JPH04142797A - 調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、加熱調理用の調理器の電気部品の組立構成に
関するものである。

従来の技術 従来の調理器の電気部品の組立構成を第３図により説明
する。

第３図において、１は熱源を制御する回路基板で、本体
下枠２の底面に固定されている。本体下枠２の周壁部に
は、電源の供給を受ける電気接続器３がねじ４により固
定されており、さらに上記回路基板１とはリード線６を
介してねじ６で接続されている。７は一端に磁石を内蔵
したマグネットプラグ等の電源供給用プラグで、その磁
力により、電気接続器と接続される。

なお、ここでプラグ７としてマグネットプラグを使用し
た意味は、電源コードに足等をひっかけてもプラグ７が
外れるだけで、調理器自体は机等から落下しないように
して安全性を高めたところにある。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、まず回路基板１を本
体下枠２の底面に固定し、次にその周壁部に電気接続器
３をねじ４で固定し、さらに回路基板１と電気接続器３
を接続するためのリード線６をねじ６により固定する。

よって、以上の様な組立構成では、組立が複雑であり、
また、電気接続器３はねじ４のみにより固定されている
ので、電気接続器３はねじ４のみにより固定されている
ので、電気接続器３とプラグ７の装着時に発生する水平
方向の力に対して弱いという欠点を有していた。

本発明は上記従来の問題を解決するもので、組立性の向
上を図り、加えて電気接続器の固定を確実としたことを
目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の調理器は、回路基板
と電気接続器を剛性材料よりなるリード板でユニット化
し、さらにこの電気接続器は調理器本体の上・下枠によ
り挟持、かつこの挟持部に相係合する凹凸部を有する構
成をしている。

作　　　用 この構成によって、リード板を介して回路基板と電気接
続器がユニット化され、一体固定され簡単に組立ができ
る。また電気接続器を調理器本体の上・下枠により挟持
し、かつこの挟持部に相係合する凹凸部を設けることに
より、電気接続器とプラグの装着時に発生する水平方向
の力は、調理器本体上・下枠の凹凸部により、調理器本
体に伝わり吸収される。

実施例 以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。

第１図において、８は調理鍋を加熱する熱源で、上枠１
０と下枠１１から構成された調理器本体１２内に設けら
れている。下枠１１には、ねじ１２により取付けられた
回路基板１４が位置しており、また、調理器本生３の一
部には電源供給用のプラグ１６が着脱自在に接続される
電気接続器１６が設けである。上記電気接続器１６は、
配電板１γを有する端子接続棒１８を設けている。回路
基板１３と電気接続器１６とは、上記回路基板１３より
導出した剛性材料、例えば黄銅、真ちゅうより：なる厚
さ１咽程度のリード板１９でユニット化されている。こ
のリード板１９の先端はねじ２ｏを介して上記電気接続
器１６の配電板１７に電気的に接続されている。電気接
続器１６の上面・下面には各々凹部２０・２１が、上枠
１ｏ及び下枠１１に各々凸部２２．２３が設けてあり、
それぞれ相係合している。すなわち、上記電気接続器１
６は凹凸係合のもとで上枠１ｏと下枠１１とで挟持固定
されている。

以上の様に構成された調理器について、以下その機能を
説明、する。

回路基板１４より導出したリード板１９をカシメて半田
固定する。更に、リード板１９を配電板１７にねじ２ｏ
を用いて固定する。つまり、回路基板１４と電気接続器
１６とは、リード板１９を介して固定一体化され、ユニ
ット化される。次に、下枠１１の凸部２４と電気接続器
１６の下面凹部２２と係合させながら、回路基板１４を
ねじ１２で固定する。更に電気接続器の上面凹部２１と
上枠１０の凸部２３と相係合させて固定する。したがっ
て、回路基板１４と電気接続器１６とリード板１９と介
してユニット化したことにより、組立てが簡単になる。

また、電気接続器１６の凹部２１・２２と上枠及び下枠
の凸部２３・２４とが相係合して挟持固定することによ
り、プラグ１６を電気接続器１６に装着する際に発生す
る水平方向の力が加わってもリード板１９に伝わること
はない。

また、第２図は本発明の第２の実施例を示すものである
。この実施例では、上記第１の実施例のリード板１９と
配電板１７と一体化したリード板２６を用いている。作
用、効果については、第１の実施例と同様なので省略す
る。

なお、上記第１．第２の実施例では、上枠１゜及び下枠
１１にそれぞれ凸部２３・２４を、電気接続器１６の上
面及び下面にそれぞれ凹部２１・２２を設けたが、凸部
・凹部については、いずれかの一方が凸部、他方が凹部
であればよく、またその数は特定されるものではない。

発明の効果 以上の様に本発明は、調理器組立時に、回路基板と電気
接続器全リード板と介してユニツｌ−化したことにより
、組立は簡単になり作業能率も高まる。

また、電気接続器を上枠・下枠に凹凸係合させて挟持固
定することにより、プラグ装着時に発生する水平方向に
働く力が加わっても、上梓及び下枠に力が吸収されるた
め、力は回路基板に伝わらない。よって、電気接続器の
固定が確実となるため、プラグ装着時に関しても更に安
全性が高まった調理器を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における調理器の要部断
面図、第２図は第２の実施例における要部断面図、第３
図は従来例の要部Ｈ１図である。 ８・・・・・・熱源、１０・・・・・・上枠、１１・・
・・・・下枠、１４・・・・・・回路基板、１６・・・
・・・電気接続器、１９・・・・・・リド板、２１．２
２・・・・・・凹部、２３・２４・・・・・・凸部、２
６・・・・・・リード板。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　　明　ほか２６第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　熱源を有し、上・下枠から構成された調理器本体と、
   上記調理器本体内に設けられ、下枠に取付けられた回路
   基板と、調理器本体の一部に位置し、電源供給用のプラ
   グが着脱自在に接続される電気接続器と、上記回路基板
   と電気接続器の端子棒を電気的に接続すると共に、これ
   ら回路基板と電気接続器をユニット化する剛性材料より
   なるリード板とを具備し、上記電気接続器は調理器本体
   の上・下枠により挟持され、かつこの挟持部に相係合す
   る凹凸部を形成した調理器。