JPH04150533A - スペクトラム拡散信号復調方式及び装置 - Google Patents

スペクトラム拡散信号復調方式及び装置

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JPH04150533A
JPH04150533A JP2274930A JP27493090A JPH04150533A JP H04150533 A JPH04150533 A JP H04150533A JP 2274930 A JP2274930 A JP 2274930A JP 27493090 A JP27493090 A JP 27493090A JP H04150533 A JPH04150533 A JP H04150533A
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Tatsuji Matsuno
松野 辰治
Kenji Okura
大蔵 賢二
Tomozou Teraoka
寺岡 外茂三
Osamu Wakimoto
脇本 修
Takashi Umeda
孝志 梅田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はC3K(Code  5hift  Keyl
ng)方式に於けるスペクトラム拡散信号復調方式及び
そのための装置の改良に関する。
(従来技術) 従来から、建造物内に伝送路を敷設し情報信号又は制御
信号の伝送を行うローカルエリアネットワークシステム
、ホームコントロール/ステム等に於いては、その伝送
路の敷設工事に係る費用を低減するために、既に建造物
内に敷設された電灯線等を伝送路として利用することが
考えられている。
従来、このような本来通信線路としてインピーダンス特
性等の考慮がなされておらず、しかも種々雑音の多い電
路使用時に適した変復調方式としてはNEC技報vo1
.42 No、9/1989:  “高性能SS電灯線
そデム”に記載されているようなCSK方式と呼ばれる
スペクトラム拡散信号変復調方式が開発されている。
この変復調方式は第4図に示すように、変調側Tは互い
に周期長が等しく相関値が小さいPN系列PN、及びP
 N 1 を夫々用意し、伝送すべき情報データの状態
値が““0”の場合には前記PN系列PNllを、又伝
送すべき情報データの状態値が“1″の場合には前記P
N系列PNI を電灯線1に送出する。
一方、復調側Rでは相関器H11に於いて前記PN系列
PN白と、受信した信号との相関値を演算してその演算
値に応じた電圧を出力し、この電圧が所定の基準電圧v
s  [V]を越えた場合に比較I M aがRSフリ
ップフロップ2をリセット状態″“0”にする。又、同
様に相関器H1に於いて前記PN系列PN、と、受信信
号との相関値を求め、これが所定の基準電圧V、を越え
た場合に比較器M1がRSフリップフロップ2をセット
状態″1”にすることにより該RSフリップフロップ2
の出力端から元の情報データを得るものである。
即ち、変調側Tからビット長”l  [iの情報データ
、例えば110・・・”が送出された場合、復調側Rの
相関器H11は第5図(a)に示すように1番目及び2
番目の周期各々に於いて相関ピーク波形を出力し、又相
関器H1は策51!l (b)に示すように3番目の周
期に於いて相関ピーク波形を出力するから、相関[h及
びH1夫々のどちら側の出力電圧レベルが基準電圧■1
を越えたかを検出することによって、元の情報データ″
110・・・”を復調するものである。
従って、この変復調方式によれば変調側Tの送出信号が
電灯線等の伝送特性に基づき相関[1及びH−各々の出
力波形が歪んでも、各相関器の出力波形から相関ピーク
を検出することができれば復調側Rは元の情報データを
得ることができるから、本来通信を目的としていない電
灯線等を伝送路として利用することができる。
しかしながら、この変復調方式では伝送路の伝送特性に
大きな遅延偏差及び振幅偏差を生じて相関器H,及びH
1各々の出力波形が第6図(8)及び(b)に示すよう
に歪んでその相関ピークの存在が明確でない場合、各相
関器の出力波形から相関ピークを検出することができな
いから、復調側が元の情報データを得ることができない
と云う問題があった。
(発明の目的) 本発明は上述のスペクトラム拡散信号変復調方式の問題
を解決するためになされたものであって、伝送路の伝送
特性に大きな遅延偏差及び振幅偏差が生じて相関器の出
力波形の相関ピークの存在が明確でなくても、復調側が
元の情報データを得るこ七が可能なスペクトラム拡散信
号復調方式及びそのための装置を提供することを目的と
する。
(発明の概要) 上述の目的を達成するため本発明に於いては以下のよう
に構成する。
例えば、伝送すべき情報データの状態値が“090時は
第1のPN系列を、前記情報データの状態値が1′の時
は前記j1110PN系列と同一周期長の第2のPN系
列を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復
調する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記
2つのPN系列夫々との相関値を求める相関手段と、各
相関手段毎にその相関値の絶対値信号を生成する手段と
、各相関手段毎に生成した絶対値信号の全てを加算した
信号を生成する手段と、その加算信号から前記情報デー
タの信号速度周期信号を抽出する手段と、各相関手段毎
に生成した前記絶対値信号のレベルの差を前記周期信号
に基づくタイミングで出力する手段とを具える。又はそ
のような方法によって復調することを特徴とするもので
ある。
(実施例) 以下、本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本発明のスペクトラム拡散信号復員方式に係る
変復調装置の一実施例を示すブロック図である。
ここでは動作の理解を容易にするために変ll側を含め
て説明する。
同図に於いてTは変調装置であって、相関値が互いに小
さく周期長が31ビ・シトの2つのPN系列PN@及び
PN+を具え、伝送すべき情報デ−タSDのビット値に
対応して、PNN系列Ne又はPN、の何れかを出力す
ることによってスペクトラム拡散変調するものである。
この変調装置Tは伝送すべき情報データSDのビットレ
ートが600 b / sの場合、該情報データSDを
同期化回路3を介してスイッチS1の制御端子に入力せ
しめると共に、18.6[kHzlのクロック信号と6
00[H4Fのクロック信号とを発生するタイミング発
生器4の前記600[H4Fのクロック信号出力端子を
同期化回路30入力端子に接続する。又、タイミング発
生器4には送信要求信号R9を入力すると共にその出力
端をスイ・、チS2の制御端子に接続する。Gi及びG
1は前記PN系列PN@及びPNIを夫々発生するPN
系列発生器であって、両PN系列発生器の入力端子を夫
々タイミング発生器4の18. 6[kH2]のクロッ
ク信号出力端子に接続すると共にPN系列発生器G@の
出力端子をスイッチS1の端子aに接続し1.PN系列
発生器G1の出力端子をスイッチS1の端子すに接続す
る。更に、スイッチS1の端子CをスイッチS2の端子
dに接続すると共にスイッチS2の端子eをバンドパス
フィルタ5を介して伝送線路としての電灯線1の一方の
端子に接続して、該端子eからスペクトラム拡散信号を
供給するように構成する。
一方、Rは本発明に係る復調装置であって、前記電灯線
lを介して受信した信号を増幅器6及び通過帯域が0.
 1〜18. 6[kH2]のバンドパスフィルタ7を
経て相関器HS及びHlの入力端子に夫々供給する。相
関[hは前記変調装置TのPN系列PNI+と同一のP
N系列を発生するPN系列発生器Ga’を、又相関器H
1は前記変調装置TのPN系列PPNIと同一のPN系
列を発生するPN系列発生器G1を夫々具え、それ等は
クロック発振器8の出力によって制御されるように接続
する。ここで、クロック発振器8は18.6[kHzl
のクロック信号を出力し、このクロyり信号は開示を省
略した手段によって前記変調装置Tのタイミング発生器
4から送られたクロック信号と位相同期が図られている
。又、前記相関器H,及びH1夫々の出力信号は2東回
路B@、  B、及び力、トオフ周波数が600[H4
Fよりも高いローパスフィルタL@%Llを介して共に
加算器9及び比較器10各々に供給するよう接続されて
いる。加算器9の出力信号はタイミング抽出フィルタ1
1、波形整形回路12及び移相調整回路13を介して処
理回路14の一方の入力端に供給し、該処理回路14に
於いて前記比較器1oの出力信号と前記移相調整回路1
3からの信号とから元の情報データSDを出力するよう
に構成する。
更に、必要に応じて復調装置Rはタイミング抽出フィル
タ11及び波形整形回路12の出力信号各々を牛ヤリア
検出回路15に供給してその出力端からキャリア検出信
号CDを得る。
このように構成するスペクトラム拡散信号変復調装置は
以下のように動作する。
先ず、変調側Tは伝送すべき情報データSDを同期化回
路3に供給する前に、送信要求信号R3をタイミング発
生器4に供給して、該タイミング発生器4を動作せしめ
、スイッチs2を。nして、PN系列発生器Ge及びG
1各々がタイミング発生器4のクロック信号に基づいて
1/18600[8F毎に1ビツトのPN系列PN@及
びPNを発生し、何れか一方のPN系列(第1図に於い
てはスイッチS1の端子Cが端子aに接続されているた
めPN系列PN@)をバンドパスフィルタ5を介して電
灯線1に所定時間K [s]間送出する。この信号はタ
イミング信号抽出用のもので、一般に情報データSD送
出に先立って所定時間連続して送られる。
その後、変調側Tは伝送すべき情報データSDを同期化
回路3に供給し、該同期化回路3がタイミング発生器4
のクロック信号に基づいて1/6Go [a]毎に1ビ
ツトの情報データSDを出力する。即ち、同期化回路3
はPN系列発生器G@及びG+各々が31ビツトのPN
系列PN@及びPN、を発生する毎に情報データSDを
1ビツト出力する。このために、PN系列のクロックは
600x31−18. 6 [kHzコとなる。同期化
回路3の出力信号の状態値が0”の場合にはスイノチS
Iの端子Cを端子aに接続し、又状態値が1″の場合に
は端子すに夫々接続してPN系列P N II又It 
P N + をバンドパスフィルタ5を介して電灯綿1
に送出する。
一方、上述のように変I!装置Tから第Zfffl(a
)に示すようにタイミング信号抽出用にPN系列PNI
Iを所定時間K [s]間送出した後に、伝送すべき情
報データSDの状態値例えば“110・・・に対応して
PN系列PNI、PNI+ PNOlを順次スペクトラ
ム拡散信号として送出した場合を考える。
上記信号を受信する復調袋WRは先ず変調装置Tが送出
した信号を増幅器6によって所要レベルまで増幅すると
共に、商用電源周波数及び信号伝送帯域外の雑音除去用
バンドパスフィルタ7で増幅器6の出力信号から不要信
号成分を除去する。
I量器H@はバンドパスフィルタフの出力信号とPN系
列PN@との相関値を演算すると第2図(b〉の実線に
示す如く振幅が変化する信号が生成され、この信号を2
東回路Beにより2乗すると共にローパスフィルタLm
にて平滑すると第2図(c)の実線に示す如く相関器H
@の出力波形の包絡線に相当する波形の信号が出力され
る。同様に相関器H1ではバンドパスフィルタフの出力
信号とPN系列PN+ どの相関値を演算して第2図(
d)の実線に示す信号を得、2東回路B1とローパスフ
ィルタL−とを介して第2図(e)の実線に示す波形の
信号を出力する。ここで、相関値を2乗するのは振幅レ
ベル差を大きくすることと絶対値を求めるためである。
加算器9はローパスフィルタし@の出力信号とLlの出
力信号とを加算して第2図(f)の実線に示す信号を出
力する。
タイミング抽出フィルタ11は上述した如(中心周波数
が600[Hzコ (600b/sに相当する)のフィ
ルタであるから第2図(g)の実線に示す如く加算器9
の出力信号から情報データSDと同じデータ速度の信号
成分が抽出される。波形整形回路12は例えばタイミン
グ抽出フィルタ11の出力信号のゼロクロス点に基づい
て、或は前記信号を波形整形して作出した矩形波信号に
基づいてこの信号と間し周期のノくルス信号を生成する
移相調整回路13はタイミング抽出フィルタ11によっ
て生じる位相偏位を補償して第2図(h)に示す如(相
関[h又はHlの何れかの出力波形に相関ピーク点に同
期して移相調整回路13の出力パルス信号が立ち上がる
ように位相を調整してこれを出力する。
又、復調装置Rは前記情報データSD送出に先立って伝
送されるタイミング抽出用の信号を受信した際に、キャ
リア検出回路15に於いて前記タイミング抽出フィルタ
11の出力レベルが所定値を所定時間K [61間以上
連続することによって変調装置Tからキ中リア信号が送
信されたことを判定してキャリア検出信号CDを出力す
る。尚、キャリア検出信号は例えば、これから或は現在
受信している信号が情報データSDであることを判定す
る場合に利用する。
次に、前記送信要求信号R8に続いて情報データSDが
送出されると復調装置Rでは第21!I(h)に示す如
(上較器10に於いてローパスフィルタLt+とLlと
の出力1号のレベルの大小関係を検知し、ローパスフィ
ルタL@の出力fi 号cv レベルがローパスフィル
タL+ の出力信号レベルより大きい場合には比較器l
Oから“0”の状態値を出力し、逆にローパスフィルタ
L1の出力信号のレベルがローパスフィルタL@の出力
信号レベルヨり大きい場合には比較器10から“1”の
状態値を出力する。その結果、処理回路14からは例え
ば第2図(1)に示す如き波形の信号が得られ、これは
相関器oeとHl との整流出力の大小関係によって“
0”又は1″が出力されるが、夫々中央ピーク近傍では
何れか一方のレベルが明確に大きくなって比較的長期パ
ルスとなるが、その両側では双方とも明確な大小関係が
ないため短期ランダムパルスが発生する。この波形(l
 と、前記タイミング抽出フィルタ11の出力(h)と
から(J)に示す信号、即ち(J)はタイミング信号発
生時の比較器出力値を状態値として出力した信号を得る
とこれが送信された情報データSDとな る。
本発明は以上説明したように、PN系列pN@及びPN
+夫々に関する相関値出力を比較して、ビット値を決定
するものであるから夫々の相関値に明確なピーク値が得
られるときはもちろん、明確なピーク値が得られない場
合であっても、正確に復調することが可能となる。即ち
、相関器Hの及びHlの出力波形に明確に相関ピークが
存在する場合と、 しない場合とのローパスフィルタし
@及びLlの出力波形は第2図に示す如く波形の振幅値
が異なるのみで位相は同じであるから、タイミング抽出
フィルタ11の出力信号も第2図(g)の点線に示す如
く振幅値が具なるのみで位相は同じであり、移相調整回
路13は第2図(j)に示すごとく相関器H9及びHl
の出力波形に明確に相関ピークが存在した場合と同じ出
力信号を出力することができる。
従って、このスペクトラム拡散信号変復調装置によれば
伝送路の伝送特性に大きな遅延偏差及び振幅偏差を生じ
て各相関器の出力波形が歪んでその相関ピークの存在が
明確でなくなっても、復調側は第2図(1)に示すよう
、処理回路の出力端から元の情報データを得ることがで
きる0尚、上述の実施例では伝送すべき情報データの伝
送速度が600b/s、PN系列PNs及びPN+ の
ビット長が31ビツトの場合を示したが、本発明はこれ
に限る必要はない。
又、上述の実施例では比較器10が相関器H9とHlと
の整流出力の大小関係によって“0”又は1″を出力す
るようにしたが、本発明はこれに限らず例えば相関器H
SとMl との整流出力のレベル差の極性に応じて“0
”又は1”を出力するようにしても良い。
更に、上述の実施例では伝送すべき情報データSDが0
”又は“1″の状態値をもつ2値データの場合を例示し
たが、本発明は情報データが複数の状態値をもつn値デ
ータ(但し、nは正数)の場合にも適用可能であり、例
えば、伝送すべき情報データSDが3値データの場合、
変調装置Tは第3図(a)に示すように互いに周期長が
等しく相関値が小さ−い3個のPN系列PN@、PN+
及びPN、を夫々発生するPN系列発生器Gs乃至G2
を夫々設けて伝送すべき情報データの状態値に応じて前
記PN系列PNa乃至PN2の何れかを伝送路に送出す
る。一方、復調装置Rは第3図(11)に示すように前
記PN系列PNs乃至PX3各々に対応した相関器H・
乃至H2を、又2乗回路B・乃至B2及びローパスフィ
ルタLL!乃至L2を設けて加算器9がローパスフィル
タし@乃至L2各々の出力信号を合成し、比較器10が
ローパスフィルタL・乃至L2の何れかの出力信号のレ
ベルが最大かを判断してその最大レベルの出力信号を出
力したローパスフィルタ信号を出力した相関器に対応し
た状態値を出力するように構成すれば、上述の如(処理
回路14の出力端から元の情報データを得ることができ
るであろう。
又、上述の実施例では各相関器の出力信号を2乗回路で
2乗してg−パルフィルタに供給したが本発明は例えば
各相関器の出力信号の絶対値を求めてローパスフィルタ
に供給しても、上述した実施例と同様の効臥−!得られ
ること自明であろう。
更に、上述の実施例では機能ブロック図で各構成部分を
示したが、本発明は例えば復調側の増幅器6又はバンド
パスフィルタ7の出力信号をA/D変換すれば、それ以
降の処理を全てディノタル信号処理することが可能であ
り、当業者ではこれ等を一般にデジタル・シグナル・プ
ロッセッサ(DSP)等のデジタル装置に置換できる。
本装置の原理は本実施例に限定されるものではなく、そ
の構成は種々拡張及び変形が可能であることは自明であ
ろう。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように、スペクトラム拡散信号を
復調する際に各相関器の出力信号のレベルを互いに比較
し、その結果に基づいて元の情報データを得るものであ
るから、伝送路の伝送特性に大きな遅延偏差及び振幅偏
差が生じて相関器の出力信号から相関ピークの存在を明
確に検出することができな(ても相関ピークが存在した
場合の相関器出力信号と、相関ピークが存在しない場合
の相関出力信号とのレベルに差があれば何れの相量器出
力信号のレベルが最大かを判断して元の情報データを得
ることができるため、伝送特性が劣悪な伝送路を利用す
ることが可能なスペクトラム拡散信号復調方式及びその
ための装置を提供する上で著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスペクトラム拡散信号
変復調装置のブロック図、 第2図(It)乃至(k)は同実施例の動作を説明する
ためのタイミングチャート図、 第3図(a)及び(b)は本発明の変形実施例を示すス
ペクトラム拡散信号変復調装置のプロ。 り図、 第4図は従来のスペクトラム拡散信号変復調装置のブロ
ック図、 第5図は相関ピークが明確に存在する場合の相関器の出
力信号の波形を示す図、 第6図は相関ピークが明確に存在しない場合の相関器の
出力信号の波形を示す図。 1・・・電灯線、3・・・同期化回路、4・・タイミン
グ発生器、5・・・バンドパスフィルタ、6・・・増幅
器、7・・・バンドパスフィルタ、8・・・クロック発
振器、9・・・加算器、10・・・比較器、11・・・
タイミング抽出フィルタ、12・・・波形整形回路、1
3・・・移相調整回路、14・・・処理回路、T・・・
変調装置、R・・・復調装置I、Ge及びG1・・・P
N系列発生器、SI及びS2・・・スイッチ、Ha及び
Hl・・・相関器、Bs及びBl・・・2乗回路 、Ls及びL+・・・ローパスフィルタ。 特許出願人 東洋通信機株式会社 ■ 門 箋 斗 ■ 埠Sヱ IC圓 手続補正書く方式) %式% 1、事件の表示 平成02年 特許願 第274930号2、発明の名称
  スペクトラム拡散信号復調方式及び装置3、補正を
する者 事件との関係  特許出願人 住所 郵便番号 253−01   電話 0467−74−
1131(代表)神奈川県高座郡寒用町小谷二丁目1番
1号名称 一一一′ 4、補正命令の日付       ゛′ゝ゛平成03年
01月22日(発送臼) 5、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄 6、補正の内容  別紙の通り 一 ′ つ・q −」− 補正内容 1明細書の「図面の簡単な説明」の欄を以下のように補
正する。 ■策27頁第9行目に「(a)乃至1c)jとあるのを
「(a)乃至(j)」と補正する。 以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)伝送すべき情報データの状態値に対応して互いに
    周期長が等しく相関値が小さい複数のPN系列の何れか
    を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調
    する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記各
    PN系列夫々との相関値を求めると共に互いに比較し、
    最大値となるPN系列に対応する状態値を出力すること
    によって前記情報データを復調するようにしたことを特
    徴とするスペクトラム拡散信号復調方式。 (2)伝送すべき情報データの状態値に対応して互いに
    周期長が等しく相関値が小さい複数のPN系列の何れか
    を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調
    する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記各
    PN系列夫々との相関値を求める相関手段を具え、各相
    関手段毎にその相関値の絶対値信号を生成し、前記絶対
    値信号の全てを加算した信号に基づき前記情報データの
    信号速度に対応した周期信号を抽出すると共に、前記各
    相関手段毎に生成した絶対値信号のレベルを互いに比較
    して最大レベルの信号を生成した前記相関手段に関連し
    た状態値を前記周期信号に基づくタイミングで出力する
    ことによって前記情報データを復調するようにしたこと
    を特徴とするスペクトラム拡散信号復調方式。 (3)伝送すべき情報データの状態値に対応して互いに
    周期長が等しく相関値が小さい複数のPN系列の何れか
    を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調
    する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記各
    PN系列夫々との相関値を求める相関手段を具え、各相
    関手段毎にその相関値の絶対値信号を平滑した信号を生
    成し、各相関手段毎に生成した前記信号の全てを加算し
    た信号に基づき前記情報データの信号速度に対応した周
    期信号を抽出すると共に、前記各相関手段毎に生成した
    信号のレベルを互いに比較して最大レベルの信号を生成
    した前記相関手段に関連した状態値を前記周期信号に基
    づくタイミングで出力することによって前記情報データ
    を復調するようにしたことを特徴とするスペクトラム拡
    散信号復調方式。 (4)伝送すべき情報データの状態値が“0”の時は第
    1のPN系列を、前記情報データの状態値が“1”の時
    は前記第1のPN系列と同一周期長の第2のPN系列を
    出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調す
    る手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記2つ
    のPN系列夫々との相関値を求める相関手段を具え、両
    相関手段が求めた相関値の信号レベルの差の極性に対応
    して“0”又は“1”を出力することによって前記情報
    データを復調するようにしたことを特徴とするスペクト
    ラム拡散信号復調方式。 (5)伝送すべき情報データの状態値が“0”の時は第
    1のPN系列を、前記情報データの状態値が“1”の時
    は前記第1のPN系列と同一周期長の第2のPN系列を
    出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調す
    る手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記2つ
    のPN系列夫々との相関値を求める相関手段を具え、各
    相関手段毎にその相関値の絶対値信号を生成し、各相関
    手段毎に生成した絶対値信号の全てを加算した信号から
    前記情報データの信号速度に関連した周期の信号成分を
    抽出すると共に、各相関手段毎に生成した絶対値信号の
    レベルの差の極性に対応して“0”又は“1”を前記信
    号成分に基づくタイミングで出力することによって前記
    情報データを復調するようにしたことを特徴とするスペ
    クトラム拡散信号復調方式。 (6)伝送すべき情報データの状態値が“0”の時は第
    1のPN系列を、前記情報データの状態値が“1”の時
    は前記第1のPN系列と同一周期長の第2のPN系列を
    出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調す
    る手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記2つ
    のPN系列夫々との相関値を求める相関手段を具え、各
    相関手段毎にその相関値の絶対値信号を平滑した信号を
    生成し、各相関手段毎に生成した前記信号の全てを加算
    した信号から前記情報データの信号速度に関連した周期
    信号を抽出すると共に、各相関手段毎に生成した前記平
    滑信号のレベルの差の極性に対応して“0”又は“1”
    を前記周期信号に基づくタイミングで出力することによ
    って前記情報データを復調するようにしたことを特徴と
    するスペクトラム拡散信号復調方式。 (7)伝送すべき情報データの状態値に対応して互いに
    周期長が等しく相関値が小さい複数のPN系列の何れか
    を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調
    する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記各
    PN系列夫々との相関値を求める相関手段と、各相関手
    段毎に求めた相関値の信号レベルを互いに比較して最大
    信号レベルの相関値に関連した状態値を出力する手段と
    を具えたことを特徴とするスペクトラム拡散信号復調装
    置。 (8)伝送すべき情報データの状態値に対応して互いに
    周期長が等しく相関値が小さい複数のPN系列の何れか
    を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調
    する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記各
    PN系列夫々との相関値を求める相関手段と、各相関手
    段毎にその相関値の絶対値信号を生成する手段と、各相
    関手段毎に生成した絶対値信号の全てを加算した信号を
    生成する手段と、その加算信号から前記情報データの信
    号速度周期信号を抽出する手段と、前記各相関手段毎に
    生成した絶対値信号のレベルを互いに比較して最大レベ
    ルに対応した状態値を前記周期信号に基づくタイミング
    で出力する手段とを具えたことを特徴とするスペクトラ
    ム拡散信号復調装置。 (9)伝送すべき情報データの状態値に対応して互いに
    周期長が等しく相関値が小さい複数のPN系列の何れか
    を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調
    する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記各
    PN系列夫々との相関値を求める相関手段と、各相関手
    段毎にその相関値の絶対値信号を平滑した信号を生成す
    る手段と、各相関手段毎に生成した前記平滑信号の全て
    を加算した信号を生成する手段と、その加算信号から前
    記情報データの信号速度周期信号を抽出する手段と、前
    記各相関手段毎に生成した平滑信号のレベルを互いに比
    較して最大レベルの信号に関連した状態値を前記周期信
    号に基づくタイミングで出力する手段とを具えたことを
    特徴とするスペクトラム拡散信号復調装置。(10)伝
    送すべき情報データの状態値が“0”の時は第1のPN
    系列を、前記情報データの状態値が“1”の時は前記第
    1のPN系列と同一周期長の第2のPN系列を出力する
    よう変調されたスペクトラム拡散信号を復調する手段に
    於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記2つのPN系
    列夫々との相関値を求める相関手段と、両相関手段が求
    めた相関値の信号レベルの差を出力する手段とを具えた
    ことを特徴とするスペクトラム拡散信号復調装置。 (11)伝送すべき情報データの状態値が“0”の時は
    第1のPN系列を、前記情報データの状態値が“1”の
    時は前記第1のPN系列と同一周期長の第2のPN系列
    を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調
    する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記2
    つのPN系列夫々との相関値を求める相関手段と、各相
    関手段毎にその相関値の絶対値信号を生成する手段と、
    各相関手段毎に生成した絶対値信号の全てを加算した信
    号を生成する手段と、その加算信号から前記情報データ
    の信号速度周期信号を抽出する手段と、各相関手段毎に
    生成した前記絶対値信号のレベルの差を前記周期信号に
    基づくタイミングで出力する手段とを具えたことを特徴
    とするスペクトラム拡散信号復調装置。 (12)伝送すべき情報データの状態値が“0”の時は
    第1のPN系列を、前記情報データの状態値が“1”の
    時は前記第1のPN系列と同一周期長の第2のPN系列
    を出力するよう変調されたスペクトラム拡散信号を復調
    する手段に於いて、前記スペクトラム拡散信号と前記2
    つのPN系列夫々との相関値を求める相関手段と、各相
    関手段毎にその相関値の絶対値信号を平滑した信号を生
    成する手段と、各相関手段毎に生成した前記平滑信号の
    全てを加算した信号を生成する手段と、その加算信号か
    ら前記情報データの信号速度周期信号成分を抽出する手
    段と、各相関手段毎に生成した前記平滑信号のレベルの
    差を前記周期信号に基づくタイミングで出力する手段と
    を具えたことを特徴とするスペクトラム拡散信号復調装
    置。 (13)特許請求の範囲第2項、第3項、第5項又は第
    6項記載のスペクトラム拡散信号復調方式に於いて、前
    記絶対値信号に代えて2乗信号を使用したことを特徴と
    するスペクトラム拡散信号復調方式。 (14)特許請求の範囲第8項、第9項、第11項又は
    第12項記載のスペクトラム拡散信号復調方式に於いて
    、前記絶対値信号を生成する手段に代えて2乗信号を生
    成する手段を使用したことを特徴とするスペクトラム拡
    散信号復調方式。 (15)特許請求の範囲第7項乃至第14項記載のスペ
    クトラム拡散信号復調装置に於いて、前記周期信号のレ
    ベルが一定時間連続して所定値を越えたことを検出する
    ことによってキャリア信号の有無を判定する手段を具え
    たことを特徴とするスペクトラム拡散信号復調装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605637A (ja) * 1983-06-23 1985-01-12 Omron Tateisi Electronics Co スペクトラム拡散通信方式
JPH02114431A (ja) * 1988-10-24 1990-04-26 Nec Home Electron Ltd スペクトラム拡散通信方式および装置
JPH02246539A (ja) * 1989-03-20 1990-10-02 Nec Home Electron Ltd Csk通信装置

Patent Citations (3)

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