JPH04145094A - 新規糖誘導体及びその製造方法 - Google Patents

新規糖誘導体及びその製造方法

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JPH04145094A
JPH04145094A JP2267600A JP26760090A JPH04145094A JP H04145094 A JPH04145094 A JP H04145094A JP 2267600 A JP2267600 A JP 2267600A JP 26760090 A JP26760090 A JP 26760090A JP H04145094 A JPH04145094 A JP H04145094A
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JP
Japan
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carbon atoms
general formula
sugar
reducing sugar
saturated
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JP2267600A
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English (en)
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Katsumi Kita
喜多 克己
Yoshiaki Fujikura
藤倉 芳明
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トイレタリー製品用の洗浄剤、乳化剤、分散
剤、湿潤剤、可溶化剤等として有用な、新規糖誘導体及
びその製造方法に関する。
[従来の技術及び発明か解決しようとする課題]従来、
トイレタリー製品やハウスホールド製品の配合成分とし
て、アルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェ
ート等のアニオン界面活性剤が広く用いられてきた。し
かし、これらアニオン界面活性剤の多くは、蛋白質変性
能か比較的高く、皮膚に対する刺激か強いという問題が
あった。
一方、分子中にオキシエチレン基、オキシプロピレン基
等の低分子量オキシアルキレン基を有するポリオキシア
ルキレンアルキルエーテルや、グリセリン、ソルビタン
、ソルビトール、ショ糖等の多価アルコール類の高級脂
肪酸エステルに代表される非イオン界面活性剤は、蛋白
質変性能か比較的低く、皮膚に対する刺激も弱いことか
知られており、現在広く使用されている。
しかしながら、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
系非イオン界面活性剤は、一般に経時的に分解して低分
子量アルデヒドを発生しやすいという問題かあった。ま
た、多価アルコール類の高級脂肪酸エステル系非イオン
界面活性剤は、水を含む系に長時間保存・貯蔵した場合
、エステル基が加水分解しやすく、経時安定性に欠ける
という問題があった。更に、これらの非イオン界面活性
剤は、洗浄力、起泡力、泡安定性などの性能において、
実用上盛すしも満足のできるものではなかった。
また、これらよりも起泡力等の洗浄能力の高い非イオン
界面活性剤として、アルキルグリコシド、アルキルポリ
グリコシF等の糖系非イオン界面活性剤か知られている
(米国特許第4223129号明細書、特開昭58−1
94902号公報)が、これらにおいてもその洗浄能力
は未た充分といえるものではなく、また洗浄後の感触の
点ても必すしも満足のできるものではなかった。
従って、皮膚に対する刺激か弱く、経時安定性に優れ、
かつ洗浄力、起泡力、泡安定性等の洗浄能力に優れた非
イオン界面活性剤か望まれていた。
[課題を解決するための手段] かかる実情において、本発明者らは従来の界面活性剤の
上記欠点を改良し、洗浄剤、乳化剤等として有用な界面
活性剤を提供すべく鋭意研究を重ねた結果、後記一般式
(I)で表わされる新規な糖誘導体が、上記要件を満た
す、優れた界面活性剤であることを見出し、本発明を完
成した。
すなわち本発明は、次の一般式(I) G(O−L−3−R)。   (I) (式中、Gは置換基を有していてもよい炭素数5もしく
は6の還元糖、該還元糖の縮合体又は該還元糖を構成単
位とするオリゴ糖からn個の水酸基を除いた残基を示す
Lは直鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和の、水酸基を有
していてもよい炭素数1〜24の二価炭化水素基を、R
は直鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和の炭素数1〜24
の一価炭化水素基を示す。) で表わされる糖誘導体及びその製造方法を提供するもの
である。
上記一般式(I)において、Gは糖類からn個の水酸基
を除いた残基であるか、かかる糖類の具体例としてはペ
ントースとしてリボース、アラビノース、キシロース、
リキソース、リブロース等か;ヘキソースとしてアロー
ス、アルドロース、グルコース、マンノース、グロース
、イトース、ガラクトース、グロース、フルクトース等
が;これらの縮合体として平均重合度か10未満のもの
かホモオリゴ糖としてマルトース、イソマルトース、シ
クロデキストリン等のマルトオリゴ糖、セロビオース等
のセロオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、マンノオリゴ糖、
フラクトオリゴ糖などか;ヘテロオリゴ糖としてショ糖
、乳糖等が挙げられる。また、これら糖類か有していて
もよい置換基としては、アシル化、エーテル化、アルキ
レンオキサイド付加、アセタール化、硫酸化、リン酸化
なとによって修飾される基が挙げられる。またnは糖類
の有する水酸基数を超えない正の整数であるが、界面活
性能の点から1〜3、特に1又は2が好ましい。Gの好
ましい例としては、グルコース又はその縮合体からグリ
コシド性水酸基を除いた残基が挙げられる。
一般式(I)におけるしの具体例としては、直鎖アルキ
レン基としてメチレン、エチレン、トリメチレン、テト
ラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタ
メチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレ
ン、Fデカメチレン、テトラデカメチレン、ヘキサデカ
メチレン、オクタデカメチレン、エイコサメチレン、ド
コサメチレン等が;分岐鎖アルキレン基としてプロピレ
ン、メチルトリメチレン、メチルテトラメチレン、メチ
ルペンタメチレン、メチルへキサメチレン、メチルへブ
タメチレン、メチルノナメチレン、メチルウンデカメチ
レン、メチルトリデカメチレン、メチルへブタデカメチ
レン、エチルへキサメチレン等が;ヒドロキシアルキレ
ン基としてヒドロキシメチレン、ヒドロキシエチレン、
ヒドロキシトリメチレン、ヒドロキシテトラメチレン、
ヒドロキシペンタメチレン、ヒドロキシへキサメチレン
、ヒドロキシオクタメチレン、ヒドロキシデカメチレン
、ヒドロキシドデカメチレン、ヒドロキンテトラデカメ
チレン、ヒドロキシヘキサデカメチレン、ヒドロキシオ
クタデカメチレン、ヒドロキシドコサメチレン等が;直
鎖アルケニレン基としてビニレン、プロペニレン、ブテ
ニレン、ペンテニレン、ヘキセニレン、オクテニレン、
デセニレン、ドデセニレン、テトラデセニルン、ヘキサ
デセニルン、オクタデセニルン等か;分岐鎖アルケニレ
ン基としてメチルビニレン、メチルプロペニレン、メチ
ルブテニレン、メチルオクテニルン、メチルヘキセニレ
ン、メチルへブテニレン、メチルオクテニルン、メチル
デセニルン、メチルウンデセニルン、メチルウンデセニ
ルン、メチルへブタデセニルン等か:ヒドロキシアルケ
ニレン基としてヒドロキシビニレン、ヒドロキシプロペ
ニレン、ヒドロキシブテニレン、ヒトロキンペンテニレ
ン、ヒドロキシヘキセニレン、ヒドロキンへブテニレン
、ヒドロキシブテニレン、ヒドロキシエチレン、ヒドロ
キシデカメレン、ヒドロキシテトラメチレン、ヒドロキ
シへキサメチレン、ヒドロキシオクタメチレン等が挙げ
られる。Lの炭素数は1〜24の範囲であるが、特に1
〜4の範囲が好ましい。
また、−数式(I)におけるRの具体例としては、直鎖
アルキル基としてメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デ
シル、Fデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタ
デシル、エイコシル、トコシル等が;分岐鎖アルキル基
としてメチルエチル、メチルフロビル、メチルブチル、
メチルペンチル、メチルヘキシル、メチルヘプチル、メ
チルノニル、メチルウンデシル、メチルトリデシル、メ
チルヘプタデシル、エチルヘキシル等が;直鎖アルケニ
ル基としてビニル、1−プロペニル、アリル、フチニル
、ペンテニル、ヘキセニル、オクテニル、デセニル、ド
デセニル、テトラデセニル、ヘキサデセニル、オクタデ
セニル等か;分岐鎖アルケニル基としてメチルビニル、
メチルプロペニル、メチルブテニル、メチルペンテニル
、メチルへキセニル、メチルへブテニル、メチルオクテ
ニル、メチルデセニル、メチルウンデセニル、メチルト
リデセニル、メチルへブタデセニル等が挙げられる。
Rの炭素数は1〜24の範囲であるか、特に4〜18の
範囲か好ましい。
本発明の糖誘導体(1)は、例えば次の反応式に従って
製造することができる。
す (n) (I) (rV)                    (
I )(式中、G、n、L及びRは前記と同し意味を示
し、Xはハロゲン原子を、Mは直鎖又は分岐鎖の、飽和
又は不飽和の、水酸基を有していてもよい炭素数1〜2
2の二価炭化水素基を示す。)すなわち、−数式(II
)又は(III)で表わされる化合物にチオール(TV
)をアルカリ物質の存在下に反応させることにより、本
発明の糖誘導体(I)か製造される。また、他の方法と
して、まずチオール(TV)とアルカリ物質とを反応さ
せてチオラートを得、これと化合物(II)又は(If
f)とを反応させることによっても本発明の糖誘導体(
I)を製造することかできる。ここで、原料である化合
物(II)又は(m)は、公知の方法に従って、例えば
対応する糖類とω−ハロアルコール、グリセロールモノ
ハロヒドリン、エピハロヒドリン等との反応により、容
易に製造することができる。
本反応においては、化合物(n)又は(III)に対し
てO】〜10倍モル、特に05〜3倍モルのチオール(
TV)を用いるのか好ましい。また、アルカリ物質とし
ては例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリ
ウムメチラート、ナトリウムエチラート、水素化ナトリ
ウム等が好ましいものとして挙げられ、これらは化合物
(II)又は(III)に対して001〜20重量%の
範囲で用いるのか好ましい。本反応の反応温度は、40
〜150℃、特に70〜120°Cの範囲が好ましく、
また反応時間は反応時間、原料の種類等により異なるが
、数分〜数十時間、特に1〜10時間の範囲が好ましい
本反応は、無溶媒にて行うことができるが、原料化合物
の混合を助長せしめるために不活性溶媒を使用してもよ
い。不活性溶媒としては、例えば水;メタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール;
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシド等の極性溶媒;これらの混合溶媒が挙げ
られる。
また、場合によっては反応を促進せしめる目的で、テト
ラエチルアンモニウムブロマイド、テトラフロビルアン
モニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウムプロマ
イト、テトラヘキシルアンモニウムブロマイド、トリメ
チルオクタデシルアンモニウムクロライド、ジメチルジ
オクタデシルアンモニウムクロライF等の相間移動触媒
を使用することができる。相間移動触媒の使用量は、化
合物(IT)又は(III)に対して001〜IO重量
%か好ましい。
本反応の反応生成物には、本発明の糖誘導体(1)のほ
か、未反応の化合物(II)、(III)、(TV)や
化合物(I[I)のエポキシ開環物などが含まれる場合
があるが、使用目的によっては、精製することなく反応
生成物をそのまま使用することもてきる。
また、より高純度なものが必要とされる場合には、分配
クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、
吸着クロマトグラフィー、溶媒分別法、再結晶法等の公
知の精製法によって精製することができる。
かくして得られた本発明の糖誘導体(1)は、トイレタ
リー製品やハウスホールド製品の配合成分、例えば洗浄
剤、乳化剤、分散剤、湿潤剤、可溶化剤等として使用す
ることができる。
[実施例コ 以下、実施例を挙げて更に詳細に説明するか、本発明は
これらに限定されるものではない。
合成例1 (3−クロロ−2−ヒドロキンプロピル)−D−グルコ
ピラノシドの合成: 反応器にグルコース160g (O,88モル)、3−
り四ロー1,2−プロパンジオール956g (8,8
モル)及び酸触媒としてダウエックス50WX8(H型
、50〜100メツシユ、室町化学工業社製)40gを
入れ、攪拌しながら60°Cまて昇温し、16時間反応
させた。反応終了後、ろ過により酸触媒を除き、更に未
反応の3〜クロロ−1,2−プロパンジオールを減圧下
に留去した。得られた残渣を500gのアセトンで計3
回洗浄した後、減圧下で乾燥して、(3−クロロ−2−
ヒドロキシプロピル)−D−グルコピラノシド80gを
得た(収率33%)。
実施例1 反応器に合成例1で得た(3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピル)−D−グルコピラノシド27.3g(O,1
モル)、ドデカンチオール40.4g (O,2モル)
、水酸化ナト’) ’y L 6.Og (O,15モ
ル)、テトラブチルアンモニウムフロマイト05g及び
ジメチルホルムアミド500gを入れ、攪拌溶解後、窒
素雰囲気下100 ’Cで5時間反応させた。反応終了
後、反応液よりジメチルホルムアミドを減圧下で留去し
、得られた反応物に水500g及び酢酸エチル500g
を加えて激しく振とうし、次いで静置分層して酢酸エチ
ル層を得た。この酢酸エチル層を減圧下で濃縮した後、
シリカゲルカラムにより薄層クロマトグラフィーで単一
スポットを与えるまで精製して、1−〇−クルコピラノ
シルー3−3−ドデシルチオグリセロール120gを得
た(単離収率274%)。
’)l−NMR(CDCfl 2/D20)δ(ppm
、TMS) (図1):0.90(t、 3H,a) 1.29(brord s  18Hb)1.56(b
rord s、 2H,c)2.57(brord s
、 2H,d)2.66(brord s、 2H,e
)3.21〜4.03(m  9)1. f)4.91
(brord s、 LH,g)(以下余白) H20D H’ 0D TR(液膜、cm−’)(図2): 3450、 2950  1660  1520〜12
201200〜980 質■分析(FABイオン化法)m/z:  439(M
+H)”実施例2 反応器に合成例1て得た(3−クロロ−2−ヒト0キシ
プロピル)−D−グルコピラノシド27.3g(O,1
モル)、オクタンチオール21.9g (O,15モル
)、水酸化ナトリウム6.0g (O,15モル)、テ
トラブチルアンモニウムブロマイド05g及びジメチル
ホルムアミド300gを入れ、攪拌溶解後、窒素雰囲気
下100°Cて5時間反応させた。反応終了後、反応液
よりジメチルホルムアミドを減圧下で留去し、得られた
反応物に飽和硫酸ナトリウム水溶液500g及び酢酸エ
チル500gを加えて激しく振とうし、次いて静置分層
して酢酸エチル層を得た。この酢酸エチル層を減圧下で
濃縮した後、シリカゲルカラムにより薄層クロマトグラ
フィーで単一スポットを与えるまで精製して、1−〇−
グルコピラノシルー3−3−オクチルチオグリセロール
14 、1gを得た(単離収率36.9%)。
1H−NMR(CDCff 3/D20)δ(ppm、
TMS) :0.88(t、3H) 1.28(brord s、l0H) 1.57(brord s、 2H) 2.56(brord s、 2H) 2.66(brord s  2H) 3.19〜4.00(m、9H) 4.90(brord s、 IH) IR(液膜、cTn−’): 3450 2900 1660 1540〜12101
190〜980 質量分析(FABイオン化法)m/z :  383(
M+H)”試験例1 起泡力試験 実施例2で得られた1−0−グルコピラノシル−3−S
−オクチルチオグリセロールの10%水溶液30m1を
スクリュー栓付きの20諧容試験管に採り、試験管を密
閉後1分間激しく振とうし、30秒間静置した後の起泡
量を測定した(測定温度25°C)。比較例としてオク
チル−β−D−グルコピラノシド(シグマ社製)及びデ
シル−β−D−グルコピラノシド(シグマ社製)につい
ても同様の条件て起泡力を測定した。この結果を表1に
示す。
表1 試験例2 泡安定性試験 実施例2て得られた1−0−グルコピラノシル−3−S
−オクチルチオグリセロールの10%水溶液3.0mf
lをスクリュー栓付きの20−容試験管に採り、試験管
を密閉後1分間激しく振とうし、30秒間及び更に10
分間静置した後の起泡量を測定した。上記30秒後の起
泡量を100%とし、10分後の泡残存率を求めた(測
定温度256C)。比較例としてオクチルβ−D−グル
コピラノシト(シグマ社製)及びデンルーβ−D−グル
コピラノシト(シグマ社製)についても同様の条件で泡
残存率を測定した。この結果を表2に示す。
表2 [発明の効果] 以上のように、本発明の糖誘導体(1)は皮膚に対する
刺激か弱く、経時安定性に優れ、かつ洗浄能力に優れた
非イオン界面活性剤であり、トイレタリー製品やハウス
ホールド製品の配合成分として有用である。
【図面の簡単な説明】
図1及び図2は、それぞれ実施例1て得られた1−0−
グルコピラノシル−3−3−ドデシルチオグリセロール
のフロトンNMRスペクトル及びTRスペクトルを示す
。 以  上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の一般式( I ) G(O−L−S−R)_n( I ) (式中、Gは置換基を有していてもよい炭素数5もしく
    は6の還元糖、該還元糖の縮合体又は該還元糖を構成単
    位とするオリゴ糖からn個の水酸基を除いた残基を示す
    。 Lは直鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和の、水酸基を有
    していてもよい炭素数1〜24の二価炭化水素基を、R
    は直鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和の炭素数1〜24
    の一価炭化水素基を示す。) で表わされる糖誘導体。
  2. (2)一般式( I )においてGがグルコース又はその
    縮合体からグリコシド性水酸基を除いた残基である請求
    項1記載の糖誘導体。
  3. (3)一般式( I )においてLの炭素数が1〜4であ
    り、Rの炭素数が4〜18である請求項1又は2記載の
    糖誘導体。
  4. (4)次の一般式(II) G(O−L−X)_n(II) (式中、Gは置換基を有していてもよい炭素数5もしく
    は6の還元糖、該還元糖の縮合体又は該還元糖を構成単
    位とするオリゴ糖からn個の水酸基を除いた残基を示す
    。 Lは直鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和の、水酸基を有
    していてもよい炭素数1〜24の二価炭化水素基を、X
    はハロゲン原子を示す。)で表わされる化合物又は次の
    一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、G及びnは上記と同じ意味を示し、Mは直鎖又
    は分岐鎖の、飽和又は不飽和の、水酸基を有していても
    よい炭素数1〜22の二価炭化水素基を示す。) で表わされる化合物を、アルカリ物質の存在下、次の一
    般式(IV) RSH(IV) (式中、Rは直鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和の炭素
    数1〜24の一価炭化水素基を示す。)で表わされる化
    合物とを反応させることを特徴とする請求項1記載の糖
    誘導体( I )の製造方法。
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