JPH04149921A - ロータリースイッチ - Google Patents

ロータリースイッチ

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JPH04149921A
JPH04149921A JP2272276A JP27227690A JPH04149921A JP H04149921 A JPH04149921 A JP H04149921A JP 2272276 A JP2272276 A JP 2272276A JP 27227690 A JP27227690 A JP 27227690A JP H04149921 A JPH04149921 A JP H04149921A
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Shiori Fujiyoshi
枝折 藤好
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、操作部の回動によりスイッチ機構を作動させ
て電気回路を開閉するロータリースイッチに関する。
[従来の技術] 従来の、この種のロータリースイッチとしては、例えば
、特開昭63−232225号公報に掲載されているよ
うなものがある。
このものは、スイッチ操作用カム部と位置決め用カム部
を有するカムを回転軸を介して回転自在に取り付け、ス
イッチ操作用カム部に対応して可動端子を配置し、この
可動端子に対応して固定端子を配置し、かつ、凹字形可
動片を本体内に左右動自在に配置し、凹字形可動片の左
側側面に凹部を形成してこの凹部内にコイルバネを圧縮
状態に弾装し、凹字形可動片の左側内面に円弧状突部を
設け、この円弧状突部を前記位置決め用カム部に当接せ
しめている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来のロータリースイッチにあっ
ては、カムと一体の回転軸を回動することにより、コイ
ルバネの付勢力に抗して凹字形可動片を本体内で左右動
させてスイッチ開閉時の節度感を付与する構造となって
いたため、装置の小型化を図ることが困難であると共に
、遮断電流定格か比較的小さい割に操作力が重過ぎて回
動操作のための操作力を小さくすることができないとい
う課題があった。
即ち、左右に往復摺動する凹字形可動片の摺動動作を円
滑に行うためには、スイッチ本体と凹字形可動片との間
に適当な隙間を設定する必要がある。ところが、スイッ
チ本体等が合成樹脂の絶縁材料により形成されていて成
形時の収縮等を考慮して前記隙間を設定しなければなら
ないが、この隙間は材料のバラツキや成形条件のバラツ
キ等によって大きく変化する。その結果、隙間が狭過ぎ
ると摺動抵抗が増加して回転軸の回転が阻害され、操作
時の節度感が乏しくなる一方、隙間が広過ぎると遊びが
太き(なり、悪くするとスイッチ本体の内壁に凹字形可
動片の側面が挟み込まれて回転不良を生ずるという課題
があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、歯車により噛合する回動主軸で回動カムを回動し、
その回動カムに設けたカム部で可動バネを弾性変形させ
て可動接点及び固定接点間を開閉し、また、回動主軸及
び回動カムの少なくとも一方に角軸部を設け、その角軸
部に板バネを圧接してバネ力の強弱により回動時の節度
感を付与することにより、上記課題を解決することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明におけるロータリー
スイッチは、ケース本体と蓋体とからなる器体の内部に
外部電線の接続部を有する接続端子を複数個設け、前記
接続端子の少なくとも1個には固定接、壱を設けると共
に、前記接続端子の他の少なくとも1個には前記固定接
点に接触可能な可動接点を有する可動バネを設け、この
可動バネに摺接するカム部と従動歯車とを有する回動カ
ムと、前記従動歯車に噛合する駆動歯車を有し且つ一端
が前記器体の外部に突出する回動主軸とをケース本体及
び蓋体間にそれぞれ回動自在に軸止して設け、前記回動
主軸の回動により前記回動カムを介して前記可動接点及
び固定接点間を開閉自在としたことを特徴としている。
また、上記構成に加えて、回動主軸及び回動カムの少な
くとも一方に多角形の角軸部を設けると共に、この角軸
部に圧接される板バネをケース本体に保持して設け、回
動主軸の回動に応じて角軸部により回動時の節度感を付
与する構造とすることができる。
[作用] ケース本体と蓋体とからなる器体に回動自在に軸止され
た回動主軸を回動すると、当該回動主軸に設けた駆動歯
車と噛合する従動歯車を有する回動カムが回転し、当該
回動カムに設けたカム部のカム作用により可動バネが弾
性変形して可動接点を動かし、その可動接点と接続端子
に設けた固定接点との間を接触・開離して電気回路をオ
ン・オフさせる。
これと同時に、回動主軸及び回動カムの少なくとも一方
に設けた角軸部に摺接する板バネにより、角軸部の凹凸
に応じてその回動抵抗を増減変化させることができ、こ
れにより、回動主軸の回動操作時における節度感を確実
に感知することができる。
し実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照しス説明する
第1図乃至第14図は本発明の一実施例を示1もので、
3段階に切り替え可能なスイッチ機構4有するロータリ
ースイッチに適用した図である。
まず、構成を説明すると、第1〜7図に示11は器体で
あり、この器体1は、スイッチ機構刀びその他の部品を
収納するための凹陥部を有すイケース本体2と、このケ
ース本体2に装着されズ前記凹陥部を閉じる蓋体3と、
この蓋体3に装窄される化粧板4と、この化粧板4を係
合保持す42枚1組の板保持体5とを備えている。
ケース本体2には、電線が個別に挿入され48個の電線
挿入孔68〜6hと、挿入された電紅を係止する解除ボ
タン7を動かして係止を解除するための4個の工具挿入
孔88〜8dとを下方に開口して設けている。かかるケ
ース本体2の凹所部内には、外部電線の接続部を2箇所
に有する2個の可動側接続端子9a、9b及び1個の固
定側接続端子10と、外部電線の接続部を1箇所に有す
る2個の固定側接続端子11a、llbと、回動主軸1
2及び2個の回動カム13の回動を抑制して回動時の節
度感を付与する2枚で一対の板バネ14等を収納してい
る。
各接続端子9a、9b、10.lla、llbは銅合金
によってコの字形に折り曲げ形成されていて、2個の可
動側接続端子9a、9bは導電性の連結端子40により
連結して電気的に接続している。接続端子9bは2個の
押えバネ15を有し、接続端子10.lla、llbは
1個の押えバネ15を有している。そして、接続端子9
a。
9b、10には、その長平方向中途部の両側に設けた突
部を上方へ折り出すことによって接点片16を形成じ、
また、接続端子11a、Ilbには、その長手方向中途
部の片側に設けた突部を上方へ折り出すことによって接
点片17をそれぞれ形成している。
接続端子】○の一方の接点片を除く他の3個の固定側接
点片16.17には固定接点18a。
18b、18cをそれぞれ固着していると共に、一方の
接続端子9bの一方の接点片を除く他の3個の可動側接
点片16には3個の可動バネ19a、19b、19cの
基端をそれぞれ固着している。各可動バネ19a、19
b、19cは、凹陥部の中央の空間を横断するように接
点片17方向に延びており、それぞれの先端には固定接
点18a、18b、18cに個別に接触できるように可
動接点20a、20b、20cをそれぞれ固着している
上記接続端子9a、9b、10.lla。
11bは、電線挿入孔6a〜6hに対応させてコの字形
の開口側を底面側に向けた状態でケース本体2に収納さ
れており、対をなす横突出壁21と縦突出壁22とでそ
れぞれの開口側の撓み変形を防止している。かかる接続
端子9a、9b。
10、lla、llbと、その内側に配設された押えバ
ネ15とで、それぞれネジ無し端子を形成している。
押えバネ15は、一端をU字状に折り曲げると共に他端
をS字状に折り曲げ形成しており、これにより両端部に
、互いに斜め上方に伸びて先端縁で電線を係止して抜け
を防止できる係止部を設定している。そして、各係止部
には、前記工具挿入孔88〜8dの上方に配置した解除
ボタン7の内端面を対向させている。従って、ドライバ
等の工具で押えバネ15のバネ力に抗して解除ボタン7
を内側に揺動させることにより、押えバネ15を弾性変
形させて各接続端子9b、10.lla。
11bとの間で挟持している電線の係止を解除すること
ができる。
回動主軸12は器体1のほぼ中央に配置されていて、そ
の両側に互いの軸心線を平行にして2個の回動カム13
a、13bを配置している。回動主軸12は、第11図
等に示すように、軸方向の中途部に設けた駆動歯車23
と、その駆動歯車23の一側に設けた角軸部24とを有
し、その角軸部24を下にして軸心線を上下方向に向け
た状態で下端をケース本体2に回動自在に軸止してぃる
。回動主軸12の上端は蓋体3に設けた貫通穴25を貫
通して器体1の外部に突出し、中途部を当該蓋体3に回
動自在に軸止している。そして、回動主軸12の蓋体3
の上方に突出した先端部分には切欠きを設け、その先端
部分にツマミ26を着脱可能に挿着している。35は、
駆動歯車23の上面に設けたストッパである。
回動カム13a、13bは、第12図(al −(d)
等に示すように、駆動歯車23と噛み合う従動歯車27
と、その従動歯車27の一側に設けたカム部28と、そ
のカム部28の一側に設けた角軸部29とを有し、角軸
部29を下にして軸心線を上下方向に向けた状態で下端
をケース本体2に回動自在に軸止している。各回動カム
13a、13bの上部には上方に開口する軸受穴30を
設けていると共に、その軸受穴30に対応して蓋体3に
は軸受突起31を設け、その軸受突起31を軸受穴30
に係合させることにより当該回動カム13a、13bの
上端を蓋体3にそれぞれ回動自在に軸止している。さら
に、回動カム13a、13bのカム部28は内角θが1
35度をなす2個の突起28a、28bを有するカム面
を具えている。
32は、突起28a、28bの位置を表示するために従
動歯車27の上面に設けた刻印である。
上記回動主軸12の角軸部24及び回動カム13a、1
3bの角軸部29は共に断面形状が六角形をなしており
、これらを両側から挟むように前記板バネ14を配置し
ている。板バネ14は、第13図等に示すように、側方
に突出する押圧片33を中央部に設けた細長い板状のバ
ネ材からなり、その長手方向の複数箇所に折り目を設け
ることにより押圧片33の先端と両サイドの圧接片34
との3箇所を同方向に突出している。
かかる板バネ14の両端はケース本体2の縦方向に両端
支持しており、これにより、抑圧片33の先端を回動主
軸12の角軸部24に押圧すると共に、各圧接片34を
回動カム13の角軸部29にそれぞれ押圧して回動主軸
12及び回動カム13の回動を抑制している。従って、
角軸部24゜29の半径方向の連続的な長さ変化に基づ
いて板バネ14のバネ力が強弱変化するため、このバネ
力の変化により、ツマミ26を回動する際の節度感を付
与することかできる。
上記構成を有する回動主軸12と回動カム13a、13
bとは、第6図及び第14図 (a)〜(d)に示すよ
うな関係を持たせて駆動歯車23と従動歯車27とを噛
合させており、これにより、後述するような作用を有す
る3段切替えのスイッチ機構を構成している。即ち、第
14図(alに示すように、回動主軸12と2個の回動
カム13a、13bの各軸心線を通る中心線りに対して
、第1の回動カム13aは内角θの右側突起28aを一
致させると共に、第2の回動カム13bは内角θの右側
突起28aを直交する方向に設定している。そして、回
動主軸12の角軸部24には押圧片33を、また、回動
カム13a、13bの角軸部29には圧接片34をそれ
ぞれ接触させている。さらに、回動カム13aのカム部
28には片側から可動バネ19aを、また、回動カム1
3bのカム部28には両側から可動バネ19b、19C
をそれぞれ接触させている。
蓋体3は、第8図(al〜(e)に示すように、前記歯
車23.27等を収納するための凹陥部を有するボック
ス部3aと、その両側に設けたフランジ部3bとからな
り、2個の前記軸受突起31を凹陥部内に突出させて一
体に形成している。ボックス部3aの上面中央にはボス
部3cを設けており、そのボス部3cの中央に前記貫通
穴25を形成している。36は、表示灯用の窓穴であり
、表示灯付スイッチの場合には反射板等が装着され、表
示灯が付かないスイッチの場合には不透光板等が装着さ
れる。37は、蓋体3に対して板保持体5を位置決めす
るための凹部であり、38は、解除ボタン7の動きを制
限するための制限突起である。さらに、39は、回動主
軸12の回転角度を規制するためのストッパ受部であり
、回動主軸12のストッパ35の回転軌跡上に設定され
ている。
蓋体3の上面には化粧板4を裁置し、その化粧板4に設
けたボス受部41をボス部3cに嵌合している。化粧板
4は、第9図(a)〜(e)に示すように、蓋体3の上
面を覆う上面部4aと、その上面部4aの下面周縁を囲
う側面部4bとからなり、上面部4aの中央には裏面側
に膨出する膨出部4cを設け、その膨出部4cの中央に
前記ボス受室41を形成している。さらに、化粧板4の
裏面には、これを器体1側に固定するための4本の脚片
42を設け、その先端には内側に突出する爪部43を形
成している。
板保持体5は、第10図fa)〜(e)に示すように、
長方形をなす板体部5aと、その幅方向両側に互いに逆
方向に突出して設けた上縁部5b及び下縁部5cとから
なり、上縁部5bの内側には凹部37に係合して位置決
めできる段部を形成している。さらに、上縁部5bの両
端には、下縁部5cと同方向に突出する爪部44を形成
しており、その爪部44に爪部43を係合することによ
り化粧板4を器体1に同定することができる。
かかる構成を有する板保持体5は蓋体3のボックス部3
aを両側から挟むように装着され、その上に2個で1組
をなす蓋止板45をそれぞれ固着している。蓋止板45
の両端には二又部46を設けており、それらを外側へ広
げてケース本体2の凸部に係合することにより、蓋体3
と板保持体5をケース本体2に締め付は固定することが
できる。さらに、蓋止板45の中途部には、配線器具取
付枠に取り付けるための係合突起47を設けている。
次に、本実施例の作用について説明する。
第15図及び第16図は、上述したような構成を有する
ロータリースイッチAを、建物の壁等に取り付けるため
の配線器具取付装置に装着した状態を示す図である。
この配線器具取付装置は、本ロータリースイ・ソチAと
トグルスイッチB等の他の配線器具を着脱自在に装着で
きる取付枠50と、その取付枠50を建物の壁等に取り
付けるための補強枠(図に表れない)と、その補強枠の
周縁部を覆う外装枠51と、その外装枠51の内側に設
定された開口部を塞ぐ化粧プレート52等を備えている
かかるロータリースイッチAの内部機構を示す第6図は
、第1の接点を閉じて第2及び第3の接点を開いた状態
を示しており、その時の回動カム13a、13bの各カ
ム部28の位置関係を第14図(a)に示している。こ
の状態では、第1の回動カム13aの第1の突起28a
が第1の可動バネ19aを押圧しているため、可動接点
20aが固定接点18aに接触していて第1の接点は通
電状態にある。一方、第2及び第3の可動バネ19b、
19cは第2の回動カム13bの基礎円に接触している
ため、固定接点18bと可動接点2obとの第2の接点
及び固定接点18cと可動接点20cとの第3の接点と
はそれぞれ開離していて非通電状態にある。
かかる状態から、ツマミ26を介して回動主軸12を角
軸部24の1ノツチ(360度の178=45度)分だ
け時計方向に回動すると、同図(blに示すように、回
動主軸12の駆動歯車23と噛合する従動歯車27の作
用により、第1及び第2の回動カム13a、13bが共
に反時計方向に回動する。これにより、第1の可動バネ
19aを押圧していた第1の突起28aの押圧力が解除
されるため、可動接点20aが固定接点18aから離反
して第1の接点が非通電状態に変化する。これに対して
、第2の回動カム13bの第2の突起28bが第2の可
動バネ19bを押圧するため、可動接点20bが固定接
点18bに接触し、第2の接点が通電状態に変化する。
一方、第3の可動バネ19cは第2の回動カム13bの
基礎円上を摺動するため、固定接点18cと可動接点2
0cとの第3の接点は開離したままで非通電状態を維持
する。
さらに、ツマミ26を1ノツチ分だけ時計方向に回動す
ると、同図(c)に示すように、第1及び第2の回動カ
ム13a、13bが共に反時計方向に回動し、第2の可
動バネ19bを押圧していた第2の突起28bの押圧力
を解除する一方、第1の突起28aが第3の可動バネ1
9cを押圧する。これにより、可動接点20bが固定接
点18bから離れて第2の接点が非通電状態に変化する
と共に、可動接廃、 20 cか固定接点18cに接触
して第3の接点が通電状態に変化する。これに対して、
第1の可動バネ19aは第1の回動カム13aの基礎円
上を摺動するため・、固定接点18aと可動接点20a
との第1の接点は開離したままの非通電状態を維持する
また、同図(a)の状態からツマミ26を1ノツチ分だ
け反時計方向に回動すると、同図(d)に示すように、
第1及び第2の回動カム13a。
13bが共に時計方向に回動する。そのため、第1の可
動バネ19aを押圧していた第1の回動カム13aの第
1の突起28aによる押圧力が解除されると共に、第2
及び第3の可動バネ19b。
19cは第2の回動カム13bのカム部28の基礎円上
を摺動するのみであるため、全ての固定接点18a〜1
8Cと可動接点20a〜20cとの間は開離して、第1
〜第3の接点は全て非通電状態となる。
この際、角軸部24には押圧片33が、また、角軸部2
9には圧接片34かそれぞれ押圧されており、それらの
バネ力は角軸部24.29の一辺と板バネ14とか平行
である時に最小であって、角部の対角線と板バネ14と
か直角となるまで半径方向の長さの増加に応じて増加し
く1ノツチの展)、その後の坏ノツチの間は、上記とは
逆に回転角の増加に応じてバネ力か減少する。従って、
この板バネ14のバネ力の増減変化により、操作時の節
度感を操作者に確実に付与することができる。
なお、上記実施例では、角軸部24.29について六角
形の柱体を適用した例について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、四角形、五角形、六角形
、七角形、上角形、十三角形等の各種の形状を適用する
ことができる。この場合、1回転当たりのノツチ数は柱
体の角数に対応しているため、それに応じてカム部の形
状を設定する必要がある。上記カム部28と角軸部24
.29との上下関係は逆に設定してもよい。
また、上記実施例においては、可動バネを3個使用して
3段切替のスイッチ機構に適用した例について説明した
が、可動バネは少なくとも1個あればよく、例えば1個
の場合には片側のみのスイッチ機構となり、4個使用す
る場合には4段切替のスイッチ機構となる。
さらに、外部電線の接続部を2箇所に有する接続端子9
a、9b及び10は、それぞれ中央で2分割して2個の
接続端子とすることができ、これと前記接続端子11a
、llbとの組み合わせにより、2つの異なる電気回路
を有する2極スイツチを構成することができる。
[発明の効果1 以上説明してきたように、本発明は上述のとおり構成さ
れているので、次に記載するような効果を奏する。
ケース本体と蓋体とからなる器体に回動自在に軸止した
回動主軸を回動じて当該回動主軸に設けた駆動歯車と噛
合する従動歯車を有する回動カムを回転し、当該回動カ
ムに設けたカム部で可動バネを弾性変形させて可動接点
及び固定接点間を開閉する構成としたため、従来例の凹
字形可動片のように往復運動する部材を廃止することが
でき、従って、スイッチ装置全体の小型化を図ることが
できる。しかも、従来のように凹字形可動片の往復動作
不良を生ずることがないから比較的小さな操作力で回動
操作することができ、1又は2以上のスイッチ機構の開
閉作動を確実に行うことができる。
また、回動主軸又は回動カムの角軸部に板バネを押圧し
、そのバネ力によって回動操作時の節度感を付与する構
成としたため、回動操作時における節度感を、簡単な構
造でありながら確実に付与することができる。特に、従
来の産業用ロークツ−スイッチでは遮断電流定格が比較
的小さい割りに操作力が重過ぎるという欠点があったが
、本発明によれば、一般家庭内に設置するための遮断電
流定格が大きく、しかも軽い操作力で確実な節度感が得
られるロータリースイッチを提供することができる。さ
らに、被覆を取った電線を電線挿入孔から差し込むだけ
で外部電線の接続を行うことができ、取付施工工事の容
易なロータリースイッチを提供することができるという
効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す第4図の■−工綿線断
面図第2図は同じく第4図の■−■線断面図、第3図は
同じく正面図、第4図は同じく一部を断面した側面図、
第5図は同じ(化粧板及びツマミを取り除いた状態の平
面図、第6図は同じく蓋体を取り除いた状態の平面図、
第7区は同じ(底面図、第8図は本発明に係わる蓋体を
示すもので、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図
、同図(c)は平面図、同図(d)は底面図、同図(e
)は同図(a)のm −m 線断面図、第9図は同じく
化粧板を示すもので、同図(al は平面図、同図(b
)は底面図、同図(c)は同図(a)のIV −IV線
断面図、同図(d)は正面図、同図fe)は同図(a)
のV−V線断面図、第10図は同じく板保持体を示すも
ので、同図(a)は平面図、同図(b)は右側面図、同
Z fc)は左側面図、同図(d)は正面図、同図(e
)は同図(a)のVT−VI線断面図、同図(f+は同
図(a)の■−■線断面図、第11図は同じく回動主軸
の斜視図、第12図は同じく回動カムを示すもので、同
図fatは正面図、同図(b)は平面図、同図(c)は
底面図、同図(d)は同図(a)の■−■線断面図、第
13図は同じく板バネの斜視図、第14図 (a)〜[
d)はスイッチ機構の作動をそれぞれ示す説明図、第1
5図は本発明に係わるロータリースイッチの使用状態の
一例を示す正面図、第16図は同じ(側面図である。 1、器体       2:ケース本体3、蓋体   
    4:化粧板 5:板保持体 9a、 9b、 10. lla、 llb :接続端
子12・回動主軸     13a、13b :回動カ
ム14:板バネ 18a、18b、18c :固定接岸、19a、19b
、19c :可動バネ 20a、20b、20c :可動接点 23:駆動歯車     2429:角軸部27:従動
歯車     28、カム部31:軸受突起 33:押圧片 34: 圧接片 40:連結端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケース本体と蓋体とからなる器体の内部に外部電
    線の接続部を有する接続端子を複数個設け、前記接続端
    子の少なくとも1個には固定接点を設けると共に、前記
    接続端子の他の少なくとも1個には前記固定接点に接触
    可能な可動接点を有する可動バネを設け、この可動バネ
    に摺接するカム部と従動歯車とを有する回動カムと、前
    記従動歯車に噛合する駆動歯車を有し且つ一端が前記器
    体の外部に突出する回動主軸とをケース本体及び蓋体間
    にそれぞれ回動自在に軸止して設け、前記回動主軸の回
    動により前記回動カムを介して前記可動接点及び固定接
    点間を開閉自在としたことを特徴とするロータリースイ
    ッチ。
  2. (2)ケース本体と蓋体とからなる器体の内部に外部電
    線の接続部を有する接続端子を複数個設け、前記接続端
    子の少なくとも1個には固定接点を設けると共に、前記
    接続端子の他の少なくとも1個には前記固定接点に接触
    可能な可動接点を有する可動バネを設け、この可動バネ
    に摺接するカム部と従動歯車とを有する回動カムと、前
    記従動歯車に噛合する駆動歯車を有し且つ一端が前記器
    体の外部に突出する回動主軸とをケース本体及び蓋体間
    にそれぞれ回動自在に軸止して設け、前記回動主軸及び
    回動カムの少なくとも一方に多角形の角軸部を設けると
    共に、この角軸部に圧接される板バネを前記ケース本体
    に保持して設け、前記回動主軸の回動により前記回動カ
    ムを介して前記可動接点及び固定接点間を開閉自在とす
    ると共に、その回動時の節度感を前記角軸部により付与
    したことを特徴とするロータリースイッチ。
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