JPH0414112A - 圧電素子による微動機構の較正装置 - Google Patents
圧電素子による微動機構の較正装置Info
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- JPH0414112A JPH0414112A JP11805490A JP11805490A JPH0414112A JP H0414112 A JPH0414112 A JP H0414112A JP 11805490 A JP11805490 A JP 11805490A JP 11805490 A JP11805490 A JP 11805490A JP H0414112 A JPH0414112 A JP H0414112A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は圧電素子による微動機構の較正装置に関し、特
に、例えば走査型トンネル顕微鏡(以下、STMと記す
)の探針の微動や観測試料の微動に使用される圧電素子
を利用した微動機構において非直線性等の較正データを
作成し、実測時には較正データを用いて高精度の位置決
めを可能にする圧電素子による微動機構の較正装置に関
するものである。
に、例えば走査型トンネル顕微鏡(以下、STMと記す
)の探針の微動や観測試料の微動に使用される圧電素子
を利用した微動機構において非直線性等の較正データを
作成し、実測時には較正データを用いて高精度の位置決
めを可能にする圧電素子による微動機構の較正装置に関
するものである。
従来STMでは観測試料の表面に対して探針をオングス
トロームのオーダ(約10オングストローム)まで接近
させ、この距離を一定に保持した状態で試料の表面に沿
って探針が移動するように探針と試料の相対的位置を微
小に変化させることにより、当該試料の表面における原
子レベルの情報を得るようにしている。このSTMにお
ける試料又は探針の微動機構にはアクチュエータとして
圧電素子を利用しているが、従来では特別な較正は行わ
れていなかった。また、従来行われていた一般的な微細
位置決め装置における微動機構の較正には、レーザ等に
よる光学的な干渉作用を利用した測距装置を用いていた
。
トロームのオーダ(約10オングストローム)まで接近
させ、この距離を一定に保持した状態で試料の表面に沿
って探針が移動するように探針と試料の相対的位置を微
小に変化させることにより、当該試料の表面における原
子レベルの情報を得るようにしている。このSTMにお
ける試料又は探針の微動機構にはアクチュエータとして
圧電素子を利用しているが、従来では特別な較正は行わ
れていなかった。また、従来行われていた一般的な微細
位置決め装置における微動機構の較正には、レーザ等に
よる光学的な干渉作用を利用した測距装置を用いていた
。
STMの探針等のアクチュエータの如く圧電素子を利用
した微動機構では、従来ではその精度上特別に較正装置
を必要としなかったが、厳密には圧電素子はその特性と
して印加電圧と変位との関係において非直線性などが存
在し、その程度も圧電素子ごとに異なっているため、計
測に使用する場合には較正を行うことが望ましい。この
ような圧電素子を利用した微動機構の較正を行うに当っ
て、従来の測距装置による較正法では例えばレーザ変位
計の場合には0.02μmの精度が限界であり、これに
対して圧電装置による微動機構では0.1nm程度の精
度を要求されるので、従来の測距装置を用いて較正を行
うことは不可能であった。
した微動機構では、従来ではその精度上特別に較正装置
を必要としなかったが、厳密には圧電素子はその特性と
して印加電圧と変位との関係において非直線性などが存
在し、その程度も圧電素子ごとに異なっているため、計
測に使用する場合には較正を行うことが望ましい。この
ような圧電素子を利用した微動機構の較正を行うに当っ
て、従来の測距装置による較正法では例えばレーザ変位
計の場合には0.02μmの精度が限界であり、これに
対して圧電装置による微動機構では0.1nm程度の精
度を要求されるので、従来の測距装置を用いて較正を行
うことは不可能であった。
本発明の目的は、超微細の位置決めを行うことができる
圧電素子による微動機構において、当該微動機構に使用
される圧電素子の非直線特性を較正できる圧電素子によ
る微動機構の較正装置を提供することにある。
圧電素子による微動機構において、当該微動機構に使用
される圧電素子の非直線特性を較正できる圧電素子によ
る微動機構の較正装置を提供することにある。
本発明に係る第1の圧電素子による微動機構の較正装置
は、圧電素子により位置変化を行う微動機構と、微動機
構の上に載置される較正用試料と、トンネル電流が流れ
るように較正用試料に接近して配置される探針と、トン
ネル電流が流れ続けるように探針の位置を変化させる探
針制御機構と、探針が出力するトンネル電流を検出する
トンネル電流検出手段と、トンネル電流を一定に保つた
め探針制御機構に位置制御信号を与える探針制御手段と
、微動機構に一定間隔の移動動作を行わせる微動機構制
御手段き、微動機構に指令した距離と微動機構が実際に
移動した距離とのずれを較正用試料の表面構造を基準に
して検出し、較正用データを作成し記憶すると共に、実
際の試料観測のときには較正データを微動機構制御手段
に与える較正データ計算・記憶手段とから構成される。
は、圧電素子により位置変化を行う微動機構と、微動機
構の上に載置される較正用試料と、トンネル電流が流れ
るように較正用試料に接近して配置される探針と、トン
ネル電流が流れ続けるように探針の位置を変化させる探
針制御機構と、探針が出力するトンネル電流を検出する
トンネル電流検出手段と、トンネル電流を一定に保つた
め探針制御機構に位置制御信号を与える探針制御手段と
、微動機構に一定間隔の移動動作を行わせる微動機構制
御手段き、微動機構に指令した距離と微動機構が実際に
移動した距離とのずれを較正用試料の表面構造を基準に
して検出し、較正用データを作成し記憶すると共に、実
際の試料観測のときには較正データを微動機構制御手段
に与える較正データ計算・記憶手段とから構成される。
本発明に係る第2の圧電素子による微動機構の較正装置
は、載置台の上に載置される較正用試料と、トンネル電
流が流れるように較正用試料に接近して配置される探針
と、圧電素子を含む微動機構を有し、トンネル電流が流
れ続けるように微動機構で探針の位置を3次元方向に変
化させる探針制御機構と、探針が出力するトンネル電流
を検出するトンネル電流検出手段と、トンネル電流を一
定に保つため探針制御機構に位置制御信号を与える探針
制御手段と、微動機構に一定間隔の移動動作を行わせる
微動機構制御手段と、微動機構に指令した距離と微動機
構が実際に移動した距離とのずれを較正用試料の表面を
基準にして検出し、較正用データを作成し記憶すると共
に、実際の試料観測のときには較正データを微動機構制
御手段に与える較正データ計算・記憶手段とから構成さ
れる。
は、載置台の上に載置される較正用試料と、トンネル電
流が流れるように較正用試料に接近して配置される探針
と、圧電素子を含む微動機構を有し、トンネル電流が流
れ続けるように微動機構で探針の位置を3次元方向に変
化させる探針制御機構と、探針が出力するトンネル電流
を検出するトンネル電流検出手段と、トンネル電流を一
定に保つため探針制御機構に位置制御信号を与える探針
制御手段と、微動機構に一定間隔の移動動作を行わせる
微動機構制御手段と、微動機構に指令した距離と微動機
構が実際に移動した距離とのずれを較正用試料の表面を
基準にして検出し、較正用データを作成し記憶すると共
に、実際の試料観測のときには較正データを微動機構制
御手段に与える較正データ計算・記憶手段とから構成さ
れる。
本発明に係る圧電素子による微動機構の較正装置では、
前記の第2の装置構成において、微動機構がそれぞれ3
次元の各方向に独立して探針を移動させることできる圧
電素子を有し、これらの各次元の圧電素子の少なくとも
いずれか1つについてその較正データを作成するように
構成することもできる。
前記の第2の装置構成において、微動機構がそれぞれ3
次元の各方向に独立して探針を移動させることできる圧
電素子を有し、これらの各次元の圧電素子の少なくとも
いずれか1つについてその較正データを作成するように
構成することもできる。
また本発明に係る圧電素子による微動機構の較正装置は
、前記の各装置構成において、較正される対象が微動機
構に含まれる圧電素子の非直線性であることを特徴とす
る。
、前記の各装置構成において、較正される対象が微動機
構に含まれる圧電素子の非直線性であることを特徴とす
る。
前記の第1の圧電素子による微動機構の較正装置では、
微動機構の上に較正用試料を載置し、微動機構制御手段
から微動機構に位置データを与えて較正用試料を微動さ
せ、一方STMの動作に基づき探針が較正用試料の表面
に対して相対的に移動してトンネル電流を出力し、この
トンネル電流はトンネル電流検出手段により検出され、
その値が一定になるように探針の高さ方向の位置に関し
探針制御手段を介して制御が行われる。探針制御手段か
らは較正データ計算・記憶手段に対して平面的位置情報
に対する探針の高さ方向の位置情報して取り込まれる。
微動機構の上に較正用試料を載置し、微動機構制御手段
から微動機構に位置データを与えて較正用試料を微動さ
せ、一方STMの動作に基づき探針が較正用試料の表面
に対して相対的に移動してトンネル電流を出力し、この
トンネル電流はトンネル電流検出手段により検出され、
その値が一定になるように探針の高さ方向の位置に関し
探針制御手段を介して制御が行われる。探針制御手段か
らは較正データ計算・記憶手段に対して平面的位置情報
に対する探針の高さ方向の位置情報して取り込まれる。
較正データ計算・記録手段は、微動機構制御手段が微動
機構に与えた位置データと、較正用試料が実際に移動し
たデータとを較正用試料の既知の表面構造を基準に比較
判定し、微動機構の特性を較正するデータを作成し、そ
の後の実際のSTMの測定に利用する。
機構に与えた位置データと、較正用試料が実際に移動し
たデータとを較正用試料の既知の表面構造を基準に比較
判定し、微動機構の特性を較正するデータを作成し、そ
の後の実際のSTMの測定に利用する。
前記の第2の圧電素子による微動機構の較正装置では、
載置台に較正用試料を載置し、この較正用試料に対し探
針を所定の位置関係で配置し、微動機構制御手段から探
針制御機構の微動機構に位置データを与えて探針を微動
させ、一方STMの動作に基づき探針が較正用試料の表
面に対して移動してトンネル電流を出力し、このトンネ
ル電流はトンネル電流検出手段により検出され、その値
が一定になるように探針の高さ方向の位置に関し探針制
御手段を介して制御が行われる。探針制御手段からは較
正データ計算・記憶手段に対して平面的位置情報に対す
る探針の高さ方向の位置情報して取り込まれる。較正デ
ータ計算・記録手段は、微動機構制御手段が微動機構に
与えた位置データと、探針が実際に移動したデータとを
較正用試料の既知の表面構造を基準に比較判定し、微動
機構の特性を較正するデータを作成し、その後の実際の
STMの測定に利用する。
載置台に較正用試料を載置し、この較正用試料に対し探
針を所定の位置関係で配置し、微動機構制御手段から探
針制御機構の微動機構に位置データを与えて探針を微動
させ、一方STMの動作に基づき探針が較正用試料の表
面に対して移動してトンネル電流を出力し、このトンネ
ル電流はトンネル電流検出手段により検出され、その値
が一定になるように探針の高さ方向の位置に関し探針制
御手段を介して制御が行われる。探針制御手段からは較
正データ計算・記憶手段に対して平面的位置情報に対す
る探針の高さ方向の位置情報して取り込まれる。較正デ
ータ計算・記録手段は、微動機構制御手段が微動機構に
与えた位置データと、探針が実際に移動したデータとを
較正用試料の既知の表面構造を基準に比較判定し、微動
機構の特性を較正するデータを作成し、その後の実際の
STMの測定に利用する。
前記の各較正装置では、特に微動機構の非直線性を較正
する。
する。
以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明の圧電素子による微動機構の較正装置を
示すブロック図であり、この較正装置はSTMの観測試
料の位置を変化させる微動機構に適用した例を示してい
る。
示すブロック図であり、この較正装置はSTMの観測試
料の位置を変化させる微動機構に適用した例を示してい
る。
第1図において、lは較正の対象となる微動機構であり
、この微動機構1はアクチュエータとして圧電素子が使
用されている。微動機構1の上面には通常は観測用の試
料が載置される。第1図中に載置されている試料2は、
微動機構1の動作特性を較正するために使用される較正
用試料である。
、この微動機構1はアクチュエータとして圧電素子が使
用されている。微動機構1の上面には通常は観測用の試
料が載置される。第1図中に載置されている試料2は、
微動機構1の動作特性を較正するために使用される較正
用試料である。
そのため較正用試料2にはカーホングラファイトやシリ
コンなど結晶格子定数が既知で且つ表面が高度に平滑な
試料が使用される。微動機構1は除振機構台3の上に固
設されており、この載置構造により振動によって与えら
れる試料への外乱を除去している。微動機構1における
微動のための動作は、微動機構制御回路4から与えられ
る制御信号により行われる。また微動機構1では第1図
中において水平面(xy平面と定義する)内での試料微
動が行われる。
コンなど結晶格子定数が既知で且つ表面が高度に平滑な
試料が使用される。微動機構1は除振機構台3の上に固
設されており、この載置構造により振動によって与えら
れる試料への外乱を除去している。微動機構1における
微動のための動作は、微動機構制御回路4から与えられ
る制御信号により行われる。また微動機構1では第1図
中において水平面(xy平面と定義する)内での試料微
動が行われる。
微動機構1の上面に載置された試料の上方位置には探針
5が配設される。この探針5は、その先端が試料の表面
にナノメートルのオーダの距離で接近するように配置さ
れており、そのような近接状態に配置される結果、所要
の低電圧を印加すると探針5の先端と試料の表面との間
にはトンネル電流が流れる。このトンネル電流はトンネ
ル現象の原理に基づいて流れる少流量の電流である。探
針5を流れるトンネル電流はトンネル電流検出回路6に
よって検出される。探針5は探針制御機構7に取付けら
れ、更に探針制御機構7は、除振機構台3に固設された
支持台8に取付けられる。探針制御機構7は探針5の位
置を変化させるアクチュエータとして圧電素子を含んで
おり、この圧電素子によって探針5を第1図中上下方向
、すなわち2方向にのみその位置を変化させる。探針5
と試料の表面の距離は、lnm以内の距離に設定され、
試料表面の凹凸に対し前記距離を常に一定に維持するた
めに探針制御機構7は探針制御回路9からの制御信号に
基づき制御を行う。
5が配設される。この探針5は、その先端が試料の表面
にナノメートルのオーダの距離で接近するように配置さ
れており、そのような近接状態に配置される結果、所要
の低電圧を印加すると探針5の先端と試料の表面との間
にはトンネル電流が流れる。このトンネル電流はトンネ
ル現象の原理に基づいて流れる少流量の電流である。探
針5を流れるトンネル電流はトンネル電流検出回路6に
よって検出される。探針5は探針制御機構7に取付けら
れ、更に探針制御機構7は、除振機構台3に固設された
支持台8に取付けられる。探針制御機構7は探針5の位
置を変化させるアクチュエータとして圧電素子を含んで
おり、この圧電素子によって探針5を第1図中上下方向
、すなわち2方向にのみその位置を変化させる。探針5
と試料の表面の距離は、lnm以内の距離に設定され、
試料表面の凹凸に対し前記距離を常に一定に維持するた
めに探針制御機構7は探針制御回路9からの制御信号に
基づき制御を行う。
前記のトンネル電流検出回路6は、探針5に数ボルトの
バイアス電圧を印加し、これにより前述した如く探針5
からトンネル電流を検出する。また探針制御回路9は、
トンネル電流の量が探針5の先端と試料の表面の距離に
依存して決まることから、トンネル電流が常に一定とな
るように探針5の位置を探針制御機構7を介して制御す
るものである。探針制御回路9はトンネル電流検出回路
6の検出信号に基づき位置制御信号を発生し、この信号
を探針制御機構7に与える。
バイアス電圧を印加し、これにより前述した如く探針5
からトンネル電流を検出する。また探針制御回路9は、
トンネル電流の量が探針5の先端と試料の表面の距離に
依存して決まることから、トンネル電流が常に一定とな
るように探針5の位置を探針制御機構7を介して制御す
るものである。探針制御回路9はトンネル電流検出回路
6の検出信号に基づき位置制御信号を発生し、この信号
を探針制御機構7に与える。
なお前記支持台8は、探針7と試料との距離が、自身の
たわみによって変化しないようにするだけの十分な剛性
を有しているものとする。
たわみによって変化しないようにするだけの十分な剛性
を有しているものとする。
10は較正データ計算・記憶装置であり、−数的にコン
ピュータ又は専用回路により作製されるものである。較
正データ計算・記憶装置10は、微動機構制御回路4か
らの微動機構1の移動データと探針制御回路9とからの
探針位置データを入力し、これらのデータを用いて計算
を行い、較正データを算出し、算出した較正データを記
憶する機能を有している。
ピュータ又は専用回路により作製されるものである。較
正データ計算・記憶装置10は、微動機構制御回路4か
らの微動機構1の移動データと探針制御回路9とからの
探針位置データを入力し、これらのデータを用いて計算
を行い、較正データを算出し、算出した較正データを記
憶する機能を有している。
上記の構成の大部分はSTMで知られる構成であるが、
観測試料として較正用試料2を用いている点、較正デー
タ計算・記録装置10を備えている点に特徴を有してい
る。次に上記構成を有する較正装置による較正方法につ
いて説明する。
観測試料として較正用試料2を用いている点、較正デー
タ計算・記録装置10を備えている点に特徴を有してい
る。次に上記構成を有する較正装置による較正方法につ
いて説明する。
前述したように微動機構1ではnm(ナノメートル)の
領域の位置精度を得るために・アクチュエータとして圧
電素子を使用している。この圧電素子は、試料をxy平
面内においてX方向あるいはX方向に移動させるため、
それぞれの方向に関して圧電素子が用意される。そこで
、ここでは例えばX方向の圧電素子についてその動作特
性の較正を行う例について説明する。圧電素子は、印加
電圧とその印加電圧による長さ変位との間において、そ
の圧電素子固有の非直線性を有している。微動機構1の
X方向圧電素子の固有の非直線性がX方向に関する試料
の位置決め精・度を低減させる。そのために、圧電素子
の非直線性を較正する必要がある。
領域の位置精度を得るために・アクチュエータとして圧
電素子を使用している。この圧電素子は、試料をxy平
面内においてX方向あるいはX方向に移動させるため、
それぞれの方向に関して圧電素子が用意される。そこで
、ここでは例えばX方向の圧電素子についてその動作特
性の較正を行う例について説明する。圧電素子は、印加
電圧とその印加電圧による長さ変位との間において、そ
の圧電素子固有の非直線性を有している。微動機構1の
X方向圧電素子の固有の非直線性がX方向に関する試料
の位置決め精・度を低減させる。そのために、圧電素子
の非直線性を較正する必要がある。
そこで、微動機構1の上面に既知の結晶格子定数を有す
る標準サンプルである較正用試料2を載置する。従って
較正゛用試料2の表面構造は既知である。そして、かか
る較正用試料2に対し、STMの通常の測定機能を利用
して較正用試料2の表面の原子レベルの凹凸を測定し、
この測定データと既知の結晶格子定数値を目盛りとして
用いて較正データを算出する。すなわち、微動機構制御
回路4から微動機構1のX方向圧電素子に対し位置指令
データを電圧■の形式(Vt〜■5)で与え、較正用試
料2をX方向に移動させる。微動機構制御回路4及び微
動機構1によって較正用試料2をX方向に移動させてい
る間に、較正用試料2に対し所要の距離で配置した探針
5によりトンネル電流を検出し、この検出されたトンネ
ル電流を利用して較正用試料2の表面の凹凸を測定し、
凹凸データを得る。微動機構制御回路4が微動機構1の
X方向圧電素子に与える位置指令データと、探針5が計
測し、探針制御回路9から取り出される較正用試料2の
表面の凹凸に関するデータとを較正データ計算・記録装
置10に取込む。較正データ計算・記録装置10におい
て、上記の位置指令データと凹凸に関するデータとを用
いて較正データが計算される。較正データの計算の仕方
としては次の通りである。本来較正用試料2をSTMで
測定すると、STMで得られる画像において、X方向に
ついて等間隔で規則正しい凹凸が観察されなければなら
ない。しかし、X方向圧電素子に非直線性が存在すると
、X方向について観察した画像に歪みが生じ、非直線性
に起因して規則正しい凹凸の距離が等間隔となって現れ
ない。この状態を第2図(a)に示す。第2図(a)で
明らかなように、等間隔の電圧(横軸)に対し距離1
(縦軸)は次第に大きくなり、非直線性が現れている。
る標準サンプルである較正用試料2を載置する。従って
較正゛用試料2の表面構造は既知である。そして、かか
る較正用試料2に対し、STMの通常の測定機能を利用
して較正用試料2の表面の原子レベルの凹凸を測定し、
この測定データと既知の結晶格子定数値を目盛りとして
用いて較正データを算出する。すなわち、微動機構制御
回路4から微動機構1のX方向圧電素子に対し位置指令
データを電圧■の形式(Vt〜■5)で与え、較正用試
料2をX方向に移動させる。微動機構制御回路4及び微
動機構1によって較正用試料2をX方向に移動させてい
る間に、較正用試料2に対し所要の距離で配置した探針
5によりトンネル電流を検出し、この検出されたトンネ
ル電流を利用して較正用試料2の表面の凹凸を測定し、
凹凸データを得る。微動機構制御回路4が微動機構1の
X方向圧電素子に与える位置指令データと、探針5が計
測し、探針制御回路9から取り出される較正用試料2の
表面の凹凸に関するデータとを較正データ計算・記録装
置10に取込む。較正データ計算・記録装置10におい
て、上記の位置指令データと凹凸に関するデータとを用
いて較正データが計算される。較正データの計算の仕方
としては次の通りである。本来較正用試料2をSTMで
測定すると、STMで得られる画像において、X方向に
ついて等間隔で規則正しい凹凸が観察されなければなら
ない。しかし、X方向圧電素子に非直線性が存在すると
、X方向について観察した画像に歪みが生じ、非直線性
に起因して規則正しい凹凸の距離が等間隔となって現れ
ない。この状態を第2図(a)に示す。第2図(a)で
明らかなように、等間隔の電圧(横軸)に対し距離1
(縦軸)は次第に大きくなり、非直線性が現れている。
このように、前記画像の歪みからX方向の圧電素子の非
直線性特性が判明する。そこで、非直線の歪み特性を打
ち消すように微動機構1を移動させるための位置データ
を変更する。変更した状態の特性図を第2図(b)に示
す。この変更特性によれば、距離lにおいて等間隔の特
性17 となるように位置データを表す電圧V % を
、大きくなるに従い収縮させている。これによって、電
圧V′を位置データとして微動機構制御回路4から微動
機構1のX方向圧電素子に与えて制御を行えば、見掛上
直線性が保たれることになる。
直線性特性が判明する。そこで、非直線の歪み特性を打
ち消すように微動機構1を移動させるための位置データ
を変更する。変更した状態の特性図を第2図(b)に示
す。この変更特性によれば、距離lにおいて等間隔の特
性17 となるように位置データを表す電圧V % を
、大きくなるに従い収縮させている。これによって、電
圧V′を位置データとして微動機構制御回路4から微動
機構1のX方向圧電素子に与えて制御を行えば、見掛上
直線性が保たれることになる。
以上の説明では微動機構1のX方向の移動に関与する圧
電素子の非直線性の較正の説明であったが、X方向の移
動に関与する圧電素子についても前記と同様にその非直
線性を較正することができる。
電素子の非直線性の較正の説明であったが、X方向の移
動に関与する圧電素子についても前記と同様にその非直
線性を較正することができる。
上記較正が終了した後、試料を第1図中水平面(xy平
面)に移動させる微動機構1に設けられたx、yの各方
向の圧電素子について較正データが較正データ計算・記
録装置10に記憶される。
面)に移動させる微動機構1に設けられたx、yの各方
向の圧電素子について較正データが較正データ計算・記
録装置10に記憶される。
そして微動機構1の上面に観測対象の試料を載置して当
該試料をSTMで測定する場合において、xy平面内で
試料を微動するときには、較正データ計算・記録装置1
0に記憶された較正データを用いて微動制御を行う。
該試料をSTMで測定する場合において、xy平面内で
試料を微動するときには、較正データ計算・記録装置1
0に記憶された較正データを用いて微動制御を行う。
前記実施例のSTMでは、xy平面内の微動については
微動機構1によって試料を微動し、xy平面に垂直な2
方向の微動については探針制御機構7により探針5を微
動させるように構成されていた。一方、STMにおける
圧電素子を用いた微動機構としては、例えばトライボッ
ド微動素子のように1つの微動素子に3次元の各方向の
微動に関与する3個の圧電素子を備え、これらの各圧電
素子により探針をx、y、zの各方向について移動させ
る微動機構が存在する。この探針用微動機構は探針制御
機構の中に含まれる。このような構成を有する微動機構
の場合にも前記実施例の場合と同様に標準サンプルであ
る較正用試料2を用いて微動機構のx、 X方向に関
与する圧電素子の非直線性を較正することができる。た
だし、この場合には前記微動機構1は存在しないので、
較正用試料2は固定状態で取付けられており、この較正
用試料2の表面に対して探針が3次元微動素子によりX
又はyの方向に微動されながら、且つ2方向について探
針先端と試料表面との間が微細な一定距離に維持される
。これによって又又はyの方向の圧電素子については、
その非直線性を較正することができる。
微動機構1によって試料を微動し、xy平面に垂直な2
方向の微動については探針制御機構7により探針5を微
動させるように構成されていた。一方、STMにおける
圧電素子を用いた微動機構としては、例えばトライボッ
ド微動素子のように1つの微動素子に3次元の各方向の
微動に関与する3個の圧電素子を備え、これらの各圧電
素子により探針をx、y、zの各方向について移動させ
る微動機構が存在する。この探針用微動機構は探針制御
機構の中に含まれる。このような構成を有する微動機構
の場合にも前記実施例の場合と同様に標準サンプルであ
る較正用試料2を用いて微動機構のx、 X方向に関
与する圧電素子の非直線性を較正することができる。た
だし、この場合には前記微動機構1は存在しないので、
較正用試料2は固定状態で取付けられており、この較正
用試料2の表面に対して探針が3次元微動素子によりX
又はyの方向に微動されながら、且つ2方向について探
針先端と試料表面との間が微細な一定距離に維持される
。これによって又又はyの方向の圧電素子については、
その非直線性を較正することができる。
また3次元方向の各圧電素子を備えた微動素子の取付は
状態を変更し且つ単一の探針の取付は位置を変更するこ
とにより、微動素子におけるZ方向の微動に関与する圧
電素子の較正も行うことかできる。更に第3図は予めx
y較正用探針11とyz較正用探針12の2つの探針を
備えた微動素子を示し、第3図に示されるように取り付
は状態を(A)の状態から(B)の状態に変更すること
によりX及びyの方向の較正と2方向の較正を行うこと
が可能となる。なお第3図において、13はX方向用圧
電素子、14はX方向用圧電素子、15は2方向用圧電
素子である。
状態を変更し且つ単一の探針の取付は位置を変更するこ
とにより、微動素子におけるZ方向の微動に関与する圧
電素子の較正も行うことかできる。更に第3図は予めx
y較正用探針11とyz較正用探針12の2つの探針を
備えた微動素子を示し、第3図に示されるように取り付
は状態を(A)の状態から(B)の状態に変更すること
によりX及びyの方向の較正と2方向の較正を行うこと
が可能となる。なお第3図において、13はX方向用圧
電素子、14はX方向用圧電素子、15は2方向用圧電
素子である。
以上の説明で明らかなように本発明によれば、STMに
おいて表面構造が既知の較正用試料を用いてその表面の
原子レベルの情報を取り出し、この情報に基づいて圧電
素子による微動機構の非直線性を較正するようにしたた
め、STMにおける実際の測定においては高い精度で測
定を行うことができ、測定精度を向上させることができ
る。また上記の圧電素子の較正のための作動を通して、
微動機構の実際の移動距離を定量的に把握することがで
きるという利点もある。更にSTMにおけて測定後のソ
フト的な処理ではなく測定時の補正として測定画像の歪
みをなくすことができ、簡単に画像歪みを修正すること
ができる。
おいて表面構造が既知の較正用試料を用いてその表面の
原子レベルの情報を取り出し、この情報に基づいて圧電
素子による微動機構の非直線性を較正するようにしたた
め、STMにおける実際の測定においては高い精度で測
定を行うことができ、測定精度を向上させることができ
る。また上記の圧電素子の較正のための作動を通して、
微動機構の実際の移動距離を定量的に把握することがで
きるという利点もある。更にSTMにおけて測定後のソ
フト的な処理ではなく測定時の補正として測定画像の歪
みをなくすことができ、簡単に画像歪みを修正すること
ができる。
第1図は本発明に係る較正装置の構成を示すブロック図
、第2図は較正を仕方を示す説明図、第3図は2つの探
針を備えた圧電素子及びその使用態様を示す斜視図であ
る。 〔符号の説明〕 1・・・・・・微動機構 2・・・・・・較正用試料 4・・・・・・微動機構制御回路 5・・・・・・探針 6・・・・・・トンネル電流検出回路 7・・・・・・探針制御機構 9・・・・・・探針制御回路
、第2図は較正を仕方を示す説明図、第3図は2つの探
針を備えた圧電素子及びその使用態様を示す斜視図であ
る。 〔符号の説明〕 1・・・・・・微動機構 2・・・・・・較正用試料 4・・・・・・微動機構制御回路 5・・・・・・探針 6・・・・・・トンネル電流検出回路 7・・・・・・探針制御機構 9・・・・・・探針制御回路
Claims (4)
- (1)圧電素子により位置変化を行う微動機構と、前記
微動機構の上に載置される較正用試料と、トンネル電流
が流れるように較正用試料に接近して配置される探針と
、前記トンネル電流が流れ続けるように前記探針の位置
を変化させる探針制御機構と、前記探針が出力するトン
ネル電流を検出するトンネル電流検出手段と、前記トン
ネル電流を一定に保つため前記探針制御機構に位置制御
信号を与える探針制御手段と、前記微動機構に一定間隔
の移動動作を行わせる微動機構制御手段と、前記微動機
構に指令した距離と微動機構が実際に移動した距離との
ずれを前記較正用試料の表面構造を基準にして検出し、
較正用データを作成し記憶すると共に、実際の試料観測
のときには前記較正データを前記微動機構制御手段に与
える較正データ計算・記憶手段とからなることを特徴と
する圧電素子による微動機構の較正装置。 - (2)載置台の上に載置される較正用試料と、トンネル
電流が流れるように前記較正用試料に接近して配置され
る探針と、圧電素子を含む微動機構を有し、前記トンネ
ル電流が流れ続けるように前記微動機構で前記探針の位
置を3次元方向に変化させる探針制御機構と、前記探針
が出力するトンネル電流を検出するトンネル電流検出手
段と、前記トンネル電流を一定に保つため前記探針制御
機構に位置制御信号を与える探針制御手段と、前記微動
機構に一定間隔の移動動作を行わせる微動機構制御手段
と、前記微動機構に指令した距離と微動機構が実際に移
動した距離とのずれを前記較正用試料の表面を基準にし
て検出し、較正用データを作成し記憶すると共に、実際
の試料観測のときには前記較正データを前記微動機構制
御手段に与える較正データ計算・記憶手段とからなるこ
とを特徴とする圧電素子による微動機構の較正装置。 - (3)請求項2記載の圧電素子による微動機構の較正装
置において、前記微動機構はそれぞれ3次元の各方向に
独立して前記探針を移動させることができる圧電素子を
有し、これらの各次元の圧電素子の少なくともいずれか
1つについてその較正データを作成するようにしたこと
を特徴とする圧電素子による微動機構の較正装置。 - (4)請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧電素子に
よる微動機構の較正装置において、較正される対象が微
動機構に含まれる圧電素子の非直線性であることを特徴
とする圧電素子による微動機構の較正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02118054A JP3123607B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 圧電素子による微動機構の較正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02118054A JP3123607B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 圧電素子による微動機構の較正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414112A true JPH0414112A (ja) | 1992-01-20 |
JP3123607B2 JP3123607B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=14726878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02118054A Expired - Fee Related JP3123607B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 圧電素子による微動機構の較正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3123607B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107703332A (zh) * | 2017-09-05 | 2018-02-16 | 广州市本原纳米仪器有限公司 | 一种基于扫描速度的压电扫描器扫描范围校正方法及系统 |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP02118054A patent/JP3123607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107703332A (zh) * | 2017-09-05 | 2018-02-16 | 广州市本原纳米仪器有限公司 | 一种基于扫描速度的压电扫描器扫描范围校正方法及系统 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3123607B2 (ja) | 2001-01-15 |
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