JPH04139040A - 溶融スラグ徐冷機 - Google Patents
溶融スラグ徐冷機Info
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- JPH04139040A JPH04139040A JP2260525A JP26052590A JPH04139040A JP H04139040 A JPH04139040 A JP H04139040A JP 2260525 A JP2260525 A JP 2260525A JP 26052590 A JP26052590 A JP 26052590A JP H04139040 A JPH04139040 A JP H04139040A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/02—Physical or chemical treatment of slags
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/05—Apparatus features
- C21B2400/06—Conveyors on which slag is cooled
Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、製鉄業において発生する溶鉱炉スラグや製鋼
スラグを路盤材用バラスにするために徐冷破砕する溶融
スラグ徐冷機に関するものである。
スラグを路盤材用バラスにするために徐冷破砕する溶融
スラグ徐冷機に関するものである。
従来、製鉄業において発生する溶鉱炉スラグや製鋼スラ
グなどの溶融スラグを処理し利材化する場合、高圧水を
噴霧して急冷しガラス化した後に粉砕して製造する水砕
スラグと、地面上に放流して自然放冷又は散水冷却した
後にブルドーザ−等で掻き取り破砕しバラス原石を製造
する徐冷スラグとがあった。
グなどの溶融スラグを処理し利材化する場合、高圧水を
噴霧して急冷しガラス化した後に粉砕して製造する水砕
スラグと、地面上に放流して自然放冷又は散水冷却した
後にブルドーザ−等で掻き取り破砕しバラス原石を製造
する徐冷スラグとがあった。
この内、水砕スラグはセメント材料等に、徐冷スラグは
路盤材用バラスとして一般に利用されている。
路盤材用バラスとして一般に利用されている。
しかしながら上記処理方法で製造するスラグの内、徐冷
スラグの従来の製造方法には 1、溶融スラグを地面上へ放流し、自然冷却又は自然冷
却に加え部分的な散水を行って冷却させているため、冷
却同化までに相当の時間を必要とし、連続的に排出され
て運搬されてくる溶融スラブを処理するためには広大な
用地を必要とし非効率である。
スラグの従来の製造方法には 1、溶融スラグを地面上へ放流し、自然冷却又は自然冷
却に加え部分的な散水を行って冷却させているため、冷
却同化までに相当の時間を必要とし、連続的に排出され
て運搬されてくる溶融スラブを処理するためには広大な
用地を必要とし非効率である。
2、放流冷却固化後にブルドーザ−による掻寄せ・掻取
り作業を行う必要があり、この作業に多大の労力と費用
を必要とする。
り作業を行う必要があり、この作業に多大の労力と費用
を必要とする。
などのような問題点があった。
本発明は上記従来技術の問題点を解消し、連続的に排出
されて運搬されてくる溶融スラグを連続的に受け、徐冷
し破砕して徐冷スラグを製造できると共に溶融スラブの
保有する顕熱も有効に回収することができる溶融スラグ
徐冷機を提供することを14!題とする。
されて運搬されてくる溶融スラグを連続的に受け、徐冷
し破砕して徐冷スラグを製造できると共に溶融スラブの
保有する顕熱も有効に回収することができる溶融スラグ
徐冷機を提供することを14!題とする。
本発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究の結果、溶鉱
炉や転炉から運搬されてきた溶融スラグを少なくとも往
路ではその下部を走行レールにより支持されて連続走行
せしめられる受皿連結用のローラーチエンに無端鎖状に
連結された受皿内に受樋により連続的に注入し、この受
皿の上縁後側に設けられているフランジに往路では往路
の後側の受皿内に位置し復路では垂れ下がった状態とな
る剥離用のリンクチエンを取り付け、往路において受皿
内の溶融スラグを徐冷できるように強制的に通風する冷
却ファンと冷却気体配管と固定フードとを設け、受皿の
復路側の始端部下方に鋼製の衝突板又は衝突ロンドとこ
の衝突板又は衝突ロッドの下方に破砕脱落した固化スラ
グを排出するパンコンベヤーとを設けると共に、受皿の
往路から復路へ移行する直下で且つ前記パンコンベヤー
の往路から復路へ移行する直下にバラス原石を受けるホ
ッパーとを配置する構造とすればよいことを究明して本
発明を完成したのである。
炉や転炉から運搬されてきた溶融スラグを少なくとも往
路ではその下部を走行レールにより支持されて連続走行
せしめられる受皿連結用のローラーチエンに無端鎖状に
連結された受皿内に受樋により連続的に注入し、この受
皿の上縁後側に設けられているフランジに往路では往路
の後側の受皿内に位置し復路では垂れ下がった状態とな
る剥離用のリンクチエンを取り付け、往路において受皿
内の溶融スラグを徐冷できるように強制的に通風する冷
却ファンと冷却気体配管と固定フードとを設け、受皿の
復路側の始端部下方に鋼製の衝突板又は衝突ロンドとこ
の衝突板又は衝突ロッドの下方に破砕脱落した固化スラ
グを排出するパンコンベヤーとを設けると共に、受皿の
往路から復路へ移行する直下で且つ前記パンコンベヤー
の往路から復路へ移行する直下にバラス原石を受けるホ
ッパーとを配置する構造とすればよいことを究明して本
発明を完成したのである。
以下、図面により本発明に係る溶融スラブ徐冷機につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図は本発明に係る溶融スラグ徐冷機の1実施例の全
体側面説明図、第2図は受皿の往路終端部の拡大説明図
、第3図は第1図におけるX−X線断面図、第4図は受
皿の斜視図である。
体側面説明図、第2図は受皿の往路終端部の拡大説明図
、第3図は第1図におけるX−X線断面図、第4図は受
皿の斜視図である。
図面中、1は溶鉱炉や転炉などの溶融スラグ発生源であ
り、第1図においては溶鉱炉を示しである。2は溶融ス
ラグ発生源1から溶融スラグ3を運搬してくる運搬鍋、
4は運搬鍋2により運搬されてきた溶融スラグ3が注入
される受樋であり、後述する受皿が複数列存在する場合
には溶融スラグ3を分配注入する役目をなす。5はテー
ル部A及びヘッド部Bに設けられたスプロケットホイー
ル6間に掛け渡された受皿連結用のローラーチエンであ
り、ヘッド部B側のスプロケット6が減速機付駆動用モ
ーター(図示なし)により駆動されてローラーチエン5
は連続走行せしめられる。このローラーチエン5は第3
図に示す如く少なくとも往路ではその下部を走行レール
7により支持されている。8はローラーチエン5に固定
されて無端鎖状に連なっており受樋4から連続的に注入
される溶融スラグ3を受ける受皿であり、変形歪みや溶
損を避けるためにダクタイル鋳鉄等の鋳物製であること
が好ましく、その形状は第4図に示す如く冷却固化後の
溶融スラグ3が容易に剥離して破砕排出されるように底
の角8aは丸みを有したスミ肉付で、上縁の両側端に穴
付フランジ8bが設けられていて各ローラーチエン5に
ボルト等で固定され、また上縁後側には受樋4から溶融
スラグ3が注入されるときに隣接する受皿8間へ溶融ス
ラグ3が流れ込まない機能を有する湾曲形状のフランジ
8cが設けられていて、このフランジ8Cに設けられて
いる穴付突起物8dの穴には往路の後側の受皿8の底縁
端の達する長さの剥離用のリンクチエン9がシャックル
10により取り付けられている。
り、第1図においては溶鉱炉を示しである。2は溶融ス
ラグ発生源1から溶融スラグ3を運搬してくる運搬鍋、
4は運搬鍋2により運搬されてきた溶融スラグ3が注入
される受樋であり、後述する受皿が複数列存在する場合
には溶融スラグ3を分配注入する役目をなす。5はテー
ル部A及びヘッド部Bに設けられたスプロケットホイー
ル6間に掛け渡された受皿連結用のローラーチエンであ
り、ヘッド部B側のスプロケット6が減速機付駆動用モ
ーター(図示なし)により駆動されてローラーチエン5
は連続走行せしめられる。このローラーチエン5は第3
図に示す如く少なくとも往路ではその下部を走行レール
7により支持されている。8はローラーチエン5に固定
されて無端鎖状に連なっており受樋4から連続的に注入
される溶融スラグ3を受ける受皿であり、変形歪みや溶
損を避けるためにダクタイル鋳鉄等の鋳物製であること
が好ましく、その形状は第4図に示す如く冷却固化後の
溶融スラグ3が容易に剥離して破砕排出されるように底
の角8aは丸みを有したスミ肉付で、上縁の両側端に穴
付フランジ8bが設けられていて各ローラーチエン5に
ボルト等で固定され、また上縁後側には受樋4から溶融
スラグ3が注入されるときに隣接する受皿8間へ溶融ス
ラグ3が流れ込まない機能を有する湾曲形状のフランジ
8cが設けられていて、このフランジ8Cに設けられて
いる穴付突起物8dの穴には往路の後側の受皿8の底縁
端の達する長さの剥離用のリンクチエン9がシャックル
10により取り付けられている。
11は受皿8内に注入された溶融スラグ3の上面に冷却
ファンI2より冷却気体を吹き込む冷却気体配管、13
は冷却気体配管11より吹き込まれて溶融スラグ3を冷
却した気体を集めて排気するための内面を耐火物で被覆
された固定フード、14はこの固定フード13の両側部
下端に取り付けられており下端が受皿8の上縁の両側端
の穴付フランジ8bに当接されて固定フード13の両側
部下端と穴付フランジ8bとの間から冷却気体が漏風す
ることを防止するための耐熱素材製の垂れ幕式シール材
である。
ファンI2より冷却気体を吹き込む冷却気体配管、13
は冷却気体配管11より吹き込まれて溶融スラグ3を冷
却した気体を集めて排気するための内面を耐火物で被覆
された固定フード、14はこの固定フード13の両側部
下端に取り付けられており下端が受皿8の上縁の両側端
の穴付フランジ8bに当接されて固定フード13の両側
部下端と穴付フランジ8bとの間から冷却気体が漏風す
ることを防止するための耐熱素材製の垂れ幕式シール材
である。
15は連続走行せしめられるローラーチエン5に穴付フ
ランジ8bを固定されている受皿8の復路側の始端部下
方に設置されている鋼製の衝突板又は衝突ロッド(第1
図に図示した実施例では衝突ロンド)、16は衝突板又
は衝突ロッド15の下方に設置されていて垂れ下がった
リンクチエン9に付着してきたスラグが衝突板又は衝突
ロッド15に衝突して破砕脱落した固化スラグを排出す
るパンコンベヤー、17は受皿8の往路から復路へ移行
する直下で且つパンコンベヤー16の往路から復路へ移
行する直下に配置されていてバラス原石18を受けるホ
ッパーである。
ランジ8bを固定されている受皿8の復路側の始端部下
方に設置されている鋼製の衝突板又は衝突ロッド(第1
図に図示した実施例では衝突ロンド)、16は衝突板又
は衝突ロッド15の下方に設置されていて垂れ下がった
リンクチエン9に付着してきたスラグが衝突板又は衝突
ロッド15に衝突して破砕脱落した固化スラグを排出す
るパンコンベヤー、17は受皿8の往路から復路へ移行
する直下で且つパンコンベヤー16の往路から復路へ移
行する直下に配置されていてバラス原石18を受けるホ
ッパーである。
上述したような構造の本発明に係る溶融スラグ徐冷機は
1次のように作用する。
1次のように作用する。
溶融スラブ発生源1から運搬鍋2で運搬されてきた溶融
スラグ3は、運搬鍋2が第1図に破線で示すように傾動
されることによって連続的に受樋4に注入され、受樋4
の勾配により自然流下して無端鎖状に連結された受皿8
内に落下する。この際、受皿8が第3図に示すように複
数列存在する場合には受樋4は溶融スラグ3を受皿8内
に分配注入する役目もなす、この受皿8はテール部A及
びヘッド部Bに設けられたスプロケットホイール6間に
掛け渡されており少なくとも往路ではその下部を走行レ
ール7により支持されていて連続的に回動している受皿
連結用のローラーチエン5に上縁の両側端に設けられて
いる穴付フランジ8bがボルト等で固定されているので
、溶融スラグ3を注入された状態でも少なくとも往路で
は一直線状をなしてヘッド部B側に向けて等速で移動す
る。
スラグ3は、運搬鍋2が第1図に破線で示すように傾動
されることによって連続的に受樋4に注入され、受樋4
の勾配により自然流下して無端鎖状に連結された受皿8
内に落下する。この際、受皿8が第3図に示すように複
数列存在する場合には受樋4は溶融スラグ3を受皿8内
に分配注入する役目もなす、この受皿8はテール部A及
びヘッド部Bに設けられたスプロケットホイール6間に
掛け渡されており少なくとも往路ではその下部を走行レ
ール7により支持されていて連続的に回動している受皿
連結用のローラーチエン5に上縁の両側端に設けられて
いる穴付フランジ8bがボルト等で固定されているので
、溶融スラグ3を注入された状態でも少なくとも往路で
は一直線状をなしてヘッド部B側に向けて等速で移動す
る。
そして、受皿8の上縁後側には受樋4から溶融スラグ3
が注入されるときに隣接する受皿8間へ溶融スラグ3が
流れ込まない機能を有する湾曲形状のフランジ8cが設
けられていて、このフランジ8cに設けられている穴付
突起物8dの穴には往路の後側の受皿8の底縁端に達す
る長さの剥離用のリンクチエン9がシャックル10によ
り取り付けられているので、溶融スラグ3は剥離用のリ
ンクチエン9を抱え込むようにして受皿8内に注入され
ることになる。このように溶融スラグ3が剥離用のリン
クチエン9を抱え込むようにして注入された受皿8が受
皿連結用のローラーチエン5により回動すると、往路に
おいて冷却ファン12より冷却気体が冷却気体配管11
を経て溶融スラグ3の上面に強制的に吹き込まれ、溶融
スラグ3は表面より冷却されてヘッド部Bに至る迄に冷
却固化する。この固化したスラグは、ヘッド部Bで受皿
8が固定されている受皿連結用のローラーチエン5がヘ
ッド部B側のスプロケットホイール6に沿って折れ曲っ
て移動することにより回転中心距離の違いから各々移動
している前列の受皿8の上縁後側の湾曲形状のフランジ
8cに設けられている穴付突起物8dの穴にシャックル
10により取り付けられている剥離用のリンクチエン9
により後側の受皿8内から引張り出されるので、剥離破
砕されてその状態で回転しながら受皿8内から脱落排出
されて100〜200a+m程度のバラス原石18とな
りホッパー17内へ落下して、公知のバラスプラントへ
連続的に運搬処理される。また、ヘッド部Bで固化した
スラブの剥離破砕排出が剥離用のリンクチエン9により
完全に行われない場合には、連続走行せしめられる受皿
8の復路側の始端部下方に鋼製の衝突板又は衝突ロッド
15が設置されているので、受皿8より垂れ下がったリ
ンクチエン9に付着してきたスラグが衝突板又は衝突ロ
ッド15に衝突して破砕脱落してパンコンベヤー16に
よりホッパー17内へ排出されるのである。
が注入されるときに隣接する受皿8間へ溶融スラグ3が
流れ込まない機能を有する湾曲形状のフランジ8cが設
けられていて、このフランジ8cに設けられている穴付
突起物8dの穴には往路の後側の受皿8の底縁端に達す
る長さの剥離用のリンクチエン9がシャックル10によ
り取り付けられているので、溶融スラグ3は剥離用のリ
ンクチエン9を抱え込むようにして受皿8内に注入され
ることになる。このように溶融スラグ3が剥離用のリン
クチエン9を抱え込むようにして注入された受皿8が受
皿連結用のローラーチエン5により回動すると、往路に
おいて冷却ファン12より冷却気体が冷却気体配管11
を経て溶融スラグ3の上面に強制的に吹き込まれ、溶融
スラグ3は表面より冷却されてヘッド部Bに至る迄に冷
却固化する。この固化したスラグは、ヘッド部Bで受皿
8が固定されている受皿連結用のローラーチエン5がヘ
ッド部B側のスプロケットホイール6に沿って折れ曲っ
て移動することにより回転中心距離の違いから各々移動
している前列の受皿8の上縁後側の湾曲形状のフランジ
8cに設けられている穴付突起物8dの穴にシャックル
10により取り付けられている剥離用のリンクチエン9
により後側の受皿8内から引張り出されるので、剥離破
砕されてその状態で回転しながら受皿8内から脱落排出
されて100〜200a+m程度のバラス原石18とな
りホッパー17内へ落下して、公知のバラスプラントへ
連続的に運搬処理される。また、ヘッド部Bで固化した
スラブの剥離破砕排出が剥離用のリンクチエン9により
完全に行われない場合には、連続走行せしめられる受皿
8の復路側の始端部下方に鋼製の衝突板又は衝突ロッド
15が設置されているので、受皿8より垂れ下がったリ
ンクチエン9に付着してきたスラグが衝突板又は衝突ロ
ッド15に衝突して破砕脱落してパンコンベヤー16に
よりホッパー17内へ排出されるのである。
なお、上記作動時に往路において冷却ファン12より冷
却気体配管11を経て溶融スラグ3の上面に強制的に吹
き込まれて溶融スラグ3を表面より冷却した冷却気体は
内面を耐火物で被覆された固定フード13により集めら
れて排気され、且つ固定フード13の両側部下端には下
端が受皿8の上縁の両側端の穴付フランジ8bに当接さ
れて固定フード13の両側部下端と穴付フランジ8bと
の間から冷却気体が漏風することを防止するための耐熱
素材製の垂れ幕式シール材を取り付けられていると、殆
どすべての冷却気体が回収できるので溶融スラグ3の保
有する顕熱も有効に回収することができるのである。
却気体配管11を経て溶融スラグ3の上面に強制的に吹
き込まれて溶融スラグ3を表面より冷却した冷却気体は
内面を耐火物で被覆された固定フード13により集めら
れて排気され、且つ固定フード13の両側部下端には下
端が受皿8の上縁の両側端の穴付フランジ8bに当接さ
れて固定フード13の両側部下端と穴付フランジ8bと
の間から冷却気体が漏風することを防止するための耐熱
素材製の垂れ幕式シール材を取り付けられていると、殆
どすべての冷却気体が回収できるので溶融スラグ3の保
有する顕熱も有効に回収することができるのである。
以上に詳述した如く本発明に係る溶融スラグ徐冷機は、
以下のような効果を有し、その工業的価値の非常に大き
なものである。
以下のような効果を有し、その工業的価値の非常に大き
なものである。
1、コンパクトな設備で溶融スラグを連続的にバラス原
石となるまで処理できるため、放流ノロ畑処理のような
広いスペースを必要としない。
石となるまで処理できるため、放流ノロ畑処理のような
広いスペースを必要としない。
2、放流、散水、自然冷却、ブルドーザ−等による掻寄
せ及び掻取り、ダンプカー等によるバラスプラント迄の
運搬などの1次処理作業が不要となり、効率的な作業と
なるため省力化によるコスト低減にきわめて効果がある
。
せ及び掻取り、ダンプカー等によるバラスプラント迄の
運搬などの1次処理作業が不要となり、効率的な作業と
なるため省力化によるコスト低減にきわめて効果がある
。
3、コンパクトな設備になることによって、今迄放熱し
ていた溶融スラグの膨大な顕熱の回収が極めて容易とな
る。
ていた溶融スラグの膨大な顕熱の回収が極めて容易とな
る。
第1図は本発明に係る溶融スラグ徐冷機の1実施例の全
体側面説明図、第2図は受皿の往路終端部の拡大説明図
、第3図は第1図におけるX−X線断面図、第4図は受
皿の斜視図である。 図面中 1・・・・溶融スラグ発生源 2・・・・運搬鋼 3・・−・溶融スラグ 4・・・・受樋 5・・・・受皿連結用のローラーチエン6・・・・スプ
ロケットホイール 7・・・・走行レール 8・・・・受皿 8a・・・・底の角 8b・・・・穴付フランジ 8c・・・・湾曲形状のフランジ 8d・・・・穴付突起物 9・・・・剥離用のリンクチエン 10・・・・シャックル 11・・・・冷却気体配管 12・・・・冷却ファン 13・・・・固定フード 14・・・・垂れ幕式シール材 15・・・・鋼製の衝突板又は衝突ロッド16・・・・
パンコンベヤー 17・・・・ホッパー 18・・・・バラス原石 A・・・・テール部 B・・・・ヘッド部 図 矛 図 第 図 才 図
体側面説明図、第2図は受皿の往路終端部の拡大説明図
、第3図は第1図におけるX−X線断面図、第4図は受
皿の斜視図である。 図面中 1・・・・溶融スラグ発生源 2・・・・運搬鋼 3・・−・溶融スラグ 4・・・・受樋 5・・・・受皿連結用のローラーチエン6・・・・スプ
ロケットホイール 7・・・・走行レール 8・・・・受皿 8a・・・・底の角 8b・・・・穴付フランジ 8c・・・・湾曲形状のフランジ 8d・・・・穴付突起物 9・・・・剥離用のリンクチエン 10・・・・シャックル 11・・・・冷却気体配管 12・・・・冷却ファン 13・・・・固定フード 14・・・・垂れ幕式シール材 15・・・・鋼製の衝突板又は衝突ロッド16・・・・
パンコンベヤー 17・・・・ホッパー 18・・・・バラス原石 A・・・・テール部 B・・・・ヘッド部 図 矛 図 第 図 才 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 運搬鍋(2)で運搬されてきた溶融スラグ(3)を
注入される受樋(4)と、テール部(A)及びヘッド部
(B)に設けられたスプロケットホィール(6)間に掛
け渡されており少なくとも往路ではその下部を走行レー
ル(7)により支持されて連続走行せしめられる受皿連
結用のローラーチエン(5)と、このローラーチエン(
5)に固定されて無端鎖状に連なつており受樋(4)か
ら連続的に注入される溶融スラグ(3)を受ける受皿(
8)と、この受皿(8)の上縁後側に設けられているフ
ランジ(8c)に取り付けられていて往路の後側の受皿
(8)の底縁端の達する長さの剥離用のリンクチエン(
9)と、往路の受皿(8)内に注入された溶融スラグ(
3)の上面に冷却気体を吹き込む冷却気体配管(11)
及び冷却ファン(12)と、溶融スラグ(3)を冷却し
た気体を集めて排気するための内面を耐火物で被覆され
た固定フード(13)と、受皿(8)の復路側の始端部
下方に設置されている鋼製の衝突板又は衝突ロッド(1
5)と、この衝突板又は衝突ロッド(15)の下方に設
置されていて破砕脱落した固化スラグを排出するパンコ
ンベヤー(16)と、受皿(8)の往路から復路へ移行
する直下で且つ前記パンコンベヤー(16)の往路から
復路へ移行する直下に配置されていてバラス原石(18
)を受けるホッパー(17)とから成ることを特徴とす
る溶融スラグ徐冷機。 2 受皿(8)が複数列存在し、受樋(4)が運搬鍋(
2)により運搬されてきた溶融スラグ(3)を分配注入
するものである請求項1に記載の溶融スラグ徐冷機。 3 受皿(8)が鋳物製で、底の角(8a)が丸みを有
したスミ肉付で、上縁後側に設けられているフランジ(
8c)が受樋(4)から溶融スラグ(3)が注入される
ときに隣接する受皿(8)間へ溶融スラグ(3)が流れ
込まない機能を有する湾曲形状をなしている請求項1又
は2に記載の溶融スラグ徐冷機。 4 下端が受皿(8)の上縁の両側端の穴付フランジ(
8b)に当接されて固定フード(13)の両側部下端と
穴付フランジ(8b)との間から冷却気体が漏風するこ
とを防止するための耐熱素材製の垂れ幕式シール材(1
4)が固定フード(13)の両側部下端に取り付けられ
ている請求項1から3までのいずれか1項に記載の溶融
スラグ徐冷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260525A JPH04139040A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 溶融スラグ徐冷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260525A JPH04139040A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 溶融スラグ徐冷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04139040A true JPH04139040A (ja) | 1992-05-13 |
Family
ID=17349180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2260525A Pending JPH04139040A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 溶融スラグ徐冷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04139040A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997043455A1 (de) * | 1996-05-15 | 1997-11-20 | Voest-Alpine Industrial Services Gmbh | Verfahren zum kontinuierlichen herstellen einer glasartigen bzw. verglasten hochofenschlacke |
CN105734304A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-07-06 | 铜陵有色金属集团股份有限公司金冠铜业分公司 | 熔炼渣的缓冷区的布置结构 |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP2260525A patent/JPH04139040A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997043455A1 (de) * | 1996-05-15 | 1997-11-20 | Voest-Alpine Industrial Services Gmbh | Verfahren zum kontinuierlichen herstellen einer glasartigen bzw. verglasten hochofenschlacke |
US6250109B1 (en) | 1996-05-15 | 2001-06-26 | Voest-Alpine Industrial Services Gmbh | Method of continuously producing vitreous blast furnace slag |
CN105734304A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-07-06 | 铜陵有色金属集团股份有限公司金冠铜业分公司 | 熔炼渣的缓冷区的布置结构 |
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