JPH04142231A

JPH04142231A - 包装機

Info

Publication number: JPH04142231A
Application number: JP2252728A
Authority: JP
Inventors: Fumisuke Tsukasa; 政　文祐
Original assignee: Anritsu Corp
Current assignee: Anritsu Corp
Priority date: 1990-09-21
Filing date: 1990-09-21
Publication date: 1992-05-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く本発明のＭ乗上の利用分野〉本発明は、包装袋に物品を受入れた後、その開口部を熱
圧着によって密閉する包装機に関する。

〈従来技術〉工場等のラインでは、物品を詰めるための袋作りと袋詰
め作業とを、自動でかつ同時に行なう包装機が用いられ
ている。

第７図は、この種の包装機の構造の要部を示す図である
。

Ｏ−ル状のビニールシート１は、物品ガイド管２を囲む
ように下方に引出され、引出されたビニールシート１の
両端１ａ、１ｂは、第１の熱圧着装置３を通過中に互い
に接着され、筒状になったビニールシート１の先端ＩＣ
は、第２の熱圧着装置４に送られる。

第２の熱圧＠装置４は、上下に隙間をもって配置された
対向する２組の圧着部材５．６．７．８で構成されてお
り、波形に形成された加熱面５ａ。

６ａ、７ａ、８ａでビニールシート１を挟む方向への移
動が可能となっている。

９は、圧着部材５．７の隙間に対して進運可能なカッタ
であり、ビニールシート１の先端１ｃが圧着部材７．８
間を通過する位置まで下降し、第８図の（ａ）に示すよ
うに、２組の圧着部材５〜８がビニールシート１を挾む
とき、このカッタ９も連用して、ビニールシート１を切
断する。

次に、２組の圧着部材５〜８は互いに離れ、物品ガイド
管２を介して物品Ｗが投入されるとともに、第８図の（
ｂ）に示すようにビニールシート１の送圧しがなされる
。

この送圧しが所定距離なされると、再び同図の（Ｃ）に
示すように、２組の圧着！！！材５〜８と力′ツタ９と
がビニールシート１方向に進出する。

圧着部材７．８で上端が接着されて１つの密閉された袋
１−は、下方に排出される。

以下、同様の動作が繰返され、物品に対する袋詰めが順
次なされる。

く解決すべき課題〉しかしながら、袋の大きさに対して物品量が多い場合や
初品が棒状の場合、袋内に収容された物品の一部が、圧
着部材７．８に挟まれてしまう。

このような現象が発生すると、圧着が不完全となり、接
着部分がはがれて物品が袋外へ飛び出たり、物品が変形
したり割れたりするという問題がある。

このため、従来は、袋詰めされた初品の挟込みを全数目
視検査でチエツクしなければならなかった。

本発明は、この８題を解決した包装機を提供することを
目的としている。

く課題を解決するための手段〉前記ｉ！題を解決するため、本発明の第１の包装機は、シート材の重ね合せ部分を、対をなす圧着部材で両面か
ら挟みつけて、加熱接着することにより、物品を密封す
る包装機において、圧着部材で挟みつけられた接着部またはその近傍のシー
ト間の厚みを検出する厚み検出手段と、厚み検出手段か
らの検出信号に基づいて、接着部に挟まれた物品の有無
を判定する判定手段とを備えている。

また、第２の包￥ｉ！ｔＩｌは、圧着部材で挟みつけられた接Ｗ！！！またはその近傍の
シートの歪を検出する歪センサと、歪センサからの検出
信号に基づいて、接着部にはさまれた物品の有無を判定
する判定手段とを備えている。

く作用〉したがって、圧着部分での物品等の挾み込みは、厚み検
出手段または歪センサからの検出信号によって判定され
る。

く本発明の実施例〉以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第１図は、一実施例の包装機１０の構成を示す図であり
、従来装置と同一のものについては同一符号を付して説
明を省略する。

第１図において、１１は、上方から落下供給される物品
を物品ガイド！！２に送るシュートである。

この包装１１０の第２の熱圧１！装置２０は、４つのエ
アシリンダ２１〜２４を同時に駆動して、２組の圧着部
材５．６．７．８をほぼ同時に進退させるように構成さ
れている。

２５．２６は、圧着部材７．８の進出方向への移動ｌを
それぞれ検出する移動ｌ検出装置であり、例えば光学的
な変位計で構成されている。

２７は、良品と不良品（挟込み品）とを興なる排出路へ
振分ける案内板であり、良品の場合は斜め下方に、不良
品の場合は、エアシリンダ２８の駆動の引込み駆動によ
り、真下へ排出させる。

２つの移動量検出装置２５．２６からの検出層Ｍ１．Ｍ
２は、第２図に示すように圧着時におけるシート間の厚
みα（圧着部材７．８開の隙間）を算出する演算器３０
へ入力されている。

この演算器３０は、エアシリンダ２３，２４側へ退出し
た圧着部材７．８間の距ＩＬ（既知）から、検出ＩＭ１
、Ｍ２の加算値を減じて、厚みαを算出する。

３１は、演算器３ｏで算出された厚みαの値が予め決め
られた許容値（例えばビニールシート１の厚みの５倍程
度）より大きいか否かを判定する判定器であり、許容値
より大きいときは、挟込みがあったとして不良判定信号
を出力する。

３２は、不良判定信号を受けてブザー音を発生する報知
回路、３３は、不良判定信号を受けて、エアシリンダ２
８を駆動させるシリンダ駆動回路である。

次に、この包装機１０の動作について説明する。

シュート１１より物品ガイド！！２を介して物品が正常
に収容された袋は、前述の説明と同様に、その上部が接
着されて、案内板２７に沿って斜め下方に排出される。

ところが、第３図の（ａ）に示すように、物品の一部が
上方に突出した状態で収容されると、同図の（ｂ）に示
すように、Ｆｆ−管部材７．８の圧着面に、この物品の
一部が挟まれる。

このため、圧着部材７．８の進出方向への移動量Ｍ　１
、Ｍ　２の加輝量は、挟まれた物品の厚み分減少し、判
定器３１からは、不良判定信号が出力される。

この結果、ブザー音の発生とともに、同図の（Ｃ）に示
すように案内板２７が駆動され、この不良物品は、真下
に排出されることになり、良品と区別することができる
。

く本発明の他の実施例〉なお、前記実施例では、圧着部材７．８に挟まれたシー
ト間の厚みを検出することによって、物品の挾込みの有
無を判定していたが、第４図に示す圧着部材７−１８−
のように、圧着面（加熱面）の下端側に波形でない平面
部を設け、一方の圧着部材８−の平面部に複数（図では
５個）の圧力センサ４０を並べて取付けるようにしても
よい。この場合、第５図に示すように、物品の一部が圧
着部材７−１８１１ｉに挟まれると、いずれかの圧力セ
ンサ４０からの信号が、正常時（良品時）に比べて大き
く変化するため、第６図に示すように、各圧力センサ４
０毎に判定器４１をそれぞれ設け、各判定器４１の出力
の論理和をオア回路４２でとれば、不良品の検出を行な
うことができる。

また、複数の圧力センサ４０の代りに一本のファイバー
ケーブルを通しておき、物品に押されて屈曲したファイ
バーケーブルの光通過壷の変化から、物品挟込みを検出
するようにしてもよい。

また、前記実施例では、圧着部材に挟まれたシート節の
厚みの絶対値を検出して、物品の挟みごみの有無を判定
していたが、複数の厚みセンサを、接着部に沿って設け
ておき、隣り合う厚みセンサからの検出信号差や比が所
定値以上になったとき物品の挟みごみがあったと判定す
るようにしてもよい。

また、判定手段を複数有する場合に、所定数以上の不良
判定があったときに物品の挟みごみがあったと判定する
ようにしてもよい。

く本発明の効果〉本発明の包装機は、前記説明のように、圧着部材に挟ま
れたシート間の厚みあるいは圧力歪を検出することによ
って、接着部における物品挟込みを検出できるようにし
ているため、不良品の識別を人手にたよることなく、自
動的に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の構成を示す図、第２図は
、一実施例の電気的構成の要部を示すブロック図、第３
図は、一実施例の動作を説明するための概略図である。第４図は、本発明の他の実施例の要部を示す斜視図、第
５図は、第４図の実施例の動作を説明するための概略図
、第６図は、第４図の実施例の電気的構成を示すブロッ
ク図である。第７図は、従来装置の構成の概略を示す斜？！ｌＩ！ｌ
、第８図は、従来装置の動作を説明するための概略図で
ある。１・・・・・・ビニールシート、２・・・・・・物品ガ
イド管、３・・・・・・第１の熱圧着＠置、５〜８・・
・・・・圧＠部材、９・・・・・・カッタ、１０・・・
・・・包装機、２０・・・・・・第２０熱圧着装置、２
１〜２４・・・・・・エアシリンダ、２５．２６・・・
・・・移動量検出装置、２７・・・・・・案内板、３０
・・・・・・演算器、３１・・・・・・判定器、３２・・・・・・報知回路、４０・・・・・・圧力センサ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シート材の重ね合せ部分を、対をなす圧着部材で
両面から挟みつけて、加熱接着することにより、物品を
密封する包装機において、前記圧着部材で挟みつけられた接着部またはその近傍の
シート間の厚みを検出する厚み検出手段と、前記厚み検出手段からの検出信号に基づいて、前記接着
部にはさまれた物品の有無を判定する判定手段とを備え
たことを特徴とする包装機。
（２）シート材の重ね合わせ部分を、対をなす圧着部材
で両面から挟みつけて、加熱接着することにより、物品
を密封する包装機において、前記圧着部材で挟みつけら
れた接着部またはその近傍のシートの歪を検出する歪セ
ンサと、前記歪センサからの検出信号に基づいて、前記
接着部にはさまれた物品の有無を判定する判定手段とを
備えたことを特徴とする包装機。