JPH0413880Y2 - - Google Patents

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JPH0413880Y2
JPH0413880Y2 JP1985128150U JP12815085U JPH0413880Y2 JP H0413880 Y2 JPH0413880 Y2 JP H0413880Y2 JP 1985128150 U JP1985128150 U JP 1985128150U JP 12815085 U JP12815085 U JP 12815085U JP H0413880 Y2 JPH0413880 Y2 JP H0413880Y2
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JP1985128150U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、端末識別用アース監視制御装置に関
し、詳しくは端末機器の誤識別を防止し、かつ不
正も防止でき、しかも小型で動作特性の安定した
通信用端末装置の識別用アース監視制御装置に関
するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、通信回線に接続された複数の端末装
置を地気の有無により識別するシステムにおい
て、アース切断等の障害、あるいは不正によるア
ース切断等によつて、通話料金の誤登算が生じる
ことを防ぎ、かつこれらの障害や不正を早期に検
出するため、端末機器側からの地気回路に直列に
発光ダイオードを、端末機器を接続する通信線に
上記発光ダイオードからの光信号により制御され
るホトサイリスタを、それぞれ端末装置内または
通信線の途中に設置することにより、アース切断
のときには発信できないようにして、早期発見と
正確な通話料金の個別登算を可能にするものであ
る。
〔従来の技術〕
従来より、電話をそれほど頻繁に使用しない地
域では、共同電話が用いられており、交換機に収
容された1本の加入者線に2台の加入者電話機を
接続し、その一方を甲加入者、他方を乙加入者と
して、甲加入者は地気を通話線に送出し、乙加入
者は地気を通話線に送出しないことにより、両者
を識別している。しかし、甲加入者の地気線が断
線した場合、あるいは甲加入者が故意に地気線を
断線した場合、または地気送出ができない端末機
を取り付けた場合には、交換機からは地気線の断
線等を検出できないため、甲加入者から発信して
通話が行われたときには、交換機側では通話料金
の個別登算の際に、乙加入者と誤識別して、料金
の登算を行つてしまう。
第2図は、従来の共同電話方式の各電話機の回
路図である。
第2図において、1は保安器接地抵抗、2はダ
イヤルインパルス接点、3はベルコイル、4はフ
ツクスイツチ、5は送話器、6は受話器である。
甲加入者と乙加入者は両方とも同一回路構成であ
り、保安器接地抵抗1を介して地気がベルコイル
3までは接続されているのであるが、ベルコイル
3に結合されたフツクスイツチの端子と、通話線
の−48V電源線側との間に、短絡線で接続されて
いるのが甲加入者となり、短絡線で接続されてい
ないのが乙加入者である。
通話する場合、先ず、甲加入者が送受話器を上
げると、甲加入者であることを示す地気がベルコ
イル3を通して通話線L1に送出される。一方、
乙加入者が発信した場合、短絡線で短絡されてい
ないため、地気は送出されない。この地気の有無
により、交換機は甲または乙の識別を行つてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、甲加入者電話機において、地気の
線が切断された場合等には、甲加入者が発信して
も乙加入者として識別されるため、正確な通話料
金の個別登算ができなくなるという問題がある。
本考案の目的は、このような従来の問題を解決
し、共同電話の端末機器の誤識別を防止して、正
確な個別登算ができるような端末識別用アース監
視制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の端末識別用
アース監視制御装置は、1つの通信回線に接続さ
れた2つの端末装置を、地気の有無により個別に
識別するシステムにおいて、地気を検出するため
端末装置側の地気回路に直列に挿入された発光ダ
イオードと、上記端末装置を接続する通信線の回
路途中に挿入され、上記発光ダイオードからの光
信号により制御されて通信回線の回路を開閉する
ホトサイリスタとを備えたことに特徴がある。
〔作用〕
本考案においては、共同電話機と交換機の間、
あるいは共同電話機内に、端識別用アース監視制
御装置を設置し、常時アースを監視して、アース
が検出できないときには、発信を中止して、誤識
別を防止するとともに、電話機側からの通知によ
り障害または不正を検出できるようにする。端末
識別用アース監視制御装置内では、発光ダイオー
ドを用いて地気を検出し、その光信号により通話
路に直列に挿入されたホトサイリスタで、通話路
の開閉制御を行うことにより、地気送出の必要な
端末機が地気を送出することのできない端末機等
を用いた場合、その発信を阻止する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、第1図により詳細に
説明する。
第1図において、破線内の装置が端末識別用ア
ース監視制御装置である。7はホトサイリスタ、
8は発光ダイオード、9は着信信号整流ダイオー
ド、10は極性転換整流ダイオードである。甲加
入者の地気の線の途中に発光ダイオード8と着信
信号整流ダイオード9とを逆方向に並列に接続
し、また交換機のアースに接続された通話線の途
中にホトサイリスタ7と極性転換整流ダイオード
10とを逆方向に並列に接続する。なお、着信信
号整流ダイオード9と極性転換整流ダイオード1
0は、両方向性を持たせるためのものである。す
なわち、端末側が発呼する前の状態では、第1図
に示すように、交換機の通話線L1に−48Vが接続
され、他方の通話線L2に地気が接続されている。
端末側の発呼により相手側が応答したとき、また
は端末側に着呼があり、これに応答したときに
は、交換機側の切換え回路により電源が切り換え
られ、通話線L1には地気、他方の通話線L2には
−48Vが、それぞれ接続される。
従つて、ダイオード10を接続しておかなけれ
ば、通話時の電流が流れないため、このダイオー
ド10は通話時のために必要である。また、端末
側の地気線は、ベルコイル3に接続されており、
このベルは交流により動作するので、発光ダイオ
ード8だけを接続すると、交流が単方向に整流さ
れてしまい、ベル音の品質が低下する。従つて、
逆方向のダイオード9も必要となる。
第1図において、先ず、甲加入者が送受話器を
上げると、甲加入者であることを示す地気がベル
コイルを通して通話線L1に送出される。一方、
乙加入者が発信した場合には、地気は送出されな
い。この地気の有無により、交換機は甲加入者と
乙加入者と識別を行う。これに対して、アース監
視制御装置が設置されていない場合、甲加入者が
地気を送出することのできない端末機または乙加
入者用の電話機を用いて発信したとき、あるいは
甲加入者電話機の地気線が切断したとき等では、
交換機側でこの発信を乙加入者の発信として識別
する。すなわち、誤識別が生じることになる。従
つて、甲加入者電話機からは、必ず地気が送出さ
れることが必要である。
本実施例においては、この地気を検出するため
に、地気回路に直列に発光ダイオード8を挿入
し、地気の有無の検出を行う。すなわち、甲加入
者電話機が使用され、地気端子が正しく接続され
ていると、発信時には発光ダイオード8に電流が
流れ、これを動作させる。一方、甲加入者電話機
に地気端子が接続されていないと、発光ダイオー
ド8は作動しない。この発光ダイオード8の作動
の有無は、通話線L2に直列に挿入されたホトサ
イリスタ7を制御する。発光ダイオード8が作動
した場合には、その光信号を受光してホトサイリ
スタ7は導通状態となり、一度、導通状態になる
と上記光信号の有無によらず、導通状態を自己保
持し、発信を可能にする。一方、発光ダイオード
8が作動しない場合には、ホトサイリスタ7も導
通せず、発信不能となる。発信した後、通話状態
では、通話線L2,L1の電流の方向が逆向きにな
るので、極性転換整流ダイオード10を通つて電
流が流れ、通話が行われる。
このように、地気が接続されている場合にのみ
発信が可能であるため、共同の甲加入者が地気送
出端子を持たない電話機を使用した場合には、そ
の発信を阻止するとともに、甲加入者電話機の地
気線の切断事故等の場合にも、誤発信を防止する
ことができる。
本考案の装置は、アース制御の通信機器に広く
応用できるとともに、通信線のループ抵抗、およ
び地気抵抗のバラツキに対して、発光ダイオー
ド・ホトサイリスタおよびダイオードの電気的特
性は安定しており、端末機器の誤識別を防止する
ことが可能である。なお、本実施例に使用したホ
トサイリスタ7と同じ特性を有するホトトライア
ツク等を使用しても、同じように制御が可能であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、発光ダ
イオードを用いて地気を検出し、その光信号によ
り通話路に直列に挿入されたホトサイリスタをオ
ンオフさせ、通話路の開閉を制御するので、地気
送出すべき端末から地気が送出されない場合に、
その発信を阻止できるとともに、不正使用を未然
に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す端末機器識別
用アース監視制御装置と共同電話機の構成図、第
2図は従来の共同電話機の回路構成図である。 1……保安器接地抵抗、2……ダイヤルインパ
ルス接点、3……ベルコイル、4……フツクスイ
ツチ、5……送話器、6……受話器、7……ホト
サイリスタ、8……発光ダイオード、9……着信
信号整流用ダイオード、10……極性転換整流用
ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1つの通信回線に接続された2つの端末装置
    を、地気の有無により個別に識別するシステムに
    おいて、地気を検出するため端末装置側の地気回
    路に直列に挿入された発光ダイオードと、上記端
    末装置を接続する通信線の回路途中に挿入され、
    上記発光ダイオードからの光信号により制御され
    て通信回線の回路を開閉する2外部電極のみから
    なるホトサイリスタとを備えたことを特徴とする
    端末識別用アース監視制御装置。
JP1985128150U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPH0413880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985128150U JPH0413880Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985128150U JPH0413880Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6237476U JPS6237476U (ja) 1987-03-05
JPH0413880Y2 true JPH0413880Y2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=31023559

Family Applications (1)

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JP1985128150U Expired JPH0413880Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559199B2 (ja) * 1972-05-02 1980-03-08
JPS58105684A (ja) * 1981-12-17 1983-06-23 Nec Corp 共同電話識別回路

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626759Y2 (ja) * 1978-08-12 1987-02-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559199B2 (ja) * 1972-05-02 1980-03-08
JPS58105684A (ja) * 1981-12-17 1983-06-23 Nec Corp 共同電話識別回路

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JPS6237476U (ja) 1987-03-05

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