JPH04143651A - スラブ型電気泳動装置用ゲル保持体 - Google Patents
スラブ型電気泳動装置用ゲル保持体Info
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- JPH04143651A JPH04143651A JP2267598A JP26759890A JPH04143651A JP H04143651 A JPH04143651 A JP H04143651A JP 2267598 A JP2267598 A JP 2267598A JP 26759890 A JP26759890 A JP 26759890A JP H04143651 A JPH04143651 A JP H04143651A
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、スラブ型電気泳動装置用ゲル保持体に係り
、特に、試料ゲルの大蓋分取可能なゲル保持体の構造に
関する。
、特に、試料ゲルの大蓋分取可能なゲル保持体の構造に
関する。
周知のように、スラブ型電気泳動法(ゲルを垂直または
縦にして泳動する電気泳動法をいう、以下間し、)は、
ディスク型電気泳動法に比べ、操作性・解像力等におい
て優れ、蛋白質や酵素、ベブタイトの大量分取に特に優
れていると共に、部核酸や熱処理の難しい生理活性物質
の分離に適していることから生化学分野の各種研究にお
いても汎用されている。
縦にして泳動する電気泳動法をいう、以下間し、)は、
ディスク型電気泳動法に比べ、操作性・解像力等におい
て優れ、蛋白質や酵素、ベブタイトの大量分取に特に優
れていると共に、部核酸や熱処理の難しい生理活性物質
の分離に適していることから生化学分野の各種研究にお
いても汎用されている。
ところで、かかるスラブ型電気泳動装置に用いられるゲ
ル保持体は、従来、2枚のガラス板を対向配置し、その
間にゲル厚を規定するスペーサを介在せしめて重ね合せ
たものか使用されている。
ル保持体は、従来、2枚のガラス板を対向配置し、その
間にゲル厚を規定するスペーサを介在せしめて重ね合せ
たものか使用されている。
このゲル保持体を構成する2枚のガラス板とスペーサは
、その内側表面が平滑に仕上られており、これら各部材
によって画成されたゲル収納部内において、分取に利用
されるゲルか使用される。
、その内側表面が平滑に仕上られており、これら各部材
によって画成されたゲル収納部内において、分取に利用
されるゲルか使用される。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、分取すべきゲルの総量は、スペーサの幅寸法
によって決定されるわけであるか、かかる従来のゲル保
持体によれば、スペーサの幅寸法を増大させてガラス板
の間隔を広げても、精製される泳動ゲル自身の重さか増
大することによって、当該ゲルか下方に流出するため、
一定量以上は試料ゲルを分取できない、という問題を膚
していた。即ち、従来のゲル保持体では、2枚のガラス
板の間隔が1cmを越えるとゲルが脱落し、それ以上の
厚さてのゲルを用いた分取が困難となる、という問題を
有していた。
によって決定されるわけであるか、かかる従来のゲル保
持体によれば、スペーサの幅寸法を増大させてガラス板
の間隔を広げても、精製される泳動ゲル自身の重さか増
大することによって、当該ゲルか下方に流出するため、
一定量以上は試料ゲルを分取できない、という問題を膚
していた。即ち、従来のゲル保持体では、2枚のガラス
板の間隔が1cmを越えるとゲルが脱落し、それ以上の
厚さてのゲルを用いた分取が困難となる、という問題を
有していた。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって
、その目的とするところは、スペーサの幅寸法を従来の
機構の限界点である1cmとしても、ゲルかゲル保持体
から流出することかなく、泳動ゲルを大量に分取するこ
とがてきるスラブ型電気泳動装置用ゲル保持体を提供し
ようとするものである。
、その目的とするところは、スペーサの幅寸法を従来の
機構の限界点である1cmとしても、ゲルかゲル保持体
から流出することかなく、泳動ゲルを大量に分取するこ
とがてきるスラブ型電気泳動装置用ゲル保持体を提供し
ようとするものである。
(S題を解決するための構成)
上記目的を達成するため、この発明に係るスラブ型電気
泳動装置用ゲル保持体にあっては、ゲルを挟持する板体
間に形成されたゲル収納部に、ゲルの落下を防とする突
起体を形成したことを特徴とするものである。
泳動装置用ゲル保持体にあっては、ゲルを挟持する板体
間に形成されたゲル収納部に、ゲルの落下を防とする突
起体を形成したことを特徴とするものである。
また、この発明に係るスラブ型電気泳動装置用ゲル保持
体は、その実施に際し、上記ゲル収納部の間隔を、5
m m以上とし、また、突起体をゲル収納部の垂直面部
に形成し、或は、突起体を網状に形成してゲル収納部の
最下辺部に配設して上記目的を実現しようとするもので
ある。
体は、その実施に際し、上記ゲル収納部の間隔を、5
m m以上とし、また、突起体をゲル収納部の垂直面部
に形成し、或は、突起体を網状に形成してゲル収納部の
最下辺部に配設して上記目的を実現しようとするもので
ある。
(作用)
それ故、この発明に係るスラブ型電気泳動装置用ゲル保
持体によれば、ゲル収納部に収納され分取されるゲルは
、該ゲル収納部に形成された突起体との保合により下方
への脱落が阻止され、その自重が増加しても落下流出す
ることがない、従って、ゲルを挟持する板体間の間隔が
、従来の機構の限界点である1cm以上となっても、ゲ
ル収納部内に収納されたケルは、その形状を保持したま
ま精製される。
持体によれば、ゲル収納部に収納され分取されるゲルは
、該ゲル収納部に形成された突起体との保合により下方
への脱落が阻止され、その自重が増加しても落下流出す
ることがない、従って、ゲルを挟持する板体間の間隔が
、従来の機構の限界点である1cm以上となっても、ゲ
ル収納部内に収納されたケルは、その形状を保持したま
ま精製される。
(実施例)
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この発明の詳細
な説明する。
な説明する。
IJS1図は、この発明の一実施例に係るスラブ型電気
泳動装置に用いられるゲル保持体lを示している。
泳動装置に用いられるゲル保持体lを示している。
このゲル保持体lは、−辺が約16cm程度の寸法を有
し、厚さが0.5cm程度のガラス板2と、このガラス
板2と同程度の寸法を有し、その上端部に0字状の切り
込み4を有するガラス板3と、を備え、これらのガラス
板2,3の間に約1.5cmの幅寸法を有するアクリル
製のスペーサ5を挟んでゲル収納部10が形成されてお
り、第2図に示すように、上部辺を除いて三方をブック
テープ11で固定して構成されている。
し、厚さが0.5cm程度のガラス板2と、このガラス
板2と同程度の寸法を有し、その上端部に0字状の切り
込み4を有するガラス板3と、を備え、これらのガラス
板2,3の間に約1.5cmの幅寸法を有するアクリル
製のスペーサ5を挟んでゲル収納部10が形成されてお
り、第2図に示すように、上部辺を除いて三方をブック
テープ11で固定して構成されている。
一方、上記スペーサ5は、ガラス板2の左右両端部6.
7及び下端部8の端縁から約0.5cm程度内側に位置
するように配置されており、前記ブックテープ11との
間に間隙を形成してゲルを固化させる段階においてゲル
の流出が防止されるように構成されている。
7及び下端部8の端縁から約0.5cm程度内側に位置
するように配置されており、前記ブックテープ11との
間に間隙を形成してゲルを固化させる段階においてゲル
の流出が防止されるように構成されている。
そして、上記スペーサ5の左右内側下方には。
ゲルを係止し保持するための突起、即ち、ゲルストッパ
15,16,17.18か形成されている。
15,16,17.18か形成されている。
これらの各ゲルストッパ15乃至18は、第1図におい
て断面略三角形状に示しているが、この発明にあっては
これに限定されるものではなく、ゲルの下方への落下を
防止することができる形状、例えば、断面コ字状・断面
半円形状・連続する波状その他適宜の形状を適用するこ
とができる。また、これらの各ゲルストッパ15乃至1
8の張出寸法は、スペーサ5の幅寸法で決定される分離
用ゲルの総量に応じて適宜設定変更するのか望ましい、
このとき、ゲルストッパの数も分離用ゲルの総量に応し
て適数とすることもでき、また、その配置位置も下方に
限定されず、例えば、上部に配置してゲルを吊持するよ
うに構成することもてきる。この場合、配置位置か上部
になるにつれて分離ゲルに対する保持強度か低下するの
で、この場合には1例えば、ゲルストッパの張り出し面
積を大きくして対応するのが望ましい。
て断面略三角形状に示しているが、この発明にあっては
これに限定されるものではなく、ゲルの下方への落下を
防止することができる形状、例えば、断面コ字状・断面
半円形状・連続する波状その他適宜の形状を適用するこ
とができる。また、これらの各ゲルストッパ15乃至1
8の張出寸法は、スペーサ5の幅寸法で決定される分離
用ゲルの総量に応じて適宜設定変更するのか望ましい、
このとき、ゲルストッパの数も分離用ゲルの総量に応し
て適数とすることもでき、また、その配置位置も下方に
限定されず、例えば、上部に配置してゲルを吊持するよ
うに構成することもてきる。この場合、配置位置か上部
になるにつれて分離ゲルに対する保持強度か低下するの
で、この場合には1例えば、ゲルストッパの張り出し面
積を大きくして対応するのが望ましい。
また、ゲルの落下を防止するためのゲルストッパは、ス
ペーサ5偏に設ける場合に限定されるものではなく、ガ
ラス板2.3に直接形成することもてきる。
ペーサ5偏に設ける場合に限定されるものではなく、ガ
ラス板2.3に直接形成することもてきる。
さらに、この発明に係る分離ゲル落下防止用のゲルスト
ッパには、その形状が網目状に形成されたものも含まれ
、この網目状のゲルストッパはゲル収納部10の最下辺
に配置される。
ッパには、その形状が網目状に形成されたものも含まれ
、この網目状のゲルストッパはゲル収納部10の最下辺
に配置される。
次に、上記実施例に係るゲル保持体1を用いて、脱水素
酵素の分離精製を行う場合について説明する。
酵素の分離精製を行う場合について説明する。
尚、第1図で示したように、このゲル保持体lによれば
1.5cm(最大5cm以上も可能であるか、2cm以
上の場合には、ゲル保持体を複数枚重ねてユニット化し
て実施することもてきる。)のゲルを調製することか可
能であり、また、使用する緩衝液やゲル溶液の組成は、
所謂Dav i s法に従って調製されるものとする。
1.5cm(最大5cm以上も可能であるか、2cm以
上の場合には、ゲル保持体を複数枚重ねてユニット化し
て実施することもてきる。)のゲルを調製することか可
能であり、また、使用する緩衝液やゲル溶液の組成は、
所謂Dav i s法に従って調製されるものとする。
分離ゲルを製造するときには、先ず、ゲル製造台に前記
ゲル保持体lをセットし1次に、ブックテープ11とス
ペーサ5の間に1.5〜2%の寒天を流し入れて固化さ
せ、精製しようとする分離用ゲルかゲル化する間に流出
するのを防止する。
ゲル保持体lをセットし1次に、ブックテープ11とス
ペーサ5の間に1.5〜2%の寒天を流し入れて固化さ
せ、精製しようとする分離用ゲルかゲル化する間に流出
するのを防止する。
このとき、分離用ゲルの保存溶液は、法衣1に示した割
合で混合する。
合で混合する。
(以下、余白)
表
調製用スラブ型電気泳動装置用ゲルの組成この混合液を
アスピレータで脱気した後、気泡が発生しないようにゲ
ル収納部lOに注ぎ込セ。
アスピレータで脱気した後、気泡が発生しないようにゲ
ル収納部lOに注ぎ込セ。
このとき、ゲルの高さは約9.5cmである。水を静か
に重層後(高さ約2mm)、37°Cの温水中で約30
分浸漬させてゲル化させる。
に重層後(高さ約2mm)、37°Cの温水中で約30
分浸漬させてゲル化させる。
そして、木を除いた後、濃縮ゲル溶液を分離用ゲルの上
に流し込み、蛍光灯または太陽光等の紫外線を当ててゲ
ル化させ、完全にゲル化した後、ゲル保持体lの下側部
分のブックテープ11をカッタ等で切り取り、先に固化
させた寒天及びスペーサ5を外して、l7J3図に示ず
ように泳動槽20にストッパ21を介して取り付ける。
に流し込み、蛍光灯または太陽光等の紫外線を当ててゲ
ル化させ、完全にゲル化した後、ゲル保持体lの下側部
分のブックテープ11をカッタ等で切り取り、先に固化
させた寒天及びスペーサ5を外して、l7J3図に示ず
ように泳動槽20にストッパ21を介して取り付ける。
次に、泳動用緩衝液を下部、上部の緩衝液槽22.23
に充填する。酵素試料液に約10%グリセリンと数滴の
マーカ(プロモフニソールブルー・BPB)を加え混合
する。
に充填する。酵素試料液に約10%グリセリンと数滴の
マーカ(プロモフニソールブルー・BPB)を加え混合
する。
このようにして得られた試料液を、ピペットを用いて濃
縮用ゲル上に静かに重層する。−度に添加できる試料は
30〜60 m lで、その試料液槽の高さは約2cm
である。試料の量が多いときには一定時間泳動させ、試
料がある程度濃縮ゲル中に入ったときに試料液を20〜
50 m l <り返し追加してゆくことによって50
S−100mfLの試料液を泳動できる。泳動は、酵素
の失活を防止するためにO℃〜4℃の低温で行う、マー
カかゲル内に入るまでには約40 m A、それ以後は
60〜80 m Aの電流で数時間泳動する。尚、第3
図において符号24はアノード電極、25はカソード電
極、26は上側泳動用緩衝液、27は試料溶液、28は
濃縮ゲル、29は下側泳動用緩衝液、30は分離用ゲル
である。
縮用ゲル上に静かに重層する。−度に添加できる試料は
30〜60 m lで、その試料液槽の高さは約2cm
である。試料の量が多いときには一定時間泳動させ、試
料がある程度濃縮ゲル中に入ったときに試料液を20〜
50 m l <り返し追加してゆくことによって50
S−100mfLの試料液を泳動できる。泳動は、酵素
の失活を防止するためにO℃〜4℃の低温で行う、マー
カかゲル内に入るまでには約40 m A、それ以後は
60〜80 m Aの電流で数時間泳動する。尚、第3
図において符号24はアノード電極、25はカソード電
極、26は上側泳動用緩衝液、27は試料溶液、28は
濃縮ゲル、29は下側泳動用緩衝液、30は分離用ゲル
である。
泳動後、マーカが分離用ゲル30の下端から数mmの位
置まで達したときに泳動を止め、素早く泳動プレートの
片方のガラス板3を取り外し、分離用ゲル30の一端を
約5 m mの幅で切り取る。そして、このゲル断片を
、ガラストレイに入れたO、LM)リス塩酸緩衝液(p
H8,0)、1mM NAD、5mM基質、0.4m
Mフェナジンメトサル7x−ト、0−5mM INT
にトラテトラツリウムブルーでも良い)を含む反応液5
m lに浸し、37℃乃至50℃で数分間活性染色を
行う、赤紫色の活性ハントか現われたら、このゲル片を
取り出し、元のゲルの位置に戻す。
置まで達したときに泳動を止め、素早く泳動プレートの
片方のガラス板3を取り外し、分離用ゲル30の一端を
約5 m mの幅で切り取る。そして、このゲル断片を
、ガラストレイに入れたO、LM)リス塩酸緩衝液(p
H8,0)、1mM NAD、5mM基質、0.4m
Mフェナジンメトサル7x−ト、0−5mM INT
にトラテトラツリウムブルーでも良い)を含む反応液5
m lに浸し、37℃乃至50℃で数分間活性染色を
行う、赤紫色の活性ハントか現われたら、このゲル片を
取り出し、元のゲルの位置に戻す。
そして、第4図に示すように、活性ハンドの位置のゲル
33を水平に1.5cm幅て切り取る。
33を水平に1.5cm幅て切り取る。
尚、第4図中、符号35は活性バンド、36゜37は切
断位置、38はマーカ(BPB)である。
断位置、38はマーカ(BPB)である。
このゲル片33を、先程と同様に活性染色し、現われた
直線状の活性バンドの部分のみを残して他の部分を取り
除く、第5図の符号40.41かその切断位置である。
直線状の活性バンドの部分のみを残して他の部分を取り
除く、第5図の符号40.41かその切断位置である。
次に、活性染色されたゲルを細かく切り(約5mm幅)
、緩衝液(PH7,2)とともにホラター型テフロンホ
モジナイザー(容量50 m l )を用いて水冷しな
がら磨砕する。このゲル磨砕液を遠心分離(20,00
0xg、 I 0分間、4℃)して上清みに酵素抽出液
を得る。また、沈殿したゲルに少量の緩衝液を加えて懸
濁後、再度遠心分離を行い、2回目の酵素抽出液を得る
。かかるmIl法によれば、脱水素酵素だけでなく、N
AD。
、緩衝液(PH7,2)とともにホラター型テフロンホ
モジナイザー(容量50 m l )を用いて水冷しな
がら磨砕する。このゲル磨砕液を遠心分離(20,00
0xg、 I 0分間、4℃)して上清みに酵素抽出液
を得る。また、沈殿したゲルに少量の緩衝液を加えて懸
濁後、再度遠心分離を行い、2回目の酵素抽出液を得る
。かかるmIl法によれば、脱水素酵素だけでなく、N
AD。
NADP等、活性染色が可能な他の多くの酵素の精製に
適用することができる。#fに、表2及び表3に示すよ
うな好熱菌の酵素のように熱安定性の高い酵素の精製に
は良好な分離手段となる。
適用することができる。#fに、表2及び表3に示すよ
うな好熱菌の酵素のように熱安定性の高い酵素の精製に
は良好な分離手段となる。
(以下、余白)
表
0イシン脱水素酵素及びアラニン脱水素酵素の精製※尚
、 上記表2の調製泳動は、 本発明の電気泳動性 による。
、 上記表2の調製泳動は、 本発明の電気泳動性 による。
表
グリセリン脱水素酵素の精製
※11回目び2回目の調製泳動は、
本発明の電気法
動性による。
尚、
上記実施例では、
ゲル収納部1
0の間隔を
1 。
5cm以上とした場合を例にとり説明したか、この発明
にあってはゲル収納部10の間隔を5mm以上とし、従
来のゲル保持体では保持することかできない程度に粘度
の低いゲルでも上記ゲルストッパを適宜配置することで
保持することもてきる。
にあってはゲル収納部10の間隔を5mm以上とし、従
来のゲル保持体では保持することかできない程度に粘度
の低いゲルでも上記ゲルストッパを適宜配置することで
保持することもてきる。
以上説明したように、この発明に係るスラブ型電気泳動
装置用ゲル保持体によれば、板体間に形成したゲル収納
部に突起体を形成したので、ゲル収納部の間隔を従来の
ゲル保持体よりも大きく形成しても試料ゲルが落下流出
せず、−回の泳動性精製によるゲルの分取量を大幅に増
加させることかできる。
装置用ゲル保持体によれば、板体間に形成したゲル収納
部に突起体を形成したので、ゲル収納部の間隔を従来の
ゲル保持体よりも大きく形成しても試料ゲルが落下流出
せず、−回の泳動性精製によるゲルの分取量を大幅に増
加させることかできる。
また、この発明は、その応用として分子篩クロマトグラ
フィーであるセファデックスやDEAEのゲル濾過にも
代替でき、分離能に優れた活性部の回収が一度の活性染
色ででき、非常に簡便な操作で酵素等の生理活性物質が
一度に大量に分取・精製することかできる、という画期
的な方法を提供することができる。
フィーであるセファデックスやDEAEのゲル濾過にも
代替でき、分離能に優れた活性部の回収が一度の活性染
色ででき、非常に簡便な操作で酵素等の生理活性物質が
一度に大量に分取・精製することかできる、という画期
的な方法を提供することができる。
第1図はこの発明の一実施例に係るスラブ型電気泳動装
置用ゲル保持体の構成を示す分解斜視図、第2図は同ゲ
ル保持体の組立状態を示す説明図、第3図は同ゲル保持
体を電気泳動装置に取り付けた状態を示す部分断面側面
図、第4図及び第5図は分離用ゲルの精製段階を例示す
る説明図である。 (符号の説明)
置用ゲル保持体の構成を示す分解斜視図、第2図は同ゲ
ル保持体の組立状態を示す説明図、第3図は同ゲル保持
体を電気泳動装置に取り付けた状態を示す部分断面側面
図、第4図及び第5図は分離用ゲルの精製段階を例示す
る説明図である。 (符号の説明)
Claims (4)
- (1)ゲルを挟持する板体間に形成されたゲル収納部に
、ゲルの落下を防止する突起体を形成したことを特徴と
するスラブ型電気泳動装置用ゲル保持体。 - (2)ゲル収納部の間隔を、5mm以上としたことを特
徴とする請求項1に記載のスラブ型電気泳動装置用ゲル
保持体。 - (3)突起体は、ゲル収納部の垂直面部に形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のスラブ型電気泳動
装置用ゲル保持体。 - (4)突起体は、網状に形成され、ゲル収納部の最下辺
部に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
スラブ型電気泳動装置用ゲル保持体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267598A JPH04143651A (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | スラブ型電気泳動装置用ゲル保持体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267598A JPH04143651A (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | スラブ型電気泳動装置用ゲル保持体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04143651A true JPH04143651A (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=17446962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2267598A Pending JPH04143651A (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | スラブ型電気泳動装置用ゲル保持体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04143651A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5340461A (en) * | 1992-02-03 | 1994-08-23 | Nakano Vinegar Co., Ltd. | Electrophoretic medium for electrophoretic separation, gel holder for holding the same medium, slab type electrophoretic apparatus using the same medium and gel holder, and electrophoretic gel cutter |
WO2007086597A1 (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-02 | Riken | スラブ型電気泳動用ゲル |
JP2009014582A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Gunma Prefecture | 棒状中空編織品または棒状中空編織品様成型加工品を用いた等電点電気泳動用ゲル |
US9739965B2 (en) | 2012-03-02 | 2017-08-22 | Fujikura Ltd. | Optical fiber ribbon and optical fiber cable housing the optical fiber ribbon |
-
1990
- 1990-10-05 JP JP2267598A patent/JPH04143651A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5340461A (en) * | 1992-02-03 | 1994-08-23 | Nakano Vinegar Co., Ltd. | Electrophoretic medium for electrophoretic separation, gel holder for holding the same medium, slab type electrophoretic apparatus using the same medium and gel holder, and electrophoretic gel cutter |
WO2007086597A1 (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-02 | Riken | スラブ型電気泳動用ゲル |
JP5252686B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2013-07-31 | 健一 三井 | スラブ型電気泳動用ゲル |
JP2009014582A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Gunma Prefecture | 棒状中空編織品または棒状中空編織品様成型加工品を用いた等電点電気泳動用ゲル |
US9739965B2 (en) | 2012-03-02 | 2017-08-22 | Fujikura Ltd. | Optical fiber ribbon and optical fiber cable housing the optical fiber ribbon |
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