JPH04143691A - 重力の実験装置 - Google Patents

重力の実験装置

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JPH04143691A
JPH04143691A JP2268224A JP26822490A JPH04143691A JP H04143691 A JPH04143691 A JP H04143691A JP 2268224 A JP2268224 A JP 2268224A JP 26822490 A JP26822490 A JP 26822490A JP H04143691 A JPH04143691 A JP H04143691A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主に学校での実験学習用として用いられる重
力の実験装置に関する。
(従来の技術) 従来の重力・の実験装置としては、鋼球を電磁石に吸引
させておき、その電磁石への通電を切るスイッチの動作
でストップウォッチをスタートさせると共に鋼球を落下
させ、その落下点でストップウォッチをストップさせて
落下時間を計測させるようにしたものや、それぞれ高さ
に差をつけて保持していた2個の鋼球を同時に落下させ
、まず最初に落下してきた鋼球で、ストップウォッチの
スタート・ストップ釦に当接したレバーを押圧してスト
ップウォッチをスタートさせ、次に落下してきた鋼球で
前記レバーを押圧してストップさせて落下時間を計測さ
せるようにしたものがあった。
また、この他、落下物に無接触で測定するものとして、
赤外線や電波を発射して測定するものやストロボ写真に
て測定する方法がある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この種の実験装置しては、取扱いや運搬、保
管の容易性等から装置を大型にできず、短い測定距離に
おいて極めて小さな落下時間を計III Lなければな
らないことになる。
しかしながら、この従来の装置において、例えば、前者
の電磁石に吸引させた鋼球を1iFi1石への通電を切
って落下させるものでは、電磁石の残留磁気や鋼球の磁
化等によってタイムスイッチのスタートと鋼球の落下時
期が一致せず測定精度が悪くなるという問題があった。
また、後者の高さに差をつけて保持していた鋼球を同時
に落下させるものでは、鋼球の同時開放の同調が困難で
あり、また、ストップウォッチをスタート・ストップさ
せる釦やレバーは、復帰するのに短くはあるが時間をか
けて行うので、2個の鋼球を同一レバーに当てて作動さ
せるには、落下距離が短いと各部の動作をより機敏に行
うようにしなければならず、その分製作が困難になると
いう問題があった。
また、落下物に無接触状態で測定するものでは、労力や
経費、また測定作業に要する時間等が多くかかり、学習
用としては一般的ではない。
本発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、球体を1個使用し
てスタート時にストップウォッチのスタート・ストップ
釦を押圧する作動系統と、ストップ時にスタート・スト
ップ釦を押圧する作動系統の2系統をそれぞれ互いに干
渉することなく釦を押圧させることによって、掻く短い
時間でもストップウォッチを正確に作動させ、落下時間
の精密測定ができる重力の実験装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 前記問題点を解決するための手段として本発明の重力の
実験装置では、台上に立設される基台と、前記基台に固
定され、時計の作動と停止を交互に行うスタート・スト
ップ釦と1時計の表示を零に戻すリセット釦とを有する
ストップウォッチと、前記基台の上部に設けられ、両開
き式開閉爪の開放によりその上部に保持したボールを落
下させるスタート台と、前記スタート台の開閉中心点と
同一鉛直線上の下方にあって落下したボールを受けて回
動する感知レバーと、該感知レバーの上部に近接設置さ
れた開閉蓋をボールの重量で回動するレバーで摺動させ
て閉じる蓋開閉手段とを有するボール感知部と、前記両
開き式開閉爪を開いてボールを落下させると共に前記ス
タート・ストップ釦を押圧してストップウォッチを作動
させるスタート手段と、前記落下したボールを受けた感
知レバーと連動しスタート・ストップ釦を押圧してスト
ップウォッチを停止させるストップ手段と、前記スター
ト手段のスタート・ストップ釦押圧部をストップ手段の
スタート・ストップ釦押圧部に非接触状態に貫通させて
形成した2系統押圧手段と、前記ストップウォッチのリ
セット釦を押圧してストップウォッチの表示を零の状態
にし、基台上部に設けられスタート台と連通したボール
収納庫の仕切りを摺動させて前記スタート台にボールを
供給すると共に、ボール感知部の開閉蓋を開放するリセ
ット手段とを備えた構成とした。
(作用) 本発明の重力の実験装置では、まずリセット手段により
ボール収納庫の仕切りを摺動させて両開き式開閉爪が閉
じたスタート台にボールを自動供給し載置する。そして
、ストップウォッチの表示が零の状態に・なりボール感
知部の開閉蓋が開放されているのを確認した後、スター
ト手段により前記両開き式開閉爪を開放してボールを落
下させると、スタート・ストップ釦押圧部がストップウ
ォッチのスタート・ストップ釦を押圧して時計をスター
トさせる。スタート台から落下したボールは、スタート
台の開閉中心点と同一鉛直線上の下方にある感知レバー
上に落下し、この感知レバーと連動するストップ手段の
スタート・ストップ釦押圧部がスタート・ストップ釦を
押圧してストップウォッチをストップさせる。この場合
、ストップ手段のスタート・ストップ釦押圧部は、前記
スタート手段のスタート・ストップ釦押圧部に非接触状
態でストップウォッチのスタート・ストップ釦を押圧す
るので、短い落下時間でもストップウォッチを正確に作
動させることができる。
そして、落下したボールはボール感知部の蓋開閉手段の
レバーを回動させて感知レバー上部の開閉蓋を閉じさせ
る。この開閉蓋の閉じ動作によって誤動作を防止すると
共に実験の終了を通知する。この後、ストップウォッチ
の表示部を読み取って記録し、リセット手段で前記表示
部を零に戻すと開閉蓋は開放されスタート台にボールが
供給されるので再度実験を行うことが可能となる。この
実験を数回繰り返しその平均を取ることによって、この
装置による落下距離に要する落下時間を正確に求めるこ
とができる。
(実施例) 以下1本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
まず、実施例の構成を説明する。
この実施例の重力の実験装置Aは、第1図〜第16図に
示すように、基台1と、ストップウォッチ2と、スター
ト台3と、ボール感知部4と、スタート手段5と、スト
ップ手段6と、2系統押圧手段7と、リセット手段8と
、を主要な構成としている。
前記基台1は、前記スタート台3やボール感知部4等を
上下方向に配置させるものであって、第1図に示すよう
に縦長の垂直板10を有している。
前記ストップウォッチ2は、100分の1秒まで測定可
能なデジタル表示部20を有し、時計の作動と停止を交
互に行わせる押圧式のスタート・ストップ釦21と、時
計のデジタル表示を零に戻す押圧式のリセット釦22と
を有し、デジタル表示部20が前記垂直板lOの正面側
に、また、スタート・・ストップ釦21とリセット釦2
2とが垂直板10の裏面側となるように垂直板10の略
中央部に固定されている。
前記スタート台3は、実験用のボール30を1個載置し
てから落下させるものであって、第1図〜第5図に示す
ように、垂直板10の上部正面側に水平に突設されてい
る。該スタート台3の中央部には前記ボール30の外径
より若干大きな貫通穴31が開設され、スタート台3の
下面であって該貫通穴31の両側で穴にかからない位置
に、それぞれ開閉軸32.32が垂直板lOを貫通して
回動自在に軸支されている。そして、この開閉軸32.
32の先端部分には、該軸が閉動作時に前記貫通穴31
に臨み、開動作時には穴から完全に逃げる爪33.33
が固定されいる。この爪33は、ボール30がスムーズ
に落下するように小さな真鍮パイプで形成している。ま
た、該スタート台3には、垂直板10の裏面側に設けた
ボール収納庫34を備え、垂直板10に開設した貫通路
35と傾斜路36とで連通されている。また、該ボール
収納庫34は、第2図、第11図に示すように、ボール
30を貫通路35の横位置で待機させるセットボール特
機部34aと、該セットボール特機部34aの上部にあ
って互いに内部で連通したリセットボール特機部34b
を備えている。
このリセットボール特機部34bは、外部で連結された
リセット手段8でL字状アーム37aを回動させ内部の
仕切り片37bをスライドさせることによりセットボー
ル特機部34aにボールを1個供給するように形成され
ている。図中37cは操作後の仕切り片37bを元位置
に戻すウェイト、37dはL字状アーム37aとウェイ
ト37Cを連結する連結ロッドである。また、第10図
に示す38はボール受は入れレバーであって、押し下げ
時にリセットボール特機部34bから上方に突出した突
起38aを左方に摺動させるものである。また38bは
L字状アーム、38cはその軸受、38dは該り字状ア
ーム38bと前記突起38aとを連結した摺動用アーム
である。
前記ボール感知部4は、スタート台3かも落下したボー
ル30の所定位置通過の感知をするものであって、第1
図、第9図、第13図〜第14図に示゛すように、前記
スタート台3の開閉中心点と同一鉛直線上の下方に設け
られ、ボール30が当接して上下動する感知レバー40
を備え、また、該感知レバー40の下方で支軸41bに
回転自在に軸支され該感知レバー40に当接した後のボ
ール30が当接して回動するレバー41と、前記感知レ
バー40の上部開口部40aを摺動自在に開閉する開閉
蓋42と、前記支軸41bに固定され開閉蓋42と、前
記支軸41bに固定され開閉蓋42をスライドさせる開
閉アーム41cと、前記レバー41に固定され該レバー
41の押し下げ時に前記開閉アーム41cを押圧するア
ーム41aとを有する蓋開閉手段43を備えている。図
中41dは前記レバー41を通常跳ね上げておくウェイ
ト、42aは開閉蓋42のガイドレールである。尚、こ
の実施例では、前記スタート台3のボール停止位置と、
感知レバー40のストップウォッチ作動位置との距離は
O−355mに設定している0図中45はレバー41を
回動させた後のボール30を下方のバスケット44まで
導く傾斜筒、45aは該ボール30の勢いを減少させる
緩衝板である。
前記スタート手段5は、スタート台3上のボール30を
落下させると同時にストップウォッチ2の時計をスター
トさせるものであって、第3図〜第5図に示すように、
垂直板10の裏面側で前記開閉軸32に略水平にアーム
50.50が固定され、先端部がストッパ51に係止さ
れている。また、ストップウォッチ2近くに配設した軸
受52aには2方に枝分かれしたアーム52が回転自在
に軸支され、斜め下方に向いた一方のアーム部52c先
端にはストップウォッチ2のスタート・ストップ釦21
を押圧する棒状押圧部52bが突設され(第7図参照)
、また、もう一方のアーム部52d先端には上方に向い
たロッド53aと下方に向いたロッド53bが連結され
ている。前記上方に向いたロッド53aの先端には、上
下方向に摺動する係止片53cが設けられ、その両側に
アーム50a、50aがそれぞれ先端同士を前記係止片
53cに係止させた状態で配置され、その中間部が軸受
50bに軸支されると共に、その後端部がそれぞれリン
ク50c、50cで前記アーム50.50の後端部に連
結されている。図中50dはウェイトである。
また、前記下方に向いたロッド53bの下端には、垂直
板10に軸支されたスタート用レバー53によって上下
に回動するアーム53dが連結されている。図中53e
はアーム53dの軸受である。
前記ストップ手段6は、前記ボール感知部4の感知と同
時にストップウォッチ2の時計をストップさせるもので
あって、第7図〜第9図に示すように、垂直板10の裏
面で前記感知レバー40の後端部と連結され上下に移動
する垂直アーム60と、後端が軸受62に軸支され、該
後端側で前記ストップウォッチ2のスタート・ストップ
釦21に当接した押圧アーム61とを備え、さらに該垂
直アーム60と押圧アーム61との間に中間部を軸受6
2で軸支した回動アーム63a、63b。
63cが下から順に3段設けられている。そして、該回
動アーム6.3aの一端が前記垂直アーム60の先端部
に連結され、さらに、回動アーム63aの他端が前記回
動アーム63bの他端とリンク64aで連結され、回動
アーム63bの一端と回動アーム63cの一端とがリン
ク64bで連結され、回動アーム63cの他端と前記抑
圧アーム61の先端とがリンク64cで連結されること
で、前記感知レバー40の上下方向の動きを押圧アーム
61のスタート・ストップ釦21位置で該釦の必要押圧
量に合わせて8分の1に減じさせている。
前記2系統・押圧手段7は、前記スタート手段5とスト
ップ手段6とが互いに干渉せず独立してストップウォッ
チ2のスタート・ストップ釦21を押圧させるためのも
のであって、第7図に示すように、前記抑圧アーム61
のスタート・ストップ釦21に当接した押圧部65には
中央部に貫通穴70を設けて前記アーム52cの棒状押
圧部52bを非接触状態に挿通させている。
前記リセット手段8は、ストップウォッチ2の時計をリ
セットしてデジタル表示部20を零にすると同時に、ボ
ール感知部4の開閉蓋42を開放し、また、スタート台
3にボール30を1個供給させるものであって、第12
図、第15図に示すように、垂直板10に軸支されたリ
セット用レバー80によって上下に回動するアーム81
aと、一端が垂直板10に軸支され、該一端側寄り位置
で前記ストップウォッチ2のリセット釦22に当接する
リセットアーム81bと、中央部を軸支されたアーム8
1cとを備え、前記アーム81aの一端と前記アーム8
1cの一端とがリンク82aで連結され、アーム81c
の他端と前記リセットアーム81bの他端とがリンク8
2bで連結されている。図中81dは軸受である。また
、リセット用レバー80を押圧するだけでスタート台3
にセットボール特機部34aからボール30が自動的に
供給されるように、前記アーム81aと連結ロッド37
dとをロッド83で連結している。第2図に示す84は
ロッド83の途中に設けた動き拡大機構であって、入力
側(一端側)寄り位置を軸支したアーム84aを一対設
は最初のアーム84aの出力側と次のアーム84aの入
力側とをリンク84bで連結して動きを拡大すると共に
動き方向が変わらないように形成されている。
また、第12図において、前記アーム81aの他端側に
中央部を軸受85aで垂直板10に軸支したアーム85
b、85cが上から順に上下2段に設けられ、前記アー
ム81aの他端と上段のアーム85bの他端、および該
アーム85bの一端と下段のアーム85cの他端とがそ
れぞれリンク86aと86bとで連結されている。また
、該アーム85cの・一端側に当接部85dが設けられ
、この当接部85dが前記蓋開閉手段43の支軸41b
に固定されたアーム41eの先端に当接するように形成
されている。
尚、本実施例では、ボール感知部4で開閉蓋42を閉じ
た後のボール30を3個まで収納するバスケット44を
備え、該感知部4の左方位置に挿入して取り付けるよう
にしている。そして、この挿入の際、バスケット44の
下面に設けたスライド底板44aの突起44bが感知部
部材に係止してスライド底板44aを閉鎖させるように
形成されている。また、該バスケット44は、ボール3
個を入れたまま、前記スタート台3のリセットボール特
機部34bの上部に挿入され、ボール受は入れレバー3
8の作動で突起44bが突起38aに係止されスライド
底板44aを開放するように形成されている(第10図
参照)。
次に、この実施例の作用を説明する。
この重力の実験装置Aは、ストップウォッチ2のデジタ
ル表示部20が零または先の実験による測定時間を表示
し、開閉軸32がウェイト50dで回動され爪33が貫
通穴31を塞ぐように閉じ、また、感知レバ−40上部
の開閉蓋42も閉じた状態となっている。そして、まず
リセット手段8のリセット用レバー80を押すとアーム
81aの回動と共にアーム81bがアーム81cとリン
ク82a、82bの連動によって回動され、このアーム
81bによってストップウォッチ2のリセット釦22が
押圧され内部の時計をリセットしデジタル表示部20を
零の状態にする。そして、さらにアーム85b、85c
とリンク86a、86bでアーム85cを連動してボー
ル感知部4のアーム41eを回動し、このアーム41e
の回動でアーム41eが固定された支軸41bによって
アーム41cが後方に回動して開閉蓋42を開放する。
尚、この時レバー41はウェイト41dのため跳ね上げ
た状態となっている。また、さらに、前記リセット手段
8のアーム81aの回動によってロッド83が連動しス
タート台3のL字状アーム37aを回動し仕切り板37
bを横に摺動させてセットボール特機部34a内のボー
ル30を貫通路35へ押し出す。この貫通路35から出
たボール30は傾斜路36を経由してスタート台3の貫
通穴31に移動し爪33によってその位置に保持される
。尚、このとき、仕切り板37bはリセット用レバー8
0のわずかな動きでも動き拡大機構84の作用で大きく
摺動し選定された直径のボールでもセットボール特機部
34aから貫通路35まで移動させることができる。ま
た、この移動後仕切り板37bはウェイト37cによっ
て元位置に復帰するがこの際リセットボール特機部34
bからボール30が1個セットボール特機部34aに補
充される。尚、このとき、バスケット44は空の状態で
ボール感知部4の左方位置に挿入されスライド底板44
aは閉じた状態となっている。
次にスタート手段5のスタート用レバー53でロッド5
3bを押し下げることによってアーム52を回動させて
棒状押圧部52bでストップウォッチ2のスタート・ス
トップ釦21を押圧し時計をスタートさせると共に、ロ
ッド53aで係止片53cを押し下げることによってア
ーム50aとリンク50cでアーム50を連動し、この
アーム50に固定された開閉軸32で爪33を下方に回
動させてボール30を瞬時に落下させる。そして、スタ
ート用レバー53から手を離すと、爪33はウェイト5
0dによって再び貫通穴31を塞ぐように復帰する。尚
、このとき、前記棒状押圧部52bは、ストップ手段6
のスタート・ストップ釦押圧部65の貫通穴70に非接
触状態で作動してスタート・ストップ釦21を押圧する
次に、スタート台3の貫通穴31から落下してきたボー
ル30は、その下方に配置されたボール感知部4の感知
レバー40に当接し該レバーを押し下げることにより垂
直アーム60でアーム63a、63b、63cとリンク
64a、64b。
64cとを連動させて押圧アーム61を下方に回動させ
ストップウォッチ2のスタート・ストップ釦21を押圧
し時計をストップさせる。尚、このとき、感知レバー4
0は当接したボール30を素早く逃がすな・め大きく回
動させるが、前記各アームとリンクで押圧アームの動き
代を8分の1に設定しストップウォッチ2の押釦の必要
押圧量に合わせているので、感知レバー40の十分な動
き代を確保すると共にストップウォッチ2をタイムラグ
のない様に瞬時にストップさせる。
そしてボール30が感知レバー40に当接した後、ボー
ル30は下方に落下してレバー41に当接する。これに
よって、このレバー41に固定されたアーム41aが回
動して開閉アーム41cを押圧して開閉蓋42を閉じさ
せる。尚、このレバー41はボール30が落下後はウェ
イト41dによって再びはじめの跳ね上げた状態に復元
される。また、レバー41を回動機、ボール30は傾斜
筒45を通ってバスケット44に収納される。
前記ストップウォッチのデジタル表示部20を記録後、
リセット手段8のリセット用レバー80を押し前記工程
を合計3回繰り返して記録を取る。バスケット44はボ
ール30が3個まで入るので次からの実験には、このバ
スケット44をボールが入ったままスタート台3のリセ
ットボール特機部34bの上部に挿入しボール受は入れ
レバー38を押してスライド底板44aをボール受は入
れレバー38で開け、中のボール70をリセットボール
特機部34b内に落下供給させる。
さて、この実施例では、スタート台3のボール停止位置
と、感知レバー40のストップウォッチ作動位置との距
離りは0.355mに設定され、ストップウォッチ2の
3回計測による平均値は0.27secであった。ここ
で落下距離h:1/2gt”であるから、g=2h/l
”(m/sec”lとなり、この式にh=0.355m
とt=0.27secを代入するとg=9.739m/
sec”が得られた。
但し、g=重力の加速度(m/sec”1h=高さ(m
 )      (M K S単位)以上説明してきた
ように本実施例によれば、ボール1個でストップウォッ
チのスタートとストップを行わせるのでスタート手段5
によってボール30を落下させる機構は1セツトで済み
、ストッブウオッチ2・のスタートとストップの間に同
調ずれによるタイムラグが発生しないので正確に計測す
ることができる。また、ストップウォッチ2のススター
ト・ストップ釦は、スタート手段5とストップ手段6の
2系統で互いに干渉することなく作動させるようにした
ので、落下距離を空気の抵抗が無視できる程度に短(し
ても極めて短時間の計測を行わせることができる。また
、このため、装置をコンパクトに形成することができる
。また、ストップウォッチ2をストップさせた後は、感
知レバ−40上部の開閉蓋42を閉じさせるので誤動作
を無くすと共に実験の終了を知らせることができる。ま
た、ボール収納庫34にボール30を3個収納してリセ
ット用レバー80の操作により3回続けて同じ調子で実
験できるので、誰れでも同じ正確さで実験することがで
きる。また、実験済みのボール30はバスケット44に
収納され、これをそのままボール収納庫34にセットで
きるので、取扱いが大変容易であり、時間を無駄にする
ことなく実験を次々と継続させることができる。
尚、ボール30をバスケット44に収納させるのは、置
型なる使用により手垢等によるボールの汚れや幹鎖を防
止するためで、ボールの表面状態や直径の変化は精確な
計測を防げるからである。
以上本発明の詳細な説明してきたが、本発明の具体的な
構成はこの実施例に限定されるものではな(、発明の要
旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含
まれる。
例えば、第16図に示すように、アームとリンクの軸支
部9は穴90aを開設したプレート90bに軸90cを
立設した軸部90を設け、またアーム91の端部を略コ
字状に折り曲げて両方を貫通する軸穴91bを開設する
と共にアーム91側の内部に前記軸穴91bを避けてナ
ツト91cを瀉接してねじ穴部に貫通穴91dを開設し
、さらに、リンク92の端部に軸穴92aを開設する。
そして、前記アーム91のコ字状折り曲げ部にリンク9
2を差し込んで両軸穴91bと92aとを合わせた後、
前記軸部90の軸90cを挿入し、穴90aから小ねじ
93を挿入してナツト90cにねじ込み軸90cを固定
するようにしてもよい。この場合は、各機構にスムーズ
な動作をさせるのが目的で各アームやリンクを薄い亜鉛
引き鉄板や軽量板材等で形成した場合に軸穴等が損傷し
ても、その部分だけ取り替えができて装置の保守面で費
用がかからず、また、このため、いつまでも同じ性能を
継続させることができる等の利点がある。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の重力の実験装置によ
れば、ボール1個の位置のエネルギーでストップウォッ
チのスタートとストップを行わせるので、スタート手段
によってボールを落下させる機構は1セツトで済み、こ
のため、ストップウォッチのスタートとストップの間に
同調ずれによるタイムラグが発生せず落下時間を正確に
計測することができる。また、ストップウォッチのスタ
ート・ストップ釦は、スタート手段とストップ手段の2
系統により互いに干渉することなく作動させることかで
きるため、落下距離を短(して極めて短時間の計測を行
わせることができる。また、このため装置の高さが高く
ならずコンパクトに形成することができる。またストッ
プウォッチをストップさせた後、感知レバー上部の開閉
蓋を閉じさせるため、誤動作を無くすと共に実験の終了
を知らせることができる。また、ボールはストップウォ
ッチのリセットと共に自動的にスタート台に供給される
ので、実験を効率的に行うことができるし、ボールを汚
すことがない等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の重力の実験装置を示す正面図、
第2図は同上の背面図、第3図はスタート手段の説明図
、第4図〜第5図は同上のスタート台の説明図、第6図
は同上のスタート用レバーの説明図、第7図は同上のス
タート・ストップ釦押圧部の説明図、第8図は同上のス
トップ手段の説明図、第9図は同上の感知レバ一部の説
明図、第10図〜第11図は同上のボール収納庫の説明
図、第1−2図は同上のリセット手段の説明図、第13
図〜第14図は同上のボール感知部の説明図、第15図
は同上のリセット用レバ一部の説明図、第16図はアー
ムとリンクの軸支部の他の例を示す説明図である。 A :重力の実験装置 1 :基台 2 ニストップウォッチ 3 ニスタート台 4 :ボール感知部 5 ニスタート手段 6 ニストップ手段 7 :2系統押圧手段 8 :リセット手段 21ニスタート・ストップ釦 22:リセット釦 30:ボール 33:爪(開閉爪) 34:ボール収納庫 37b=仕切り板(仕切り) 40:感知レバー 41ニレバー 42:開閉蓋 52b:棒状押圧部 65ニスタート・ストップ釦押圧部 特許出願大 住方 駿部 第12図 手続ネ甫正書(自発) 平成3年4月6日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)台上に立設される基台と、 前記基台に固定され、時計の作動と停止を交互に行うス
    タート・ストップ釦と、時計の表示を零に戻すリセット
    釦とを有するストップウォッチと、 前記基台の上部に設けられ、両開き式開閉爪の開放によ
    りその上部に保持したボールを落下させるスタート台と
    、 前記スタート台の開閉中心点と同一鉛直線上の下方にあ
    って落下したボールを受けて回動する感知レバーと、該
    感知レバーの上部に近接設置された開閉蓋をボールの重
    量で回動するレバーで摺動させて閉じる蓋開閉手段とを
    有するボール感知部と、 前記両開き式開閉爪を開いてボールを落下させると共に
    前記スタート・ストップ釦を押圧してストップウォッチ
    を作動させるスタート手段と、前記落下したボールを受
    けた感知レバーと連動しスタート・ストップ釦を押圧し
    てストップウォッチを停止させるストップ手段と、 前記スタート手段のスタート・ストップ釦押圧部をスト
    ップ手段のスタート・ストップ釦押圧部に非接触状態に
    貫通させて形成した2系統押圧手段と、 前記ストップウォッチのリセット釦を押圧してストップ
    ウォッチの表示を零の状態にし、基台上部に設けられス
    タート台と連通したボール収納庫の仕切りを摺動させて
    前記スタート台にボールを供給すると共に、ボール感知
    部の開閉蓋を開放するリセット手段と、を備えたことを
    特徴とする重力の実験装置。
JP26822490A 1990-10-04 1990-10-04 重力の実験装置 Expired - Lifetime JPH0740069B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106297505A (zh) * 2015-05-27 2017-01-04 张阁 先后下落两球运动情况分析演示实验装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106297505A (zh) * 2015-05-27 2017-01-04 张阁 先后下落两球运动情况分析演示实验装置
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