JPH0413583B2 - - Google Patents
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- JPH0413583B2 JPH0413583B2 JP57020456A JP2045682A JPH0413583B2 JP H0413583 B2 JPH0413583 B2 JP H0413583B2 JP 57020456 A JP57020456 A JP 57020456A JP 2045682 A JP2045682 A JP 2045682A JP H0413583 B2 JPH0413583 B2 JP H0413583B2
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- JP
- Japan
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- valve body
- pressure
- dome
- valve
- cut
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- 230000036772 blood pressure Effects 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000302 ischemic effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K17/00—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
- F16K17/02—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
- F16K17/04—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
- F16K17/0446—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with an obturating member having at least a component of their opening and closing motion not perpendicular to the closing faces
- F16K17/0453—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with an obturating member having at least a component of their opening and closing motion not perpendicular to the closing faces the member being a diaphragm
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、予め設定された高い圧力で弁を開
き、低い圧力で弁を閉じる血圧計用の安全弁に関
する。
き、低い圧力で弁を閉じる血圧計用の安全弁に関
する。
一般に、血圧計腕帯の内圧が異常な高さとなる
場合、例えば、故障による空気ポンプの過剰送風
等、を考慮して、血圧計用安全弁が血圧計本体に
設けられている。即ち血圧計用安全弁は腕帯の異
常高圧を回避すべく、定速排気弁とは別に設けら
れており、確実かつ迅速に動作することは勿論、
異常圧力前に作動しないことも要求されている。
従来この血圧計用安全弁は、ダイヤフラムの変位
により、あるいは、バネと圧力との釣り合いの不
均衝によつて弁を開く機構が用いられている。し
かし前者は機構が複雑で、また、後者は圧力がバ
ネ力と均衝する附近において、弁が振動を起こし
て最後迄排気しないという欠点があつた。
場合、例えば、故障による空気ポンプの過剰送風
等、を考慮して、血圧計用安全弁が血圧計本体に
設けられている。即ち血圧計用安全弁は腕帯の異
常高圧を回避すべく、定速排気弁とは別に設けら
れており、確実かつ迅速に動作することは勿論、
異常圧力前に作動しないことも要求されている。
従来この血圧計用安全弁は、ダイヤフラムの変位
により、あるいは、バネと圧力との釣り合いの不
均衝によつて弁を開く機構が用いられている。し
かし前者は機構が複雑で、また、後者は圧力がバ
ネ力と均衝する附近において、弁が振動を起こし
て最後迄排気しないという欠点があつた。
本発明は、上述の欠点に鑑みなされたもので、
その目的は弁体周りの圧力が所定圧を超えたとき
に急変形して高圧側の空気を低圧側に適確かつ迅
速に逃すことができ、かつ構造が簡単で、組立及
び調整の容易な血圧計用安全弁を提供することに
ある。
その目的は弁体周りの圧力が所定圧を超えたとき
に急変形して高圧側の空気を低圧側に適確かつ迅
速に逃すことができ、かつ構造が簡単で、組立及
び調整の容易な血圧計用安全弁を提供することに
ある。
前記目的を達成するために、本発明に係る血圧
計用安全弁においては、周縁部が弁ケーシングに
固定されて、高圧側に凸になるように配置され、
高圧側と低圧側との所定の圧力差によつて凸側が
凹側に表裏反転するドーム形弁体に、変形により
あるいは圧力により押し広げられて開口する切目
を設けた血圧計用安全弁であつて、前記弁体のド
ーム頂部に剛性の高い厚肉部領域を形成するとと
もに、このドーム頂部の厚肉部領域周りのドーム
湾曲部領域にドーム周方向に沿つて前記切目を設
けるようにしたものである。
計用安全弁においては、周縁部が弁ケーシングに
固定されて、高圧側に凸になるように配置され、
高圧側と低圧側との所定の圧力差によつて凸側が
凹側に表裏反転するドーム形弁体に、変形により
あるいは圧力により押し広げられて開口する切目
を設けた血圧計用安全弁であつて、前記弁体のド
ーム頂部に剛性の高い厚肉部領域を形成するとと
もに、このドーム頂部の厚肉部領域周りのドーム
湾曲部領域にドーム周方向に沿つて前記切目を設
けるようにしたものである。
高圧側が所定の圧力以上となると、ドーム形弁
体が凸から凹に移動して変形し、このとき切目が
開口して高圧側の空気がこの切目から低圧側に逃
げ、弁体内外の圧力が均一となると弁体は弾性に
より元の位置と形状に復元し、切目が閉塞状態と
なる。特に剛性の高いドーム頂部の厚肉部領域は
ドーム周縁部に対し平行状態を保つたまま弁体の
表裏反転を可能ならしめるので、設定圧以上とな
るとドーム頂部の厚肉部領域周りの湾曲部におい
て一気に座屈が生じ表裏反転し、このとき大きく
開口された切目から高圧側の圧力が低圧側に逃げ
るので瞬時のうちに高圧状態を開放する。そして
高圧状態開放後、弁体の弾性が圧力に勝ると、弁
体はドーム頂部の厚肉部領域を弁体周縁部に対し
平行状態に保つたまま元の位置まで戻る、即ち弁
体が復元する。
体が凸から凹に移動して変形し、このとき切目が
開口して高圧側の空気がこの切目から低圧側に逃
げ、弁体内外の圧力が均一となると弁体は弾性に
より元の位置と形状に復元し、切目が閉塞状態と
なる。特に剛性の高いドーム頂部の厚肉部領域は
ドーム周縁部に対し平行状態を保つたまま弁体の
表裏反転を可能ならしめるので、設定圧以上とな
るとドーム頂部の厚肉部領域周りの湾曲部におい
て一気に座屈が生じ表裏反転し、このとき大きく
開口された切目から高圧側の圧力が低圧側に逃げ
るので瞬時のうちに高圧状態を開放する。そして
高圧状態開放後、弁体の弾性が圧力に勝ると、弁
体はドーム頂部の厚肉部領域を弁体周縁部に対し
平行状態に保つたまま元の位置まで戻る、即ち弁
体が復元する。
以下、本発明を用いた一実施例について、第1
図乃至第5図を参照して詳細に説明する。第1図
において、1は、例えば、腕帯の収縮圧が300mm
Hgで、形状が凹形に変形するゴム等の弾性体で
形成されたドーム形の弁体で、該弁体1の一部に
は切目1aが、弁体1の周縁にはフランジ部1b
が形成されている。2は、前記弁体1を保持する
弁受け部材で、前記フランジ部1bの受け面2a
と、後述する弁押え部材が螺合するメネジ部2b
とが形成されている。3は、前記弁体1を押圧し
て弁受け部材に固定する中空の弁押え部材であ
る。この弁押え部材3は前記弁体1のフランジ部
1bを挟み付ける押え部3aと、徐々に圧力が印
加される腕帯のパイプに接続される配管接合部3
bと、前記弁受け部材2のメネジ部2bと螺合す
るオネジ部3cと、空気が移動する中空部3d,
3eが設けられている。前記弁体1は、凸の方を
弁押え部材3の方へ向け弁受け部材2の受け面2
aと弁押え部材3の押え部3aとによりフランジ
部1bが挟み付けられており、前記弁受け部材2
のメネジ部2bと弁押え部材3のオネジ部3cと
の螺合を調整することによつて、前記フランジ部
1bの挟み付け強さを可変となしている。
図乃至第5図を参照して詳細に説明する。第1図
において、1は、例えば、腕帯の収縮圧が300mm
Hgで、形状が凹形に変形するゴム等の弾性体で
形成されたドーム形の弁体で、該弁体1の一部に
は切目1aが、弁体1の周縁にはフランジ部1b
が形成されている。2は、前記弁体1を保持する
弁受け部材で、前記フランジ部1bの受け面2a
と、後述する弁押え部材が螺合するメネジ部2b
とが形成されている。3は、前記弁体1を押圧し
て弁受け部材に固定する中空の弁押え部材であ
る。この弁押え部材3は前記弁体1のフランジ部
1bを挟み付ける押え部3aと、徐々に圧力が印
加される腕帯のパイプに接続される配管接合部3
bと、前記弁受け部材2のメネジ部2bと螺合す
るオネジ部3cと、空気が移動する中空部3d,
3eが設けられている。前記弁体1は、凸の方を
弁押え部材3の方へ向け弁受け部材2の受け面2
aと弁押え部材3の押え部3aとによりフランジ
部1bが挟み付けられており、前記弁受け部材2
のメネジ部2bと弁押え部材3のオネジ部3cと
の螺合を調整することによつて、前記フランジ部
1bの挟み付け強さを可変となしている。
上述した構造の安全弁において、弁押え部材3
によつて形成された中空部3eに300mmHg以下の
圧力が加えられている場合は第3図に示す様に、
弁体1にはドーム形の凸の方向から均等に圧力P
が加わり、弁体1を縮める方向の力が作用して該
弁体1に設けた切目1aを密着させ、圧縮流体が
漏れることなく封止されている。予め設定した値
を越える圧力が加えられたときには、圧力Pによ
る弁体1の内部に作用する力が弁体1の素材の座
屈応力を越え、該弁体1は第2図に示す如く、ド
ーム形が潰れて凹形に一瞬のうちに変形する。即
ち、弁体1に加えられる圧力Pと、弁体1の頂部
の変位量Lとの関係を示した第5図の如く、座屈
を生じさせる圧力Pに達したとき同図A点からB
点へ急激に変位することとなる。このとき、前記
弁体1の切目1aは、第4図の如く、該切目1a
の対峙する縁の応力分布が不連続となり、喰違い
を生じて開口し、あるいは、圧力Pが弁体1を押
し下げて引伸ばすことによつて開口させ、また
は、前記喰違いと引伸ばしの双方の作用によつて
大きく開口させ、圧縮流体を前記切目1aから急
速に放出させる。圧縮流体の放出が進み、前記圧
縮流体の圧力が低下すると、弁体1の復元力によ
つて、第5図C点からB点へ弁体1の頂部が急激
に変位することとなり、該弁体1は第1図に示す
様な高圧側に凸のドーム形に復帰する。
によつて形成された中空部3eに300mmHg以下の
圧力が加えられている場合は第3図に示す様に、
弁体1にはドーム形の凸の方向から均等に圧力P
が加わり、弁体1を縮める方向の力が作用して該
弁体1に設けた切目1aを密着させ、圧縮流体が
漏れることなく封止されている。予め設定した値
を越える圧力が加えられたときには、圧力Pによ
る弁体1の内部に作用する力が弁体1の素材の座
屈応力を越え、該弁体1は第2図に示す如く、ド
ーム形が潰れて凹形に一瞬のうちに変形する。即
ち、弁体1に加えられる圧力Pと、弁体1の頂部
の変位量Lとの関係を示した第5図の如く、座屈
を生じさせる圧力Pに達したとき同図A点からB
点へ急激に変位することとなる。このとき、前記
弁体1の切目1aは、第4図の如く、該切目1a
の対峙する縁の応力分布が不連続となり、喰違い
を生じて開口し、あるいは、圧力Pが弁体1を押
し下げて引伸ばすことによつて開口させ、また
は、前記喰違いと引伸ばしの双方の作用によつて
大きく開口させ、圧縮流体を前記切目1aから急
速に放出させる。圧縮流体の放出が進み、前記圧
縮流体の圧力が低下すると、弁体1の復元力によ
つて、第5図C点からB点へ弁体1の頂部が急激
に変位することとなり、該弁体1は第1図に示す
様な高圧側に凸のドーム形に復帰する。
ドーム中央部には剛性の高い厚肉部6が形成さ
れており、このためドーム中央部がドーム周縁部
に対して平行状態のまま変形して表裏反転するよ
うになつている。即ちドーム中央のこの厚肉部6
領域は周りの湾曲部領域に比べて剛性が高いた
め、設定圧力値を越えたときにドーム中央部は変
形することなく、ドーム湾曲部が一気に座屈し弁
体が表裏反転して切目1aが開口状態となる。第
5図一点鎖線は厚肉部6が設けられていない場合
の弁体の圧力−変位特性を示しており、第5図実
線は本実施例の弁体(厚肉部6が設けられている
弁体)の圧力−変位特性を示している。ドーム中
央に厚肉部6がない場合には、一点鎖線に示され
るように、ドームの変形が早く始まり、圧力上昇
勾配も徐々に零となつて所定のB点となると圧力
が低下してD点となる。一方、本実施例ではドー
ムの変形が遅く始まる(A点)が弁体の急座屈に
より一気に圧力が低下する(B〜C〜D点)。ま
た切目1aはドーム周方向に沿つて入れられてお
り、弁体が反転したとき、切目周辺には切目を開
口させる方向の応力が生じ、これによつて圧力の
開放速度を速めている。即ち、弁体1の作動速
度、さらに換言するなら腕帯内の圧搾空気の急排
速度が速いといえる。また弁体1が復元する場合
にも、ドーム中央に厚肉部がある場合の方が復元
速度が速い。このようにドーム中央の厚肉部が弁
体1の変形、即ち安全弁の迅速な作動に大きく貢
献している。
れており、このためドーム中央部がドーム周縁部
に対して平行状態のまま変形して表裏反転するよ
うになつている。即ちドーム中央のこの厚肉部6
領域は周りの湾曲部領域に比べて剛性が高いた
め、設定圧力値を越えたときにドーム中央部は変
形することなく、ドーム湾曲部が一気に座屈し弁
体が表裏反転して切目1aが開口状態となる。第
5図一点鎖線は厚肉部6が設けられていない場合
の弁体の圧力−変位特性を示しており、第5図実
線は本実施例の弁体(厚肉部6が設けられている
弁体)の圧力−変位特性を示している。ドーム中
央に厚肉部6がない場合には、一点鎖線に示され
るように、ドームの変形が早く始まり、圧力上昇
勾配も徐々に零となつて所定のB点となると圧力
が低下してD点となる。一方、本実施例ではドー
ムの変形が遅く始まる(A点)が弁体の急座屈に
より一気に圧力が低下する(B〜C〜D点)。ま
た切目1aはドーム周方向に沿つて入れられてお
り、弁体が反転したとき、切目周辺には切目を開
口させる方向の応力が生じ、これによつて圧力の
開放速度を速めている。即ち、弁体1の作動速
度、さらに換言するなら腕帯内の圧搾空気の急排
速度が速いといえる。また弁体1が復元する場合
にも、ドーム中央に厚肉部がある場合の方が復元
速度が速い。このようにドーム中央の厚肉部が弁
体1の変形、即ち安全弁の迅速な作動に大きく貢
献している。
上述した実施例における弁体1を開放させる圧
力は、弁体1の形状、または材質、あるいはこれ
らの組合わせによつて、前記弁体1を凹形に変形
させる圧力を適宜設定することができ、また、上
述した実施例では弁受け部材2と弁押え部材3と
をネジで締付けることによつて弁体1のフランジ
部を強く挟み付け、該フランジ部を変形させて弁
体1の中央方向に押出すことによる弁体1の実質
的な形状を変化させ、あるいは、フランジ部の近
辺の剛性を変化させ、前記弁体1を凹形に変形さ
せる圧力Pの値を調整することができる。
力は、弁体1の形状、または材質、あるいはこれ
らの組合わせによつて、前記弁体1を凹形に変形
させる圧力を適宜設定することができ、また、上
述した実施例では弁受け部材2と弁押え部材3と
をネジで締付けることによつて弁体1のフランジ
部を強く挟み付け、該フランジ部を変形させて弁
体1の中央方向に押出すことによる弁体1の実質
的な形状を変化させ、あるいは、フランジ部の近
辺の剛性を変化させ、前記弁体1を凹形に変形さ
せる圧力Pの値を調整することができる。
尚、本発明は圧力が設定値を越えて弁が開放し
た後、圧縮流体の圧力が下がつて再び弁が閉じる
ときの圧力の差、即ち、吹き下がりを大きくする
ことが容易で、血圧計に用いられている阻血カフ
の加圧装置に適用されて最も効果的である。
た後、圧縮流体の圧力が下がつて再び弁が閉じる
ときの圧力の差、即ち、吹き下がりを大きくする
ことが容易で、血圧計に用いられている阻血カフ
の加圧装置に適用されて最も効果的である。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明に係る血圧計用安全弁
によれば、ドーム頂部の剛性の高い厚肉部領域は
ドーム周縁部に対し平行状態を保つたまま一気に
表裏反転するので、ドーム湾曲部に形成されてい
るドーム周方向に沿つた切目が一気に大きく開口
されて高圧空気を一気に低圧側に逃すことがで
き、弁体の作動タイミングも正確となる。このよ
うに本発明では、正確かつスピーデイに弁体が作
動し、被験者に不安感を与えるおそれが全くな
い。また構造が極めて簡潔で、組付け及び調整も
容易である。
によれば、ドーム頂部の剛性の高い厚肉部領域は
ドーム周縁部に対し平行状態を保つたまま一気に
表裏反転するので、ドーム湾曲部に形成されてい
るドーム周方向に沿つた切目が一気に大きく開口
されて高圧空気を一気に低圧側に逃すことがで
き、弁体の作動タイミングも正確となる。このよ
うに本発明では、正確かつスピーデイに弁体が作
動し、被験者に不安感を与えるおそれが全くな
い。また構造が極めて簡潔で、組付け及び調整も
容易である。
第1図及び第2図は、本発明を用いた一実施例
をそれぞれ異なる作動状態で示す断面図である。
第3図及び第4図は、本発明を用いた一実施例の
要部をそれぞれ異なる作動状態で示す拡大断面図
である。第5図は、前記第1図及び第2図に示し
た実施例の作動特性図である。 1,4……弁体、1a……切目、1b……フラ
ンジ部、2……弁受け部材、2a……受け面、2
b……メネジ部、3……弁押え部材、3a……押
え部、3b……配管接合部、3c……オネジ部。
をそれぞれ異なる作動状態で示す断面図である。
第3図及び第4図は、本発明を用いた一実施例の
要部をそれぞれ異なる作動状態で示す拡大断面図
である。第5図は、前記第1図及び第2図に示し
た実施例の作動特性図である。 1,4……弁体、1a……切目、1b……フラ
ンジ部、2……弁受け部材、2a……受け面、2
b……メネジ部、3……弁押え部材、3a……押
え部、3b……配管接合部、3c……オネジ部。
Claims (1)
- 1 周縁部が弁ケーシングに固定されて、高圧側
に凸になるように配置され、高圧側と低圧側の圧
力差によつて凸側が凹側に表裏反転するドーム形
弁体に、変形によりあるいは圧力により押し広げ
られて開口する切目を設けた血圧計用安全弁であ
つて、前記弁体のドーム頂部に剛性の高い厚肉部
領域を形成するとともに、このドーム頂部の厚肉
部領域周りのドーム湾曲部領域にドーム周方向に
沿つて前記切目を設けたことを特徴とする血圧計
用安全弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57020456A JPS58137679A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 安全弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57020456A JPS58137679A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 安全弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58137679A JPS58137679A (ja) | 1983-08-16 |
JPH0413583B2 true JPH0413583B2 (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=12027569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57020456A Granted JPS58137679A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 安全弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58137679A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4509915B2 (ja) * | 2005-11-16 | 2010-07-21 | 本田技研工業株式会社 | エアバッグ装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19808898B4 (de) * | 1998-03-03 | 2013-08-22 | Volkswagen Ag | Lippenventil für eine Flüssigkeit |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5024981U (ja) * | 1973-06-29 | 1975-03-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5399636U (ja) * | 1977-01-18 | 1978-08-12 |
-
1982
- 1982-02-10 JP JP57020456A patent/JPS58137679A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5024981U (ja) * | 1973-06-29 | 1975-03-20 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4509915B2 (ja) * | 2005-11-16 | 2010-07-21 | 本田技研工業株式会社 | エアバッグ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58137679A (ja) | 1983-08-16 |
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