JPH04137171U - 地下格納庫 - Google Patents

地下格納庫

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JPH04137171U
JPH04137171U JP5328391U JP5328391U JPH04137171U JP H04137171 U JPH04137171 U JP H04137171U JP 5328391 U JP5328391 U JP 5328391U JP 5328391 U JP5328391 U JP 5328391U JP H04137171 U JPH04137171 U JP H04137171U
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JP
Japan
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panel
space
box
floor
parking
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Pending
Application number
JP5328391U
Other languages
English (en)
Inventor
東 弘 市
Original Assignee
東立エンジニアリング株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 住宅の敷地などにおいて、地下空間を利用し
て乗用車その他を格納するに際し、格納空間の施工を容
易にし、施工時間の短縮、工費の低減を図ることを目的
とする。リフト装置は、従来の各種公知技術を使用す
る。 【構成】 掘削空間の周囲に壁面パネル30を組立配設
し、壁面パネル30を床面15に対して圧着させるアン
カー手段を設けて、格納ボックス内への土中水分の浸入
を防止する。組立パネルは床面に適用して完全なボック
ス形状としても良い。パネル組立により、短時間で現実
の使用に耐える壁面構造となるのでコンクリート打ちな
どの手間のかかる工事を要しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は住宅の敷地等を利用する地下格納庫に係り、特に格納庫の施工をより 容易とする格納庫の構造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、都市圏においては広い宅地スペースを持つことが難しいため、一般住宅 において車庫や物置等を地下格納式とすることが提案されている。特に車庫は、 一般道から敷地内に乗用車を乗り入れる必要があり、そのスペースも大きくなる ことから、宅地内の歩道を掘削してその地下空間内に車を格納する方式が考えら れている。
【0003】 従来、宅地内歩道を利用した地下格納車庫は、例えば図7に示すように宅地内 歩道1を掘削して格納空間2を設け、ここに駐車ユニット3を配設して構成する のが一般である(例えば実開昭63−42758)。
【0004】 駐車ユニット3は、下段の駐車プレート4と上段の歩道プレート5とを四隅の 支柱6で連結し、図8に示すように駐車プレート4の下側に油圧装置7を設けて 、この油圧装置7によってユニット3全体を昇降駆動するようになっている。駐 車ユニット3を上昇させた状態では、歩道1と駐車プレート4とは同一平面をな すので乗用車8の乗り入れが可能となり、駐車ユニット3を下降させたときには 歩道プレート5が歩道1と同一平面となって格納空間2を閉塞するから、歩道1 は通常の宅地歩道としてスペースを無駄にすることなく使用できる。この場合、 歩道プレート5には門扉9を取り付けて省スペース化を図ることも可能である。 尚、10は踏石、11は車止め、12は駐車用のガイドライン、13は油圧装置 7の駆動制御用スイッチである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、かかる従来の地下格納庫にあっては、掘削空間の壁面処理、特にそ の側壁面については、コンクリート仕上げが適当と考えられていた。格納空間に は油圧装置その他の昇降装置を設置し、反復してこれを駆動させることから、側 壁には絶えず機械振動が加わることになり、従って、このような部分にモルタル セメントや、タイル等は使用できない。ひび割れや欠損を招き易いからである。 また、同様の理由でプラスターや漆喰も利用できない。この結果、一般的な壁面 処理、すなわちコンクリート打ちが適当と考えられた訳である。
【0006】 しかし耐震性、耐久性の面から使用されるコンクリート壁は、特にいわゆる打 放し仕上げの場合、施工時間がかかり、またコストもかさむという問題がある。 打ち放し仕上げを行う場合は、例えば型板を吟味し、コンクリート中にはAE剤 などを混入し堅練りのものをバイブレータで型詰めするなど、より慎重な作業手 順が要求されるからである。また、側壁部にコンクリートを打つ場合には、コン クリートの肉厚分を余分に掘削して、内部空間を広げておく必要があるが、敷地 内歩道の幅寸法に余裕がない場合は、施工が非常に困難になる。しかも住宅を新 築する場合と異なり、すでに住宅が完成して生活を営んでいる状態で不必要に多 量の土砂を搬出するのは、近隣の迷惑にもなって好ましくない。
【0007】 このため、地下空間を利用する格納庫は、壁面処理のコスト高や近隣住宅への 遠慮などが支障となって、一般住宅への普及が進んでいないのが現状である。
【0008】 そこで本考案の目的は、掘削空間の壁面を容易かつ迅速に構築出来るようにす る点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成して課題を達成するため、本考案に係る地下格納庫は、地表面 から下方に向かって所定形状に掘削した掘削空間の床面に昇降装置を備える一方 、該昇降装置に連動して掘削開口を開閉する蓋体を備える地下格納庫を技術的前 提として、前記掘削空間の側面形状に対応した壁面パネルを設けるとともに、該 側面パネルは隣接する両側部を相互に接合固定して上側開口を備えるボックスを 形成可能とする一方、該ボックス下端部を掘削空間床面に圧着させるアンカー手 段を側面パネルの所定箇所に配設した。
【0010】
【作用】
本考案に係る地下格納庫は、掘削空間の側面形状に応じた壁面パネルを使用す るので、該壁面パネルを組立ることにより上側開口を備えるボックスを掘削空間 内に容易迅速に設置でき、空間の側壁面はこのボックスにより被覆される。従っ て、側壁面にはコンクリート打ちその他一切の壁面処理をしなくとも、掘削空間 内を画成することが出来る。また、ボックスはその下端部がアンカー手段によっ て空間床面に圧着されるから、床面に防水パネルを配設するか或いは床面をコン クリート処理することにより、ボックス空間内への地中水分の侵入を防止するこ とが出来る。勿論、各壁面パネルは、組立以前は一枚ずつ積み重ねてコンパクト に運ぶことが出来るので、複数個分ののボックスパネルも容易に運搬出来、施工 能率が向上する。
【0011】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 図1および図2は本考案に係る地下格納庫の一例を示すものであり、従来の格 納車庫と同様、例えば宅地の歩道1を掘削して格納空間2を形成し、空間床面に はコンクリート層15を形成して、そこに昇降装置としての駆動モータ16を配 設する。昇降装置の構成としては、チェーンドライブ方式が構成の単純性、その 他コスト的にもメンテナンスの容易性からも優れるが、この実施例では例えばシ ャフト駆動を例にとって説明する。すなわち、駆動モータ16は、地上に設けた 制御スイッチまたは乗用車内に設けるリモートコントロールスイッチによって作 動し、伝達シャフト17、18およびスクリューシャフト19を介して駐車パネ ル20を上下動させる。この場合、乗用車が乗った状態で昇降駆動できるだけの 荷重計算を行い、シャフト17〜19の材質、径寸等を設定しておくことは勿論 である。駐車パネル20は、鋼板等を用いて略長方形に成形したもので、側縁部 にはガードパイプ21を設ける一方、その四隅には伝達シャフト18を被覆して 巻き込み事故を防止する中空パイプ22を設ける。この中空パイプ22はまた、 蓋体としての歩道パネル23を四隅で支持固定する支持柱としても機能する。歩 道パネル22は、その下死点まで下降させたときには格納空間2を閉塞し、本来 の宅地内歩道1となるものであるから、表面には人工芝や踏石を配し、或いは花 壇等を配設できる。
【0012】 一方、格納空間2の側壁は、組立式の側壁パネル30を用いて被覆形成する。 、この側壁パネル30は、FRP等の樹脂パネル或いは軽金属板を用いて側壁形 状に応じて成形するもので、この実施例においては例えば一側面を被覆するパネ ルを上下二段に分割形成し、図3に示すように、上段パネル31と下段パネル3 2とをガスケット33およびジョイント金具34を介して水密に締付接続する。 ガスケット33の材質は、通常は例えばゴムの他、フェルト、発泡スチロール等 の弾性材を使用するが、パネル31、32の材質によっては木製や金属製の密封 素材を用いても良い。このように上下二段にパネルを分割するのは、運搬効率を 向上させるためであり、またガスケット33を用いるのは土中水分の漏入を防止 するためである。側壁パネル30を一枚構成としても良いことは勿論である。
【0013】 このように構成される各側壁パネル30は、その側端縁にフランジ等の接合部 (図示せず)を有し、隣接する側壁パネル30同士がボルト締め或いは嵌合等の 接合手段によって固着され、上部開口35を有するボックス36を構成する。こ のボックス36は、組立後はその重量のために移動させるのが難しくなるので、 格納空間2内へ側壁パネル30を運び入れた後、該空間内で組み立てるのが施工 上望ましいが、軽量パネルを用いた場合や床面コンクリート層15の施工と平行 してボックス作成を進める場合には、地上でボックス36を組み立ててから格納 空間2に降ろして設置しても良い。
【0014】 ところで、この実施例に係るボックス36は、下側にも開口を有するので、単 にボックス36を床面に乗せるだけでは土中水分が侵入してくる虞れがあり、ま た外部土砂から受ける押圧力に抗して安定性を持たせるためにも、ボックス下端 部は床面に圧着させておく必要がある。そこで、上下側壁パネル31、32を接 続するジョイント金具34の外側フランジ34a、34bから、それぞれ上方お よび下方に向けてアンカーワイヤ(またはアンカーシャフト)37、38を延設 し、その他端を支持金具39およびコンクリート層15に埋設固定する。フラン ジ34a、34bとアンカーワイヤ37、38は、適当な接続手段、例えばボル ト39により締付固定する。これにより、各パネル31、32にはそれぞれ上下 方向に弾張力が作用し、ボックス36下端部は床面(コンクリート層15)に圧 着されることになる。このとき、ボックス36下端部をコンクリート層15に埋 設するか、チャンネル部材40を設けてこれに嵌合固定させても良い。アンカー ワイヤ37による弾張によって、側壁パネル30の安定度が増加することに変わ りはないからである。尚、ボックス36の上部周縁の剛性を確保するため、上部 開口回りには、所定厚のコンクリート層49を形成するのが望ましい。
【0015】 ボックス36の内側には、駐車パネル20の昇降運動を安定させるための案内 レール42を設ける。この案内レール42は、例えば各側壁パネル30の両側縁 部にそれぞれ配設して、駐車パネル20の動きを安定させる。この場合、駐車パ ネル20には、案内レール42に沿って摺動するキャスタ等の摺動部材43を所 定数設ける。側壁パネル30に、案内レール42を配設固定するためのビス孔、 またはボルト孔等を予め穿設しておけば、施工時間をより短縮することが出来る 。
【0016】 尚、符号45は駐車パネル20の下死点位置に設けたストッパ装置で、例えば ボックス36の下端部四隅に配設し、そのうち少なくとも一つに駆動モータ16 への電源供給を遮断するリミットスイッチを設けておく。同様に、駐車パネル2 0の上死点位置にもリミットスイッチを設けても良い。但し、駆動モータ16の 回転数をパルスカウント等の手段によって制御する場合には、このような接触型 リミットスイッチや非接触型の光学センサ等は必ずしも設ける必要はない。
【0017】 また図2に示すように、ボックス36内には梯子50を設け、格納空間2への 出入りを可能とする。これは、乗用車に乗ったまま駐車パネル20を下げた場合 等の脱出に用いる。符号51は、開口を閉塞する開閉ハッチである。子供による 事故を防止するため、この開閉ハッチ51にはキーによるロック装置を設ける。 また、駐車パネル20の下死点よりも下側には駆動モータ16等を配設する下部 空間52が出来るから、その一部に排水ポンプを設けても良い。これは、歩道パ ネル23の周縁に雨滴の侵入を防止するためのシール部材を設けても、完全には 水漏れを防止できず、下部空間52に水が溜まる可能性があるからである。
【0018】 従って、かかる地下格納庫によれば、敷地内の所定箇所を掘削し、その底部に コンクリート層15を形成してから壁面パネル30を組み立てるだけで、格納空 間2を完成させることが出来る。側壁面にコンクリート打ちをする場合と違い、 型枠組その他の面倒な施工過程を一切必要としないので、施工時間は大幅に短縮 され、施工コストも低減する。また、各側壁パネル30は上下二段に分割してあ るから少人数で容易に持ち運びが出来、地下空間への積み降ろし作業も簡単に出 来る。このようにして格納空間2を完成させた後は、駆動モータ16やスクリュ ーシャフト19を床面に設置し、伝達シャフト17、18を接続し、更に案内レ ール42をボックス36に固定して、駐車パネル20および歩道パネル23から なるユニット体を嵌め込んで施工を終了する。
【0019】 図4および図5は、本考案に係る第二実施例を示すものである。この地下格納 庫は、床面に所定厚のパネル部材55を用い、ボックス56の施工をより単純化 する。
【0020】 床面のパネル部材55は、所定厚の弾性材、例えば適当な肉厚の発泡スチロー ルパネル60を複数枚積層し、その表面を樹脂または金属パネル61で被覆して 構成する。コンクリートを打たなくとも、弾性パネルに適当な厚みを持たせれば 、駐車パネル20および乗用車の荷重に安定して耐える床面を作ることは可能で あり、これによって格納庫ボックスの施工時間はさらに短縮し、またコストも格 段に低減する。
【0021】 このように床面を弾性パネルで構成する場合、床面にかかる荷重は出来るだけ 軽減するのが望ましいので、駐車パネル20の駆動は油圧装置65を用い、また 歩道パネルの部分はシャッタパネル70を使用する。油圧装置65の伸展シャフ ト67は、例えばいわゆるテレスコープ型の伸縮運動を行う中空パイプを使用す る。これにより、前記実施例における駆動シャフト装置(17、18、19)よ りも重量的には相当軽くすることが出来る。また、シャッタパネル70を使用す ることにより、前記実施例における歩道パネル(23)および中空パイプ(22 )の重量分を軽減できる。
【0022】 このシャッタパネル70は、油圧装置65の駆動に同期して開閉させる必要が ある。従って、シャッタ駆動モータ71と油圧モータ(65)とは並列的に回路 接続するか、或いはICによる同期制御を行う。シャッタパネル70は、例えば 鋼板を用いたキャタピラで構成する。巻き込み駆動の形式としては、駆動モータ を利用したドラム巻き込み式、ローラの滑り込み式等の各種手段を用いる。シャ ッタパネル70はガイドギア72に噛合させて駆動し、開動作時に該シャッタパ ネル70を格納してその露出を防止するためのポケット73を側壁パネル30に 固定配置しておく。ポケット73は、樹脂製、金属製いずれであっても良く、ま たシャッタの両側だけを覆うものであっても良い。
【0023】 シャッタパネル70の駆動時には、開閉ハッチ51が完全に閉じていると巻き 込み運動の支障になる。そこで、同期回転するカム74を設け、シャッタパネル 70の駆動時には開閉ハッチ51が開動して所定のクリアランスを作るように制 御する。シャッタが全閉または全開したときは、カム74が一回転し、開閉ハッ チ51は原位置(全閉位置)に復帰する。尚、この実施例において、その他の構 成、特に側壁パネル30の構成は前記実施例と同様であるから同一符号を付して 重複する説明を省略する。
【0024】 図6は、本考案に係る第三の実施例を示すものである。 これは、断面コ字状の駐車ボックス80を油圧装置65で昇降駆動するもので 、駐車ボックス80は、駐車パネル81、側面パネル82、歩道パネル83から 構成する。84は、隅角部の補強材である。各パネルの材質は金属、樹脂いずれ であっても良い。
【0025】 駐車ボックス80を利用するのは、駐車スペースの関係で、長辺方向、短辺方 向のいずれか一方から車を進入させる必要がある場合に、歩道パネルを支える支 柱が邪魔になるので、片側の支柱を取り払った状態で駐車ユニットを構成する必 要があるからである。かかる場合、歩道パネルの部分を前記シャッタ装置で構成 すれば支柱は不要になるわけであるが、駆動系を必要としない分、コスト的には 駐車ボックス80を用いる方が有利である。駐車ボックス80は、鋼板等を用い て組み立てても良く、またコンクリートを用いたボックスとしても良い。この実 施例においてその他の部分は前記実施例と同様であるから、同一部分は同一符号 を附して重複する説明を省略する。
【0026】 尚、前記実施例においては掘削空間を被覆する側壁パネルを、金属またはFR P、ポリカーボネート等の樹脂として説明したが、木板或いは発泡スチロール等 の部材を使用しても良い。その場合、各パネルは単一材質であっても良く、異な るパネル部材を積層して組み合わせても良い。板厚は約10〜50センチメート ル程度が望ましいが、使用目的等に応じて増減すべきことは言うまでもない。
【0027】 また、駐車パネルと歩道パネルとを支柱で連結し一体のユニットとする場合、 一側辺の支柱が邪魔になる場合があるので、片側二本だけで歩道パネルを支持し ても良く、或いは片側二本片側一本の三本で支持しても良い。歩道パネルは開口 閉塞時、敷地の一部を構成するので、一般の敷地と同様各種の造園工夫を施すこ とが出来る。例えば水遊び場、砂場、植木、芝生、ゴルフやゲートボール等の練 習場、駐車場などである。更に、本考案に係る地下格納庫は車庫に限らず商品格 納庫や物置にも適用できるから、それらの場合は地上部に商品陳列棚その他の設 備を設けることが出来る。本考案に係る昇降装置に駆動モータを使用する場合は 、スクリューシャフト方式に限らず、ベルト伝導、チェーン伝導などの駆動方式 であっても良い。
【0028】 格納装置の安全性を確保するためには、チェック項目を点灯表示するパネル装 置を設けるのが望ましい。例えば、エンジン停止確認、サイドブレーキ確認、キ ーの確認、駐車パネルから離れたかどうかの確認、その他忘れ物の確認等である 。このパネル装置は、点灯項目をリモコン等でOK信号を発することにより、一 項目ずつ確認させてゆくもので、例えば最終チェック項目まで確認することが昇 降装置の駆動開始条件と論理回路設定しておけば、不測の事故を防止する等でき る。また、装置作動時に回転灯を明滅させる等しても良い。同様に駐車パネルに フェンスを設けるのは、幼児の転落事故を防止するためである。フェンスの配設 箇所、高さなどは、使用環境等に応じて設定する。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る地下格納庫は、掘削空間の側面形状に応じた 壁面パネルを使用するので、該壁面パネルを組立ることにより容易迅速に実際の 使用に耐える格納空間を完成できるので、施工能率が向上するとともに、施工コ ストを格段に低減でき、一般住宅への適用の困難性が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る地下格納庫の一例を示す断面正面
図(上昇時)である。
【図2】図1に示す格納庫の断面側面図(下降時)であ
る。
【図3】本考案に係る側壁パネルの接続例を示す部分拡
大断面図である。
【図4】本考案に係る地下格納庫の第二実施例を示す断
面側面図(下降時)である。
【図5】図4に示す格納庫の駐車パネル上昇状態を示す
断面側面図である。
【図6】本考案に係る地下格納庫の第三実施例を示す断
面側面図である。
【図7】従来の地下格納庫の一例を示す斜視図である。
【図8】図7に示す地下格納庫の断面正面図である。
【符号の説明】
16 駆動モータ 17、18 伝達シャフト 19 スクリューシャフト 20 駐車パネル 23 歩道パネル 30 側壁パネル 33 ガスケット(弾性密封部材) 34 ジョイント金具 36 ボックス 37、38 アンカーワイヤ 42 案内レール 55 床面パネル部材 65 油圧装置 70 シャッタパネル 72 ガイドギア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地表面から下方に向かって所定形状に掘削した掘削空間
    の床面に昇降装置を備える一方、該昇降装置に連動して
    掘削開口を開閉する蓋体を備える地下格納庫において、
    前記掘削空間の側面形状に対応した壁面パネルを設ける
    とともに、該側面パネルは隣接する両側部を相互に接合
    固定して上側開口を備えるボックスを形成する一方、該
    ボックス下端部を掘削空間床面に圧着させるアンカー手
    段を側面パネルの所定箇所に配設したことを特徴とする
    地下格納庫。
JP5328391U 1991-06-13 1991-06-13 地下格納庫 Pending JPH04137171U (ja)

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JP5328391U JPH04137171U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 地下格納庫

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015227725A (ja) * 2014-05-28 2015-12-17 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 圧縮ガスでタンクを充填するためのステーション

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