JPH04147861A - 冷却機構を有した真空式熱転写装置 - Google Patents

冷却機構を有した真空式熱転写装置

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JPH04147861A
JPH04147861A JP27196990A JP27196990A JPH04147861A JP H04147861 A JPH04147861 A JP H04147861A JP 27196990 A JP27196990 A JP 27196990A JP 27196990 A JP27196990 A JP 27196990A JP H04147861 A JPH04147861 A JP H04147861A
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aspiration
thermal transfer
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conductive pipe
chamber
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Kazuyoshi Kuroda
和義 黒田
Junichi Tanaka
淳一 田中
Nobumasa Arato
荒戸 信正
Kazuo Takahashi
和男 高橋
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YAMAGATA THREE M KK
3M Japan Ltd
Asahi Etic Co Ltd
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YAMAGATA THREE M KK
Sumitomo 3M Ltd
Asahi Etic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチックシート上に、乾燥着色インクを熱
転写することによって装飾模様付プラスチックシートを
製造する真空式熱転写装置に関する。
(従来の技術) 従来の真空式熱転写装置は、多数の小孔が形成された多
孔板と該多孔板の下方に位置した吸引室とを備えた吸着
盤と、該吸着板上を覆うラバーダイアフラムと、該ラバ
ーダイアフラムを加熱する加熱装置と、前記吸引室に接
続された真空ポンプとを有している。
該真空式熱転写装置にあっては、装飾模様付プラスチッ
クシートは以下のように製造されている。
まず最初にプラスチックシートを多孔板上に載置し、所
定の模様にカットした熱転写インクシートをインク面を
プラスチックシートの方に向け−。
プラスチックシート上に載置する。次に、ラバーダイア
フラムを吸着盤上にかぶせ、真空装置を干動させて吸引
室内及びラバーダイアフラムと吸号盤との間の空間内を
所定の真空度、例えば64mmHgにし、熱転写インク
シートをラバーダイフッラムを介してプラスチックシー
ト上に密着さえる。次に、加熱装置を作動させて、ラバ
ーダイフッラムを所定の温度、例えば、105°Cに加
熱し、奔転写インクをその基紙から遊離し、プラスチッ
クシート上に転写する。熱転写インクの転写が完了した
後、加熱装置の作動を停止し、吸着盤及びラバーダイア
フラムを所定の温度、例えば40°C以丁に冷却し、熱
転写インクをプラスチックシート上に固着させる。次に
、吸引室及びラバーダイアフラムと吸着盤との間の空間
内を大気圧にし、ラバーダイアフラムを除去し、基紙を
除去して模様付プラスチックシートの製造を完了する。
(発明が解決しようとする課題) 従来の真空式熱転写装置にあっては、吸着盤の大きさは
約2mX5mの大きさであり、さらに真空及び加熱に耐
える強度保持のために盤構造とならざるを得す、多孔板
の下方に位置した吸引室が大きなものとなっている。そ
のために、真空にする為の吸引時間が長いという欠点が
ある。
熱転写インクをプラスチックシート上に転写した後、直
ちにラバーダイアフラム及び基紙を除去すると、インク
が流動してしまう。これを防止するためにラバーダイア
フラム、熱転写インクシート及び多孔板を冷却しなけれ
ばならない。上記したように吸着盤は強度保持の為に大
きなものとなっており、その熱容量も大きい。そのため
に、熱転写後の所定温度への冷却時間が長いという欠点
がある。
すなわち、模様付プラスチックシートの製造サイクルに
おける真空引き及び冷却の時間が長く、生産性が低いと
いう欠点がある。
本発明は、真空吸引時間及び吸着盤の冷却時間が短く、
生産性が高い真空式熱転写装置を提供することを目的と
している。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する為に、本発明の真空式熱転写装置に
おいては、吸引室には少なくとも1本の熱伝導性パイプ
を挿入しており、該熱伝導性パイプを冷却装置に接続し
ている。
熱伝導性パイプは複数の角パイプであることが効果的で
ある。
(作用) 上記のように構成された真空式熱転写装置では、熱伝導
性パイプは吸引室内の容積を減少させるので、真空吸引
時間を短くする。さらに、熱伝導性パイプは冷却装置に
接続されているので、吸引室を速く冷却し、もって多孔
板上に載置されたプラスチックシート及び熱転写インク
を速く冷却する。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明すると、第1図にお
いて、真空室熱転写装置は吸着盤1と、吸着盤1上に載
置されるラバーダイアフラム2と、ラバーダイアフラム
2を加熱するヒートランプ3と、吸着盤1の下方に配置
された真空ポンプ4とを有している。吸着盤1は、第2
図に示されるように、多数の貫通小孔5を備えた矩形の
多孔板6と、多孔板6の下方に位置した吸引室7とを有
している。吸弓室7は多孔板6の貫通小孔5を介して外
部と連通しており、さらに真空ポンプ4に連通している
。第3図に示されるように、吸引室7内には複数の熱伝
導性パイプ8が挿入されており、これらパイプ8の両端
はマニホールド9,10に接続されており、さらに、マ
ニホールド9,10は図示しない冷却装置に接続されて
いる。これにより、熱伝導性パイプ8の内部には冷気若
しくは冷媒が流れるようになっている。
上記構成の真空式熱転写装置にあっては、装飾模様付プ
ラスチックシートは以下のように製造される。
まず最初にプラスチックシートを多孔板6上に載置し、
所定の模様にカットした熱転写インクシートをインク面
をプラスチックシートの方に向けてプラスチックシート
上に載置する。次に、ラバーダイアフラム2を吸着盤1
上にかぶせ、真空ポンプ4を作動させて吸引室7内及び
ラバーダイアフラム2と吸着盤1との間の空間内を所定
の真空度、例えば640 mmHgにし、熱転写インク
シートをラバーダイアフラム2を介してプラスチックシ
ート上に密着させる。次に、ヒートランプ3を作動させ
て、ラバーダイアフラム2を所定の温度、例えば、10
5°Cに加熱し、熱転写インクをその基紙から遊離し、
プラスチックシート上に転写する。熱転写インクの転写
が完了した後、ヒートランプ3の作動を停止し、冷却装
置を作動させ、複数の熱伝導性パイプ8内に冷気若しく
は冷媒を流し、吸着盤1及びラバーダイアフラム2を所
定の温度、例えば40°C以下に冷却し、熱転写インク
をプラスチックシート上に固着させる。次に、吸引室7
及びラバーダイアフラム2と吸着盤1との間の空間内を
大気圧にし、ラバーダイアフラム2を除去し、基紙を除
去して模様付プラスチックシートの製造を完了する。
本実施例と従来技術の真空式熱転写装置との比較実験結
果を表1に示す。実験は1m2の大きさのプラスチック
シートに熱転写インクを転写したものである。
表1からもわかるように、本発明による真空式熱転写装
置は従来技術と比べて約半分の時間で加工サイクルを完
了することができ、生産性を2倍に上げることができる
上記実施例では複数の熱伝導性パイプが吸引室内に挿入
されているが、1本の熱伝導性パイプをジグザグにして
挿入しても良い。
さらに、熱伝導性パイプの形状はいかなるものでも良い
が、吸引室7内の空隙を少なくするという観点から角パ
イプであることが好ましい。空隙が少ないことによって
、所定の真空度に吸引する時間を短くすることができる
。さらに、熱伝達性及び吸着盤の強度の観点からパイプ
の上部は多孔板と吸引室の底壁とに密着するようにさ収
ていることが好ましい。また、下部は通気性と剛性をよ
くするために下板との間に架台により支えられているこ
とが好ましい。そうすることによって、プラスチックシ
ート及び熱転写インクの冷却がより効率的に行われる。
さらに、熱伝導性パイプが吸着盤の補強部材の機能を果
たすので、吸着盤の剛性及び強度を向上させることもで
きる。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
吸引室内に熱伝導性パイプを挿入することによって、吸
引室内の容積を減少するので真空吸引に要する時間を短
くすることができる。
挿入された熱伝導性パイプを冷却装置に接続することに
よって、吸引室、プラスチックシート及び熱転写インク
の冷却に要する時間を短くすることができる。
熱伝導性パイプとして複数の角パイプを使用すると、吸
引室内の容積をより効果的に小さくすることができ、真
空吸引時間をさらに効果的に短縮することができる。
さらに、挿入された熱伝導性パイプが補強材の役割を果
たすので、吸着盤の剛性及び強度の向上が付随的に得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による真空式熱転写装置の実施例の外観
図、第2図は第1図に示された実施例の吸着盤の外観図
、第3図は第2図の線III −IIIに沿った断面図
、第4図は第3図の線N−IVに沿った横断面図である
。 1・・・吸着盤、2・・・ラバーダイアフラム、3・・
・加熱装置、4・・・真空装置、5・・・孔、6・・・
多孔板、7・・・吸引室、8・・・熱伝導性パイプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックシート上に乾燥着色インクを熱転写
    して装飾模様プラスチックシートを作成する真空式熱転
    写装置であって、 多数の小孔(5)が形成された多孔板(6)と、該多孔
    板(6)の下方に位置した吸引室(7)とを有した吸着
    盤(1)と、 該吸着盤(1)上を覆うラバーダイアフラム(2)と、 該ラバーダイアフラム(2)を加熱する加熱装置(3)
    と、 前記吸引室(7)に接続された真空ポンプ(4)とを有
    する真空式熱転写装置において、前記吸引室(7)には
    少なくとも1本の熱伝導性パイプ(8)が挿入され、該
    熱伝導性パイプ(8)は冷却装置に接続されていること
    を特徴とする真空式熱転写装置。
  2. (2)前記熱伝導性パイプ(8)は複数の角パイプであ
    る請求項1記載の真空式熱転写装置。
JP27196990A 1990-10-09 1990-10-09 冷却機構を有した真空式熱転写装置 Expired - Lifetime JP2883711B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007261602A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Nisshin Steel Co Ltd 転写印刷用トレー

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