JPH0413985Y2 - - Google Patents

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JPH0413985Y2
JPH0413985Y2 JP1988050176U JP5017688U JPH0413985Y2 JP H0413985 Y2 JPH0413985 Y2 JP H0413985Y2 JP 1988050176 U JP1988050176 U JP 1988050176U JP 5017688 U JP5017688 U JP 5017688U JP H0413985 Y2 JPH0413985 Y2 JP H0413985Y2
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JP
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fillet
fish
horizontal shaft
fillet knives
separator
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は魚体処理機のフイーレマシンにおい
て、魚体の身から中骨を分離させるセパレータに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のセパレータは、第5、6図に示
すように、セパレータ本体aの上端に断面逆V字
状の先端金具bを前方に向かつて水平に突設し、
この先端金具bの両側傾斜内面に、互いにハ字状
となるように対向したフイレーナイフc,cの傾
斜上端部を沿わせると共にこれらのフイレーナイ
フc,cの上端接触刃縁を該先端金具bの先端に
形成した尖鋭端dに位置させた状態で機枠に固定
されている。
そして、搬送ベルトによつて挟持されながら搬
送されてくる魚体fの中骨gをフイレーナイフ
c,cによつて魚体fの身から切除、分離させ、
魚体fを先端金具bの上端でガイドしながら搬出
する一方、分離した中骨gをセパレータ本体aの
前端彎曲ガイド面hに当接させて下方に送り出し
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような構造によれば、セパ
レータ本体aを機枠の所定個所に固定したのち、
フイレーナイフc,cを配設する際、セパレータ
本体aの先端金具bの両側傾斜内面にフイレーナ
イフc,cの上端接触部分を殆ど摺接状態となる
ように近接させて配置させるセツチング作業が困
難であり、フイレーナイフc,cの先端縁間に僅
かな間隙でも生じた状態にセツチングされると中
骨の分離ができなくなる一方、フイレーナイフ
c,cの先端縁同士が強く接触したり、或いはフ
イレーナイフc,cか先端金具bの内面に当接し
た状態にセツチングされた場合には、フイレーナ
イフc,cが短時間で損耗し、使用できなくなる
という問題点があつた。
さらに、先端金具bはフイレーナイフc,cを
被覆するように配設されているので、フイレーナ
イフc,cによつて中骨を除去された魚体は該先
端金具b上に乗り上げるようにしながら搬送され
ることになり、従つて、魚体の円滑な搬出の妨げ
となるばかりでなく、先端金具bが魚肉に摺接し
て鰯のような柔らかい魚肉の場合には身崩れが生
じ、商品価値が著しく低下するという問題点が生
じるものである。
又、このように先端金具bをフイレーナイフ
c,cの上側に配設すると、該先端金具bを有す
るセパレータ本体aの前端彎曲ガイド面hがフイ
レーナイフc,cの周縁から離間した状態で配設
されることになつて、分離した中骨が先端金具b
の長さに相当した距離において前記彎曲ガイド面
hに当接し、該ガイド面hに沿つて規則正しい排
出ができなくなる場合が生じる等の問題点があつ
た。
本考案はこのような問題点を解消した魚体の中
骨セパレータを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の魚体の中
骨セパレータは、セパレータ本体1の上端部を上
端縁が尖鋭な断面三角形状の水平軸部3に形成し
てその両側傾斜面2,2上に左右一対のフイレー
ナイフ8,8をそれぞれ載置状態に配設させるよ
うにすると共に、上記水平軸部3の上端縁をフイ
レーナイフ8,8の上端接触部分内から魚体搬送
方向に延びる水平な魚体ガイド縁4に形成し、さ
らに、水平軸部3の前面を、フイレーナイフ8,
8の上端接触部分に合致させる前記魚体ガイド縁
4の前端から後方に向かつて湾曲した中骨ガイド
6に形成していることを特徴とするものである。
〔作用〕
セパレータ本体1の水平軸部3の両側傾斜面
2,2上に左右のフイレーナイフ8,8をそれぞ
れ載置状態に配設しながらこれらのフイレーナイ
フ8,8の上端接触部分をセパレータ本体1の水
平軸部3の先端に合致させることにより、フイレ
ーナイフ8,8を簡単且つ精度よくセツチングす
ることができ、この状態においては、セパレータ
本体1の水平軸部3の魚体ガイド縁6がフイレー
ナイフ8,8の接触端の下方から魚体の搬送方向
に水平に延出していると共に中骨ガイド面9がフ
イレーナイフ8,8の対向外周縁に内面間に沿つ
て下方に延出している。
従つて、魚体の中骨がフイレーナイフ8,8に
よつて切除されていくと同時に該中骨の先端が水
平軸部3の先端面に当接してセパレータ本体1の
ガイド面6に沿いながら下方に送り出される一
方、中骨を除去された魚体は抵抗なくセパレータ
本体1の水平ガイド縁4に乗り移りながら搬送さ
れる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面について説明すると、1
はセパレータ本体で、その上部両側面を上端が尖
鋭端となるように徐々に幅狭くなる傾斜面2,2
に形成し、これらの傾斜面2,2のなす角度はハ
字状に対設したフイレーナイフ8,8の傾斜対向
面のなす角度と同等若しくはやゝ小さく形成して
ある。
さらに、この傾斜面2,2を有する上端部に
は、前方に向かつて水平方向に突出する断面三角
形状の水平軸部3が一体に設けてあり、従つて、
前記傾斜面2,2がこの水平軸部3の両側傾斜面
に同一平面となるように連なつて該傾斜面2,2
の前端部がフイレーナイフ8,8の上端部対向内
面に沿うように形成してある。
又、水平軸部3の尖鋭な上端縁はセパレータ本
体1の上端縁と一直線上に水平に連続してフイレ
ーナイフ8,8の上端から魚体搬送方向に延びる
魚体ガイド縁4に形成されてある。
5は水平軸部3の先端面に形成した凸弧状の傾
斜当接面で、水平軸部3の上端から後方に向かつ
て緩やかに傾斜してあり、さらに、この傾斜当接
面5に連続する水平軸部3の下面からセパレータ
本体1の前面に亘つて凹弧状に彎曲した中骨ガイ
ド面6に形成してある。
7はセパレータ本体1の下部に前後面間に亘つ
て貫設した数個の取付孔である。
このように構成した中骨セパレータは、フイレ
ーマシンの機枠の所定個所に取付孔7を通してボ
ルト等により固定されたのち、左右一対のフイレ
ーナイフ8,8をハ字状に対向させてその上端接
触刃縁をセパレータ本体1の水平軸部3の前端に
合致するようにしてこれらのフイレーナイフ8,
8の上端部対向内面を水平軸部3の傾斜面2,2
に殆ど接触するような載置状態に沿わせながらセ
ツチングし、機枠に回転自在に支持させる。
このようにセパレータ本体1に対してフイレー
ナイフ8,8をセツチングして配設することによ
りフイレーマシンの機枠に取り込まれる。
今、機枠の前後方向に配設された左右一対の魚
体挟持ベルト9,9に魚体搬送始端側から魚体a
を挟持させてフイレーナイフ8,8側に搬送する
と、その搬送途上において、必要に応じて魚体の
開腹処理等を行つたのちフイレーナイフ8,8に
達し、魚体aはこのフイレーナイフ8,8の上端
接触縁部の薄刃によつてその中骨bの両側に沿つ
て切断されながら搬送される。
この時、魚体aの中骨bはその先端部両側がフ
イレーナイフ8,8によつて身から切離されると
同時に先端面がセパレータ本体1の水平軸部3の
前端傾斜当接面5に当接し、中骨bが分離してい
くに従つて該傾斜当接面からガイド面6に案内さ
れながら下方に送り出される一方、中骨bを除去
された魚体bは水平軸部3の上端ガイド縁4上に
乗つて摺接しながら挟持ベルト9,9で挟持され
て搬出される。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の魚体の中骨セパレータに
よれば、セパレータ本体1の上端部に断面三角形
状の水平軸部3を一体に設け、この水平軸部3の
両側面をハ字状に対設したフイレーナイフ8,8
の上端部対向内面に沿う傾斜面2,2に形成して
いるで、セパレータ本体1の水平軸部3の両側傾
斜面2,2上にフイレーナイフ8,8の上端部対
向面を沿わせながらこれらのフイレーナイフ8,
8の上端接触部分をセパレータ本体1の水平軸部
3の前端に合致させるという簡単な作業によつて
フイレーナイフ8,8を容易に且つ精度よくセツ
チングすることができるものである。
又、セパレータ本体1の水平軸部3の魚体ガイ
ド縁6がフイレーナイフ8,8の接触端の下方か
ら魚体の搬送方向に水平に延出しているので、柔
らかい魚肉であつても身崩れを生じさせることな
く中骨を除去された魚体をセパレータ本体1の水
平ガイド縁4上に抵抗なく乗り移らせて該水平ガ
イド縁4に摺接させながら円滑に搬送することが
できるものである。
さらに、水平軸部3の先端面から下面を魚体搬
送方向に下方に向かつて彎曲したセパレータ本体
1の前面に連なる中骨ガイド面6に形成している
ので、魚体の中骨がフイレーナイフ8,8によつ
て切除されると同時にその先端を水平軸部3の前
端面に当接させてセパレータ本体1のガイド面6
に沿いながら連続的且つ正確に送り出すことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は面は本考案の実施例を示す
もので、第1図はその斜視図、第2図は配設状態
を示す簡略側面図、第3図はその簡略正面図、第
4図は魚体の中骨を切除している状態の縦断正面
図、第5図は従来のセパレータとフイレーナイフ
との配設状態の簡略側面図、第6図はその要部の
拡大正面図である。 1……セパレータ本体、2……両側傾斜面、3
……水平軸部、4……水平ガイド縁、6……彎曲
ガイド面、8,8……フイレーナイフ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セパレータ本体1の上端部を上端縁が尖鋭な断
    面三角形状の水平軸部3に形成してその両側傾斜
    面2,2上に左右一対のフイレーナイフ8,8を
    それぞれ載置状態に配設させるようにすると共
    に、上記水平軸部3の上端縁をフイレーナイフ
    8,8の上端接触部分内から魚体搬送方向に延び
    る水平な魚体ガイド縁4に形成し、さらに、水平
    軸部3の前面を、フイレーナイフ8,8の上端接
    触部分に合致させる前記魚体ガイド縁4の前端か
    ら後方に向かつて湾曲した中骨ガイド6に形成し
    ていることを特徴とする魚体の中骨セパレータ。
JP1988050176U 1988-04-14 1988-04-14 Expired JPH0413985Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988050176U JPH0413985Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988050176U JPH0413985Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01155780U JPH01155780U (ja) 1989-10-26
JPH0413985Y2 true JPH0413985Y2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=31276243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988050176U Expired JPH0413985Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626546Y2 (ja) * 1976-11-02 1981-06-24
JPS6021973Y2 (ja) * 1981-02-20 1985-06-29 日本フイレスタ株式会社 魚体の三枚卸し装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01155780U (ja) 1989-10-26

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