JPH04145821A - ガス絶縁電気機器 - Google Patents

ガス絶縁電気機器

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Publication number
JPH04145821A
JPH04145821A JP26302190A JP26302190A JPH04145821A JP H04145821 A JPH04145821 A JP H04145821A JP 26302190 A JP26302190 A JP 26302190A JP 26302190 A JP26302190 A JP 26302190A JP H04145821 A JPH04145821 A JP H04145821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating spacer
gas
case
flange
scattering
Prior art date
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Pending
Application number
JP26302190A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoaki Shimogawara
下川原 直明
Hiroshi Kawada
川田 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26302190A priority Critical patent/JPH04145821A/ja
Publication of JPH04145821A publication Critical patent/JPH04145821A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G5/00Installations of bus-bars
    • H02G5/06Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
    • H02G5/066Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
    • H02G5/068Devices for maintaining distance between conductor and enclosure being part of the junction between two enclosures

Landscapes

  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、管路内に絶縁ガスが充填されたガス絶縁電気
機器に係り、特に、管路内に配設された導体を支持する
絶縁スペーサの防爆構造に改良を施したガス絶縁電気機
器に関するものである。
(従来の技術) 一般に、容器内部に絶縁ガスを充填したガス絶縁電気機
器においては、管路内に配設された導体を支持するため
に絶縁スペーサが用いられている。
第9図に、従来の絶縁スペーサの取イ・1け構造の一例
を示した。即ち、第9図において、合成樹脂等で製作さ
れた絶縁スペーサ1は、その外周フランジ部2の両面か
ら接地ケース3のフランジ部4によって挟持され、ボル
ト5等により締(=Jけ固定されている。また、前記絶
縁スペーサ1は、その中央部において充電部導体6を支
持し、°さらに、接地ケース3の内部には絶縁ガス7が
充填されている。
この様に構成された絶縁スペーサにおいては、接地ケー
ス内に配設された導体を絶縁支持すると共に、導体に短
絡電流が流れた場合の電磁力並びに一定のガス区分隔壁
として、その両側の差圧に耐える必要がある。これらの
機能については、主として利料力学的な問題として検討
し、絶縁スペーサの肉厚及び形状を適宜選択することに
より、所要の強度を持たせることができる。また、その
他の異常圧力の要因として、極めてまれな電気的事故で
あるが、管路的地絡事故によるアーク熱のためのガス圧
力の異常1−昇がある。もっとも、この圧力1−昇は前
記の強度設計においては当然に考慮され、ここでは図示
されていないが、必要に応じて安全装置としてラブチャ
ーディスク(破裂板)がさらに取イー1けられることも
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、アークによる絶縁スペーサの破壊要因は
1−述した場合たけではない。即ち、アークは、母線導
体とアークとで形成されるコ字形電路と自らの電磁力と
の相互作用により、管路中いずれかの方向に急速に走行
し、その障害物となる絶縁スペーザ部に達して、事故が
除去されるまでそこでアークが持続することが理論的に
も経験的にも判明している。その結果、アークの進行を
止めた絶縁スペーサは、接地ケースフランジ側のアーク
スポラt・の近接点において、アークエネルギーによる
局部的且つ急激な熱の注入を受けて、周辺部との熱膨張
の均衡を失い、最悪の場合はクラックを発生するに至る
。実験によれば、絶縁スペーサの破壊は、例えば第10
図に示すように生ずる。第10図中、不規則な実線はク
ラック9を示し、ハツチング部分は破片10となる部分
を模式%式% この様なりラックの発生は、通常の材料力学的な検討に
よっては把握することが困ガ[な問題であり、絶縁スペ
ーサの肉厚を増減するだけでは必ずしも改善されず、前
記の構造強度−1−の要請から肉厚を厚くするとむしろ
悪化する場合もある。そのため、管路内部では上昇した
ガス圧力に十分に耐えながらも、接地ケースのフランジ
部4の近傍にクラック9を生じ、そのクラック9の先端
が内部のガス圧充填部にまで達すると、折から異常1−
昇したガス圧のために、絶縁スペーサを構成する樹脂の
破片が飛散し、最悪の場合には人身事故に至る場合があ
る。
この対策として、第11図に示した様に、絶縁スペーサ
1のフランジ部を、予め機械加工された金属製フランジ
8で置換えて一体注形する方法があるが、この場合は、
かなり高価なものとなるといった欠点があった。
本発明は、1.記の様な従来技術の欠点を解消するため
に提案されたもので、その目的は、絶縁スペーサの破壊
による飛散を防止し、万一の外部破損時の破片を安全に
処理することのできる、安全性に優れたガス絶縁電気機
器を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 第1項記載の発明は、絶縁スペーサのフランジ部の気中
に露出する外周部分の少なくとも一部分に、破片飛散防
止部月を取付けたことを特徴とするものである。
また、第2項記載の発明は、絶縁スペーサのフランジ面
と、これを挟んで面接触する接地ゲースのフランジ面と
の間に、接着性をh゛する充填剤を注入したことを特徴
とするものである。
(作用) 第1項記載のガス絶縁電気機器によれば、接地ケースの
内部圧力が異常−1−〕昇することによって絶縁スペー
サにクラックが生じ、その破片が飛散しても、絶縁スペ
ーサのフランジ部の外周に取(−Jけた破片飛散防止部
材によって、それより外部へ破J−1,が飛散すること
を防止できる。
また、第2項記載のガス絶縁電気機器によれば、同様に
多数の破片が生じても、それらは接地ケースのフランジ
部に接着されているため、周囲に飛散することはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図乃至第8図に基づいて具
体的に説明する。なお、第9図に示した従来型と同一の
部材には同一の符号を(=Jして、説明は省略する。
■第1−実施例 本実施例においては、第1図に示した様に、絶縁スペー
サ1のフランジ部2の外周面全体を取り巻くように、破
片飛散防止部材である金属等から成る環状体11が取付
けられている。この環状体11の形状は、特に限定され
るものではなく、例えは、はぼ円形としてその一箇所に
合11を設け(いわゆるΩ型)、接合部をボルト等で締
イ・1ける方法、あるいは、フランジ部2の外周面を囲
むように2個の半円形バンドを互いに向き合わせて環状
体1]を構成し、両バンドを締(=Jける方法等を用い
ることかできる。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁電気機器にお
いては、絶縁スペーサ1が−1−記の種々の原因によっ
て人気に接する部分において破損しても、その外周面全
体を取り巻くように配設された環状体11によって破片
の飛散を安全に防止することができる。なお、この際、
:圧力が異常に1ユ昇した内部ガスは、絶縁スペーサに
形成されたクラックの隙間から徐々に外部に排出される
ので、接地ケース3が破損するといった人事故につなが
ることもない。
■第2実施例 本実施例は1−記第1実施例の変形例である。即ち、第
2図に示した様に、絶縁スペーサ1を挟持する接地ケー
ス3のフランジ部4の外縁部の絶縁スペーサ側に段部1
2が設けられ、第1実施例と同様の構成を有する環状体
11が、絶縁スペーサの外周であって、且つ、前記段部
12内に取(−Jけられている。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁電気機器にお
いては、1;記第1実施例と同様の効果が得られるだけ
でなく、接地ケース3のフランジ部4に形成された段部
12によって、環状体11の取イー1け位置が保持され
るため、環状体11が接地ケースの軸方向へ位置ずれを
起こすことを防止できる。その結果、環状体11の締イ
ζ1け条件が緩和されるので、環状体11としては、所
要の機械的強度が得られるものであれば金属に限定され
ず、適宜選定することができる。例えば、絶縁スペーサ
1を挟む両側の接地ケース3を電気的に絶縁したい場合
には、非金属又は絶縁被膜を施した金属環状体等を使用
することができる。
■第3実施例 本実施例においては、第3図及び第4図に示した様に、
絶縁スペーサ1のフランジ部2の外周面全体を取り巻く
ように配設される環状体11が、絶縁スペーサ1のフラ
ンジ部2の外周だけでなく、ぞの両側の接地ケース3の
フランジ部4の外周面をも取り巻くことができるように
幅広に構成されている。また、前記環状体11は、その
両端部11a、1]、bに接合するように取イ・1けた
2つの支持板14をボルト13によって締f・1けるこ
とによって、絶縁スペーサ1のフランジ部2及び接地ケ
ース3のフランジ部4と共に締(=Jけ・固定されてい
る。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁電気機器にお
いては、−1、記第1実施例と同様の効果が得られるだ
けでなく、環状体11か支持板14及びボルト13によ
って強固に固定されるため、環状体11が接地ケース3
の軸方向に移動することを防止することができる。
■第4実施例 本実施例においては、第5図及び第6図に示した様に、
破片飛散防止部材として、断面形状がL字形の円弧状の
遮蔽板15が、ボルト13によって絶縁スペーサ1のフ
ランジ部2及び接地ケース3のフランジ部4に固定され
ている。なお、前記遮蔽板15の幅Ωは、絶縁スペーサ
1のフランジ部2を覆うことのできる長さを有するよう
に設定されている。なお、前記遮蔽板15は、絶縁スペ
ーサ1のフランジ部2の外周全体に取イ・1けても、そ
の一部にのみ取付けても良い。遮蔽板15を取イ・1け
る1」的は、万一絶縁スペーサが破損した際に、運転員
を安全に保護する点にあり、安全対策1−全く問題のな
い方向にまで遮蔽板を設ける必要は必ずしもないからで
ある。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁電気機器にお
いても、1−記名実施例と同様に、絶縁スペーサの破片
の飛散を安全に防止することができる。また、本実施例
においては、遮蔽板15は円弧状に構成され、絶縁スペ
ーサ1のフランジ部2の外周面の必要な箇所にのみ取付
けられるので、取付け作業が簡略化され、また、コスト
の低減も可能となる。
なお、本実施例については、第7図に示した様な変形例
が考えられる。即ち、第5図において取イー1けた遮蔽
板15の反対側から、はぼ同様の断面形状をrfする第
2の遮蔽板16を、迷路状となるように取(−Jけても
良い。この場合、遮蔽板15と両フランジ部2,4の隙
間からの破片の飛散または接地ケース内部からのガス流
を緩和することができる。
■第5実施例 本実施例においては、第8図に示した様に、絶縁スペー
サ1のフランジ部2とこれを挟持する接地ケース3のフ
ランジ部4の接合面に、接着性をh゛する充填剤17が
注入されでいる。この充填剤としては、基本的には接着
性をaするものであれば何でも良いが、取扱い性、耐候
性、点検性等の観点から、RTVシリコンゴムが良い結
果を与えている。なお、RTVシリコンゴムは、室温で
硬化してゴム弾性体となる液状乃至ペースト状のシリコ
ンゴムである。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁電気機器にお
いては、絶縁スペーサ1のフランジ部2の両面が、接着
性を有する充填剤17によって、接地ケース3のフラン
ジ部4と接着されるので、万一絶縁スペーサ1にクラッ
クが発生した場合でも、破片の一つの面が接地ケース3
のフランジ面に接着されている限り、接着剤の有する高
い剪断強度により飛散することを防止でき、安全に処理
することができる。
[発明の効果] 以−1ユ述べた様に、本発明によれば、絶縁スペーサの
フランジ部の気中に露出する外周部分の少なくとも一部
分に、破片飛散防止部材を取付け、または、絶縁スペー
サのフランジ面と、これを挟んで面接触する接地ケース
のフランジ面との間に、接着性を有する充填剤を注入す
ることによって、絶縁スペーサの破壊による飛散を防止
し、万一の外部破損時の破片を安全に処理することので
きる、安全性に優れたガス絶縁電気機器を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁電気機器の第1実施例を示す
要部拡大断面図、第2図は本発明の第2実施例を示す要
部拡大断面図、第3図は本発明の第3実施例を示す要部
拡大断面図、第4図は第3図の側面図、第5図は本発明
の第4実施例を示す要部拡大断面図、第6図は第5図の
側面図、第7図は第4実施例の変形例を示す要部拡大断
面図、第8図は本発明の第5実施例を示す要部拡大断面
図、第9図は従来のガス絶縁電気機器の要部を示す断面
図、第10図は第9図の側面図、第11図は従来型の他
の例を示す断面図である。 1・・・絶縁スペーサ、2・・・絶縁スペーサのフラン
ジ部、3・・・接地ゲース、4・・・接地ケースのフラ
ンジ部、5・・・ボルト、6・・・導体、7・・・絶縁
ガス、8・・・金属製フランジ、11・・・環状体、1
2・・・段部、13・・・ボルト、14・・・支持板、
15・・・遮蔽板、16・・・第2の遮蔽板、17・・
・充填剤。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁ガスが充填された接地ケース内に少なくとも
    1本の導体を有し、この導体を絶縁スペーサによって支
    持するガス絶縁電気機器において、前記絶縁スペーサの
    フランジ部の気中に露出する外周部分の少なくとも一部
    分に、破片飛散防止部材を取付けたことを特徴とするガ
    ス絶縁電気機器。
  2. (2)絶縁ガスが充填された接地ケース内に少なくとも
    1本の導体を有し、この導体を絶縁スペーサによって支
    持するガス絶縁電気機器において、前記絶縁スペーサの
    フランジ面と、これを挟んで面接触する接地ケースのフ
    ランジ面との間に、接着性を有する充填剤を注入したこ
    とを特徴とするガス絶縁電気機器。
JP26302190A 1990-10-02 1990-10-02 ガス絶縁電気機器 Pending JPH04145821A (ja)

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JP26302190A JPH04145821A (ja) 1990-10-02 1990-10-02 ガス絶縁電気機器

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JP26302190A JPH04145821A (ja) 1990-10-02 1990-10-02 ガス絶縁電気機器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315119A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁開閉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315119A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁開閉装置
JP4579440B2 (ja) * 2001-04-13 2010-11-10 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

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