JPH04144876A - 片面ダンボールの自動積み上げ装置 - Google Patents

片面ダンボールの自動積み上げ装置

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JPH04144876A
JPH04144876A JP26718590A JP26718590A JPH04144876A JP H04144876 A JPH04144876 A JP H04144876A JP 26718590 A JP26718590 A JP 26718590A JP 26718590 A JP26718590 A JP 26718590A JP H04144876 A JPH04144876 A JP H04144876A
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JP
Japan
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sheets
processed
sheet
belt
belts
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Application number
JP26718590A
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English (en)
Inventor
Tsukikazu Takeda
武田 槻和
Tatsushi Kaneko
金子 龍史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA TEKKO KK
Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
SANWA TEKKO KK
Sanwa Tekki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一定寸法に裁断された複数枚の片面ダンボール
を自動的に重ね合わせた後、連続して積み上げる、片面
ダンボールの自動積み上げ装置に関する。
(従来の技術) 美粧印刷を施したシートと貼合わせて化粧ダンボールを
製作するのに多く用いられている片面ダンボールは、印
刷シートと貼合わせる作業工程に供給する前の作業工程
で、所要寸法に切断したものが用いられる。
このような片面ダンボールは一般にロール巻された原反
を繰り出して、スリッタと定寸カッタとによって、例え
ば原反の幅から所要寸法に2枚取りし、その後に不良品
を除去して2枚重ね合わせて順次所要場所に積み上げ、
次の工程に送るようにしている。この切断されたシート
を積み上げる作業は従来人手によっていたので、それを
自動化する装置を先願発明(特開平1−226658号
)によって得たのである。
(解決しようとする課題) しかしながら、先願発明の装置では幅方向に複数枚取り
された片面ダンボールを幅寄せして重ね合わせる操作を
するのに、主としてベルトガイドによって両側から裁断
された片面ダンボールシートを中央部に軸寄せして重ね
合わせる方式を採用していたので、前面的に腰の弱い片
面ダンボールシートでは切断側縁を相互に重ね合わせる
過程でどうしても無理が生じ、作業速度を高めるのに問
題があった。
また、複数枚重ね合わせた片面ダンボールシートをダウ
ンスタッカに送り込む際のトラフ形(流れ方向に波形に
形成のフルートが直交状態となるので、これに剛性をも
たせるためにトラフ形に反らせる)に形成する機構部で
は、プーリ類が幅方向に固定的に取り付けられていた。
そのために取り扱われる片面ダンボールシートの寸法が
変わっても、トラフ形になる度合は常に一定で、片面ダ
ンボールの幅寸法が狭くなり流れ方向の寸法の長いもの
では、流れ方向の先端部分で、移動するにしたがってト
ラフ形の形成度合が次第に少なくなり、又はなくなり、
そのために当該片面ダンボールシートの先端部が垂れ下
がって丸くなったり、折れ曲がってしまって、積み上げ
るための位置決め当て板に接するまで送り込むことが困
難となる、等の問題点があった。
本発明では、このような問題点を解決して構造を複雑化
することなく、合理的で無理なく円滑に作動でき、作業
速度を向上し、しかも取扱シートの寸法の変更にも即対
応できるようにした片面ダンボールの自動積み上げ装置
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、片面ダンボールを複数枚に切断、搬送して自
動的に積み上げる装置において、切断被処理シートの側
部重ね合わせ機構は、幅方向で少なくとも1条の昇降変
位可能な被処理シート側部の持ち上げ走行ベルトと、一
対の軸寄せガイドとを備え、 被処理シートの重ね合わせ機構は、所要幅に軸寄せする
ための一対の案内ベルト位置への導入手前位置に、流れ
方向に対して被処理シートが中心線方向に導かれるよう
軸心を適宜角度傾けて対称に配設された複数組の軸寄せ
誘導ロールと、一対の幅方向に移動調節可能な前記軸寄
せ案内ベルトとを備え、 被処理シートのトラフ形形成機構は、重ね合わせた被処
理シートの流れ方向中心線に沿い上下で挟持する搬送ベ
ルトに対し、その両側で搬送ベルトに平行して幅方向に
移動可能に張架される一対の被処理シート持ち上げベル
トを備え、ていることを特徴とする片面ダンボールの自
動積み上げ装置である。
本発明にては、被処理シートの側部重ね合わせ機構にお
いて、下側になる被処理シートは重ね合わせ側部の隣接
位置に浮き上がり防止ベルトを配しておくことが好まし
い。また、幅寄せガイドは取り扱われる被処理シートの
幅方向に応じて左右同調して移動調節可能なように支持
されることが好ましい。
また、被処理シートの重ね合わせ機構における幅寄せ誘
導ロールは、被処理シートの搬送ベルトに対して上側位
置に、流れ方向の上流側より下流側に位置する誘導ロー
ル対が外側に配設されるようにすることが好ましい。そ
して幅寄せ案内ベルト対によって重ね合わされた位置で
は、被処理シートの少なくとも一側部が押えベルトによ
って下側搬送ベルトと挟持されるように構成しておくこ
とが好ましい。
さらにまた、被処理シートのトラフ形形成機構における
流れ方向の中心線上に位置する上下挟持搬送ベルトは定
位置に配され、その両側に設けられる被処理シート持ち
上げベルトは左右同調して幅方向に移動調節可能にされ
て流れ方向へ次第に高くなるように張架されることが好
ましい。この被処理シート持ち上げベルトは、被処理シ
ート裏面との接触幅が僅少で、かつ接触部での方向性が
無いベルト、例えば丸ベルトが好ましい。また、被処理
シート持ち上げベルトを張架案内するベルトプーリーは
、上下高さを調節可能にして、被処理シートをトラフ形
にする条件を任意に設定できるようにしておくことが好
ましい。
(作 用) このように構成された本発明の装置では、併設されてい
るスリッタ及び定寸カッタを含む切断装置により、原反
から複数枚の所要寸法にされた片面ダンボールを並進さ
せて、側部重ね合わせ機構に送り込ませる。
この側部重ね合わせ機構ではベルトコンベアにより送ら
れる被処理シートの並進枚数によって、少なくとも1枚
は重ね合わせられる側部を浮き上がり防止ベルトによっ
て押さえられ、その側部上に一例部を重ね合わせる側の
被処理シートは、その側部を持ち上げ走行ベルトによっ
て持ち上げられて、両者共に進行すると、進行方向両脇
に配設されている幅寄せガイドによって並進する被処理
シートは、前記重ね合わせ部で適宜幅側部を重ね合わさ
れてベルトコンベアにより次の重ね合わせ操作部に送ら
れる。なお、その途中において不良品のチエツクが行わ
れ、不良品は系外に排出される。
被処理シート重ね合わせ機構の前半部では、幅寄せ誘導
ロールによる斜行操作で進行するに従って、並進する被
処理シートが中心線上へ寄せられる。後半部に進行する
と、両側にて走行している所要幅への輻寄せ案内ベルト
対により、被処理シートは側縁を移動中心線側へ順次軸
寄せされる。
やがて幅寄せ案内ベルト対によって両側縁が挟持された
状態になることで、複数枚の被処理シートが積み重ねら
れたことになる。なお、これまでの過程では被処理シー
トの片面ダンボールは、フルートの部分が上側になって
いる。
やがてこの複数枚重ね合わされた被処理シートは、ベル
トコンベアで挟持されてフルート部分を下向きに反転さ
れ、トラフ形形成機構に送られる。
このトラフ形形成機構では、流れ方向の中心線位置で上
下から定位置を搬送ベルトで挟持され、その両側で被処
理シート持ち上げベルトにより、前進する程シートの幅
方向における彎曲度合が大きくなるようにして長い距離
で持ち上げられ、被処理シートに直進する剛性が与えら
れるようにして、ダウンストッカ上に送り出し、積み上
げられる。
(発明の効果) 本発明装置によれば、並進して供給される複数枚の片面
ダンボールシートを重ね合わせる行程で、無理のない重
ね合わせが確実にでき、ダウンストッカへの送り出しに
際してのトラフ形に形成するに当り、被処理シート(片
面ダンボールシート)の幅寸法や長さ寸法が変わっても
、トラフ形の形成度合を最適な条件に変更でき、ダウン
ストツカ上に正しく自動的に積み上げることが可能にな
った。
(実施例) 以下本発明装置を一実施例について図面に基づき説明す
れば、次の通りである。
第1図に示すのは、本発明装置の全体概要図であって、
片面ダンボールを幅方向に2枚に分割して、所要長さに
切断したものを供給されて自動的に積み上げる装置であ
り、この装置は切断された片面ダンボール(以下被処理
シー)Aという)の側部を適宜幅で重ね合わせて次工程
に送り込む、側部重ね合わせ機構10と、被処理シート
Aを2枚重ね合わせる操作をする被処理シートの重ね合
わせ機構30と、側部重ね合わせ機構10から重ね合わ
せ機構30に連絡するためのベルトコンベア20と、重
ね合わされた2枚の被処理シートAを反転させた後−に
ダウンスタッカ50上に送り込んで積み上げるためのト
ラフ形形成機構40とで構成されている。
70は被処理シートAの積み上げパレット75を横移動
させるローラコンベアである。
なお、前記被処理シートの重ね合わせ機構30は、作業
の操作上機体1の上部に設けられ、ベルトコンベア20
によって側部重ね合わせ機構10から被処理シートAを
搬送できるように上下方向に連絡されており、当該ベル
トコンベア20の中間位置に被処理シー)Aの不良品除
去手段が設けである。また、装置全体を通じて被処理シ
ート八を搬送するベルトは特定区間を除いて複数本並列
に巻掛は駆動されるようになっている。
第2図ないし第5図に示すのは被処理シートの側部重ね
合わせ機構10の詳細図である。
この被処理シートの側部重ね合わせ機構lOは、公知の
カッティング機(図示省略)(スリッターとロータリー
カッターなど長さ方向の定寸切りする機構とを備えてい
る)で所要寸法に裁断されて並進供給される複数枚(こ
の実施例では2枚)の被処理シートAが供給されるコン
ベア2に隣接し、支持フレーム11上で幅方向に移動可
能なよう支持されて複数列の搬送ベルト12がそれぞれ
プーリー12’ 、 12”間に巻掛けられである。こ
れらの搬送ベルト12の内、雨量外列のものが、モータ
1Illの駆動によりネジ軸13.13”の回転で、所
要の幅で被処理シートAを搬送できるように、支持Fi
14.14”を介して幅方向に移動可能になっている。
これら各搬送ベル目2は駆動モーター2から駆動軸15
に動力が伝達されて同速で走行するようにされている。
なお、被処理シー1−Aを側部で重ね合わせるためのガ
イド板16が一対、前記支持板14.14’に固定され
ている。この両ガイド板16.16によって、当該側部
重ね合わせ機構10では、被処理シー)A、A’の隣接
する側部が約30mm重ね合わされるようにされている
中心線上から一方へ適宜寸法はなれた位置で駆動軸15
と流れ方向先端の従動軸15゛ との各軸上に設けられ
たプーリー17°と17”との間に、被処理シー)Aの
一側部を持ち上げる走行ベルト17が巻掛けられている
。この持ち上げ走行ベルト17は細幅のベルトで、中間
部に複数の上下方向に可動の持ち上げプーリー17aが
適宜間隔で配設されている。
各持ち上げプーリー17aは第4図及び第5図で示すよ
うに、それぞれ基幹部を中央の支持板14″に枢支され
たベルクランク17bの上端部に軸17c支持され、そ
のベルクランク17bの各下端は直線作動機(例えばエ
アシリンダ)17dによって進退操作される1本のロン
ド17eにピン連結されて、各持ち上げプーリー17a
が一斉に上昇または下降するようにされている。
また、前記した搬送ベル) 12.12.12aに対し
てその上側には、被処理シートAをそのフルートが潰れ
ない程度で押え力を与える押えベルトが、下側に位置す
る搬送ベルトと等速度で走行するように配されている。
なお、両外側に位置する押えベルトは、被処理シートへ
の幅に応じて移動できるようにされている。さらに、中
心線を挟んで前記持ち上げ走行ベルト17と反対の位置
に、重ね合わせる時下側になる被処理シート八゛の浮き
上がりを阻止する押えベルト18とそれに対向する受支
搬送ベルト19とが配設されている(第5図参照)。
重ね合わせ機構30へのコンベア20は、前記被処理シ
ートの側部重ね合わせ機構10によって左右2枚の被処
理シートA、A’が隣合う側部を30mm程度重ね合わ
されて送り出されたものを、直ちに表裏から搬送ベルト
によって挟持した状態で上昇させるようになっている。
その中間位置Bにはセンサー(図示省略)が設けられて
いて、搬送される被処理シートA、A’の不良品(例え
ばフルートの接着不良など)のみ背後に除去する機構が
設けられる(第1図参照)。
被処理シートの重ね合わせ機構30は、第1図及び第6
図〜第8図で示すように機体1の上部に配設され、被処
理シー)Aの流れ方向の前半部に配された複数組の軸寄
せ誘導ロール31.31’、31”と、後半部に配され
た被処理シートの軸寄せ案内ベルト35対とで構成され
ている。
その軸寄せ誘導ロール31.31’、31”対は、搬送
ベルト32の上側にて流れ方向中心線aと直交する横断
線すに対して適宜角度α(具体例では約12°)流れ方
向に傾斜させて、両側対称に、かつ上流側から下流側へ
各対の間隔が次第に広がるようにして配設されている。
これら各軸寄せ誘導ロール31.31’、31”対はす
べて同調回転するように周知手段で動力が伝達されるよ
うになっている。
前記各軸寄せ誘導ロール31.31”、31”の下側に
は、第7図で示すように、それぞれ押さえロール32が
上側の軸寄せ誘導ロール31 (31’、31”も同様
)の軸線に平行して配設されている。なお、この押えロ
ール33は、いずれも流体圧作動シリンダ33aによっ
てロールホルダー33゛を介し上下動させ、被処理シー
)Aが軸寄せ誘導ロール31.31’、31”対によっ
て軸寄せされる誘導作用を補佐するようにされている。
また、流れ方向に対して左右両方の軸寄せされる被処理
シート八Alが、一方(具体例では流れ方向に向かって
右側)は下側に、その他方は上側になるよう軸寄せ誘導
ロール31.31”、31”の外径寸法が異なるように
しておくことが好ましい。
前記軸寄せ案内ベルト35対は、搬送ベルト35゛ライ
ンの両側に、被処理シートA、A’の側端に接触して所
要の幅(最終的に重ね合わされる被処理シー)Aの幅)
に軸寄せられるように、流れ方向上流側から次第に狭ま
るようにして縦軸のベルトプーリー36”、36”に平
ベルト36が巻掛けられ、対称に配置してあり、中継ベ
ルト36aを越えて後端部プーリー37゛ までの間に
巻掛けられて対称に配された平ベルトにてなる案内ベル
ト37には、中継ベル) 36a側のプーリー37”寄
り位置に偏心プーリー378を配置して、当該後半側の
案内ベルト37には幅方向に作用する振動が付与される
ようになっている。また、前記案内ベルト37側に近接
して少なくとも一方の(好ましくは重ね合わせ時の上側
になる被処理シートへの側部上側を押さえるための細幅
の押えベルト38が所要区間で設けられている。
被処理シートの重ね合わせ機構30からダウンスタッカ
50へ被処理シートAを送り込むためのトラフ形形成機
構40までの区間に設けられた反転部60では、上下に
配されたプーリー61.62に巻掛けられたベルト63
とその外側を取り囲むようにして複数のプーリーを巡っ
て巻掛けられたベルト64とにより、重ね合わされた被
処理シー)Aがフルート側を下向きにして反転移送され
るようになっている。
被処理シートのトラフ形形成機構40は、第1図に示す
ようにダウンスタッカ50隣接上部に配設されており、
第9図ないし第12図にて示されているように、流れ方
向中心線上に定位置でプーリー41が配されて重ね合わ
せ機構30の押え部から連なる搬送ベルト64が巻掛け
られ、駆動されるようになっている。この搬送ベルト6
4の上側には、前記反転部60のプーリー6162と中
間プーリーを巡って前記前測定位置のプーリー41より
前方に位置するようにしたプーリー42とに巻掛けられ
た押えベルト43が架設されている。なお、この押えベ
ルト43と下側の搬送ベルト64とは被処理シートAの
フルートが押し潰されない程度で挟持できるようにされ
ている。このようにされた被処理シートAの中央挟持部
に対して、その両側に平行して被処理シートへの側部持
ち上げベルト44が左右対称位置で配されている。その
側部持ち上げベルト44は、被処理シートAとの接触面
積を少なくすることが好ましく、かつ上流側より下流側
へ次第に持ち上げ高さが高くなるようトラフ形形成機構
40のほぼ全長区間にわたってプーリー45.45”、
45′にて巻掛は支持され、被処理シート八との接触位
置が次第に変わるので、丸ベルトを使用するのが好まし
い。
もちろん、これに限定されるものではない。さらに、こ
れら左右両側部持ち上げベルト44は、その支持プーリ
ー45.45″、45”が、何れも支持プレート46に
取り付けられている雌ネジ片47′  と、モータl1
3により駆動されるネジ軸47との螺合と、案内軸48
による摺動片48′ を介しての案内とによって、中心
線に対して左右に移動して調節することができるように
なっている。なお、前記の支持プーリー45.45′、
45”のうち最先の支持プーリー45とその一つ手前の
支持ブーIJ−45”とは、それらの内側外周を低くし
て、被処理シートAとの接触しないように形成しておく
ことが好ましい。
このトラフ形形成機構40の搬送ベルト64、並びに側
部持ち上げベルト44は、いずれも前工程の搬送速度に
同調するように、重ね合わせ機構30の駆動部からの動
力を受けて駆動されるようになっている(動力伝達部に
ついては省略)。
ダウンスタッカ50は、機体l内に設けられ、送り込ま
れた被処理シートAを順次積み重ねられるに応じて下部
位置に達すると、パレット75が機体1内下部に付設さ
れたコンベアローラ70上を外部に送り出せるように構
成されている。
このように構成された本発明装置は、カッティング機に
よって所要寸法に裁断されて並進する2枚の被処理シー
1−A、A’が、側部重ね合わせ機構10に供給される
と、第3図に鎖線で示すように搬送ベルトによって進行
する間に、この具体例では流れ方向の中心線より左側の
被処理シー)Aが、その流れ方向中心線寄りを持ち上げ
走行ベルト17により第5図にて示すように持ち上げら
れる。なお、その側部が持ち上げられた被処理シートへ
の反対側部は押えベルトによって浮き上がるのを防止さ
れている。さらに当該被処理シートへの隣の被処理シー
トA”は流れ方向の重ね合わされる側部側を押えベルト
によって搬送ベルト上に保たれて進行する。ガイド板1
6.16位置に到ると、両液処理シートへA lはその
外側縁をガイド板16.16により案内されて中央側に
寄せられ、一方の持ち上げられた被処理シート八が他方
の被処理シートA”の側部に重ね合わされる。この時点
での重ね合わせ代は約30mm程度である。
やがてこの側部重ね合わせ機構10から送り出された被
処理シートA、A’は、隣接するベルトコンベア20に
より、表裏から搬送ベルトによって挟持された状態で上
昇させられる。その中間位置Bにはセンサーが設けられ
ていて、フルートの接着不良等による不良品を検出する
と、上昇することなく中間部から系外に排出される。
被処理シー)A、A’が機体1上部の重ね合わせ機構3
0に送られると、当該搬送ベルト32上を進行するにつ
れて、誘導ロール31.31“、31”対とその下側に
それぞれ配されている押えロール32とによって挟まれ
て、流れ方向中心線aに向けて斜行させられる。この区
間では、上流側は中心線寄りで、その後下流側へ移行す
るほどに外側で各誘導ロール31.31’、31”と対
向する押えロール32とにより、並進する両波処理シー
トA、A’は次第に重ね合わせ度合が大きくなる。やが
てこの誘導ロール群による重ね合わせ操作区間を通過す
る時点では、60〜70%重ね合わされ、その後は両側
に配された幅寄せ案内ベル)35.35により両外側か
ら外側縁を案内されて所定の幅の被処理シー)Aの幅寸
法に重ね合わされる。この際後半部の案内ベルト37.
37にはいずれもその中間部にて偏心プーリー37aに
よって振動が与えられているので、重ね合わされる被処
理シートA、A”は当該子ベル) 37.37による案
内と同時に幅方向への振動力で最終的に正しく重ね合わ
せられ、そのまま次の工程に送られる。
すなわち、重ね合わされた被処理シートAは反転部60
に送られて、当該箇所のプーリー61と62とに巻掛け
られたベルト63とその外側に掛は巡らされたベルト6
4とによって挟持され、フルート側が下向きとなるよう
に反転させて、ダウンスタッカ50上に積み重ねるため
の前処理としてのトラフ形形成機構40に送り込まれる
このトラフ形形成機構40では、それまでの搬送速度と
同調して送り込まれてきた被処理シートA(この時点で
は少なくとも2枚の被処理シートが重ね合わされている
)が、その中心線上を前記反転部60の外側に巡らされ
ているベルト64で中央位置にプーリー41まで配され
ているものにて下面を支えられ、かつ前記ベルト64に
対向して反転部60のプーリー61及び62を巡り、前
記プーリー41よりも前方位置に配されたプーリー42
を巡るベルト43にて中心線沿いに上側を押さえられ、
両ベルト43゜64にて挟持された状態で、その両側を
側部持ち上げベルト44により前進する程に側部が高く
持ち上げられて、その結果被処理シートAはトラフ形に
彎曲形成され(第12図に実線で例示)、前方に位置す
る位置決め衝突板55(第1図参照)に先端が衝突する
まで送り出される。この際、被処理シー)Aはトラフ形
に両側部を上向きに彎曲させられて、反らせであるので
先端が垂れ下がることなく直進してダウンスタッカ50
の受支部上に送り出され、順次積み上げられることにな
る。
このトラフ形形成機構40では、被処理シー)Aが幅が
狭くて長さが長いものであっても、両側部持ち上げベル
ト44の被処理シー)A下面との接触位置を中心線側に
寄せて、フルートが損傷しない範囲で上向きの反りを大
にすることにより剛性を持たせ、支障なくスタッカ50
上へ積み上げられるように送り出せる。なお、側部持ち
上げベルト44と被処理シートAとの接触部では丸ベル
トのような接触率が小さくて方向性のないものを用いる
ことにより、被処理シートへの特にフルート面を傷める
ことなく、トラフ形に形成することが有効である。
なお、このトラフ形形成機構40において、第12図お
よび第9図にて鎖線で示すように、前記プーリー42に
巻き掛けられているベルト43の両脇にて、支持プレー
ト46に取り付くブラケッ) 46aを介し支持された
プーリー45aおよび反転部60側に配されたプーリー
45bとの間に押えベルト44a(丸ベルトが好ましい
)を巻き掛けて、この押えベルト44aによって、持ち
上げベルト44で持ち上げられた被処理シー)Aの幅方
向中間を下向きに押さえるようにすることもでき、この
ようにすることで、被処理シー1−Aが幅方向で大きく
U字形に屈曲されて無理なくトラフ形に形成され、フル
ートを傷めることなく、かつトラフ形状を維持してダウ
ンスタッカ50の受支部上に対し送り出すことがより効
果的に行い得る。
ダウンスタッカ50上に積み上げられた被処理シートA
は、所要高さに積み上げられると、パレット75をコン
ベアローラ70上に移して、外部に送り出すようにすれ
ばよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の全体概要図、第2図乃至第5図は
被処理シートの側部重ね合わせ機構を示す図であって、 第2図は全体側面図、第3図は平面図、第4図は被処理
シートの一側部持ち上げ走行ベルトの配設概要図であり
、 第6図乃至第8図は被処理シートの重ね合わせ機構を示
す図であって、 第6図は重ね合わせ機構全体を示す平面概要図、第7図
は誘導ロールの部分を示す側面図、第8図は重ね合わせ
部分の押えベルトの関係を示す側面図であり、 第9図乃至第12図は被処理シートのトラフ形形成機構
を示す図であって、 第9図は側面図、第10図は平面図、第11図は前部の
詳細図、第12図は第11図の右側面から見た被処理シ
ートのトラフ形形成態様を示す図である。 1・・・181体2・・・コンベア 10・・・側部重ね合わせ機構 11・・・支持フレーム   12・・・搬送ベルト1
2”、12”・・・プーリー  13.13”・・・ネ
ジ軸14.14’・・・支持板    15・・・駆動
軸15′・・・従動輪 17・・・側部持ち上げ走行ベルト 17’、17”、17a・・・プーリー17b・・・ベ
ルクランク  17d・・・直線作動機17e・・・ロ
ッド     18・・・押えベルト19・・・受支搬
送ベルト20・・・ベルトコンベア30・・・重ね合わ
せ機構 31.31’、31−・・輻寄せ誘導ロール32.35
’・・・搬送ベルト33・・・押えロール35・・・幅
寄せ案内ベル)  37a・・・偏心プーリー40・・
・トラフ形形成機構 41.42・・・プーリー43・
・・押えベルト44・・・側部持ち上げベル45、45
’ 、 45”・・・側部持ち上げベルトの巻掛はプー
リー 44a・・・押えベルト 45a、45b・・・押えベルトの巻掛はプーリー46
・・・支持プレート47・・・ネジ軸47゛・・・雌ネ
ジ片    48・・・案内軸48゛・・・摺動片  
   50・・・ダウンスタッカ55・・・衝突板  
    60・・・反転部61.62・・・プーリー 
  63.64・・・ベルト70・・・ローラコンベア
  75・・・積み上げパレット八Al・・・被処理ジ
ート ド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 片面ダンボールを複数枚に切断、搬送して自動的に
    積み上げる装置において、 切断被処理シートの側部重ね合わせ機構は、幅方向で少
    なくとも1条の昇降変位可能な被処理シート側部の持ち
    上げ走行ベルトと、一対の幅寄せガイドとを備え、 被処理シートの重ね合わせ機構は、所要幅に幅寄せする
    ための一対の案内ベルト位置への導入手前位置に、流れ
    方向に対して被処理シートが中心線方向に導かれるよう
    軸心を適宜角度傾けて対称に配設された複数組の幅寄せ
    誘導ロールと、一対の幅方向に移動調節可能な前記幅寄
    せ案内ベルトとを備え、 被処理シートのトラフ形形成機構は、重ね合わせた被処
    理シートの流れ方向中心線に沿い上下で挟持する搬送ベ
    ルトに対し、その両側で搬送ベルトに平行して幅方向に
    移動可能に張架される一対の被処理シート持ち上げベル
    トを備え、ていることを特徴とする片面ダンボールの自
    動積み上げ装置。 2 前記被処理シートの側部重ね合わせ機構において、
    下側になる被処理シートの重ね合わせ側部の隣接位置と
    、上側になる被処理シートの外側部とに、それぞれ浮き
    上がり防止ベルトが配されている、請求項1に記載の片
    面ダンボールの自動積み上げ装置。 3 前記被処理シートの重ね合わせ機構における幅寄せ
    誘導ロールは、被処理シートの搬送ベルトに対して上側
    位置に、流れ方向の上流側より下流側に位置する誘導ロ
    ール対が外側になるよう配設されている、請求項1に記
    載の片面ダンボールの自動積み上げ装置。 4 被処理シートのトラフ形形成機構において、流れ方
    向の中心線上に位置する上下挟持搬送ベルトは定位置に
    配され、その両側に設けられる被処理シート持ち上げベ
    ルトは左右同調して幅方向に移動調節可能にされて流れ
    方向へ次第に高くなるように張架されている、請求項1
    に記載の片面ダンボールの自動積み上げ装置。 5 被処理シートのトラフ形形成機構において、流れ方
    向の中心線上に位置する上下挟持搬送ベルトとその両側
    に設けられて流れ方向へ次第に高くなるように張架され
    た一対の被処理シート持ち上げベルトとの間に、被処理
    シートを押える押えベルトが左右一対設けられている請
    求項1に記載の片面ダンボールの自動積み上げ装置。
JP26718590A 1990-10-03 1990-10-03 片面ダンボールの自動積み上げ装置 Pending JPH04144876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163262A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Ricoh Elemex Corp 用紙搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010163262A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Ricoh Elemex Corp 用紙搬送装置

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