JPH04136074U - リールの電池ホルダ - Google Patents

リールの電池ホルダ

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JPH04136074U
JPH04136074U JP4341591U JP4341591U JPH04136074U JP H04136074 U JPH04136074 U JP H04136074U JP 4341591 U JP4341591 U JP 4341591U JP 4341591 U JP4341591 U JP 4341591U JP H04136074 U JPH04136074 U JP H04136074U
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JP
Japan
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battery
state
electrode
storage space
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP4341591U
Other languages
English (en)
Inventor
賢夫 坂
Original Assignee
株式会社シマノ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池の取り出しを容易に行う。 【構成】 電池収納空間に収納された電池10の電極1
0Aに接当作用して電池10を固定保持するとともに、
その固定保持状態で前記電池10の導通状態を現出する
バネホルダAを設け、バネホルダAを、そのバネホルダ
Aが電池10の電極10Aに接当作用する作用姿勢と、
バネホルダAが電池10の電極10Aより離れ電池10
の固定状態を解除する非作用姿勢とに姿勢変更可能に構
成し、電池収納空間を覆う閉塞状態と開放する開放状態
とに螺着される蓋体20を設け、蓋体20の閉塞状態で
バネホルダAを蓋体20の鍔部20Aで内向きに押し込
み作用姿勢に切り換えるとともに、蓋体20の開放状態
でバネホルダAを自身の戻り力で非作用姿勢に切り換え
るように構成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はリールの電池ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リールの電池ホルダは、電池収納空間に収納される電池の+電極と−電 極とに夫々接当作用して電池を保持する電池支持体を設け、この電池支持体を電 池収納空間の内壁面に固定し、かつ、電池の着脱を可能にするために電池支持体 を弾性変位可能に構成してあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、電池の着脱を考慮して電池支持体を弾性体に構成したものであっ ても、電池を装着する際には、その弾性力に抗して電池を押し込む必要があり、 電池を取り出す際にも、弾性保持力に抗して取り出さねばならず、扱いの悪いも のであった。特に、取り出す際には、殆ど隙間のない電池と内壁面との間に指先 を差し込み取り出さねばならず、取り出しに難渋していた。 本考案の目的は電池支持体に簡単な変更を加えることによって、電池の着脱を 容易迅速に行えるものを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による特徴構成は電池収納空間に収納された電池の電極に接当作用して 電池を保持するとともに、その保持状態で前記電池の導通状態を現出する電池支 持体を設け、前記電池支持体を、その電池支持体が前記電極に接当作用する作用 姿勢と、前記電池支持体が前記電極より離れ前記電池の保持状態を解除する非作 用姿勢とに姿勢変更可能に構成し、前記電池収納空間を覆う閉塞状態と開放する 開放状態とに切り換わる蓋体を設け、前記蓋体の閉塞状態で前記支持体を作用姿 勢に切り換えるとともに、前記蓋体の開放状態で前記支持体を非作用姿勢に切り 換えるべく、前記蓋体と前記支持体とを連動する連動機構を設けてある点にあり 、その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】
電池支持体は電池を収納する前の状態は非作用姿勢にある。したがって、電池 をその収納空間に収納する際には、電池支持体の作用を受けることなく収納出来 る。電池を収納した状態で蓋体を装着すると、連動機構の働きによって、自動的 に電池支持体が電池の電極に接当する作用姿勢に切り換わり、電池を保持すると ともに、導通状態を現出する。更に、電池の収納状態より蓋体を開放状態に取り 外すと、電池支持体が連動機構の作用によって、再び非作用姿勢に自動的に切り 換わり、電池支持体の保持作用を受けずに電池を取り外すことができる。
【0006】
【考案の効果】
その結果、電池の取り外しを容易に行え、とくに、取り外す際に指先を僅かに 差し込むだけで、簡単に取り外すことができ、又は、指先を差し込むことが出来 ない場合においてもリールを傾けるだけで、電池収納空間より電池を取り出すこ とができるといった、取扱のよい電池ホルダを提供することができる。
【0007】
【実施例】
図5に示すように、左右サイドボデイ1,1に亘って、スプール2及びスプー ル2の後方にサムレスト3夫々を配備するとともに、スプール2の上方位置に制 御ケース4を左右サイドボデイ1,1に亘る状態で配置し、右側のサイドケース 1にクラッチレバー5、糸巻上げハンドル6及びドラグ操作具7を夫々設けて船 釣り用の両軸受リールを構成する。 制御ケース4に、液晶ディスプレイ8、二つのスイッチ9,9、を外装すると ともに、電池10、CPUを含む制御装置11及びアラーム12を内装して、棚 情報を提供すべく構成してある。
【0008】 このリールでは、スプール2の鍔部に埋設されたマグネット13と、このマグ ネット13に対向して左サイドボデイ1に取り付けられたセンサ14とで、スプ ール2の回転量を検出し、その回転量より糸の繰り出し量を算出して液晶ディス プレイ8に棚深度として表示するように構成する。又、アラーム12は、糸が予 め設定された棚深度に達する場合や、巻上げ時に仕掛が船縁近くの所定深さまで 巻上げられた場合に作動し、液晶ディスプレイ8及びアラーム12を制御装置1 1が制御する。
【0009】 次に、電池ホルダ18の構造について説明する。図1及び図2に示すように、 制御ケース4の内部に基板15を配置しこの基板15に液晶ディスプレイ8及び 制御装置11を取り付けるとともに、基板15に縦壁16を立設して電池収納空 間を形成する。電池収納空間の基板15上面に、ボタン式の電池10の−電極1 0Bを受け止めアースされているバネ式受け具19を設け、電池収納空間の外方 に+側回路に通じる保持具17,17を左右に配して基板15に取り付け、左右 夫々の保持具17,17で左右の縦壁16,16の折り返し底部16A,16A を押さえ込み、縦壁16を自立させている。左側に位置する保持具17の一端を 上方に立ち上げるとともに、この立ち上げ部17Aを波形に成形しその上端を遊 端にし、立ち上げ部17Aを片持ち状に弾性揺動可能にかつ外広がり方向に弾性 付勢して構成する。
【0010】 図1及び図2に示すように、制御ケース4の上面に上向き開放のボス4Aを形 成し、このボス4Aに螺脱着自在な蓋体20を設け、蓋体20を、電池収納空間 を覆う閉塞状態と開放する開放状態とに着脱自在に構成する。 蓋体20の内面に下向き鍔部20Aを形成し、蓋体20をボス4Aに装着して 螺進させると、鍔部20Aが立ち上げ部17Aを内向きに寄せ、立ち上げ部17 Aの先端が電池10の側面+電極10Aに接当する範囲まで立ち上げ部17Aを 揺動させる。鍔部20Aによって受け止められた立ち上げ部17Aは、電池10 の側面+電極10Aに接当して電池10を固定保持する。このように、電池10 の+電極10Aに接当作用して電池10を固定保持する作用姿勢と、電池10よ り離れ固定状態を解除する非作用姿勢とに、切り換えられる立ち上げ部17Aを 電池支持体Aという。
【0011】 以上のような構成より、図2に示すように、蓋体20を開放状態にすると、立 ち上げ部17Aは自身の弾性力によって開き状態に広がり非作用姿勢になり、図 1に示すように、蓋体20を閉塞状態に装着すると、蓋体20の鍔部20Aが立 ち上げ部17Aを内向きに揺動させ、絞め込みの最終端で立ち上げ部17Aを作 用姿勢に切り換え、導通可能となる。このように、立ち上げ部17Aを非作用姿 勢側に付勢する構成と、鍔部20Aで立ち上げ部17Aを作用姿勢側に切り換え る構成とを、次のように称する。つまり、前記蓋体20の閉塞状態で前記電池支 持体Aを作用姿勢に切り換えるとともに、前記蓋体20の開放状態で前記電池支 持体Aを非作用姿勢に切り換えるべく、蓋体20と電池支持体Aとを連動する連 動機構Bと称する。又、蓋体20及び縦壁15等を電池ホルダ18と称する。
【0012】 〔別実施例〕 電池支持体Aの別構成について説明する。図3及び図4に示すように、押さ え板21を蓋体20の鍔部20Aに沿って装着し、縦壁16の外周に上下移動可 能に中継リング22を外装するとともに上向きにバネ23で付勢し、押さえ部だ けを有する押さえ具17で縦壁16を自立させている。このような構成より、蓋 体20を閉塞状態にすると、押さえ板21の外周端が中継リング22に接当する とともに、押さえ板21の中心部が電池10の+電極10Aに接当作用して、電 池10を固定保持すると同時に導通状態を現出する。導通は押さえ板21、中継 リング22、バネ23、押さえ具17を通して行う。ここに、押さえ板21を電 池支持体Aとする。又、押さえ板21を蓋体20に直接取り付けることによって 、特に、他の機構を設けることなく、連動機構Bを構成できる。 電池支持体Aとしては其自体が弾性を有するものでなくてもよく、バネ等の 専用付勢機構を設けてもよい。
【0013】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池支持体を作用姿勢にした状態を示す縦断正
面図
【図2】電池支持体を非作用姿勢にした状態を示す縦断
正面図
【図3】別実施にかかる電池支持体を作用姿勢にした状
態を示す縦断正面図
【図4】別実施にかかる電池支持体を非作用姿勢にした
状態を示す縦断正面図
【図5】リールを示す平面図
【符号の説明】
10 電池 10A,10B 電極 20 蓋体 A 電池支持体 B 連動機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池収納空間に収納された電池(10)
    の電極(10A又は10B)に接当作用して電池(1
    0)を保持するとともに、その保持状態で前記電池(1
    0)の導通状態を現出する電池支持体(A)を設け、前
    記電池支持体(A)を、その電池支持体(A)が前記電
    極(10A又は10B)に接当作用する作用姿勢と、前
    記電池支持体(A)が前記電極(10A又は10B)よ
    り離れ前記電池(10)の保持状態を解除する非作用姿
    勢とに姿勢変更可能に構成し、前記電池収納空間を覆う
    閉塞状態と開放する開放状態とに切り換わる蓋体(2
    0)を設け、前記蓋体(20)の閉塞状態で前記電池支
    持体(A)を作用姿勢に切り換えるとともに、前記蓋体
    (20)の開放状態で前記電池支持体(A)を非作用姿
    勢に切り換えるべく、前記蓋体(20)と前記電池支持
    体(A)とを連動する連動機構(B)を設けてあるリー
    ルの電池ホルダ。
JP4341591U 1991-06-11 1991-06-11 リールの電池ホルダ Pending JPH04136074U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109566556A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 株式会社岛野 钓鱼用渔线轮的电池盒和钓鱼用渔线轮
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JP2019062789A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社シマノ 釣り用リールの電池ケース及び釣り用リール
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