JPH0415024Y2 - - Google Patents

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JPH0415024Y2
JPH0415024Y2 JP11616786U JP11616786U JPH0415024Y2 JP H0415024 Y2 JPH0415024 Y2 JP H0415024Y2 JP 11616786 U JP11616786 U JP 11616786U JP 11616786 U JP11616786 U JP 11616786U JP H0415024 Y2 JPH0415024 Y2 JP H0415024Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、さつま芋をキユアリングする装置
に関し、特に、さつま芋をキユアリング室に運び
込むのに代わつて、1ケ所に集合されたさつま芋
を囲う状態でキユアリング室を形成するキユアリ
ング装置に関する。
[従来の技術並びにその問題点] さつま芋のキユアリング貯蔵とは、最高10カ月
にも及ぶ長期貯蔵中の腐敗、減量、品質劣化を防
止する目的で、収穫直後に行う熱処理である。
キユアリング貯蔵は、さつま芋を温度33℃〜35
℃、湿度90%以上の環境下に約100時間管理する
貯蔵方法で、この処理により、さつま芋の表皮
下、傷口にコルク層が形成され、この処理により
下記の優れた特性が実現できる。
主な病気である軟腐病、黒斑病の病原菌の活
動を終息させる。というのは、病原菌は15℃以
上で繁殖が活発となり27℃をその活動の最高と
するが、35℃を越えると繁殖が終息する為であ
る。
さつま芋表面のコルク層の形成により、貯蔵
中の病原菌の侵入を防止できる。
コルク層の形成により耐寒性を増し貯蔵成績
を上げることができる。農産物は一般に低温に
管理することにより呼吸作用を抑制し、養水物
の蒸散を少なくし、鮮度保持が期待されるが、
さつま芋のように、熱帯、亜熱帯原産のものに
は低温限界があり、それを超えると生理傷害が
発生し、腐敗、変色等の損害を招く。
さつま芋の場合、その低温限界は約10℃であ
るが、通常のキユアリング未処理の芋はこの危
険を避ける為、13℃〜15℃で貯蔵を行つてい
る。
ところで、貯蔵温度が、13℃を超えると、発
芽、目減りが目立ち始め、更に、15℃を超える
と病原菌の活動の危険性が発生する。
キユアリング処理の芋は、この点コルク層に
覆われて耐寒性が増している事から11℃〜13℃
の低温貯蔵が可能で、目減り、品質劣化、腐敗
のない極めて良好な貯蔵結果を上げている。
表皮の光沢が増し、食味の低下を防ぎ良好な
市場価格が期待できる。
育苗期の発芽性が良くなる。
以上の特長を有するキユアリング貯蔵を実際に
行うには、次の点が大切である。
収穫直後のさつま芋を35℃、湿度90%以上に
100時間程度管理するが、同時に激しくなつた呼
吸作用により酸欠が発生し易い為、換気に充分な
注意を要する。
処理中のさつま芋全体にわたり、均一な温湿
度、空気状態を保持する。
約100時間で5層前後のコルク層が形成される
が、キユアリング完了後、なるべく短時間(一昼
夜以内)で放熱を行い低温貯蔵に移す。これは病
原菌の活性化する27〜28℃の温度帯を速やかに通
過冷却させる為である。
即ち、キユアリング貯蔵は、温度と湿度を一定
範囲に保ち、換気を行い、なるべく短時間で加
温、冷却することで実現できる処理であつて、貯
蔵のための外的条件は決して難しいものではな
い。
キユアリング貯蔵の効果とその処理方法は、ほ
とんどのさつま芋栽培農家は周知している。しか
しながらこの処理はほとんど普及していない。優
れた効果のあるキユアリングは、これまでに使用
されたことはあるが、従来の設備では、労力と設
備費が高過ぎ、近年では単に低温貯蔵のみが行わ
れているのが現状である。
従来のキユアリング装置の一例を第11図と第
12図とに示す。この装置は、低温貯蔵室30に
隣接して、狭いキユアリング室31を設け、キユ
アリング貯蔵が終わつたさつま芋を低温貯蔵室3
0に搬入している。
この装置は、次の問題点があつて実際には普及
していない。
作業性について 畑より収穫したさつま芋はリンゴ箱、或はコン
テナに1箱当たり約25Kg入れる。1箱の総重量は
約30Kgとなる。
1ヘクタール(町歩)の収穫は約25t〜30tであ
るから全部で1000〜1200箱となる。
第11図のキユアリング室31は1.5坪〜2坪
の広さで約150箱を収容するように設計されてい
おり、これは10アール(1反)余りの収量に相当
する。
これを狭いキユアリング室31へ幅800mm×高
さ1800mm程度の出入口から5〜6段(高さで2m
以上)積み込む。1箱30Kgのものを狭い室内へ手
積みする。4〜5日後再びキユアリング室31か
ら搬出し、作業場内で1日放熱し、低温貯蔵庫3
0に搬入積み込みする。1ヘクタール収量全部を
完了するにはこの作業を8回以上くり返さなけれ
ばならないが、高温、高湿の狭いキユアリング室
31内でのこの作業は想像を超える重労働であ
る。
設備及び維持費用について 狭いキユアリング室31も建築物の一部であ
る。従つて建物本体、防熱、防熱扉、ヒーター、
制御器等相当の設備費を費やし、又熱効率不良の
為熱源ヒーターの運転経費も相当なものであつ
た。
以上のように、効果に対する労力、費用が掛か
りすぎ、このことがキユアリング貯蔵の普及を阻
止している。
更に、キユアリング貯蔵終了後、このキユアリ
ング室は単に場所を専有するのみの空室となつて
有効に利用できない。このような理由で、こうし
たキユアリング設備は農家から敬遠され、キユア
リング処理の効用は充分に認められていながらも
行われていないのが現状である。
本考案者は何とか実用的なキユアリング貯蔵を
実現すべく、下記の方式を検討した。
低温貯蔵庫そのものにキユアリング設備を設
ける方式 作業手順は1回でよいが、一般農家では不可
能。なぜなら一般農家の1日の収穫量は平均1.5t
(5アール)である。30t(1ヘクタール)の収穫
には通常順調に行つても約1カ月を要する。満杯
になる1カ月を待つてキユアリングを行つても数
日以前に収納したものはもうすでにキユアリング
処理の意味を持たない。キユアリングは収穫後で
きる限り速やかに、病原菌が肉質まで侵入しない
数日間のうちに行わなければならないからであ
る。
農協等の共同貯蔵庫ではこの方式は可能であ
る。特定の日を各農家に指定し、一斉に搬入積付
し、キユアリング、放熱、低温貯蔵の工程を消化
できるからである。現在、一部農協ではこの方式
を行つている。ところが、この方式は共同貯蔵庫
に運搬するのに手間が掛かり、更に、一度に多量
のキユアリングを行うため大熱源を要し、又大部
屋のため温湿度が均一とならない等問題が大き
い。
一般農家の数日の収穫分のみを収容できる全
装備(キユアリング、放熱、低温貯蔵)の小部屋
を数多く設ける方式 1ヘクタール農家にこの方式を採用すると1室
5tとして6室必要となり作業性は良いが、設備費
及び維持費が膨大なものとなり農家経営上、採算
面での問題が大きい。
本考案は、これ等従来の欠点を一挙に解決する
キユアリング装置を実現することを目的に開発さ
れたもので、この考案の重要な目的は、作業手順
が現在とほとんど変わらずに作業性が良く、使用
時以外は簡単にコンパクトに収納できるさつま芋
のキユアリング装置を提供するにある。更に、装
置費と維持費が低廉で短期に償却でき、故障のな
い耐用年数の永い信頼性の高いさつま芋のキユア
リング装置を提供するにある。
[従来の問題点を解決する為の手段] さつま芋のキユアリング装置は、一方が開口さ
れた箱形に形成され、内部に強制循環用のフアン
と加熱手段とが内蔵されたキユアリングユニツト
と、このキユアリングユニツトの開口部の天井と
両側面とに連結されて、引き出し自在で下方が開
口されている閉塞部材とを備える。閉塞部材は引
き出し状態でキユアリングユニツトに連結され、
閉塞部材とキユアリングユニツトとで空気漏れの
ない閉鎖キユアリング室を形成して内部に集合さ
れたさつま芋を収納する。
[作用、効果] この考案のキユアリング装置は、従来のよう
に、あらかじめ建造されたキユアリング室に箱入
りさつま芋を搬入するのに代わつて、さつま芋の
集合箇所にキユアリング装置を運び、集合さつま
芋を囲む状態にキユアリング室を形成する。即
ち、さつま芋は単に1箇所に積み重ねるだけで、
これをわざわざ狭いキユアリング室に搬入する手
間が不要で、更に、キユアリング室から搬出する
場合も、従来のように狭くして高温、多湿の作業
環境の悪い狭い室内から運び出す必要がなく、囲
いを外すとさつま芋の外囲全体が開放されて至つ
て簡単に、しかも良い作業環境で搬出できる。
この為さつま芋をキユアリング室に搬入し、あ
るいはここから運び出す手間が著しく省力化でき
る。
又、本装置は、キユアリングユニツトとこれに
引き出し自在に連結された閉塞部材とからなり、
構造が簡単で、従来の建物内に設けられるキユア
リング装置に比べて全体のコストを著しく低廉に
でき、建物に比べると断熱処理が簡単で、維持も
低廉にできる。
更に、閉塞部材が引き出し自在にキユアリング
ユニツトに連結される為、使用後小さくコンパク
トにして便利に収納できる特長も実現できる。
[好ましい実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図ないし第3図に示すキユアリング装置
は、キユアリングユニツト1と、これに引出自在
に連結された閉塞部材2とからなる。
キユアリングユニツト1は、第1図に於て右側
が開口された箱形に形成され、内部に強制送風循
環用のフアン3と、加熱手段であるヒーター4
と、湿度調整用の加湿器5とが設けられ、第1図
に於て左側の壁に換気口6が設けられている。
フアン3は、積み重ねられたさつま芋収納箱7
の間から空気を吸入してその周囲に圧送するよう
に、第1図と第4図とに示すように、キユアリン
グユニツトの外箱よりも多少小さく、外箱との間
に送風ダクト8を形成する吸引ダクト9の隔壁を
貫通して配設されている。
フアン3が全てのさつま芋に均一に強制送風す
るように、好ましくは積み重ねられた収納箱に差
圧シート10を被せる。差圧シート10は非通気
性のシートが使用される。
又、さつま芋収納箱7は、図示しないが、従来
から行われているように、上下の箱の間に棒材等
を挟んで箱の間に通気性を持たせ、あるいは箱自
体に無数の通気孔が穿設されものを使用する。
ヒーター4は送風ダクト8に配設され、キユア
リング室11を33〜35℃の設定温度に保持するよ
うに、温度センサー(図示せず)で通電状態が制
御される。加熱手段は、ヒーターに代わつてヒー
トポンプや高周波加熱手段も使用される。
加湿器5は、ノズルから水分を高圧で霧状に噴
射するもの、あるいは超音波で水を霧状に噴霧す
るもの、あるいは又、霧吹きの原理で水を噴霧す
るもの等全てのものが使用できるが、温度上昇の
ときに充分に加湿して、湿度を90%以上に保持で
きるものを使用する。加湿器は、水分が気化し易
いように、ヒーターで加温された空気の通路に配
設される。
換気口6は、キユアリング室11内の炭酸ガス
濃度が所定値以上にならないように、一定時間毎
に開閉される開閉ゲート12が設けられている。
開閉ゲート12は、開いた状態で室内空気が効
果的に換気されるように、第5図に示すように、
吸引ダクト9の天井と同一平面に回転軸13が配
設され、水平状に開いた状態で、フアン3の送風
が直接外部に吹き出されるように構成される。
開閉ゲート12の中央部分に水平に固定された
回転軸13は減速モーター14に連結され、減速
モーター14はタイマー(図示せず)で制御され
て、一定時間毎に開閉ゲート12を90度回転させ
て換気口6を開閉する。
閉塞部材2は、キユアリングユニツトに連結さ
れた引き出し自在の複数のコ字状ユニツト15か
らなり、コ字状ユニツト15は、断熱処理された
板材が第6図に示すように、下方開口のコ字状に
連結されている。
コ字状ユニツト15はキユアリングユニツト1
よりも大きく形成され、第7図に示すようにキユ
アリングユニツト1の外周に重ねて収納する。キ
ユアリングユニツト1から引き出して、第1図と
第3図とに示すように、積み重ねたサツマイモの
収納箱を囲うキユアリング室11が形成できるよ
うに、互いに隣接するコ字状ユニツト15は、外
形が内形よりも多少小さく形成されている。互い
に隣接して外側と内側とにあるコ字状ユニツト1
5の間隔は、コ字状ユニツト15が簡単に引出収
納でき、しかも、引き出し状態に於てなるべく〓
間ができないように、例えば1〜10mm程度に決
定される。
更に、コ字状ユニツト15の連結開口端には、
第8図に示すように、内側のコ字状ユニツトは外
周に、外側のコ字状ユニツトは内側に凸条16,
17を設け、コ字状ユニツト15を最後まで引き
出した状態で、両凸条16,17が当たつて引き
出しを制限すると共に、凸条の当接面にゴム状の
パツキン材18を設けて引出状態における空気漏
れを少なくできる。
コ字状ユニツト15が軽くスライドできるよう
に、さつま芋収納箱7は、第2図に示すように、
両側にレール19が設けられたパレツト20の上
に積み重ねるのがよい。又、コ字状ユニツト15
の下縁には車輪(図示せず)を固定すると軽く引
き出しできる。
コ字状ユニツトを形成する断熱処理された板材
には、通水性と通気性がなく、軽くて優れた断熱
性と耐水性とを有する板材、例えば、合成樹脂発
泡体の表面に金属板、合板あるいはシート材を接
着したものが最適である。
キユアリングユニツト1から引き出されるコ字
状ユニツト15で形成されるキユアリング室11
の理想的な大きさは、最も多い平均的農家の約5
日分のさつま芋、即ち、5000Kg(25Kg詰め200箱)
を収納できるように、高さが1.8〜2.5メートル、
幅が1.8〜3.5メートル、長さが3.6〜7メートル程
度に決定される。
この大きさのキユアリング室11は、さつま芋
収納箱7を縦、横、高さに8列×5列×5段に積
み重ねて大きさが、3.6〜5.0×1.7〜2.2×1.7メー
トルになる200箱のさつま芋を収納できる。
終端のコ字状ユニツト15は扉21を有する。
扉21はコ字状ユニツト15をキユアリングユニ
ツト1から引き出す時に開けられ、キユアリング
貯蔵時に閉塞される。
扉21に代わつて、断熱性のカーテン等も使用
でき、又、扉21全体を脱着自在な1枚のパネル
とし、コ字状ユニツト15を引き出す時にパネル
を外し、引出後固定することも可能である。
更に、第9図に示すように、キユアリングユニ
ツト1とコ字状ユニツト15とを分離できる構造
とするなら、必ずしも終端のコ字状ユニツト15
に扉等を設ける必要はない。
閉塞部材2には、第10図に示すように蛇腹も
使用できる。蛇腹である閉塞部材2は垂直断面が
コ字状で下面が開放されており、一端の両側と天
井部分とがキユアリングユニツトに連結され、他
端には開閉自在なカーテンが設けられている。蛇
腹は熱の放散を防止する為に、合成樹脂発泡体等
の断熱性シート材を使用する。
[使用例] 以上の如く構成されたキユアリング装置は、下
記の条件の下に使用される。
昇温は短時間で行うのが良いので、10月上旬
に於て約20時間で完了させる。
保温は昇温後34℃±0.5℃を100時間保持す
る。
湿度は常時90%〜95%を保持する。
換気は5時間前後でタイマーにより自動換気
する。
9月下旬等外気温の高い場合、さつま芋呼吸
熱、フアン運転熱により35℃を超える保温期には
サーモースタツト感知により自動換気冷却を行
う。
本装置は、以上の条件の下で、下記の方法で使
用する。
床パレツト22(1000×1800mm)5枚を1組
とし、2組を標準装備とする。常時1組はキユア
リング中、他の1組は毎日の収穫分の積付用とす
る。
まず、1組のパレツト(5枚)を広い作業場内
に並べ、約5日間の収積分を周囲から積み付ける
(低温貯蔵庫近くで行い、屋外でも可能)。現在通
常の作業順序においても各農家は毎日の掘取分を
直接低温貯蔵庫内に搬入せず、水分放出の意味で
作業場内に積み、1週間〜10日間放置しているの
で、パレツト上に積付けるのはこの作業と何等変
わはなく、特別に労力を必要としない。パレツト
上に200箱積み終わつた段階でキユアリングユニ
ツト1を移動させ、閉塞部材2とキユアリングユ
ニツト1とで積み重ねたさつま芋を囲い、さつま
芋をキユアリング室11内に収納する。
従来の狭いキユアリング室では困難であつた積
み付けも何等障壁のない作業場内(あるいは屋
外)で4周より行う為、極めて容易である。次に
キユアリングユニツト1の運転スイツチを入れ、
昇温、強制循環させ、以後4〜5昼夜前述の条件
下に、全自動で最適なキユアリング処理環境が保
持される。
キユアリングを開始してキユアリング室11を
閉塞した後は、すぐ近くにセツトしたもう1組の
パレツト上に翌日よりの収穫分を毎日積み付けて
行く。
キユアリング処理完了後、逆の手順でキユアリ
ング室11を開き、キユアリングユニツトを隣に
積み付け完了した未処理さつま芋に移動し、同手
順で装置をセツトしキユアリング開始する。キユ
アリング処理完了分はキユアリング装置を除去し
たまま一昼夜放熱し、直ちに低温貯蔵庫へ搬入積
み付けを行う。以後栽培量に合わせ数回同手順で
行う。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この考案の一実施例を
示すさつま芋のキユアリング装置の縦断面図、横
断面図および斜視図、第4図は第1図に示すキユ
アリングユニツト近傍の断面図、第5図は第1図
に示すキユアリング装置の開閉ゲート開状態を示
す縦断面図、第6図はコ字状ユニツトの斜視図、
第7図は閉塞部材をキユアリングユニツト外に収
納するキユウリング装置の側面図、第8図は第1
図の部分拡大断面図、第9図はキユアリングユニ
ツトと閉塞部材とを切り離した側面図、第10図
は閉塞部材の他の実施例を示す側面図、第11図
及び第12図は従来のキユウリング室を示す断面
図である。 1……キユアリングユニツト、2……閉塞部
材、3……フアン、4……ヒーター、5……加湿
器、6……換気口、7……さつま芋収納箱、8…
…送風ダクト、9……吸引ダクト、10……差圧
シート、11……キユアリング室、12……開閉
ゲート、13……回転軸、14……減速モータ
ー、15……コ字状ユニツト、16……凸条、1
7……凸条、18……パツキン材、19……レー
ル、20……パレツト、21……扉、22……床
パレツト、30……低温貯蔵室、31……キユア
リング室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方が開口された箱形に形成され、内部に強
    制循環用のフアンと加熱手段とが内蔵されたキ
    ユアリングユニツトと、このキユアリングユニ
    ツトの開口部の天井と両側面とに連結されて、
    引き出し自在で下方が開口されている閉塞部材
    とからなり、閉塞部材を引き出し状態でキユア
    リングユニツトに連結し、閉塞部材とキユアリ
    ングユニツトとで空気漏れのない閉鎖されたキ
    ユアリング室を形成して内部に集合されたさつ
    ま芋を収納するように構成されたことを特徴と
    するさつま芋のキユアリング装置。 (2) 閉塞部材が複数組のコ字状ユニツトからな
    り、コ字状ユニツトは断熱板がコ字状に連結さ
    れたもので互いに隣接するコ字状ユニツトは外
    形が内形よりも多少小さく形成されており、互
    いに重ね合わせて収納できるように構成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載のさつ
    ま芋のキユアリング装置。 (3) 閉塞部材が下方開口の蛇腹である実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のさつま芋のキユアリ
    ング装置。 (4) キユアリングユニツトが開閉自在な換気口を
    有する実用新案登録請求の範囲第1項記載のさ
    つま芋のキユアリング装置。
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JP6954938B2 (ja) * 2018-10-22 2021-10-27 株式会社前川製作所 貯蔵庫ユニット

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