JPH0414047Y2 - - Google Patents

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JPH0414047Y2
JPH0414047Y2 JP10958487U JP10958487U JPH0414047Y2 JP H0414047 Y2 JPH0414047 Y2 JP H0414047Y2 JP 10958487 U JP10958487 U JP 10958487U JP 10958487 U JP10958487 U JP 10958487U JP H0414047 Y2 JPH0414047 Y2 JP H0414047Y2
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lumbar
backrest
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lumbar support
support
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は背もたれにランバーサポートを設けた
事務用椅子に関し、詳しくは背もたれの背面に突
設したランバーサポート出没移動用ノブを着座者
自信が手を回して容易に操作できる構造簡単な調
節機構を設けた事務用椅子を得ることを目的とす
る。
〔従来の技術〕
従来、航空機、自動車等の座席背もたれ内に、
着座者の腰椎部に当たる部分のクツシヨン硬度を
高め、疲労軽減を図る調節可能なランバーサポー
トを設けることは数多く提案されている。(例え
ば実公昭57−826号公報参照) 〔考案が解決しようとする問題点〕 事務用椅子においても、支持調節可能なランバ
ーサポートを設けることは望ましいが、前記の自
動車、航空機等の座席用ランバーサポートの調節
機構は、座席側方の操作部を介して背もたれ内の
腰椎部当て部材を前後に移動するため、レバー、
歯車機構などを用いた複雑な構造とならざるを得
なく、事務用椅子に組込むことは実用上極めて困
難であつた。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 事務用椅子の背もたれは、一般に人体背部に適
合した巾であれば充分であり、したがつて着座し
た状態で人手を背もたれ背面に回して手を腰椎部
対応位置に延ばすことは極く自然にできるもので
ある。
本考案は上記の人間工学的な条件に従つて、背
もたれ背部にランバーサポート調節用のノブを突
設し、該ノブの回動によつて、背もたれの腰椎当
接部内に位置するランバーサポートを容易確実に
移動し得る構造簡単な調節機構を設けた事務用椅
子である。
すなわち、本考案は背もたれのフレームを貫通
し回動可能に設けた前部ねじ部を有する回転軸
と、該前部ねじ部に螺合する雌ねじ筒とこれを囲
む案内角筒とを背面に立設した腰椎部当て板と、
前記案内角筒の内面に嵌入される係合部が立設さ
れてフレーム前面に固設された規制部材と、回転
軸の後端に固定したノブとよりなるランバーサポ
ート調節機構を、その腰椎部当て板が背もたれの
緩衝材背面に凹部底に当接するように設けたこと
を特徴とするランバーサポート付き事務用椅子を
要旨とするものである。
事務用椅子は通常、脚台の支柱に上下調節、回
動可能に設けた架台上に、座部、背もたれを連結
した支持フレームを傾動可能に設置して構成され
る。そして背もたれは前記支持フレームの合板等
の基板フレームを固設し、該基板フレームの前
面、周縁にウレタンフオーム等の緩衝材を積層接
着し、さらにその外面に外皮材を被着したものが
普通である。
したがつて、腰椎部当て板は、座部に腰掛けた
使用者の第3腰椎部に適合した背もたれの下半
部、通常座面から15〜20cmの範囲の緩衝材裏面に
当接せしめて、ランバーサポート調節機構によつ
て前後方向に移動可能に支持される。
ランバーサポート調節機構は、背もたれの基板
フレームと、これを座部に連結する支持フレーム
(以下単にフレームということもある)とを貫通
して回動可能で軸方向移動不能に設けたの回転軸
の前部ねじ部と腰椎部当て板に立設した雌ねじ筒
との螺合程度によつて腰椎部当て板の前後位置決
めがなされ、該雌ねじ筒を囲んで腰椎部当て板に
立設した案内角筒とフレーム前面に固設された規
制部材の係合部との嵌入構造によつて前記腰椎部
当て板は位置決め移動のさいに、回転軸回りの回
動は抑えられて軸方向移動が確実円滑になされる
ように規制されるとともに、腰椎部当て板は安定
に支持される。
規制部材としては、フレームに対する固着用フ
ランジ部と、腰椎部当て板に立設した案内角筒の
内面に適合嵌入する角筒の係合部とを一体に形成
したものが好ましいが、案内角筒の対向内面に適
合嵌入しうる片を有するアングル材を二個一組と
してフレームに固着して構成することもできる。
〔作用〕
本考案のランバーサポート付き事務用椅子は、
使用者が着座したままで、必要時に手を背もたれ
の背面に延ばしてノブを回動操作することによ
り、腰椎部当て板はその案内角筒と規制部材の係
合部との嵌合下に、円滑安定して移動して、背も
たれの腰椎当接面の緩衝材面の突出状態、硬度を
好ましい状態に容易に調整することができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面によつて説明する。
第4図は本考案のランバーサポート付き事務用
椅子の斜視図であり、第1図はその背もたれのラ
ンバーサポート部分を断面とした要部の側面図、
第2図はランバーサポート調節機構の分解斜視図
である。
図において、1は前部ねじ部2を有する回転
軸、2は腰椎部当て板であつて、通常金属または
合成樹脂よりなる縦50mm、横160mmの僅かに彎曲
した矩形板である。5は腰椎部当て板4の裏面中
央に立設した雌ねじ筒、6は雌ねじ筒5を囲んで
その上下面が腰椎部当て板4の長辺縁と平行をな
すように腰椎部当て板4に立設した案内角筒であ
つて、それぞれ30mmの筒長を有している。
8は前記案内角筒6の内面に適合嵌入し得る角
筒状の係合部9の端縁にフランジを設けた規制部
材であつて、該係合部9の筒長は28mmであり、こ
れによつて最大25mmのストロークの調整が可能と
なる。12は座部30と背もたれ20を連結固定
する支持フレームである。
背もたれ20は、支持フレーム12の前面に固
定した台板よりなる基板フレーム11の前面、周
縁を蔽つて、ウレタンフオーム等の緩衝材21が
積層接着され、さらにその表面に合成皮革等の外
皮材23を被着し、後面を外装板13で蔽つて構
成されるが、腰椎部当接位置において、緩衝材2
1の裏面に凹部22、基板フレーム11に稍内径
の大なる開孔18、支持フレーム12に回転軸1
を支持する軸受ブツシユ14の嵌着孔19が設け
られる。そして、前記の基板フレーム11に緩衝
材21を積層接着する以前に、基板フレーム11
の開孔18の周縁前面に規制部材8のフランジを
固定した後、離脱防止用のピン17を嵌挿した回
転軸1を開孔18側から支持フレーム12の嵌着
孔19に挿嵌した軸受けブツシユ14を通して、
背もたれ20の背面の外装板13の外方に後軸端
を突出し、これにノブ15を螺着するとともに、
逆ねじのビス16によつて固定し、回転軸1の前
部ねじ部2に、雌ねじ筒を、規制部材8の係合部
9の角筒を案内角筒内面に適合せしめて、ノブ1
5を回動して腰椎部当て板14を充分に基板フレ
ーム11の前面に近接せしめるように保持せしめ
る。
この状態にした後、前記したように、緩衝剤2
1の裏面凹部22内に規制部材8、並びに腰椎部
当て板4が凹部22底に当接するようにして緩衝
材21を基板フレーム11に積層接着しさらに外
皮材23を被着し、背面外装板13を加締め固定
することによりランバーサポート調節機構が背も
たれ20に設けられて、第4図示の本考案の事務
用椅子が得られる。
なお、第3図は前記の角筒状の係合部9の端縁
にフランジを設けた規制部材8の変形例の斜視図
であつて、二つのアングル材8′,8′を、対向片
9′,9′が係合部を構成するように、組合せて基
板フレームに固設して用いることができるもので
ある。
ハ 考案の効果 以上説明したように、本考案の事務用椅子のラ
ンバーサポート調節機構は極めて構造が簡単で、
コンパクトに構成でき、着座状態で容易円滑に安
定良好なランバーサポート状態を調整決定できる
ので、特に長時間の着座事務者の疲労軽減に貢献
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
背もたれのランバーサポート部分を断面とした要
部の側面図、第2図はランバーサポート調節機構
の分解斜視図、第3図は規制部材の変形例の斜視
図、第4図はランバーサポート付きの事務用椅子
の斜視図である。 1……回転軸、2……前部ねじ部、4……腰椎
部当て板、5……雌ねじ筒、6……案内角筒、8
……規制部材、9……係合部、10……フレー
ム、11……基板フレーム、12……支持フレー
ム、14……軸受ブツシユ、15……ノブ、20
……背もたれ、21……緩衝材、22……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背もたれ20のフレーム10を貫通し回動可能
    に設けた前部ねじ部2を有する回転軸1と、該前
    部ねじ部2に螺合する雌ねじ筒5とこれを囲む案
    内角筒6とを背面に立設した腰椎部当て板4と、
    前記案内角筒6の内面に接するように嵌挿される
    係合部9が立設されてフレーム10の前面に固設
    された規制部材8と、回転軸1の後端に固定した
    ノブ11とよりなるランバーサポート調節機構
    を、その腰椎部当て板4が背もたれの緩衝材21
    背面の凹部22底に当接せしめるように設けたこ
    とを特徴とするランバーサポート付き事務用椅
    子。
JP10958487U 1987-07-18 1987-07-18 Expired JPH0414047Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10958487U JPH0414047Y2 (ja) 1987-07-18 1987-07-18
US07/169,327 US4893872A (en) 1987-07-18 1988-03-17 Office chair with waist supporter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10958487U JPH0414047Y2 (ja) 1987-07-18 1987-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414056U JPS6414056U (ja) 1989-01-24
JPH0414047Y2 true JPH0414047Y2 (ja) 1992-03-31

Family

ID=31345960

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10958487U Expired JPH0414047Y2 (ja) 1987-07-18 1987-07-18

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JPS6414056U (ja) 1989-01-24

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