JPH04141223A - 槽容器 - Google Patents

槽容器

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JPH04141223A
JPH04141223A JP2264305A JP26430590A JPH04141223A JP H04141223 A JPH04141223 A JP H04141223A JP 2264305 A JP2264305 A JP 2264305A JP 26430590 A JP26430590 A JP 26430590A JP H04141223 A JPH04141223 A JP H04141223A
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誠 和田
Masabumi Kuratsu
倉津 正文
Koichi Ono
幸一 小野
Mamoru Mishima
守 三島
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/90Heating or cooling systems
    • B01F35/92Heating or cooling systems for heating the outside of the receptacle, e.g. heated jackets or burners

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、化学・薬品・食品工業等で反応槽、撹拌槽
として使用される容器(以下、槽容器という。)に関す
るものである。
〔従来の技術〕
一般に、この種の槽容器は、容器本体を円筒形胴部の両
端に皿形鏡面板を溶接した耐圧密閉容器で形成すると共
に、この容器本体に、内部発生熱を除去するための除熱
機構を設けている。
従来、槽容器の除熱機構としては、第4図に示すように
容器本体1の外部にジャケット15を付設したジャケッ
ト方式a、第5図に示すように容器本体1の内面より内
側に螺旋状のパイプ16を固定配置した内部パイプ方式
す又は第6図に示すように容器本体1の内面より内側に
容器本体長手方向に延在し、かつ端部がエルボ接続され
たパイプ17を容器本体周方向に蛇行するように固定し
て配置した内部パイプ方式C1第7図に示すように容器
本体工の内面と直角に仕切板18を間隔をおいて並設し
、仕切板工8の先端間に内ストリップ19を跨設し、内
ストリンプ19と前記容器本体1の内面との間に仕切板
■8により仕切られた螺旋状の流路20を形成したイン
ナージャケット方式d(特開昭57−147502号公
報参照)等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
容器本体壁を通して熱交換するジャケット方式aは、壁
厚が厚いと容器本体壁を通しての熱伝達率が低下するた
め不利となる。また、容器を大型化する場合、強度面か
ら容器本体壁を厚くしなければならないから、この方式
では容器の大型化に対応し難いという不都合があった。
容器本体1の内側でパイプ16.17の壁を通して熱交
換する内部パイプ方式す、cは、パイプ径でパイプの肉
厚が決まり、容器本体lの内径に比べてパイプ径が小さ
いため、パイプの肉厚が薄くなっており、熱伝達性が優
れているという利点を有する反面、パイプ自体及びパイ
プ固定用のサポートに内容物が付着して熱伝達を阻害し
、また付着物が剥離して製品中に混入するから、運転効
率が不安定になると共に、製品の劣化が生しるという不
都合があった。
更に、容器本体1の内側で内ストリップ19を通して熱
交換するインナージャケット方式dは、前記方式a、b
、cの不都合を解消し得ると共に、仕切板18の間隔て
内ストリップ19の肉厚が決まり、容器本体1の内径に
比べて仕切板18の間隔が小さいため、内ストリップ1
9の肉厚は薄くなり、熱伝達性が優れているという利点
を有する反面、容器本体1の内面に仕切板I8を間隔を
おいて容器本体1の内面に一本一本取り付けた後、仕切
Fi18の先端間に内ストリップ19を跨設するから、
現場作業で手間のかかる組立てが必要になると同時に、
多数存在する内ストリップ19間の溶接部が表面に露出
するから、表面を平滑に仕上げる必要があり、製作が面
倒で手間がかかる。
また、溶接部が腐食性液に接する場合、腐食の如何を確
認し必要に応じて補修する必要があり、頻繁なメンテナ
ンス作業が必要になる出いう不都合があった。
〔発明の目的〕
この発明は前記インナージャケット方式の課題を解決す
るためになしたもので、容器本体内での組立て作業を大
幅に少なくし、かつ仕上げ作業を通常の容器内仕上げ作
業程度にして能率良く製作できるようにすると共に、メ
ンテナンス作業も通常の容器内メンテナンス作業程度で
済む槽容器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る槽容器は、第1図〜第3図に示すように
、内板6の裏面と直角に仕切板7を間隔をおいて並設し
、仕切板7の先端間に外ストリップ8を跨設し、前記内
板6と外ストリップ8との間に仕切板7により仕切られ
た熱媒又は冷媒の流路9(92,9□)を有する流路壁
5A (5B)を形成し、二〇流路壁5A (5B)を
外ストリップ8にて容器本体lの内面、即ち、被熱交換
材と接触する容器本体1の胴部2及び底部鏡面板3部の
内面に密着させて固定したことを特徴としており、かか
る構成によって前記目的を達成するものである。
(作 用) 製作時、流路壁5A (5B)を容器本体lの内面に密
着させて固定するだけで済むと共に、その表面は平滑で
溶接部等が露出しない内板6で構成されており、はとん
ど仕上げを必要としない。
使用時、容器本体l内の処理液は、流路壁5A(5B)
の内板6を通して流路9 (9,,9□)内を流れる熱
媒又は冷媒と熱交換するが、仕切板70間隔で内板6の
肉厚が決まり、容器本体1の内径に比べて仕切板7の間
隔は小さいため、内板6の肉厚は薄くなり、伝熱抵抗が
小さく、熱伝達性に優れているから、前記内板6を通し
ての熱媒又は冷媒との熱交換が効率良く行われることに
なる。
〔実 施 例] 以下、この発明の一実施例を第1図及び第2図に沿って
説明する。
第1図は螺旋状の流路を内面に設けた槽容器、第2図は
その要部拡大断面を示している。
図中1は容器本体で、円筒形胴部2の上下両端に皿形鏡
面板3.4を溶接した耐圧密閉容器となっている。
5Aは流路壁で、隅肉溶接で内板6の裏面と直角に仕切
板7を間隔をおいて並設し、突合せ溶接で仕切板7の先
端間に外ストリップ8を跨設し、前記内板6と外ストリ
ップ8との間に仕切板7により仕切られた熱媒又は冷媒
の流路9を螺旋状に設けている。
流路壁5Aは容器本体1の外部で予め製作されており、
次のように容器本体1の内部に配置され、外ストリップ
8にて容器本体1の内面に密着させて固定されると共に
、流路9の入口10及び出口11が夫々容器本体1の底
部及び上部に外方に突出させて設けられている。
即ち、流路壁5Aは、底部鏡面板3を取り付けた円筒形
胴部2の内部に上部鏡面板4の取付は前に挿入された後
、外ストリップ8にて容器本体1の円筒形胴部2及び底
部鏡面板3部の内面に第2図に示すように隙間がほとん
どなく押し付けられた状態で固定される。次いで、流路
9の入口10及び出口11が設けられた後、円筒形胴部
2に上部鏡面板4が取り付けられている。
流路壁5Aの固定は、例えば流路壁5Aに設けたラグの
止着により、或いは直接溶接(連続、断続のいかんを問
わない。)により、流路壁5Aの上端を第1図のイに示
すように円筒形胴部2に連結し、かつ、流路壁5Aの下
端を第1図の口に示すように槽容器ノズル12のまわり
の底部鏡面板3部又は同図のハに示すように槽容器ノズ
ル12に連結して行えば良い。尚、連続溶接によれば、
槽容器内部を耐蝕材で構成する場合、流路壁5の接液部
と容器本体1の接液部とを耐蝕材で構成し、その他の部
分は一般の鋼材で構成するだけで良い。
尚、実施例では、螺旋状流路9を有する有底円筒状の流
路壁5Aを容器本体1の内面に固定した例について説明
したが、第3図に示すように、流路壁5Aと同一形状に
形成した螺旋状流路9.が下端部(皿状部分)に設けら
れ、その上部(円筒状部分)に容器本体周方向に蛇行し
た流路9□が設けられた流路壁5Bを容器本体lの外部
で予め製作し、この流路壁5Bを、上部鏡面板4の取付
は前、容器本体lの内部に挿入して外ストリップ8にて
底部鏡面板3部及び円筒形胴部2の内面に密着させて固
定すると共に、流路9Iの入口101及び出口11.を
夫々底部鏡面板3部の下部及び上部に外方に突出させて
設け、かつ流路9□の入口10g及び出口11□を夫々
円筒形胴部2の下部及び上部に外方に突出させて設けて
も良い。
前記流路壁5Bの上部(円筒状部分)は、内板6の裏面
と直角に仕切板7を間隔をおき容器本体長手方向に延在
させて並設し、仕切板7の先端間に外ストリップ8を跨
設し、かつ、容器本体長手方向の両端部に夫々閉塞板1
3(下部閉塞板13は流路9.を形成する仕切板で兼用
可能)を取り付けると共に、仕切板7の端部に容器本体
周方向に互い違いとなるように切欠部14を設け、前記
内板6と外ストリップ8との間に仕切板7により仕切ら
れ、かつ切欠部14を流れの反転部とじた流路9□を設
けている。
また、前記流路壁5A又は5Bの上部(円筒状部分)に
相当する図示しない円筒状の流路壁を前記と同様に円筒
形胴部2の内面に固定し、底部鏡面板3部には流路壁を
設けなくても良いことは言うまでもない。二〇流路壁で
は、内板6の下端と直角に下部閉塞板13を一体に連設
したものを使用する。
以上の構成において、流路壁5A(5B)は−体に組み
立てられているがら、流路壁5A (5B)を容器本体
1内に挿入し内面に密着させて固定した後、上部鏡面板
4を取り付けるだけで良い。
また、流路壁5A (5B)の表面は平滑で溶接部等が
露出しない内板6で構成されているから、はとんど仕上
げを必要としないと共に、使用時にも処理液の付着が少
なく、良好な処理が可能となる。
流路壁5A (5B)の流路9(98,9□)に入口1
0(10,、lO□)から供給された熱媒又は冷媒は、
流路9(90,9□)内を容器本体lの内面に沿って流
れて出口11(11,,11□)から流出する。従って
、槽容器を攪拌槽として使用する場合、容器本体1内で
攪拌される処理液は、流路壁5A (5B)の内板6を
通して流路9(91,9t)内を流れる熱媒又は冷媒と
熱交換することにより加熱叉と冷却されることになるが
、仕切板7の間隔で内板6の肉厚が決まり、容器本体l
の内径に比べて仕切板7の間隔は小さいため、内板6の
肉厚は薄くなり、伝熱抵抗が小さく、熱伝達性に優れて
いるから、前記内板6を通しての熱媒又は冷媒との熱交
換が効率良く行われることになる。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明は、容器本体の外部で流路壁を組
み立てた後、この流路壁を容器本体内部に挿入し内面に
密着させて固定するから、容器本体内での作業は大幅に
少なくなると共に、流路壁の表面を平滑で溶接部等が露
出しない内板で構成するから、はとんど仕上げを要せず
、仕上げ作業を行う場合でも通常の槽容器と同様に行え
ると共に、メンテナンスの手間が大幅に少なくなる。ま
た、熱媒又は冷媒の流路は容器本体の胴部及び胴部より
肉厚の大きい底部鏡面板部の内面にも設けられているの
で、使用時、内板を通しての熱媒又は冷媒との熱交換効
率が良く、かつ、内仮に対する処理液の付着も少ない。
従って、従来に比べて容器製作の能率向上が図れ、メン
テナンスも容易になると共に、運転効率及び製品品質の
向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図の要部拡大図、第3図はこの発明の他の実施例を
示す縦断面図、第4図、第5図、第6図、第7図は従来
例を示す縦断面図である。 l・・・・・・容器本体、2・・・・・・円筒形胴部、
3.4・・・・・・皿形鏡面板、5A、5B・・・・・
・流路壁、6・・・・・・内板、7・・・・・・仕切板
、8・・・・・・外ストリップ、9.9い9□・・・・
・・流路、 10.10..10□・・・・・・入口、11.111
.11□・・・・・・出口、12・・・・・・槽容器ノ
ズル、 3・・・・・・閉塞板、 ■ 4・・・・・・切欠部。 A 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、内板の裏面と直角に仕切板を間隔をおいて並設
    し、仕切板の先端間に外ストリップを跨設し、前記内板
    と外ストリップとの間に仕切板により仕切られた熱媒又
    は冷媒の流路を有する流路壁を形成し、この流路壁を外
    ストリップにて容器本体内面に密着させて固定したこと
    を特徴とする槽容器。
  2. (2)、熱媒又は冷媒の流路を有する流路壁を螺旋状と
    し、容器本体の胴部及び底部鏡面板部の内面に密着させ
    て固定したことを特徴とする請求項(1)記載の槽容器
  3. (3)、容器本体の底部鏡面板部に熱媒又は冷媒の流路
    を有する螺旋状流路壁を内面に密着させて設け、該底部
    鏡面板部に連なる容器本体の胴部に熱媒又は冷媒の流路
    を有する周方向に蛇行した流路壁を内面に密着させて設
    けたことを特徴とする請求項(1)記載の槽容器。
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