JPH04136455U - 薬液の高温サーキユレート回路 - Google Patents

薬液の高温サーキユレート回路

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JPH04136455U
JPH04136455U JP4894291U JP4894291U JPH04136455U JP H04136455 U JPH04136455 U JP H04136455U JP 4894291 U JP4894291 U JP 4894291U JP 4894291 U JP4894291 U JP 4894291U JP H04136455 U JPH04136455 U JP H04136455U
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JP
Japan
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heat exchanger
circuit
chemical
chemical solution
high temperature
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Pending
Application number
JP4894291U
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English (en)
Inventor
和夫 小玉
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄、エッジング等を高温で行うために用い
るアンモニア過水、硫酸過水、塩酸過水等の薬液を加熱
する薬液のサーキュレート回路の改良に関する。 【構成】 薬液を熱交換器に流し電気ヒータにより加熱
して薬液を高温にする薬液の高温サーキュレート回路に
おいて、熱交換器への出入配管に安全弁を配設する。あ
るいは、出入配管を接続する配管を設けるとともに、熱
交換器への出入配管の少なくとも一方に安全弁を配設す
る。 【効果】 停電等でポンプと熱交換器とが同時に停止し
て熱交換器の残熱で薬液が沸騰して蒸気が大量に発生し
ても安全弁が作動して蒸気は外部に排出され、回路の圧
力が高圧にならず安全が保たれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、薬液の高温サーキュレート回路に係わり、特には、アンモニア過水 、硫酸過水、塩酸過水等の薬液を用いて、洗浄、エッジング等を高温で行う薬液 のサーキュレート回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近来、シリコンウエハの洗浄、エッジング、レジスト剥離等を行うために、図 3に示すような高温サーキュレータ回路10に薬液(アンモニア過水、硫酸過水 、塩酸過水、リン酸、硫酸等)11を用い、高温にして行っている。高温サーキ ュレータ回路10としては、近年では薬液11をフイルターリングする目的で高 温サーキュレータ回路10が用いられている。高温サーキュレータ回路10は、 通常、処理槽1からベローズ型のポンプ3で薬液11を吸い込み、熱交換器(ヒ ータ)5で高温にし、高温にされた薬液11はフイルタ7で処理液中に混入して いる異物を濾過して処理槽1に戻している。処理槽1では、図示しないウエハー 等を洗浄している。この高温サーキュレータ回路10の特徴はポンプ3とフイル ター7との間に加熱装置の熱交換器5を設け、薬液を加熱している。また、高温 サーキュレータ回路10にはドレン回路8と回路内の薬液11をドレンするとき に用いるコック9が配設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、近年ではシリコンウエハの大型化にともない薬液用槽の容量の 増大、および、ICの容量の増大にともない洗浄度の向上が望まれている。また 、薬液用槽の容量の増大に反して、温度上昇の待ち時間の短縮、装置の小型化等 が望まれ、熱交換器のパワー(例えば、現在では、約2.0Kwから4.0Kw に増加)の向上が望まれている。しかし、この高温サーキュレータ回路10では 、ポンプと熱交換器とが停電等で同時に停止した場合には熱交換器の残熱で薬液 が沸騰して蒸気が大量に発生するが、熱交換器の前後にポンプとフィルタが配設 してあるため発生した蒸気がスムーズに排出されず、ポンプ、熱交換器あるいは フイルタを破損するか、回路そのものが破損し蒸気が吹き出す危険がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためには、本考案に係わる第1の考案では、薬液を熱交換 器に流し電気ヒータにより加熱して薬液を高温にする薬液の高温サーキュレート 回路において、熱交換器への出入配管に安全弁を配設する。
【0005】 第2の考案では 薬液を熱交換器に流し電気ヒータにより加熱して薬液を高温 にする薬液の高温サーキュレート回路において、出入配管を接続する配管を設け るとともに、熱交換器への出入配管の少なくとも一方に安全弁を配設する
【0006】
【作用】
上記構成によれば、ポンプと熱交換器とが停電等で同時に停止し、熱交換器の 残熱で薬液が沸騰して蒸気が大量に発生しても、熱交換器の前後の回路中に配設 した安全弁が作動して、蒸気は水槽を経由してスムーズに排出されるため、回路 の圧力が高圧にならず安全が保たれる。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の薬液の高温サーキュレート回路の実施例につき、図面を参照 して詳細に説明する。図1は本考案の第1実施例の薬液の高温サーキュレート回 路の概略を示す全体構成配置図である。図1において、高温サーキュレータ回路 20が用いられている。高温サーキュレータ回路20は、従来と同様に、処理槽 1から配管21を経てベローズ型のポンプ3で薬液11を吸い込み、ポンプ3か ら配管22で熱交換器(内部に電気を用いて加熱するヒータを有する。)5に吐 出し、熱交換器5で高温にし、熱交換器5で高温にされた薬液11は配管23で フイルタ7へ、フイルタ7で処理液中に混入している異物を濾過して配管24を 経て処理槽1に戻している。また、ドレン回路8は配管21より分岐して処理槽 1に、さらに回路内の薬液11をドレンするため、配管25が配管22、24か ら分岐されて処理槽1に接続されている。配管25a、25b、25cにはドレ ンするときに用いるコック9が配設されている。さらに、本考案の高温サーキュ レータ回路20には、配管22から分岐し配管21に接続された管路31に安全 弁32が、また、配管23から分岐し配管24に接続された管路33に安全弁3 4が配設されている。
【0008】 上記構成において、次に作動を説明する。ポンプ3と熱交換器5とが停電等で 同時に停止し、熱交換器5の内部に配設されているヒータの残熱で薬液11が沸 騰して蒸気が配管22、23、あるいは熱交換器5に大量に発生しても、熱交換 器5の前後の配管22、23、に配設した安全弁32、34が作動して、蒸気は 配管31、33を通り、水槽1を経てスムーズに排出される。このため、熱交換 器5の前後の回路の圧力が高圧にならず安全が保たれる。
【0009】 図2は本考案の第2実施例の薬液の高温サーキュレート回路の概略を示す全体 構成配置図である。第1実施例と同一部品には同一符号を付し説明は省略する。 図2において、高温サーキュレータ回路50が用いられている。高温サーキュレ ータ回路50は、第1実施例と同様に、ポンプ3から配管22で熱交換器5に吐 出し、熱交換器5で高温にし、熱交換器5で高温にされた薬液11は配管23を 経てフイルタ7に流れている。熱交換器5からの配管23を分岐して配管52を 設け、配管52は配管22にチェック弁51を介して接続している。また、配管 22から分岐した配管52には電磁弁53を配設している。
【0010】 上記構成において、次に作動を説明する。ポンプ3と熱交換器5とが停電等で 同時に停止し、熱交換器5の内部に配設されているヒータの残熱で薬液11が沸 騰して蒸気が配管22、23、あるいは熱交換器5に大量に発生しても、熱交換 器5の後の蒸気は配管23はチェック弁51を経て配管22に行く。配管22の 蒸気は配管52と、電気が切れたときに開となる電磁弁53とを経て、蒸気は配 管24を通り、水槽1を経てスムーズに排出される。このため、熱交換器5の前 後の回路の圧力が高圧にならず安全が保たれる。
【0011】 前記構成において、安全弁を電気が切れたときに開となる電磁弁でも良く、ま た、所定圧力となったときに開くチェック弁でも良い。さらに、第2実施例では チェック弁の向きを反対にするとともに、出口側に安全弁、チェック弁あるいは 電磁弁等を配設しても良い。蒸気は水槽を経て戻したが、空中等の外部に直接排 出しても良い。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、停電等でポンプと熱交換器とが同時に 停止して熱交換器の残熱で薬液が沸騰して蒸気が大量に発生しても安全弁が作動 して蒸気は外部に排出され、回路の圧力が高圧にならず安全が保たれるという優 れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の薬液の高温サーキュレー
ト回路図。
【図2】本考案の第2実施例の薬液の高温サーキュレー
ト回路図。
【図3】本考案の従来の薬液の高温サーキュレート回路
図。
【符号の説明】
1 処理槽 3 ベローズ型のポンプ 5 熱交換器 7 フイルター 21、22、23、24、52 配管 31、34 安全弁 51 チェック弁 53 電磁弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液を熱交換器に流し電気ヒータにより
    加熱して薬液を高温にする薬液の高温サーキュレート回
    路において、熱交換器への出入配管に安全弁を配設する
    ことを特徴とする薬液の高温サーキュレート回路。
  2. 【請求項2】 薬液を熱交換器に流し電気ヒータにより
    加熱して薬液を高温にする薬液の高温サーキュレート回
    路において、出入配管を接続する配管を設けるととも
    に、熱交換器への出入配管の少なくとも一方に安全弁を
    配設することを特徴とする薬液の高温サーキュレート回
    路。
JP4894291U 1991-05-30 1991-05-30 薬液の高温サーキユレート回路 Pending JPH04136455U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012132680A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 栗田工業株式会社 液体加熱方法及び液体加熱装置並びに加熱液体供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012132680A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 栗田工業株式会社 液体加熱方法及び液体加熱装置並びに加熱液体供給装置
CN103459937A (zh) * 2011-03-25 2013-12-18 栗田工业株式会社 液体加热方法、液体加热装置和加热液体供给装置
CN103459937B (zh) * 2011-03-25 2016-03-16 栗田工业株式会社 液体加热方法、液体加热装置和加热液体供给装置

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