JPH04141406A - フェノール樹脂発泡体の製造法 - Google Patents

フェノール樹脂発泡体の製造法

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JPH04141406A
JPH04141406A JP2265860A JP26586090A JPH04141406A JP H04141406 A JPH04141406 A JP H04141406A JP 2265860 A JP2265860 A JP 2265860A JP 26586090 A JP26586090 A JP 26586090A JP H04141406 A JPH04141406 A JP H04141406A
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Japan
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plate
phenolic resin
resin composition
resin foam
mixing head
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Shigeji Yamada
茂治 山田
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Sumikin Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/04Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped cellular or porous

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、レゾール型フェノール樹脂と、硬化剤、発
泡剤を混合してなるフェノール樹脂組成物を、面材に均
一に分散させて吐出させ、ほぼ同一密度のフェノール樹
脂発泡体を製造する方法に関する。
従来の技術 フェノール樹脂発泡体は、耐熱性ならびに耐火性に優れ
ており、しかも燃焼時に発煙や有毒ガスの発生がない。
このため、耐火性断熱材として注目され、建材、家具お
よび工業用諸材料の分野で広く使用されている。
フェノール樹脂発泡体の連続製造方法としては、上下2
段に平行に設けられた2個の無端状のベルトコンベアー
を同一の速度で連続的に反対方向に回動させ、下部コン
ベアー上に発泡硬化性液状フェノール樹脂組成物を供給
し、ベルトコンベア上を移動させながら発泡させ、その
発泡完了直前のフェノール樹脂組成物に上部ベルトコン
ベアを接触させて、発泡体の厚さを規制してから硬化さ
せる方法(特開昭52−437468号公報、特開昭5
8−16838)が知られている。
しかし、この方法での下部ベルトコンベアー上への発泡
硬化性液状フェノール樹脂組成物の供給は、同樹脂組成
物の供給口をベルトコンベアーの進行方向に対して直角
に往復運動させることによって散布させるものであり、
ベルトコンベアー上に蛇行する帯状物として供給される
。しかし、発泡硬化性液状フェノール樹脂組成物は、流
動性に欠けるため得られた発泡体は密度が不均一でかつ
表面平滑性に欠けるという欠点を有している。
これの改良方法としては、下部ベルトコンベアーに連続
的に供給されたレゾ′−ル型フェノール樹脂組成物をそ
の発泡開始前に上部ベルトコンベアーに接触させ、移動
させながら、発泡圧によって同樹脂組成物の発泡層の厚
さを次第に増大せしめ、次いで発泡層の厚さが所定の厚
さに達した後は、その接触及び厚さを保ったままで移動
させながら、発泡及び硬化を完了させる方法(特開昭6
0−92809号公報)が知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、特開昭60−92809号公報の方法は
、ある程度の密度の均一化は達成されるが、上部コンベ
アーの位置によっては、蛇行した帯状に供給された樹脂
組成物層を全面に均一に均すには不十分であり、密度に
多少のバラツキが出ることは避けられない。また、発泡
前に上部コンベアーを接触させ、発泡開始後の発泡圧に
よって密閉状態で発泡層の厚さを増大せしめるので、発
泡開始時間のタイミングが悪かったり、均一に均されて
いなかったりした場合、下部コンベアー上に残った空気
層や発泡時に発生するガスの抜は道がなく、結果的に表
面に凹部として残るケースもある。
さらに、予め製作済の前後左右を箱状に区切られた木製
、プラスチック製あるいは鋼製のパネルに、フェノール
樹脂組成物をパネル内に吐出し、フェノール樹脂発泡体
パネルを、1ケごとにバッチ生産する場合、フェノール
樹脂組成物はそれらパネル内のバランスのとれた中央部
に1点吐出されるか、パネル長辺側に沿って中央部に帯
状に供給されるか、あるいは、長辺側を横切るように往
復に蛇行させ、供給されることになる。しかし、これら
の方法では、同樹脂組成物が流動性に乏しいため、供給
後一定時間を経過しなければ連続したシート状物にはな
らない。このように不連続な供給物あるいは厚さの不均
一なシート状供給物を発泡させて得られる発泡体は、密
度が不均一で、かつ表面平滑性に欠けるものとなる。
この発明の目的は、フェノール樹脂発泡体を連続的ある
いはバッチ生産する場合に、フェノール樹脂組成物を、
下部ベルトコンベアー上あるいはパネル底部に発泡開始
前に均一な厚さのシート状として吐出、供給し、その供
給物が発泡硬化し、発泡体となる時に密度が均一で表面
平滑性に優れたフェノール樹脂発泡体となるフェノール
樹脂発泡体の製造方法を提供することである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明者らは鋭意研究を重ね
た結果、フェノール樹脂発泡体を連続的に製造する方法
において、ミキシングヘッドの吐一 出口に吐出分散板を連結し、ベルトコンベアーの進行方
向に対して所定間隔で並列に帯状のフェノール樹脂組成
物を平行して多列に供給することにより、その間隔が狭
いことから発泡開始前に自然に流動し、均されて、厚さ
がほぼ均一でシート状のフェノール樹脂組成物となり、
これが発泡を開始することにより上部ベルトコンベアー
に接触し、発泡体の厚さを規制することで目的が達成で
きることを究明した。
また、箱型パネル内にフェノール樹脂組成物を供給し、
供給後蓋閉め固定し、バッチ式にフェノール樹脂発泡体
パネルを製造する方法においては、前記連続製造方法同
様ミキシングヘッド吐出口にパネル底面積と同程度の面
積を有し、パネル上にほぼ同容量多点吐出可能な吐出分
散板を連結し、パネル底辺に同容量多点吐出することで
、その間隔が狭いため、発泡硬化前に自然に流動し、ほ
ぼ均一な厚さでシート状のフェノール樹脂組成物となり
、蓋閉め、固定後、これが発泡を開始することにより目
的が達成できることを究明した。
すなわちこの発明は、フェノール樹脂組成物を上下ベル
トコンベアー内に供給し、フェノール樹脂発泡体を連続
成型する方法において、ミキシングヘッド吐出口に連結
するフェノール樹脂組成物導入路を設けた入口接続板と
、該入口接続板と位置決めを兼ねた固定孔により重ね合
わせた時、同一外周を有し、前記導入路に相対した部位
よりその外周縁に向かって、同長、同幅で、ほぼ同容積
の開口する複数のスリット状の溝を設け、その先端に貫
通する孔を有した分散板を、入口接続板と重ね合せて固
定し、ミキシングヘッド吐出口に連結して上下ベルトコ
ンベアー内にフェノール樹脂組成物を所定間隔で直線帯
状に供給するのである。
また、フェノール樹脂組成物を箱型パネル内に供給し、
フェノール樹脂発泡体をバッチ成型する方法において、
ミキシングヘッド吐出口に連結するフェノール樹脂組成
物導入路を設けた入口接続板と、該入口接続板と位置決
めを兼ねた固定孔により重ね合わせた時、同一外周を有
し、試料液導入路に相対した部位よりほぼ均等に分散し
た位置に向かって、同長、同幅で、ほぼ同容積の開口す
る複数のスリット状の溝を設け、その先端に貫通する孔
を有した分散板を、入口接続板と重ね合せて固定し、ミ
キシングヘッド吐出口に連結して箱型パネル内にフェノ
ール樹脂組成物を均等に分散してほぼ同容量多点吐出す
るのである。
さらに、分散板と位置決めを兼ねた固定孔により重ね合
わせた時、同一外周を有し、分散板の貫通する孔と対応
する位置に同径の試料案内溝を有する出口接続板を、入
口接続板、分散板と重ねて固定し、ミキシングヘッド吐
出口に連結するのである。
作    用 この発明方法で用いられる液状フェノール樹脂としては
、フェノール類とアルデヒド類を水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化バリウム、アンモニア、有機塩基
等のアルカリ性触媒存在下で反応して得られるレゾール
型フェノール樹脂、あるいは、フェノール類とアルデヒ
ド類を酸化亜鉛、酸化マグネシウム、しよう酸亜鉛、ナ
フテン酸亜鉛、ナフテン酸鉛等の非アルカリ土類金属化
合物触媒の存在下で反応して得られるベンジルエーテル
型フェノール樹脂が用いられる。
硬化剤としては、リン酸、塩酸、硫酸等の無機酸、フェ
ノールスルホン酸、メタンスルホン酸等の有機酸が用い
られ、これらを2種以上併用してもよい。これらの酸は
そのまま使用してもよいし、水溶液、その他の溶液とし
て用いてもよい、硬化剤の添加量は液状フェノール樹脂
100部に対し5〜50重量部である。
発泡剤としては、沸点が約−40〜100℃の塩素化お
よび弗素化炭化水素、例えばクロロホルム、塩化メチレ
ン、トリクロロフルオロメタン、テトラフルオロメタン
、1,1.2−1リクロロー1.2.2−トリフルオロ
エタン、モノクロロジフルオロメタン、ジクロロジフル
オロメタン、11−ジクロロ−1,2,2,2−テトラ
フルオロエタン、1,1.1−1リクロロ−2,2,2
−トリフルオロエタン、1,2−ジフルオロエタン、プ
ロモトリフルオロエタン、1、1.2.2−テトラクロ
ロ−1,2−ジフルオロエタン、=10= 1、1.1.2−テトラクロロ−2,2−ジフルオロエ
タン、あるいはこれらの混合物、又は脂肪族炭化水素で
ある、石油エーテル、n−ヘキサジ、n−へブタン等の
物理的発泡剤、又はジニトロペンタメチレンテトラミン
、パラトルエンスルホニルヒドラジッド、パラトルエン
スルホニルアセトンヒドラゾン、4,4′−オキシビス
ベンゼンスルホニルヒドラシーン、アゾジカルボンアミ
ド、ヒドラゾジカルボンアミドなどの熱分解型あるいは
酸分解型発泡剤が挙げられる。
この発明における上下ベルトコンベアーは、従来からよ
く知られている種々の材料および種々の構造のものが使
用される。そのベルトコンベア用の材料としては、例え
ば、ふっ素樹脂コーティングゴム引き布、ふっ素樹脂コ
ーティングステンレス板、ポリプロピレンシート、適当
な材料で裏打ちしたふっ素樹脂シート及びシリコン樹脂
紙等が挙げられる。
この本発明における箱型パネルは、例えば各種の木材、
各種プラスチック、薄鋼板、アルミニウム箔、FRP成
型箱等が挙げられる。
この発明における吐出分散板は、ミキシングヘッド吐出
口と連結された入口接続板の中央の孔を通って導入され
たフェノール樹脂、硬化剤、発泡剤の三液混合フェノー
ル樹脂組成物が、その吐出部位から、放射状又は出鱈目
に掘られた溝によって導かれ、その先端に開かれた貫通
ずる孔に流入する構造の分散板から構成され、必要なら
ばその分散板と接触し、その孔と相対する位置に出口孔
が貫通した出口接続板を加え構成される。ミキシングヘ
ッドから吐出されたフェノール樹脂組成物は、最終的に
分散板の各孔または出口接続板の各出口孔を通って分散
される。
この出口接続板は、分散板の強度補強用であるため、強
度的に問題がなければ取イ1]けする必要がない。この
入口接続板と出口接続板の材質としては、強度と耐腐食
性を要求されることがら、ステンレス鋼、アルミニウム
、チタンなどの金属あるいはそれらをふっ素樹脂コーテ
ィングしたものが好ましい。各接続板の接触する面は、
研摩し平坦でなければならない。これらの間にザンドイ
ッヂされる分散板は、シール性が要求され溝掘りなどの
加工のし易い材質としてテフロン板、ポリプロピレン板
などが好ましい。
この発明においては、フェノール樹脂発泡体を連続的に
製造する方法において、ミキシングヘッドの吐出口に吐
出分散板を連結し、ベルトコンベアーの進行方向に対し
て所定間隔で並列に直列帯状のフェノール樹脂組成物を
平行して多列に供給するので、その間隔が狭いことから
発泡開始前に自然に流動し、均されて、厚さがほぼ均一
なシト状のフェノール樹脂組成物となる。これが発泡を
開始することにより上部ベルトコンベアーに接触し、発
泡体の厚さを規制することで均一な密度を有するフェノ
ール樹脂発泡体を連続製造することができる。
また、箱型パネル内にフェノール樹脂組成物を供給し、
供給後蓋を閉めて固定し、バッチ式でフェノール樹脂発
泡体パネルを製造する方法においては、前記連続製造方
法同様ミキシングヘッド吐出口にパネル底面積と同程度
の面積を有し、パネル上に均等に分散してほぼ同容量多
点吐出可能な吐出分散板を連結し、パネル底部に同容量
多点吐出するので、その間隔が狭いため、発泡硬化前に
自然に流動し、ほぼ均一な厚さでシート状のフェノール
樹脂組成物が得られる。
実施例 実施例1 第1図は、この発明方法の上下ベルトコンベアーによる
フェノール樹脂発泡体の連続製造に使用するミキシング
ヘッドの吐出口に連結した吐出分散板の一実施例を示す
断面図である。同図において、(1)はミキシングヘッ
ドであり、このミキシングヘッド(1)に接続する入口
接続板(2)の中央の凸部(3)には、ミキシングヘッ
ド(1)の吐出口外径と、同径の孔が開けられており、
パラギン(4)で密閉性を保持している。この入口接続
板(2)のミキシングヘッド(1)反対側には、重ね合
せて接触させたときに1組となる分散板(5)と出口接
続板(6)が係合される。
第2図(b)に示すように分散板(5)は、フェノール
樹脂組成物の粘度、流量に応じた適当な深さ、幅の溝(
7)が半放射状に穿孔され、全ての溝(7)はほぼ同容
量を有しており、その先には溝(7)の幅の1.0〜1
.5倍の直径をもつ孔(8)が貫通している。
この溝(7)の掘られた面は、第2図(a)に示す入口
接続板(2)と接触し、それぞれ位置決めを兼ねた固定
孔(9)を通してポルh <10)で止められ、確実に
密閉された状態で固定される。分散板(5)の強度補強
用の第2図(c)に示す出口接続板(6)は、入口接続
板(2)と分散板(5)の位置決め固定孔(9)を対応
させて固定さぜたとき、分散板(5)の各々の溝(7)
の先端部に貫通されている孔(8)は、貫通されている
出口孔(11)に一致するため、分散板(5)の溝(7
)、孔(8)を通ってきたフェノール樹脂組成物は、出
口接続板(6)の出口孔(11)を通って上下ベルトコ
ンベアー間に吐出される。このような吐出分散板を用い
て連続的にフェノール樹脂発泡体を製造するのである。
第3図は、下部ベルトコンベアー(]2)を真」二がら
見た図であるが、ミギシングヘッド(1)から吐出され
たフェノール樹脂組成物は、人1コ接続板(2)、分散
板(5)および出口接続板(6)を経由して出1コ孔(
11)から下部ベルトコンベアー(12)−ヒに吐出さ
れ、(a)図に示すとおり、所定間隔で何本かの直線状
の!(13)となって配列する、そして間隔が狭いこと
から発泡前の小さな流動によって隣り合わぜな帯が接触
する。その結果、(1))図に示すとおり、ほぼ厚さの
均一なシート状(14)となり、そのまま発泡が開始す
るため、密度の均一なフェノール樹脂発泡体が得られた
。また、この第2図に示す吐出分散板の構造は1例であ
り、他にも第4図(a)(b)に示す構造が可能である
。(a)図の分散板(15)は、2箇所から重ねて直線
帯状に吐出する方式、(b)図の分散板(16)は、長
方形で直線4ir状に吐出する方式を示す。
前記第1図および第2図(a)〜(c)に示す吐出分散
板を使用し、第1表に示す組成のフェノール(☆・を脂
組成物を上下ベルトコンベアー開に供給して厚さ30m
m、幅500mmのフェノール樹脂発泡体を製造した。
得られたフェノール樹脂発泡体は長辺に沿っ4分割し、
それぞれについて密度を測定した。
の結果を第2表に示す。
て そ 第1表 第 表 第2表に示すとおり、生成したフェノール樹脂発泡体は
、表面が滑らがで、密度のバラツギは少なかった。
実施例2 箱型パネル内にフェノール樹脂組成物をバッチ式にて充
填する際は、第5図に示すように、実施例1と同様、吐
出分散板は入1」接続板(22)と出口接続板(2G)
が分散板(25)をサンドイッチし/こ構造からなり、
ミキシングヘット責21)の吐出部に連結された入口接
続板(22)を通過後、第6図(l〕)に示すとおり適
当な深さ、幅に掘られた(Jぼ同一・容積の溝(27)
を通り、その先端に貫通した孔(28)から、それに密
着した出口接続板(26)の出口孔(31)を通り、箱
型パネル(32)に落下する。第7図(aHb)はパネ
ルを真上から見たものであるが、(a)図のように分散
して同容量多点吐出されたフェノール樹脂組成物(33
)が発泡前に流動することにより(b)図のように拡が
り、場合によっては厚さの均一なシート状となり発泡を
開始するため、密度分布の幅が小さい箱型フェノール発
泡体パネルが得られる。
第6図に示す吐出分散板を使用し、実施例1の第1表に
示すフェノール樹脂組成物を使用して縦400mm、横
800mm厚さ70mmの箱型パネル内に均等に分散し
て同容量多点吐出し、得られた厚さ50mm、縦 40
0mm、横800mmのフェノール樹脂発泡体パネルを
縦方向で均等に3分割し、その左右のものを横方向で2
分割し、得られた5片の試験片の密度を測定した。その
結果を第3表に示す。
以下余白 第 表 第3表に示すとおり、生成したフェノール樹脂発泡体は
、表面が滑らがで、密度のバラツキは少なかった。
発明の効果 以上述べたとおり、この発明方法によれば、簡単な構造
の吐出分散板をミキシングヘッドに連結し、使用するこ
とによってフェノール樹脂組成物が分散して吐出される
ため、密度のバラツキが少なく、表面平滑性に優れてい
るフェノール樹脂発泡体を得ることができ、その効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1のミキシングヘッドとその吐出口に連
結した吐出分散板の縦断面図、第2図(a)〜(c)は
同じく直線帯状に吐出する吐出分散板の一例を示す分解
図で、(a)は入口接続板の平面図、(b)は分散板の
平面図、(c)は出口接続板の平面図、第3図(a) 
(b)は同じく下部ベルトコンベアーを真上から見た平
面図で、(a)はフェノール樹脂組成物が直線帯状とな
って吐出された図、(b)はフェノール樹脂組成物が流
動により順次接触して均一な厚さとなる状態の説明図、
第4図(a)(b)は他の吐出分散板の分散板の平面図
で、(a)は円形の分散板で重ねて直線帯状に吐出する
方式、(b)は長方形の分散板で、直線帯状に吐出する
方式、第5図は実施例2のミキシングヘッドとその吐出
口に連結した吐出分散板および箱型パネルの縦断面図、
第6図(a)〜(c)は同じく均等に分散して同容量多
点吐出する吐出分散板の一例を示す分解図で、(a)は
入口接続板の平面図、(b)は分散板の平面図、(C)
は出口接続板の平面図、第7図(a) (b)は箱型=
21 パネルを真上からみた平面図で、(a)は均等に分散し
て同容量多点吐出した直後、(b)は発泡開始前に流動
して均一化する状況を示す。 21・・ミキシングヘッド、 22・・入口接続板、 23・・・凸部、   4.24・・パツキン、15.
16.25・・・分散板、 26・・出口接続板、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フェノール樹脂組成物を上下ベルトコンベアー内に
    供給し、フェノール樹脂発泡体を連続成型する方法にお
    いて、ミキシングヘッド吐出口に連結するフェノール樹
    脂組成物導入路を設けた入口接続板と、該入口接続板と
    位置決めを兼ねた固定孔により重ね合わせた時、同一外
    周を有し、前記導入路に相対した部位よりその外周縁に
    向かって、同長、同幅で、ほぼ同容積の開口する複数の
    スリット状の溝を設け、その先端に貫通する孔を有した
    分散板を、入口接続板と重ね合せて固定し、ミキシング
    ヘッド吐出口に連結して上下ベルトコンベアー内にフェ
    ノール樹脂組成物を所定間隔で直線帯状に供給すること
    を特徴とするフェノール樹脂発泡体の製造法。 2 フェノール樹脂組成物を箱型パネル内に供給し、フ
    ェノール樹脂発泡体をバッチ成型する方法において、ミ
    キシングヘッド吐出口に連結するフェノール樹脂組成物
    導入路を設けた入口接続板と、該入口接続板と位置決め
    を兼ねた固定孔により重ね合わせた時、同一外周を有し
    、前記導入路に相対した部位よりほぼ均等に分散した位
    置に向かって、同長、同幅で、ほぼ同容積の開口する複
    数のスリット状の溝を設け、その先端に貫通する孔を有
    した分散板を、入口接続板と重ね合せて固定し、ミキシ
    ングヘッド吐出口に連結して箱型パネル内にフェノール
    樹脂組成物を均等に分散してほぼ同容量多点吐出するこ
    とを特徴とするフェノール樹脂発泡体の製造法。 3 分散板と位置決めを兼ねた固定孔により重ね合わせ
    た時、同一外周を有し、分散板の貫通する孔と対応する
    位置に同径の試料案内溝を有する出口接続板を、入口接
    続板、分散板と重ねて固定し、ミキシングヘッド吐出口
    に連結することを特徴とする請求項1および2記載のフ
    ェノール樹脂発泡体の製造法。
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