外皮体の比重よりも大として
低重心並びにスイートスポツトの拡大を図つたも
のであるが、芯体並びに外皮体ともにFRPで成
形してあるから、両者の熱膨張差を充分に小さく
できるから、それら界面での熱応力歪の発生をよ
く排除でき、このことと、両者の繊維強化プラス
チツクの樹脂が金属粉等の添加のない良接接着性
であることとが相俟つて、その界面の接着状態を
安定に保持できる。また、芯材の繊維強化プラス
チツクの樹脂が金属粉等の添加がなく繊維に協力
に接着しているから、芯材に繊維強化プラスチツ
クの優れた弾性的特性を付与でき、その芯材にネ
ツク部に対する芯部分を設けることによりその芯
部分の高弾力性の撓みで飛距離を延長できる。さ
らに、芯体の比重、外皮体の比重を、充填剤の種
類、配合、あるいは繊維の種類、配合量等により
簡単に調整できるから、上記第１式に基づく重心
位置の調整も容易である。
第１図は本考案に係るゴルフクラブヘツドを示
す縦断面図、第２図は第１図における−断面
図である。 図において、１は芯体、２は外皮体である。
す縦断面図、第２図は第１図における−断面
図である。 図において、１は芯体、２は外皮体である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 繊維強化プラスチツク製芯体上に繊維強化プ
ラスチツク製外被体を設け、しかも、芯体の強
化繊維の比重を外被体の強化繊維の比重よりも
大としたことを特徴とするゴルフクラブヘツ
ド。 (2) 芯体の強化繊維がステンレスフアイバーであ
り、外被体の強化繊維がガラス繊維、カーボン
繊維、アラミド繊維、ボロン繊維又は炭化ケイ
素繊維の何れかである実用新案登録請求の範囲
第１項記載のゴルフクラブヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985042221U JPH0415238Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985042221U JPH0415238Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61156961U JPS61156961U (ja) | 1986-09-29 |
| JPH0415238Y2 true JPH0415238Y2 (ja) | 1992-04-06 |
Family
ID=30552772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985042221U Expired JPH0415238Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0415238Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59102063U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-10 | 美津濃株式会社 | ゴルフクラブのヘツド |
| JPS59102062U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-10 | ヨネックス株式会社 | ゴルフクラブヘツド |
| JPS61154968U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-26 |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP1985042221U patent/JPH0415238Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61156961U (ja) | 1986-09-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7147577B2 (en) | Hollow golf club head | |
| US4728105A (en) | Golf club head | |
| US5228694A (en) | Iron golf club head made of fiber-reinforced resin | |
| US4699383A (en) | Club-head | |
| JPH0415238Y2 (ja) | ||
| JPH0415237Y2 (ja) | ||
| JPH01171583A (ja) | ゴルフクラブ用ヘッドの製造法 | |
| JPH0143090Y2 (ja) | ||
| JPH0317900Y2 (ja) | ||
| JPH0418593Y2 (ja) | ||
| JPH0443246Y2 (ja) | ||
| JPH01166782A (ja) | ゴルフクラブ用ヘッドの製造法 | |
| JPH0226519Y2 (ja) | ||
| JPS646846Y2 (ja) | ||
| JPH0443248Y2 (ja) | ||
| JPH0715569Y2 (ja) | ゴルフ・クラブヘッド | |
| JPH01244770A (ja) | ゴルフクラブ用ヘッド | |
| JPH0243410Y2 (ja) | ||
| JPS61253080A (ja) | ゴルフクラブのヘツド | |
| JPH0545331Y2 (ja) | ||
| JPH0232304Y2 (ja) | ||
| JPS6034300Y2 (ja) | 野球用バツト | |
| JPS63249584A (ja) | アイアンゴルフクラブヘツド及びその製造方法 | |
| JPH0232305Y2 (ja) | ||
| JPH0433867Y2 (ja) |