JPH04137573A - コンポジットスラブレーザ媒体及びレーザ装置 - Google Patents

コンポジットスラブレーザ媒体及びレーザ装置

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JPH04137573A
JPH04137573A JP2260665A JP26066590A JPH04137573A JP H04137573 A JPH04137573 A JP H04137573A JP 2260665 A JP2260665 A JP 2260665A JP 26066590 A JP26066590 A JP 26066590A JP H04137573 A JPH04137573 A JP H04137573A
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doped layer
doped
composite slab
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田島 英身
Mitsuhisa Moriyama
森山 光久
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Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レーザ活性物質としてNd203を含むレー
ザカラスでドープ層を構成したコンポジットスラブレー
ザ媒体及びこのコンポジットスラブレーザ媒体を用いた
レーザ装置に関する。
U従来の技術] 近年、X線発生用レーザーや、非線形効果研究用レーザ
ーなどへの応用に対して、繰返し運転ができ、ビームク
ォリティーの高いハイピークパワーのレーザーが望まれ
るようになってきた。
このような背景のもとに、ガラススラブレーザが研究開
発されている。スラブは、ロッドより冷却面積が広く、
温度分布・ゲイン分布が一次元であるのでジグザクパス
させることによりそれらを補正することができ、高繰返
しハイビームクォリティーを達成しうるというメリット
がある。
しかし、スラブが有限であること、励起及び冷却の均一
性が理想とのズレがあるため、その性能に限界がある。
原理的には、高性能化するためにはスラブの厚みを薄く
し幅を広げれば良いが、そのようなスラブでは機械的強
度が弱まり研磨面精度も悪くなるので、かえってビーム
クォリティーの低下、発振等の不安定化を招くことにな
る。
この問題を克服するために、ローレンスリバーモアー研
究所のDr、 Emmettによりコンポジットスラブ
の提案がなされたく参考文献J、L、Emmett e
tal、 The Potential of Hig
h Average Power La5er、LLN
L 1985参照)。
これは、レーザ活性イオンを含まないノンドープガラス
の両サイドに活性イオンを含むレーザガラスをはりつけ
て一体化し、スラブ形状にしたものであり、ノンドープ
層の存在により全体の厚みを確保しつつ、レーザカラス
部(ドープ層)の厚みを薄くして等価的に薄いモノリシ
ックスラブを実現しようとしたものである。
本発明者等は、この提案にもとづき、熱融着法にて層構
造のコンポジットスラブを試作し、その性能を調べた。
全厚を一定にしてドープ層の厚みヲ薄くシてゆくと、同
一のストレージを与えた場合でも熱複屈折効果・熱レン
ズ効果を軽減でき、モノリシックよりも繰返し動作時の
ビームクォリティーが高められることか判明した。従っ
て、ハイピークパワーでビーム広がりを小さくしうるカ
ラススラブレーザを繰返し動作させるにはコンポジット
スラブの活用が考えられる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、モノリシックでも同様であるが、ドープ層が
薄くなるにつれてストレージ効率が低下するという欠点
も明らかになってきた。さらに、トープ層とノンドープ
層との屈折率差が約1×10−5以上あると、横モード
が3層に分断するという欠点があることも判明した。こ
の点は、ノーマル発振のバーンパターン(横モード)か
ら確認された。すなわち、このバーンパターンは発振レ
ーザ光を写真フィルムに露光して現像したものであるが
、これによると、矩形状の像が、明・晴朗の3層のパタ
ーンを有したものとなっている。
これは、ドープ層とノンドープ層とで屈折率が異なるた
め、ビーム断面にこの屈折率差による位相差にもとづく
強度分布が生ずるためである。すなわち、入出射部とな
る斜面にてドープ層に入出射した光とノンドープ層に入
出射した光とに、屈折率差にもとづく光路長の差(位相
差)が生じるためである。
したがって、位相特性を良くしてビームクォリティーを
高めようとすると、ノンドープ層に入出射するビームだ
けを利用することが考えられるが、そのようにすると、
コンポジットスラブの断面積を100%活用できなくな
る。これは、次のような不利益を与える。
第1には、ドープ層において、レーザ光路にならない部
分か多くなり、ドープ層に蓄えられたエネルギーの取り
出し効率が低下する。
第2には、ハイピークパワーを取り出そうとする場合、
そのフルエンス(単位面積当りのエネルギー)がレーザ
ダメージで決まるため、コンポジットスラブ全体から取
り出しうるパワーが低くおさえられてしまう。
第3には、より縦横比(アスペクト比)の大きなビーム
形状になり、取り扱い上好ましくない。
このように、コンポジットスラブには、叶、Emmet
tにより提案された時点でのビームクォリティーが高め
られ、熱破壊限定平均出力も高められるという長所だけ
でなく、前述したような欠点をも合わせもつことが明ら
かになった。これらの長所欠点をおさえた上で目的に合
わせてコンポジットに最適構造を与えることが必要であ
る力釈この点については未だ解明されていない。
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、ド
ープ層に含ませるレーザ活性物質の量、ドープ層の厚さ
及び全体の厚さに対するドープ層の厚さを最適な値とす
ることにより、高効率な繰り返し発振が可能であると共
に、その発振によってハイビームクォリティー・ハイピ
ークパフ−を備えたレーザ光を得ることができるコンポ
ジ・ントスラブレーザ媒体及びそのコンポジットスラブ
レーザ媒体を用いたレーザ装置を提供することを目的と
したものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以下の各構成とすることにより、上述の課題
を解決している。
(1)実質的にレーザ活性物質を含まない非ドープ層の
両側に、該非ドープ層を挾むようにしてレーザ活性物質
を含むドープ層を形成し、これらドープ層が外部と接す
る2つの面を互いに平行な面にし、これら2つの面を反
射面としてこれら反射面で交互に反射を繰り返し、内部
でジグザグ状の光路を形成して進行するレーザ光を外部
に取り出すことにより、レーザ発振または光増幅を行う
コンポジットスラブレーザ媒体において、 前記ドープ層として、Nd2O3を3〜9 w t%含
むレーザガラスを用い、 この2つのドープ層の合計の厚さを0.6〜8゜Omm
とし、 さらに、コンポジットスラブレーザ媒体の全体の厚さに
対する前記2つのドープ層の合計の厚さの比を0.07
5〜0.40となるようにしたことを特徴とする構成。
(2)レーザ媒体と、 このレーザ媒体を励起する励起光源とを有するレーザ装
置であって、 前記レーザ媒体として、構成(1)に記載のコンポジッ
トスラブレーザ媒体を用いたことを特徴とする構成。
[作用] 上述の構成(1)によれば、ドープ層に含ませるNd2
O3ドープ量を、6土3wt%にし、ドーフ。
層の厚さを0.6〜8、Ommにするとともに、全厚に
対するドープ層厚の比を0.075〜0゜40にしたこ
とにより、ゲインとビーム面積の双方のバランスの良い
コンポジットスラブレーザ媒体が得られ、また、構成(
2)によれば、ハイビームクォリティー・ハイピークパ
ワーを備えたレーザ光を発振ができるレーザ装置が得ら
れることが確認された。
以下、第2図及び第3図を参照にしながら作用を詳細に
説明する。
まずNd2O3ドープ量については、ゲインを高めるた
めには単にNd2O3の量を多くして吸収効率を高くす
るだけでは不十分であり、蛍光寿命を長くすることも必
要である。それゆえ、Nd2O3のドープ量に最適値が
あることが予想されるが、コンポジットスラブのように
ドープ層を薄くでき、構造に特徴のある場合は、最適量
については簡単にはモノリシックからは予想できない。
そこで、Nd2O3ドープ量に対する蛍光寿命を考慮に
入れ、コンポジットスラブのゲインを調べた。
第2図はその結果を示すグラフである。なお、第2図は
、Nd203 ドープ量をパラメータにし、ドープ層の
厚さに対する小信号利得の変化を表したものである。ま
た、第2図において、縦軸が小信号利得(ゲイン:gO
N>(相対値)であり、横軸がドープ層の厚さ(単位;
mm)である。
第2図に示されるように、ドープ量は6±3%が最適で
あることが判明した。Nd203が3wt%未満では励
起光の吸収効率が低くなり、又9%を越えると蛍光寿命
が短くなりすぎるためにゲインが低くなると解釈される
次に、ドープ層厚について述べる。ゲインは、第2図に
示されるようにドープ層厚に対しほぼ指数関数的に変化
する。又、コンポジットスラブにてビームクォリティー
を高めるためにノンドープ層に入出射するレーザ光のみ
利用する場合には前述した3つの不利益が発生する。こ
の点から、コンポジットスラブの全断面積に対しノンド
ープ層の断面積を広げることが有利になるが、相対的に
ドープ層が薄くなりゲインを下げることになる。
この両者のバランスを取りうるコンポジットスラブの構
造を与えることが本発明の1つの目的である。
さて、全断面積に対するノンドープ層の断面積比は[1
−2td/T]  (td:片側のドープ層厚、T:コ
ンポジットスラブ厚)で表される。そこで、この断面積
比[1−2td/T]と第2図に示されるゲイン(go
d>との積をF (td)とし、このF (td)を各
ドープ層厚毎に計算したところ、第3図に示されるよう
にドープ層厚に最適値があることが判明した。ここで、
第3図は、コンポジットスラブの全厚(T)をパラメー
タにし、ドープ層の厚さ(td)に対するF (td)
の変化を表したものである。また、第3図において、縦
軸がF (td>=gOJ2  [1−2td/TI 
 (任意単位)であり、横軸がドープ層の厚さ2td 
(単位mm)である。
ここで、全厚Tが5mm以下ではガラスの機械的強度が
保てないので、コンポジットスラブにするメリットがな
く、一方、全厚Tを厚くしていくとドープ層における光
路長が短くなって、ゲインが低くなる。一般的に、機械
的強度とゲインとのバランスを考えると、全厚Tを24
mm以下とすることか妥当と考えられる。そうすると、
第3図から明らかなように、全厚Tが24mm以下の場
合では、ドープ層厚2tdは0.6〜8mmの範囲か最
適であると考えられる。なにゆえなら、ドープ層厚2t
dが0.6mm以下では急激にゲインが低下し、逆に8
mm以上ではノンドープ層の断面積比がとれずドープ層
に蓄積されたエネルキーの取り出し効率が悪くなって本
発明の目的に反する結果を招くからである。
また、トープ層厚tdの全厚Tに対する比も同じ理由で
0.075〜0.4か最適である。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例にかかるコンポジットスラブ
レーザ媒体の斜視図、第4図は第1図に示されるコンポ
ジットスラブレーザ媒体を用いたレーザ装置の部分斜視
図である。以下、これらの図面を参照にしなから一実施
例を詳述する。
これらの図面において、符号1はコンポジットスラブレ
ーザ媒体、符号11及び12はドープ層、符号2は非ド
ーズ層、符号31及び32は全反射面(励起冷却面)、
符号41及び42は入出射端面、符号51及び52は励
起光源、符号6はリフレクタである。
このコンポジットスラブレーザ媒体1は、所定の形状・
寸法に加工研磨して洗浄したレーザ活性物質を含まない
1枚のガラスの表裏の面に同様に加工等を施したレーザ
活性物質(Nd203 )を含む2枚のレーザガラスを
熱融着することにより、非ドープ層2の両側に、該非ド
ープ層2を挾むようにしてドープ層11.12を形成し
、これらドープ層11.12が外部と接する2つの面を
互いに平行な面に精密研摩し、これら2つの面を全反射
面31.32とするとともに、長手方向くビームの進行
方向〉の両端面が互いに平行になり、かつ、レーザ光が
ブリュースター入射するように、全反射面31.32と
所定の角度(33,3°)をなすようにして入出射端面
41,42としたものである。入出射端面41から入出
射したレーザ光は、全反射面31.32の間で複数回ジ
グザグ反射を繰り返した後、他方の入出射端面41から
入出射される。
また、第4図に示されるレーザ装置は、コンポジットス
ラブレーザ媒体1の全反射面31.32にそれぞれ対向
するように励起光源(キセノンフラッシュランプ>51
.52を配置し、これらをリフレクタ6で囲むようにし
て、励起光源51゜52から放射された光を集光してコ
ンポジ・ントスラブレーザ媒体1を励起するようにした
ものである。したがって入出射端面41,42の一方か
ら増幅されるべきレーザ光を入射させると、このレーザ
光は、入出射端面41.42の他方から出射されるまで
の間に増幅される。
また、レーザ発振器を構成する場合には、第4図に示さ
れるコンポジットスラブレーザ媒体1の入出射端面41
.42の近傍にレーザ共振用ミラーを配置する。
このように、一実施例のコンポジットスラブレーザ媒体
1は、レーザ装置を光増幅器として用いる場合及びレー
ザ発振器として用いる場合の両方に利用することができ
る。
さて、上述の構成のコンボジッI・スラブレーザ媒体1
について、 ■ビー1層11.12に含ませるNd2O3のドープ量
、 ■トープ層11.12の合計厚さ(2td)、■コンポ
ジットスラブレーザ媒体の全厚(T)、■コンポジット
スラブレーザ媒体の幅(W>、■コンポジットスラブレ
ーザ媒体の全長(L)、を種々変えて、第4図に示され
るレーザ装置を用いて発振実験を行った結果を別表に示
す。
なお、この場合、ドープ層11.12を構成するレーザ
ガラスとしては、リン酸塩系レーザカラスLHG−5(
HOYA株式会社の商品名)を用いた。
また、非ドープ層2としては、上記リン酸塩系レーザカ
ラスLHG−5に対して屈折率差13×10−5、熱膨
張係数差1.1XIO’/’Cの特性をもつノンドープ
ガラスを用いた。
さらに、励起光源51.52としては、別表における実
験例1,2では、キセノンフラッシュランプを2本(第
4図参照:IKJ/pulse、900μS)用い、実
験例3,4では、キセノンフラッシュラン′ブ4本(2
KJ/pulse、900μs)用いた。
いずれの場合も、1ppsでの繰り返しにてビーム広が
りが1mradというすぐれた値を示した。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明は、要するに、ドープ層A
、、のNd203ドープ1を、6土3wt%にし、ドー
プ層の厚さを0.6〜8.0mmにするとともに、全厚
に対するドープ層厚の比を0゜075〜0.4にしたこ
とにより、ゲインとビーム面積の双方のバランスを最適
にし、これにより、高効率な繰り返し発振が可能である
と共に、その発振によってハイビームクォリティー・ハ
イピークパワーを備えたレーザ光を得ることができるコ
ンポジットスラブレーザ媒体及びそのコンポジットスラ
ブレーザ媒体を用いたレーザ装置を得ているものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にががるコンポジットスラブ
レーザ媒体の斜視図、第2図は利得とドープ層の厚さと
の関係を示す図、第3図はF (td)とドープ層の厚
さとの関係を示す図、第4図は第1図に示されるコンポ
ジットスラブレーザ媒体を用いたレーザ装置の部分斜視
図である。 1・・・コンポジットスラブレーザ媒体、11.12・
・・ドープ層、 2・・・非ドープ層、 31.32・・・全反射面(励起冷却面)41.42・
・・入出射端面、 51.5・・・励起光源、 6・・・リフレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的にレーザ活性物質を含まない非ドープ層の
    両側に、該非ドープ層を挾むようにしてレーザ活性物質
    を含むドープ層を形成し、これらドープ層が外部と接す
    る2つの面を互いに平行な面にし、これら2つの面を反
    射面としてこれら反射面で交互に反射を繰り返し、内部
    でジグザグ状の光路を形成して進行するレーザ光を外部
    に取り出すことにより、レーザ発振または光増幅を行う
    コンポジットスラブレーザ媒体において、 前記ドープ層として、Nd_2O_3を3〜9wt%含
    むレーザガラスを用い、 この2つのドープ層の合計の厚さを0.6〜8.0mm
    とし、 さらに、コンポジットスラブレーザ媒体の全体の厚さに
    対する前記2つのドープ層の合計の厚さの比を0.07
    5〜0.40となるようにしたことを特徴とするコンポ
    ジットスラブレーザ媒体。
  2. (2)レーザ媒体と、 このレーザ媒体を励起する励起光源とを有するレーザ装
    置であって、 前記レーザ媒体として、請求項(1)に記載のコンポジ
    ットスラブレーザ媒体を用いたことを特徴とするレーザ
    装置。
JP2260665A 1990-09-27 1990-09-27 コンポジットスラブレーザ媒体及びレーザ装置 Pending JPH04137573A (ja)

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