JPH04138558U - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH04138558U
JPH04138558U JP3722691U JP3722691U JPH04138558U JP H04138558 U JPH04138558 U JP H04138558U JP 3722691 U JP3722691 U JP 3722691U JP 3722691 U JP3722691 U JP 3722691U JP H04138558 U JPH04138558 U JP H04138558U
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JP
Japan
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cooling water
secondary cooling
pipe
heat exchanger
container
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Withdrawn
Application number
JP3722691U
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English (en)
Inventor
裕史 高尾
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電子機器に広く装着される発熱体を伝導
冷却する冷却水供給装置の熱交換器に関し、熱交換の構
造が簡素となって製作コストを低減するとともに発熱体
を冷却する冷却装置の小型化を図ることを目的とする。 【構成】 一次冷却水を供給する外部容器15-1の内部に
二次冷却水を循環させるパイプ15-3を配管し、当該パイ
プ15-3に複数個の内部容器15-2をパラエルに配設すると
ともに各該内部容器15-2のそれぞれ出入り口に開閉弁15
-4を配設して、当該開閉弁15-4を順次開閉制御して前記
二次冷却水の流路を制御するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種電子機器に広く装着される発熱体を伝導冷却する冷却水供給装 置の熱交換器に関する。
【0002】 最近、特に大型電算機等のプリント板ユニットに実装される半導体装置(以下 発熱体と略称する)は更に高集積化されてその発熱量が増大しており、その半導 体装置の冷却性能に対する要求も大変厳しいものとなっているので冷却効率の高 い冷媒液(以下二次冷却水と略称する)を一定の方向へ循環させて伝熱冷却する 冷却モジュールが使用されている。
【0003】 しかるに、この伝導冷却モジュールを循環させると前記発熱体の熱を吸収して 二次冷却水の温度が上昇するから、その二次冷却水を通過させるパイプと同心状 に形成した外部パイプに一般の冷却水(以下一次冷却水と略称する)を流して前 記二次冷却水を冷却する熱交換器が設けられるとともに、前記二次冷却水をプー ルするタンクが循環路に配設されているので、熱交換の構造が簡素となるととも に二次冷却水をプールするタンクが不要となる新しい熱交換器が必要とされてい る。
【0004】
【従来の技術】
従来広く使用されている熱交換器は、図4に示すように太い径の外部パイプ5- 1 の内部に熱伝導の優れた細径の内部パイプ5-2 を挿通させて同心状に形成した 複数本の二重管を平行に配列し、この配列された二重管の外部パイプ5-1 および 内部パイプ5-2 がそれぞれ蛇行状となるように連結パイプ5-1a, 5-2aで各両端を 結合して、連結された外部パイプ5-1 と内部パイプ5-2 の両端に冷却水の出入口 が設けられている。
【0005】 そして、図5に示すように二次冷却水4をプールするタンク1の出口側に吸水 管を接続して当該二次冷却水4を吸引・吐出するポンプ3を設けて、その吐出口 と上記熱交換器5の例えば内部パイプ5-2 の一端側とを接続するとともに他端側 に半導体チップ等を実装した熱負荷2とを結合して、当該熱負荷2を通過した前 記二次冷却水4を上記タンク1へ戻すように配管することにより、二次冷却水4 が矢印A方向へ循環する循環路を形成している。
【0006】 また、前記熱交換器5の外部パイプ5-1 には一次冷却水を通過するように配管 して、前記二次冷却水4の循環方向に対して反対方向へ当該一次冷却水を流すよ うに構成して、熱負荷2で温度上昇した二次冷却水4を一次冷却水により冷却す ることで熱負荷2を冷却している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
以上説明した従来の熱交換器で問題となるのは、二次冷却水と一次冷却水の熱 交換効率を向上させるために発熱体を冷却する二次冷却水の流路と当該二次冷却 水を冷却する一次冷却水の流路が同心状の二重管に形成しているから、その構造 が複雑となって製作コストが高騰するという問題が生じている。
【0008】 また、二次冷却水の循環路にはこの二次冷却水をプールするタンクが必要とな るために、発熱体を冷却する冷却装置が占めるスペースが大きくなって電子機器 の小型化を阻害するという問題も生じている。
【0009】 本考案は上記のような問題点に鑑み、熱交換の構造が簡素となって製作コスト を低減するとともに発熱体を冷却する冷却装置の小型化がはかれる新しい熱交換 器の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図1に示すように一次冷却水を供給する外部容器15-1の内部に二次 冷却水を循環させるパイプ15-3を配管し、当該パイプ15-3に複数個の内部容器15 -2をパラエルに配設するとともに各該内部容器15-2のそれぞれ出入り口に開閉弁 15-4を配設して、当該開閉弁15-4を順次開閉制御して前記二次冷却水の流路を制 御するように構成する。
【0011】
【作用】
本考案では、一次冷却水が通過する外部容器15-1の内部に複数個の内部容器15 -2を配設して、この内部容器15-2を二次冷却水を循環させるパイプ15-3に対して パラエルに結合するとともに、各内部容器15-2のそれぞれ出入り口に開閉弁15-4 を配設して当該開閉弁15-4を順次開閉することで、前記入り口から注入された二 次冷却水は各内部容器15-2内でそれぞれ一定時間蓄えられ排出されるが、その間 に外部容器15-1に供給された一次冷却水により前記二次冷却水は冷却されるから 熱交換の構造が簡素となって製作コストの低減が図れるとともに、それぞれの内 部容器15-2内により二次冷却水が蓄えられるので二次冷却水の循環路より当該二 次冷却水をプールするタンクの排除ができて冷却装置の小型化をはかることが可 能となる。
【0012】
【実施例】
以下図1〜図3について本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の熱交換器を示す模式図、図2は本実施例の熱交換器を示す一部 破断斜視図、図3は本実施例による熱負荷冷却用循環路の回路図を示し、図中に おいて、図4および図5と同一部材には同一記号を付してある。
【0013】 本考案の熱交換器は、図2に示すように熱伝導の優れた金属,例えば銅よりな る円筒を一定の長さに切断して、両端面を密封するとともにその密封板の中心線 上に二次冷却水の出入り口を設けた複数個の内部容器15-2を、この複数個の内部 容器15-2を収納できる容積の箱状に成形して上下両面の互いに相反する端縁に二 次冷却水の出入り口を設けた外部容器15-1の内部に平行に配設する。
【0014】 そして、図1に示すようにこの外部容器15-1の側面を挿通させて内部に配管し た二次冷却水のパイプ15-3と上記内部容器15-2のそれぞれ前記出入り口とを開閉 弁15-4を介して結合することにより、二次冷却水の循環路に対して各内部容器15 -2をパラエルに接続して、各出入り口に設けた開閉弁15-4を開閉する図示してい ない駆動手段,例えば回動マグネットを外部容器15-1の外壁に配設して当該開閉 弁15-4と直結している。
【0015】 以上のように構成されることにより、図3に示すように二次冷却水を吸引して 吐出するポンプ3の吐出口と上記熱交換器15の一方のパイプ15-3を結合するとと もに、他方のパイプ15-3と半導体チップ等の発熱体を実装した熱負荷2とを接続 し、当該熱負荷2を通過した前記二次冷却水がポンプ3に戻るように配管するこ とにより二次冷却水が矢印方向へ循環するように循環路を形成してこの部分に二 次冷却水を補充する注水口11を設けている。
【0016】 また、上記熱交換器15の出入り口と一次冷却水の配管とを結合して、図示して いない制御装置により駆動手段を作動させて上記内部容器15-2のそれぞれ開閉弁 15-4の開閉を制御して、各内部容器15-2に注入された二次冷却水を一定時間保持 することで一次冷却水により冷却して循環させることにより熱負荷2を冷却して いる。
【0017】 その結果、熱交換の構造が簡素となって製作コストの低減が図れるとともに、 それぞれの内部容器15-2内により二次冷却水が蓄えられるので二次冷却水の循環 路より当該二次冷却水をプールするタンクが不要となって冷却装置の小型化をは かることができる。
【0018】 以上、図示実施例に基づき説明したが、本考案は上記実施例の態様のみに限定 されるものでなく、例えば内部容器15-2は角筒状に成形してもよく、また一次冷 却水と二次冷却水の熱交換性能を向上させるために、内部容器15-2を熱伝導の優 れた金属板により蛇腹状に成形するか、円筒の内周面または外周面或いは内外周 面に熱伝導の優れた複数枚のフインを一次および二次冷却水の流れる方向で平行 に配設しても良い。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば極めて簡単な構成で、構造が簡 素となって製作コストが低減できるとともに冷却装置の小型化がはかれる等の利 点があり、著しい経済的及び、信頼性向上の効果が期待できる熱交換器を提供す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の熱交換器を示す模式図である。
【図2】 本実施例の熱交換器を示す一部破断斜視図で
ある。
【図3】 本実施例による熱負荷冷却用循環路を示す回
路図である。
【図4】 従来の熱交換器を示す模式図である。
【図5】 従来の冷却用循環路を示す回路図である。
【符号の説明】
2は熱負荷、 3はポンプ、 11は注水口、 15は熱交換器、 15-1は外部容器、 15-2は内部容
器、 15-3はパイプ、 15-4は開閉弁、

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次冷却水が流れる外部容器(15-1)の
    内部に二次冷却水を循環させるパイプ(15-3)を配管し、
    当該パイプ(15-3)に複数個の内部容器(15-2)をパラエル
    に配設するとともに各該内部容器(15-2)のそれぞれ出入
    り口に開閉弁(15-4)を配設して、当該開閉弁(15-4)を順
    次開閉制御して前記二次冷却水の流路を制御するように
    構成したことを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 上記内部容器(15-2)は、熱伝導性の優
    れたベローにより形成したことを特徴とする請求項1記
    載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 上記熱交換器(15)の該パイプ(15-3)の
    一端に二次冷却水の圧送用ポンプ(3) を結合するととも
    に他端に熱負荷(2) を結合し、注水口(11)を設けた配管
    により当該熱負荷(2)と上記ポンプ(3) を連結して前記
    二次冷却水をエンドレスで循環するように構成したこと
    を特徴とする二次冷却水の循環路。
JP3722691U 1991-05-24 1991-05-24 熱交換器 Withdrawn JPH04138558U (ja)

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JP3722691U JPH04138558U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 熱交換器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016539503A (ja) * 2013-11-22 2016-12-15 リキッドクール ソリューションズ, インク. スケーラブル液体浸漬冷却装置

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JP2016539503A (ja) * 2013-11-22 2016-12-15 リキッドクール ソリューションズ, インク. スケーラブル液体浸漬冷却装置

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