JPH04136781A - データ伝送装置に組込まれた速度測定装置 - Google Patents

データ伝送装置に組込まれた速度測定装置

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JPH04136781A
JPH04136781A JP25911290A JP25911290A JPH04136781A JP H04136781 A JPH04136781 A JP H04136781A JP 25911290 A JP25911290 A JP 25911290A JP 25911290 A JP25911290 A JP 25911290A JP H04136781 A JPH04136781 A JP H04136781A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は移動物体に対してデータ伝送を行なうデータ伝
送装置に係わり、特に、移動部物体からの送信電波の反
射電波を検出して移動物体の移動速度を測定するデータ
伝送装置に組込まれた速度測定装置に関する。
[従来の技術] 例えば飛行機、車、電車、船舶等の移動物体に対して地
上の固定基地から各種のデータを無線を利用して伝送す
る機能の他に、移動物体の移動速度を測定する速度測定
機能が組込まれたデータ伝送装置が提唱されている(特
開平1−267486号)。
第5図はこのデータ伝送装置の概略構成を示すブロック
図であり、第6図は各部の信号波形図である。発振器1
から出力された10GHz程度の高周波の搬送波信号a
はアイソレータ2を介してAM変調器3へ入力される。
また、被移動物体4へ送出すべきデジタルデータ信号す
はデータ設定器5からAM変調器3へ入力される。AM
変調器3は搬送波信号aをデジタルデータ信号すで振幅
変調する。AM変調器3から出力された変調信号は送信
信号Cとしてアイソレータ6、入力検波器7を介してア
ンテナ8へ入力される。そして、アンテナ8から移動物
体4に向けて電波放射される。
移動物体4はアンテナ7から放射された送信電波eを自
己のアンテナ9で受信し、内部に搭載された受信機で検
波して元のデジタルデータ信号を取出す。
一方、移動物体4の表面で反射した反射電波fは再びア
ンテナ8を介して入力検波器7へ入力される。この入力
検波器7は、アンテナ8にて受信した受信信号とアンテ
ナ8へ送出した送信信号Cとを混合(ミキサ)して受信
信号に含まれるデータ信号成分を検波信号gとして取出
す。この場合、移動物体4が移動動中であれば、その移
動速度Vに対して10GHzの搬送波信号aの周波数が
fdたけ移動する。したがって、周波数fdのドプラ信
号成分が検波信号gにおけるデジタルデータ信号のパル
ス波形に重畳する。この周波数fdのドプラー信号成分
およびデジタルデータ信号成分を含む検波信号gは差動
増幅器10の(+)個入力端子へ入力される。
差動増幅回路10は(+)個入力端子へ入力された検波
信号gの波形から(−)個入力端子へ入力されたデータ
設定器5からのデジタルデータ信号dの波形を差引く。
すると、両信号g+  d波形に含まれる共通のデジタ
ルデータ信号波形がキャンセルされて、この差動増幅器
1oがらドプラー周波数fdのみを含んだドプラー信号
りが出力される。演算回路11は、このドプラー信号り
の周波数fdを用いて移動物体4の移動速度Vを算出す
る。算出された移動速度Vは表示器12に表示される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら第4図に示したデータ伝送装置に組込まれ
た速度測定装置おいてもまだ次のような問題がある。
例えば時速100に/−程度で走行している移動物体4
の移動速度Vを例えば3桁程度の有効桁数でもって測定
する場合には、搬送波信号aの周波数fcを10〜15
G)Iz程度の高周波に設定する必要かある。仮に、搬
送波信号aの周波数fcが10GHzであり、移動物体
4の移動速度Vを通常の10(l km/h程度とする
と、ドプラー周波数fdは±1853Hz程度となる。
一方、デジタルデータ信号dのデータを標準的な9.6
 k bpsスプリットフェーズとした場合には、この
デジタルデータ信号dのサイドバンドノイズがドプラー
周波数領域に入り込むため、前述したドプラー周波数f
dに重なる部分が多くなる。
このデジタルデータ信号の成分は第6図に示すように、
差動増幅器10に入力される検波信号gにも含まれるの
ので、この差動増幅器10でキャンセルされる。
しかし、一般にデータ伝送装置は野外に配設されるので
周囲温度が大きく変動する。周囲温度が変化すると、例
えば入力検波器7における出力信号レベルが大きく変動
する。特に、入力検波器7内に組込まれた検波用のダイ
オードの特性は周囲温度に大きく影響される。その結果
、検波信号gの信号レベルが周囲温度によって大きく変
動する。
一方、データ設定器5から出力されるデジタルデータ信
号dの信号レベルも周囲温度に影響されるか、検波信号
gのように大きく変動しない。また、信号レベルの温度
特性も大きく異なる。
また、雨天時や降雪時におれる空気中を伝播する電波の
減衰量は晴天時の減衰量より大きいので、検波信号gの
信号レベルは気象条件にも影響される。
したがって、差動増幅器10に入力される両方の信号g
+  dの信号レベルが大きく異なるので、当然各信号
に含まれる各デジタルデータ信号のサイドバンドノイズ
が互いにキャンセルしきれずに、いずれか一方のサイド
バンドノイズが差動増幅器10から出力されるドプラー
信号りに重畳することになる。前述したようにこのサイ
ドバンドノイズの周波数はドプラー周波数fdに近いの
で、演算回路11でドプラー周波数fdを精度よく検出
できない問題が生じる。よって、移動物体4の移動速度
Vの測定精度が低下する問題が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたちのであり、
差動増幅器へ入力される検波信号およびデジタルデータ
信号の各信号路にそれぞれ制御ループを構成する温度補
償回路を介挿することにより、たとえ周囲温度が大きく
変動したとしても、差動増幅器へ入力される各信号の信
号レベルを常に一定レベルに制御でき、移動物体の移動
速度をより正確に測定でき、装置全体の信頼性を向上で
きるデータ伝送装置に組込まれた速度測定装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明は、高周波の搬送波信
号をデジタルデータ信号でもって振幅変調してアンテナ
を介して移動物体に向けて電波送信するとともに、この
移動物体にて反射された電波をアンテナを介して受信し
て入力検波器で検波し、差動増幅器でもって検波信号と
デジタルデータ信号との差信号からなるドプラー信号を
検出して、このドプラー信号の周波数から移動物体の速
度を算出するデータ伝送装置に組込まれた速度測定装置
において、検波信号およびデジタルデータ信号の各信号
レベルを一定値に制御する第1.第2の温度補償回路を
設けたものである。
そして、第1の温度補償回路を、差動増幅器に対する検
波信号の信号路に介挿された第1の減衰器と、この第1
の減衰器にて減衰された検波信号が入力されこの検波信
号に含まれるデータ信号成分を通す第1のバンドパスフ
ィルタと、この第1のバンドパスフィルタの出力信号を
整流する第1の整流回路と、この第1の整流回路の出力
信号レベルと基準信号レベルとの間の偏差レベルを検出
して第1の減衰器へ減衰制御信号として印加する第1の
コンパレータとで構成している。
同様に、第2の温度補償回路を、差動増幅器に対するデ
ジタルデータ信号の信号路に介挿された第2の減衰器と
、この第2の減衰器にて減衰されたデジタルデータ信号
が入力されこのデジタルデータ信号成分を通す第2のバ
ンドパスフィルタと、この第2のバンドパスフィルタの
出力信号を整流する第2の整流回路と、この第2の整流
回路の出力信号レベルと基準信号レベルとの間の偏差レ
ベルを検出して第2の減衰器へ減衰制御信号として印加
する第2のコンパレータとで構成している。
[作用コ このように構成されたデータ伝送装置に組込まれた速度
測定装置であれば、入力検波器から出力された検波信号
は第1の温度補償回路内の第1の減衰器で信号レベルが
減衰されて差動増幅回路の一方の入力端に入力される。
同時に第1の減衰器から出力された検波信号は第1のバ
ンドパスフィルタでデータ信号成分のみが通過した後、
第1の整流回路で直流信号に整流されて第1のコンパレ
ータへ印加される。この第1のコンパレータにて基準信
号レベルと比較され、偏差レベルが第1の減衰器へ減衰
制御信号として印加される。
すなわち、第1の減衰器、第1のバンドパスフィルタ、
第1の整流回路、第1のコンパレータは制御ループを構
成し、第1の減衰器から差動増幅器へ送出される検波信
号の信号レベルは第1のコンパレータに印加されている
基準信号レベルにて定まる基準値に制御される。
同様に、差動増幅器の他方の入力端に入力されるデジタ
ルデータ信号の信号レベルは、第2の減衰器、第2のバ
ンドパスフィルタ、第2の整流回路、第2のコンパレー
タで制御ループが構成された第2の温度側補償回路の制
御によって、第2のコンパレータに印加されている基準
信号レベルにて定ま′る基準値に制御される。
ここで、第1.第2の温度側補償回路の各基準信号レベ
ルを等しく設定しておけば、差動増幅器に入力される検
波信号とデジタルデータ信号の信号レベルを等しく制御
できる。なお、第1.第2の温度側補償回路は同じ回路
構成とすることができるので、温度条件が等しくなり、
検波信号とデジタルデータ信号との間に大きな信号レベ
ル差が生じることはない。
したがって、たとえ温度が大きく変動したとしても差動
増幅器から出力されるドプラー信号に含まれるデジタル
データ信号に起因するサイドバンドノイズが大幅に低減
される。
[実施例コ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例のデータ伝送装置に組込まれた速度測定
装置を示すブロック図である。第5図と同一部分には同
一符号が付しである。したがって、重複する部分の詳細
説明を省略する。
この実施例においては、発振器1.アイソレータ2.A
M変調器3.データ設定器5.アイソレータ6、入出力
検波器7.アンテナ8.差動増幅器10.演算回路11
および表示器12からなる第5図に示した従来のデータ
伝送装置に対して、第1の温度補償回路21aと第2の
温度補償回路21bとを加えたものである。
すなわち、入力検波回路7と差動増幅器10の(+)個
入力端子との間に第1の温度補償回路21aが介挿され
、データ設定器5と差動増幅器10の(−)個入力端子
との間に第2の温度補償回路21bが介挿されている。
第1の温度補償回路21aは第2図に示すように構成さ
れている。入力検波器7から出力された第6図に示すデ
ジタルデータ信号成分とドプラー信号成分とを含むけ検
波信号gは入力端子22aを介して第1の減衰器23a
へ入力される。この第1の減衰器23aは入力した検波
信号gの振幅Aを制御端子に印加されている直流の減衰
制御信号iに応して可変する。第1の減衰器23aにて
減衰された検波信号g1は出力端子23aを介して差動
増幅器10の(+)個入力端子へ印加される。この差動
増幅器10へ入力される検波信号gは第1のバンドパス
フィルタ25aへ入力される。第1のバンドパスフィル
タ25aの通過周波数帯域は、検波信号gIに含まれる
デジタルデータ信号成分を通過させる周波数帯域に設定
されている。したがって、検波信号g1含まれるデータ
信号成分を通す。データ信号成分は増幅器26aで増幅
された後、第1の整流回路27aで直流に整流された後
、第1のコンパレータ28の(+)個入力端子に入力さ
れる。この第1のコンパレータ28aの(−)個入力端
子にはレベル設定器29aにて設定された基準信号レベ
ルが入力されている。そして、第1のコンパレータ28
aは検波信号の信号レベルと基準信号レベルとの偏差レ
ベルを検出して出力する。第1のコンパレータ28aの
出力信号はダイオード39aを介して減衰制御信号iと
して第1の減衰器23aの制御端子へ印加される。
したがって、第1の減衰器23a、バンドパスフィルタ
25a、増幅器26a、第1の整流回路27a、第1の
コンパレータ28a、ダイオード30aは制御ループを
構成するので、出力端子24aから差動増幅器10の(
+)個入力端子へ印加される検波信号g1の振幅人はレ
ベル設定器29aにて設定された基準信号レベルに対応
する基準振幅A。となる。なお、レベル設定器29aに
設定する基準信号レベルは、周囲温度が大きく変動した
場合において、前記基準振幅A。が温度変動に伴う入力
検波7から出力される検波信号gの振幅変動における予
想される最小振幅より若干小さい値になるように設定さ
れている。したがって、温度変動に伴って検波信号gの
振幅が大きく変動したとしても、差動増幅器1oに入力
される温度補償後の検波信号g1の振幅Aは必ず前記基
準振幅A。に制御される。
なお、周囲温度が予想以上に大きく変動した等の何等か
の不測の事態が生じて、検波信号gの振幅Aか基準振幅
A。以下になると、第1のコンパレータ28aの出力信
号は負極性になり、第1の減衰器23aは正常な動作を
維持できなくなる。
これを未然に防止するために図示極性の逆流防止用のダ
イオード30aが挿入されている。
デジタルデータ信号dの振幅Bを制御する第2の温度補
償回路21bも第3図に示すように、第1の温度補償回
路21aと同一回路構成である。
すなわち、第2の減衰器23b、第2のバンドパスフィ
ルタ25b、増幅器26b、第2の整流回路27b、第
2のコンパレータ28b、ダイオード30bは制御ルー
プを構成するので、出力端子24bから差動増幅器10
の(−)個入力端子へ印加されるデジタルデータ信号d
1の振幅Bはレベル設定器29bにて設定された基準信
号レベルに対応する基準振幅B。となる。そして、各レ
ベル設定器29a、29bに設定する各基準信号レベル
は等しい値に設定されているので、差動増幅器10の(
−)個入力端子に入力されるデジタルデータ信号d1の
振幅Bは(+)個入力端子に入力されている検波信号g
、の基準振幅A。に一致する(Bo =Ao )。
このように構成されたデータ伝送装置に組込まれた速度
測定装置において、天候が急変した場合等において、周
囲温度が大幅に変動すると、前述したように入力検波器
7の検波特性が変化して、この入力検波器7から出力さ
れる検波信号gの振幅Aか大きく変動する。しかし、こ
の検波信号gの振幅変動は第1の温度補償回路21aに
よって吸収され、差動増幅器10の(+)個入力端子に
入力される温度補償後の検波信号g1の振幅はレベル設
定器29aで設定された基準振幅A。となる。
一方、周囲温度が大幅に変動すると、データ設定器5か
ら出力されるデジタルデータ信号dの振幅Bも若干変動
するが、この変動成分は第2の温度補償回路21bによ
って吸収され、差動増幅器10の(−)個入力端子に入
力される温度補償後のデジタルデータ信号d1の振幅は
レベル設定器29bで設定された基準振幅A。となる。
このように、差動機増幅器10の各入力端子に入力され
る検波信号g++ デジタルデータ信号d1の振幅は基
準振幅A。に制御される。よって、検波信号g1に含ま
れるデジタルデータ信号成分はこの差動増幅器10の他
方の入力端子に入力されているデジタルデータ信号d1
にてキャンセルされる。したがって、差動増幅器10か
ら演算回路11へ送出されるドプラー信号りにデジタル
データ信号dに起因するサイドバンドノイズが混入する
ことはない。よって、演算回路11におけるドプラー信
号りのドプラー周波数fdを精度よく検出できるので、
移動物体4の移動速度■を精度よく算出できる。
なお、各温度補償回路21a、21bも若干周囲温度の
影響を受けるが、これらの温度補償回路21a、21b
は同−PC基板上に搭載されているので、同一温度条件
である。したがって、温度変動によって基準振幅A。の
値が若干変動するが、差動増幅器10に入力される検波
信号g1およびデジタルデータ信号d、は互いに等しい
値を維持している。その結果、差動増幅器10から出力
されるドプラー信号りにデジタルデータ信号dに起因す
るサイドバンドノイズが混入することはない。
また、各コンパレータ28a、28bと各減衰器23a
、23bとの間に介挿した逆流防止用のダイオード30
a、30bの単方向の電圧降下は各減衰器23a、23
bへ印加される減衰制御信号iの信号レベルに比較して
格段に°小さいので、温度変化に起因する降下電圧変化
による減衰制御信号iの信号レベル変動はほとんど無視
できる。
このように、第1.第2の温度補償回路21a。
21bを差動増幅器10の各信号入力経路に介挿するこ
とによって、たとえ温度が大きく変動したとしても、常
に正確な速度測定が実施できる。
第4図は本発明の他の実施例に係わるデータ伝送装置に
組込まれた速度設定装置の概略構成を示すブロック図で
ある。第1図の実施例と同一部分には同一符号が付しで
ある。したがって、重複する部分の説明を省略する。
この実施例においては、第1図におけるAM変調器3と
アイソレータ6との間に出力検波器13を介挿している
。この出力検波器13は、入力された送信信号Cをその
ままアイソレータ6を介して入力検波器7へ送出すると
ともにその送信信号Cを検波して元のデジタルデータ信
号すに等しいデジタルデータ信号dに戻して第2の温度
報償回路21bを介して差動増幅器10の(−)個入力
端子へ送出する。
このように構成された速度測定装置であれば、差動増幅
器10の(−)個入力端子へ入力されるデジタルデータ
信号d1を、AM変調器3から出力された送信信号Cを
出力検波器13で検波することによって得ているので、
差動増幅器10の(+)入力端子へ人力される検波信号
g1のデジタルデータ信号成分における波形と(−)個
入力端子へ入力されるデジタルデータ信号d1の波形と
の間の時間遅れ差を極力小さくして、検波信号g1に含
まれるデジタルデータ信号成分がより完全に除去でき、
移動物体4の移動速度Vをより正確に測定できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のデータ伝送装置に組込まれ
た速度測定装置であれば、差動増幅器へ入力される検波
信号およびデジタルデータ信号の各信号路にそれぞれ制
御ループを構成する温度補償回路を介挿している。した
がって、たとえ周囲温度が大きく変動したとしても、差
動増幅器へ入力される各信号の信号レベルを常に一定レ
ベルに制御できる。よって、差動増幅器から出力される
ドプラー信号に含まれるデジタルデータ信号に起因する
サイドバンドノイズを大幅に低減でき、その結果、移動
物体の移動速度をより正確に測定でき、装置全体の信頼
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係わるデータ伝送装置に組
込まれた速度測定装置の概略構成を示すブロック図、第
2図は同実施例装置の第1の温度補償回路を示すブロッ
ク図、第3図は同実施例装置の第2の温度補償回路を示
すブロック図、第4図は本発明の他の実施例に係わるデ
ータ伝送装置に組込まれた速度測定装置の概略構成を示
すブロック図、第5図は従来のデータ伝送装置に組込ま
れた速度測定装置の概略構成を示すブロック図、第6図
は同従来装置の動作を示すタイムチャートである。 1・・・発振器、2,6・・・アイソレータ、3・・・
AM変調器、4・・・移動物体、5・・・データ設定器
、7・・・入力検波器、8,9・・・アンテナ、10・
・・差動増幅器、11・・・演算回路、12・・・表示
器、13・・・出力検波器、21a・・・第1の温度補
償回路、21b・・・第2の温度補償回路、22a・・
・第1の減衰器、22b・・・第2の減衰器、25a・
・・第1のバンドパスフィルタ、25b・・・第2のバ
ンドパスフィルタ、27a・・・第1の整流回路、27
b・・・第2の整流回路、28a・・・第1のコンパレ
ータ、28b・・・第2のコンパレータ、a・・・搬送
波信号、b、d、d。 ・・・データ信号、C・・・送信信号、g、g+・・・
検波信号、h・・・ドプラー信号、1・・・減衰制御信
号。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  高周波の搬送波信号(a)をデジタルデータ信号(b
    )でもって振幅変調してアンテナを介して移動物体(4
    )に向けて電波送信するとともに、この移動物体にて反
    射された電波を前記アンテナを介して受信して入力検波
    器(7)で検波し、差動増幅器(10)でもって検波信
    号(g)と前記デジタルデータ信号との差信号からなる
    ドプラー信号(h)を検出して、このドプラー信号の周
    波数から前記移動物体の速度を算出するデータ伝送装置
    に組込まれた速度測定装置において、 前記差動増幅器に対する前記検波信号の信号路に介挿さ
    れた第1の減衰器(22a)と、この第1の減衰器にて
    減衰された検波信号が入力されこの検波信号に含まれる
    データ信号成分を通す第1のバンドパスフィルタ(25
    b)と、この第1のバンドパスフィルタの出力信号を整
    流する第1の整流回路(27a)と、この第1の整流回
    路の出力信号レベルと基準信号レベルとの間の偏差レベ
    ルを検出して前記第1の減衰器へ減衰制御信号(i)と
    して印加する第1のコンパレータ(28a)とからなる
    第1の温度補償回路(21a)と、 前記差動増幅器に対する前記デジタルデータ信号の信号
    路に介挿された第2の減衰器(22b)と、この第2の
    減衰器にて減衰されたデジタルデータ信号が入力されこ
    のデジタルデータ信号成分を通す第2のバンドパスフィ
    ルタ(25b)と、この第2のバンドパスフィルタの出
    力信号を整流する第2の整流回路(27b)と、この第
    2の整流回路の出力信号レベルと基準信号レベルとの間
    の偏差レベルを検出して前記第2の減衰器へ減衰制御信
    号として印加する第2のコンパレータ(28b)とから
    なる第2の温度補償回路(21b)とを備えたことを特
    徴とするデータ伝送装置に組込まれた速度測定装置。
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JPH01267486A (ja) * 1988-04-19 1989-10-25 Anritsu Corp データ伝送装置に組込まれた速度測定装置

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