JPH04151508A - 超音波式傾斜計 - Google Patents

超音波式傾斜計

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JPH04151508A
JPH04151508A JP27739990A JP27739990A JPH04151508A JP H04151508 A JPH04151508 A JP H04151508A JP 27739990 A JP27739990 A JP 27739990A JP 27739990 A JP27739990 A JP 27739990A JP H04151508 A JPH04151508 A JP H04151508A
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JP
Japan
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ultrasonic
circuit
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inclinometer
period
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JP27739990A
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Kiyomi Minohara
箕原 喜代美
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Furuno Electric Co Ltd
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Furuno Electric Co Ltd
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、超音波振動子を用いた傾斜計に関する。
【従来の技術】
この種の傾斜計としては例えば実開平2−5012号公
報に開示されたものかある。同傾斜計は、液体を蓄えた
容器の上部に、液面に向けて超音波を発射する超音波発
信体と、この超音波発信体より発射され、液面で反射し
た超音波を受信する超音波受信体とを設けたものであり
、超音波受信体で受信した超音波の位相の偏位から容器
の傾きを検出するものである。
【発明が解決しようとする課題】
しかしなから、この傾斜計では、以下の問題点かあった
。 (1)?mW変化により液面が変化した場合にも受信信
号に位相変化か起きて誤検出が生じる。 (2)傾斜測定面と直角の方向に傾斜した場合には、超
音波を反射する液面の傾斜により、液面からの反射波が
超音波受信体に対向しなくなり、受信感度か急激に落ち
る。 (3)傾斜測定面の断面形状により、傾斜対出力信号の
直線性か変わる。 (4)傾斜角測定面においても超音波が液面で反射する
ポイントが実際には移動し、そのため正確な測定が行え
ない。 (5)液中でなく空中に超音波を送受するため伝播効率
が悪い。 (6)傾斜角の方向性判別ができない。最初から傾斜さ
せておけば、傾斜したときの方向性は判別できるが。 (7)駆動信号の周波数変化により位相変化を起こす可
能性がある。 (8)傾斜の相対値(変化量)しかわからず、従って傾
斜のない静止状態を検出てきない。 本発明は、上述した課題を解決するためになされたもの
であり、簡単な構成で優れた検出精度を有する超音波式
傾斜計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の超音波式傾斜計は、 液体を蓄える容器の底面に直線状に設けられた3個の超
音波振動子と、 中央に位置する超音波振動子より超音波を放射したとき
、両端の超音波振動子による前記超音波の受信タイミン
グの時間差を検出する時間差検出手段と、 前記時間差検出手段で検出された時間差を傾きとして表
示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする。 尚、3個の超音波振動子を液体を蓄える容器の上面に直
線状に設けた構成も可能である。
【作用】
第2図に示すように、液体1を蓄える容器2(不図示)
の底面2aに、3個の超音波振動子A、  BCか互い
に距離りを隔て1直線状に設けられているとする。 容器2か水平に保たれた状態において、超音波振動子B
から液面1aまての距離(超音波振動子Bから液面1a
に鉛直に降ろした線の長さ)がDであり、この鉛直線を
更にD延長した点をdとすると、dA間の長さT1と、
dC間の長さT2とは、超音波振動子Bから発射した超
音波が液面1aを反射して超音波振動子AおよびCへ伝
播するそれぞれの経路長に等しい。 次に容器2が傾いて液面かθだけ傾斜したとする(実際
には容器2か傾く)。このとき、超音波振動子Bから液
面1aまての距離(超音波振動子Bから液面1aに対し
て垂直に降ろした線の長さ)をD とし、この垂線を更
にD°延長した点をdとすると、超音波振動子Bから超
音波振動子AおよびCへ超音波が伝わる経路長は、それ
ぞれdA間の長さTI’と、d’C間の長さT2’に等
しい。又、d“点から底面2aに垂線を降ろした点をe
とする。 これより、T 1=T2−v”(L’(2D)’)2 
D’ = 2 Dcosθ Be間の長さJは、 J=2Dsinθ=2DCOSθ・sinθ又、d’e
間の長さKは、 K=2Dcosθ= 2 D cosθ’ CO5θT
I’=7 f(L十J)+に2+ =l ((L+2Dcosθ・s1nθ)′よ(2Dc
osθ” cosθ)′) T2“−v’ f(L−J)’士に21=! i(L 
 2Dcosθ・SiB6)十(2Dcosθ’ co
sθ)2) 故に超音波振動子Bからの超音波が超音波振動子Aおよ
びCに到達する時間差ΔTは、ΔT=71’−T2゜ となり、この時間差ΔTが0であれば容器2は水平に位
置し、ΔTが例えば正であれば、第2図で示した方向に
傾いたときであり、またΔTの大きさからその傾きの程
度を知ることができる。
【実施例】
第1図は、本発明の傾斜計の一実施例を示す概略図であ
り、第2図と対応する部分については同一の符号を付し
ている。 液体1を蓄える容器2の底面2aに、3個の超音波振動
子A、B、Cが互いに距離りを隔て直線状に設けられて
おり、これらの振動子より無指向性の超音波を発射でき
るように超音波振動子は偏平形状のものを用いる。尚、
送信した超音波振動子から超音波が直接入射しないよう
に適当な遮蔽板が設けられる。 3は、超音波振動子Bを励振させるための送信増幅部で
あり、4および5は、超音波振動子CおよびAよりの検
出信号を増幅すると共にその信号をパルス化する受信増
幅部である。受信増幅部4の出力信号はセット信号とし
てフリップフロ9.ブ回路7に入力されるが、受信増幅
部5の出力信号は、位相を反転する反転器6を介してフ
リップフロップ回路7にリセット信号として入力される
。 8は、フリップフロップ回路7の出力電圧に対し、オン
期を+v1オフ期を−■の電圧として平均化する平均化
回路であり、9は、平均化回路8の出力電圧を表示する
電圧計である。フリップフロップ回路7が上記の時間差
検出手段に相当する。 上記構成の傾斜計における制御動作を説明する。 傾斜計が水平に保たれているとき、超音波振動子Bから
超音波振動子AおよびCに至る超音波経路長T1、T2
が等しく、従って、受信増幅部4出力のセント信号と、
受信増幅部5の出力信号とは同相となり、それ故、セッ
ト信号とリセット信号とは第3図(A)に示したように
互いに逆相となる。 このときのフリップフロップ回路7のオン期とオフ期と
は等しく、従って平均化回路8の出力電圧はOvとなる
。電圧計9の指針は振れない。 一方、傾斜計が傾き、第2図のように液面laか傾いた
ときは、前記経路長はTl>72となるので、第3図(
B)に示したように、七ノ)信号およびリセット信号の
位相は、第3図(A)における信号の位相と比較して、
それぞれ遅れ、および進みか生じ、フリップフロップ回
路7のオン期がオフ期より短くなり、その結果、平均化
回路8の出力電圧は負の電圧となり、電圧計9の指針は
一側に振れ、このときの振れの大きさが液面1aのかた
むきθに対応する。 第2図と逆に傾いたときは、経路長はTl<72となり
、このときは第3図(C)で示したように、逆にオン期
がオフ期より長くなり、平均化回路8より正の電圧が出
力され、電圧計9の指針は+側に振れる。 尚、超音波振動子Bより放射する超音波はパルス波であ
ってもよく、あるいは連続液であってもよい。 又、超音波振動子A、B、Cを容器2の底面に設けるこ
とにより超音波の伝播効率か良くなるか、超音波振動子
上にスラッジ等の堆積が生じる場合には、これらの超音
波振動子を容器2の上面に設置してもよく(第1図にA
’、B’、C’にて示す)、その場合も上述したのと同
様な原理により傾斜を検出できる。 r発明の効果】 以上説明したように、本発明によれば、受波器を2個設
け、二つの受、成型て検出した信号位相の比較を行うよ
うにしたので、以下のような利点が得られる。 液面の上下の変化による誤差はなく、傾斜状態において
も差動方式の回路構成のため誤差は殆とない。 広い範囲の傾斜角に対して良い直線性が得られる。 プラスマイナスの傾斜判定が自動的に行える。 測定面傾斜と直角方向の傾斜に対して誤差が出ない。 傾斜の絶対値がわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の超音波式傾斜計の一実施例を示すブ
ロック図、 第2図は、本発明の動作原理を説明するために用いた図
、 第3図(A)ないし第3図(C)は、第1図の装置の制
御動作を示すタイムチャートである。 A、B、C・・・超音波振動子、 1・・・液体、 2・・・容器、 3・・・送信増幅部、 4.5・・・受信増幅部、 6・・・反転器、 7・・・フリノプフロノフ回路、 8・・・平均化回路、 9・・・電圧計。 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体を蓄える容器の底面に直線状に設けられた3
    個の超音波振動子と、 中央に位置する超音波振動子より超音波を放射したとき
    、両端の超音波振動子による前記超音波の受信タイミン
    グの時間差を検出する時間差検出手段と、 前記時間差検出手段で検出された時間差を傾きとして表
    示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする超音波式傾斜計。
  2. (2)液体を蓄える容器の上面に直線状に設けられた3
    個の超音波振動子と、 中央に位置する超音波振動子より超音波を放射したとき
    、両端の超音波振動子による前記超音波の受信タイミン
    グの時間差を検出する時間差検出手段と、 前記時間差検出手段で検出された時間差を傾きとして表
    示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする超音波式傾斜計。
  3. (3)液体を蓄え、少なくともその一部が平面状に形成
    される底面を有する容器と、 該容器の底面の平面上に描かれる想像直線上に等間隔に
    設けられる3個の超音波振動子と、中央に位置する超音
    波振動子により超音波信号を発射したとき、両端の超音
    波振動子による水面により反射される超音波信号の受信
    タイミングの時間差を検出するフリップフロップ回路と
    、該フリップフロップ回路の出力信号を平均化する平均
    化回路と、 該平均化回路の出力信号を表示する表示器とから成る超
    音波式傾斜計。
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JP2009264831A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Murata Mfg Co Ltd 傾斜角度センサ、および傾斜角度センサ装置
JP2012251895A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Mitsubishi Electric Corp 障害物検出装置

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