JPH04137419U - 密封栓装着装置 - Google Patents
密封栓装着装置Info
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- JPH04137419U JPH04137419U JP3420791U JP3420791U JPH04137419U JP H04137419 U JPH04137419 U JP H04137419U JP 3420791 U JP3420791 U JP 3420791U JP 3420791 U JP3420791 U JP 3420791U JP H04137419 U JPH04137419 U JP H04137419U
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- Processing Of Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線の端部に位置精度良く密封栓を装着する
装置の提供。 【構成】 密封栓受け渡し装置30の第1筒体11内に、内
部が空気通路15に連通する第2筒体12を前進及び後退移
動可能に配置する。第2筒体12の先端に保持された密封
栓Sを電線Wの端部に移し替える際に、空気通路15から
第2筒体12内に加圧空気を送り込む。密封栓Sの一端
は、加圧空気によってその径が拡大して第1筒体11の当
接面11a に当接する。このため、密封栓Sは、後退する
第2筒体12に引き込まれることなく電線W上の所定位置
に装着される。
装置の提供。 【構成】 密封栓受け渡し装置30の第1筒体11内に、内
部が空気通路15に連通する第2筒体12を前進及び後退移
動可能に配置する。第2筒体12の先端に保持された密封
栓Sを電線Wの端部に移し替える際に、空気通路15から
第2筒体12内に加圧空気を送り込む。密封栓Sの一端
は、加圧空気によってその径が拡大して第1筒体11の当
接面11a に当接する。このため、密封栓Sは、後退する
第2筒体12に引き込まれることなく電線W上の所定位置
に装着される。
Description
【0001】
本考案は、電線の端部に中空状密封栓を装着する装置の改良に関する。
【0002】
自動車のエンジンルーム等に設置される電気コネクタは、その内部に水滴、湿
気等の侵入を防止するために、コンタクトに接続する電線の周囲に密封栓を装着
していることが多い。かかる密封栓を電線の端部に自動的に装着する装置が本出
願人から提案されている(特開昭59-154783 号公報) 。図8乃至図14は前記装置
において電線Wの端部に密封栓Sを装着する工程を示す図である。
【0003】
先ず、図8に示すように、第1筒体11、第2筒体12及びガイドピン13を具える
栓受け渡し装置30は、ガイドピン13が第2筒体12から突出した状態で、密封栓保
持アーム81及び82に挟持された密封栓Sと対面している。次に、図9に示すよう
に、栓受け渡し装置30が前進し、第2筒体に及びガイドピン13が密封栓Sの中空
内に強制的に嵌入する。このとき、密封栓保持アーム81及び82が相互に離れるこ
とにより、第2筒体12の侵入を許容する。続いて、密封栓Sを保持した第2筒体
12は、図10に示すように第1筒体11と共に後退する。このとき、ガイドピン13は
更に後退し第2筒体12内に収容される。
【0004】
次に、栓受け渡し装置30は栓受け取り位置から図11に示される密封栓装着位置
に移動し、電線Wと対面する。引き続いて、図12に示すように栓受け渡し装置30
が前進し、電線Wの端部を第2筒体12内に収容する。次に、図13に示すように、
第2筒体12が後退することによって、密封栓Sが第2筒体12の先端から電線Wの
被覆上に移し替えられる。このとき、密封栓Sの一端が第1筒体11の前壁11a に
当接するので、密封栓Sの移動は阻止されて電線Wの被覆上に留まる。密封栓S
の受け渡しを終了した栓受け渡し装置30は、図14に示すように、第1筒体11が後
退すると共に、第2筒体12及びガイドピン13が相対的に前進した状態で、密封栓
装着位置から図8に示される栓受け取り位置に移動し、一連の工程が完了する。
【0005】
図12及び図13に示される、前記密封栓Sを第2筒体12の先端から電線Wの被覆
上に移し替える工程においては、密封栓Sの一端が第1筒体11の前壁11a に当接
して密封栓Sの移動が阻止される筈である。
【0006】
ところが、実際には第2筒体12の先端にテーパ面が形成されていること、及び
密封栓Sの端部が弾性変形することにより、第2筒体12が密封栓Sから離脱する
直前に密封栓Sの一端の外径と第1筒体11の穴径とが略等しくなり、第2筒体12
の後退移動に引きずられて密封栓Sの一端が第1筒体11の穴内に侵入する場合が
ある。これは、密封栓Sの装着位置が所望の位置よりも電線Wの先端寄りになる
こととなり、密封栓の装着不良を発生させることになる。
【0007】
従って、本考案は、密封栓を電線上の所定位置に精度良く且つ効果的に装着す
る装置を提供することを目的とする。
【0008】
前記課題を解決するために、本考案の密封栓装着装置は密封栓の一端と当接す
る面を有する当接部材と、該当接部材の一端から先端が突出可能に配置され、前
記先端が前記密封栓内に嵌入して前記密封栓を保持する嵌入部材とを含む密封栓
装着装置において、前記嵌入部材の外壁に形成された開口を介して加圧気体送給
通路を結合し、電線の端部を前記嵌入部材内に収容して前記密封栓を前記嵌入部
材から前記電線の端部に移し替える際に、前記加圧気体送給通路から前記嵌入部
材内に加圧気体を送り込むことを特徴とする。
【0009】
密封栓を嵌入部材から電線の端部に移し替える際に、加圧気体送給通路から嵌
入部材内に加圧気体を送り込むと、電線と密封栓との間にその気体が侵入し、密
封栓の少なくとも一端の径が拡大する。従って、後退移動する嵌入部材に引きず
られることなく、密封栓の一端が当接部材の当接面と当接するので、密封栓を確
実かつ効果的に電線の所定位置に装着することができる。
【0010】
以下、図面を参照して、本考案の密封栓装着装置の好適実施例について詳述す
る。
【0011】
図1は本考案の密封栓装着装置の一実施例における加圧空気(空気以外の気体
であってもよい。)を送り込む前の状態を示す図である。図2は図1の装置にお
いて加圧空気を送り込んでいる状態を示す図である。
【0012】
図1において、本考案の密封栓装着装置は、第1筒体( 当接部材)11 と、内部
が加圧空気( 気体) 送給通路( 以下空気通路という)15 に連通する第2筒体( 嵌
入部材)12 とガイド部材13とを有する密封栓受け渡し装置30を含む。前工程で図
示していない密封栓保持装置から密封栓Sを受け取った密封栓受け渡し装置30は
、密封栓受け取り位置から密封栓装着位置に移動し、図1に示すように第2筒体
12内に電線Wの端部を収容する。このとき、ガイド部材13は第2筒体12内に後退
しており、また、空気通路15から第2筒体12内に加圧空気は送り込まれていない
。
【0013】
次に、図2に示すように、第2筒体12が第1筒体11内を後退し始めると略同時
に図示していない加圧空気供給源から空気通路15を介して第2筒体12内に加圧空
気が供給される。送り込まれた空気は電線Wと密封栓Sとの間に侵入し、半径方
向の肉厚の薄い密封栓Sの右端の径が拡大する。これにより、密封栓Sの右端が
第1筒体11の前壁( 当接面) 11a に当接するので、密封栓Sは、後退移動する第
2筒体12に引きずられることがなく、電線Wの被覆上の所定位置に確実且つ効果
的に装着することができる。
【0014】
図3乃至図7は、本考案の密封栓装着装置の別の実施例の工程を示す図である
。
【0015】
図3において、本実施例の密封栓装着装置は、筒体(嵌入部材)12' 、ガイド
ピン13' 、及び空気通路15' ( 図4)を有する密封栓受け渡し装置30' と、密封
栓移送装置18と、密封栓収容装置20とを含んでいる。密封栓収容装置20は上下2
体に分離可能であり、各半体内にストリップ部材(当接部材)22が上下移動可能
に収容されている。
【0016】
図示していない密封栓供給装置から密封栓Sを供給された密封栓移送装置18は
、その先端部に密封栓Sを保持したまま矢印Aの向きに90°回動し、図3に示さ
れる密封栓受け渡し装置30' の前方に位置する。このとき、電線Wは電線保持装
置40に保持された状態で密封栓収容装置20を介して密封栓移送装置18と対向する
。
【0017】
次に、図4に示すように、密封栓受け渡し装置30' が前進して密封栓移送装置
18に保持された密封栓Sの中空内に嵌入し、密封栓Sを密封栓収容装置20の収容
部20aに受け渡す。密封栓収容装置20内のストリップ部材22、22は弱いばね24、
24によって互いに接近する方向に付勢されているが、密封栓Sはばね24、24に抗
してストリップ部材22、22を互に離れる方向に押し拡げるので、ストリップ部材
22、22を通過することができる。
【0018】
次に、図5に示すように、ガイドピン13' が後退すると共に、電線保持装置40
が前進し、電線Wの先端が筒体12' の先端からその内部に進入する。
【0019】
図6に示すように、筒体12' が後退し始めると略同時に、図示していない加圧
空気供給源から空気通路15' を介して筒体12' 内に加圧空気が供給される。加圧
空気は電線Wと密封栓Sとの間に侵入し、少なくとも密封栓Sの右端の径が拡大
する。これにより、密封栓Sの右端がストリップ部材22、22の当接面22a に当接
するので、密封栓Sは筒体12' に引きずられることなく電線Wの被覆上の所定位
置に確実且つ効果的に装着することができる。
【0020】
次に図7に示すように、密封栓収容装置20が上下に分離し、密封栓Sを装着し
た電線Wを排出する。その後、密封栓収容装置20が閉じて図3に示す工程に戻り
、一連の工程が完了する。
【0021】
尚、上記二実施例において、送り込む加圧空気中に霧状の油を混入させておく
と、第2筒体12又は筒体12' と密封栓Sとの間の摩擦を低減することができると
共に、密封栓Sと電線Wとの液密性を向上させることができる。
【図1】本考案の密封栓装着装置の一実施例における加
圧空気を送り込む前の状態を示す図である。
圧空気を送り込む前の状態を示す図である。
【図2】図1の装置において加圧空気を送り込んでいる
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図3】本考案の密封栓装着装置の別の実施例において
密封栓受け渡し装置が密封栓と対向した状態を示す図で
ある。
密封栓受け渡し装置が密封栓と対向した状態を示す図で
ある。
【図4】図3の装置において筒体( 嵌入部材) が密封栓
内に嵌入した状態を示す図である。
内に嵌入した状態を示す図である。
【図5】図3の装置において電線が筒体内に進入した状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図6】図3の装置において加圧空気を送り込んでいる
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図7】図3の装置において電線上に密封栓の装着を完
了した状態を示す図である。
了した状態を示す図である。
【図8】従来の密封栓装着装置において栓受け渡し装置
が密封栓と対面する状態を示す図である。
が密封栓と対面する状態を示す図である。
【図9】図8の栓受け渡し装置が密封栓内に嵌入する状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図10】図8の栓受け渡し装置が密封栓を保持する状態
を示す図である。
を示す図である。
【図11】図8の栓受け渡し装置が電線と対面する状態を
示す図である。
示す図である。
【図12】図8の栓受け渡し装置が電線の端部を収容した
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図13】図8の栓受け渡し装置が電線の被覆上に密封栓
を装着する状態を示す図である。
を装着する状態を示す図である。
【図14】図8の栓受け渡し装置が密封栓の装着を完了し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
11、22 当接部材
11a 、22a 当接面
12、12' 嵌入部材
15、15' 加圧気体送給通路
30、30' 密封栓受け渡し装置
S 密封栓
W 電線
Claims (1)
- 【請求項1】 密封栓の一端と当接する当接面を有する
当接部材と、該当接部材の一端から先端が突出可能に配
置され、前記先端が前記密封栓内に嵌入して前記密封栓
を保持する嵌入部材とを含む密封栓装着装置において、
前記嵌入部材の外壁に形成された開口を介して加圧気体
送給通路を結合し、電線の端部を前記嵌入部材内に収容
して前記密封栓を前記嵌入部材から前記電線の端部に移
し替える際に、前記加圧気体送給通路から前記嵌入部材
内に加圧気体を送り込むことを特徴とする密封栓装着装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3420791U JP2553644Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-04-17 | 密封栓装着装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2715391 | 1991-03-29 | ||
JP3-27153 | 1991-03-29 | ||
JP3420791U JP2553644Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-04-17 | 密封栓装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137419U true JPH04137419U (ja) | 1992-12-22 |
JP2553644Y2 JP2553644Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=31948407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3420791U Expired - Fee Related JP2553644Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-04-17 | 密封栓装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553644Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP3420791U patent/JP2553644Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2553644Y2 (ja) | 1997-11-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |