JPH04135282U - テーブル等の昇降連動装置 - Google Patents

テーブル等の昇降連動装置

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JPH04135282U
JPH04135282U JP40707390U JP40707390U JPH04135282U JP H04135282 U JPH04135282 U JP H04135282U JP 40707390 U JP40707390 U JP 40707390U JP 40707390 U JP40707390 U JP 40707390U JP H04135282 U JPH04135282 U JP H04135282U
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JP
Japan
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lifting
column
pulley
tensioning
connecting piece
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Application number
JP40707390U
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English (en)
Inventor
長文 庄子
石夫 西岡
Original Assignee
タカライス工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ミシン、医療器具載置台等のテーブルの昇降
について、その昇降ストロークの確保及びその昇降をス
ムースに行わせる。 【構成】 基台と一体的に設けられ相対向して立設され
た支柱のうちいずれか又は両方を昇降支柱又はガイドと
して、テーブルと一体的に設けられたテーブルにそれぞ
れ連結片を設け、該連結片から下方又は上方に向けてそ
れぞれ張架された牽張具を連結し、該牽張具を滑車さら
にはそれぞれ他方の支柱に取付けられた滑車を経由さ
せ、それぞれ他方の支柱の前記連結片に上方向から連結
して、前記牽張具及び滑車を介してそれぞれ他方の支柱
を上方向から互いに牽引することにより、テーブルを同
期昇降させるようにするし、シーソ的な動きを解消し昇
降ストロークを十分に取る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はミシン、医療器具載置台等のテーブルの昇降装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミシン、医療器具載置台等のテーブルで人体の身長に合わせてテーブル の高さを調整できる方式のもので一人でも同調整が可能となっているものは昇降 部分の重量に見合った推力を有する昇降部で基台から支承し、同昇降部の推力で 重力を相殺して小さな力でテーブルを昇降させ、所望高さで固定金物で固定して いた。 しかし、この際、すなわち高さ調整時には昇降部の動きがスムーズとならなく ユーザーからはこれの改善が要望されていた。
【0003】 又当社で出願したミシンテーブル等の昇降連動装置で、牽張具を使用して連動 させているものに実願平1−89741号「ミシンテーブル等の昇降連動装置」 (平成1年7月28日出願)ではベルト固定具とローラーとガイドローラー間に 位置させておく必要があるために、その分昇降寸法が取られるため、十分な昇降 ストロークが得られなかった。
【0004】 さらに、2以上の油圧昇降又はネジ駆動装置などを利用したものでは、2本の 昇降装置の昇降差異又は初動の差異などにより、テーブルは左右シーソのような 動きとなり、ガタつきが多いものであった。 又このような装置では構造は複雑となり、組み立て精度も要求され簡易な構造 が望まれるものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述のようなテーブルがスムーズに作動しない主な理由は次による。 左右の重量が均等となっていない。 左右の昇降部の反力が均等となっていない。 左右の固定支柱と昇降支柱間の摩擦が均等となっていない。 引き上げ又は押し下げる為にテーブルの左右に加える力が均等となっていな い。 構造が複雑なものとなっていた。 昇降ストロークを長く取れない。 即ち上記の理由でテーブルをスムーズに動かす事が出来ず、昇降ストロークが 取れなかった。 そこで、本考案では、左右の昇降支柱を牽張具で連結し左右の昇降支柱を機械 的に同期させてスムーズに昇降させようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
基台と一体的に設けられ相対向して立設された支柱をガイドとして、テーブル と一体的に設けられた昇降可能な昇降支柱又はテーブルにそれぞれ連結片を設け 、該連結片から下方に向かってそれぞれ張架された牽張具を連結し、該牽張具を 滑車さらにはそれぞれ他方の支柱に取付けられた滑車を経由させ、それぞれ他方 の支柱の前記連結片に上方向から連結して、前記牽張具及び滑車を介してそれぞ れ他方の支柱を上方向から互いに牽引することにより、テーブルを同期昇降させ るようにする。
【0007】
【作 用】
上述のように構成すれば、一対の昇降支柱は牽張具を介して一体に形成され互 いに懸張状態となるので、例えば、片方の昇降支柱が10糧上昇すれば同昇降支 柱の動きによって他方の昇降支柱も10糧引き上げられ又20糧下降すれば他方 の昇降支柱も20糧引き下げられるので左右の昇降支柱は全く同期した動きとな り、これ迄のようなシーソ的な動きは全く解消され、昇降ストロークを十分に取 れる。
【0008】
【考案の実施例】
次に、本考案の実施の一例を、図面をもとに説明する。 1は基台で、該基台1と一体的に設けられた一対の固定支柱2、2aをガイド として昇降支柱3、3aは昇降するようになっており同昇降支柱3、3a上には テーブル4が一体に設けられ、その上にミシン5が設置されている。 又、同昇降部の重量とバランスするように、一端を昇降支柱3又は3aに、他 端を基台1に連結されたガスバネ6、6aが左右対称に設けられている。符号7 は固定金物、8はカンヌキでテーブル4の高さ調整後、テーブル4を固定してお くためのもので、以上が従来方式でも実施されているミシン等のテーブルの高さ 調整装置である。
【0009】 本考案の特徴を模式図で示す第1図により説明すれば、上記要領に加え昇降支 柱3の下端には連結片9が一体的に設けられ、該連結片9の下方端には、スプリ ング14を介して牽張具10が連結され該牽張具10は下部滑車11、他方の固 定支柱2a側に設けている案内用の滑車12及び上部滑車13を経由して他方の 昇降支柱3aと一体に設けられた連結片9aの上方端に結合されている。
【0010】 一方昇降支柱3a側も同様にスプリング14aを介して連結片9aの下方端に 取付けられた牽張具10aは下部滑車11a、他方の固定支柱2側の案内用の滑 車12a及び上部滑車13aを経由して連結片9の上方端に結合されている。
【0011】 次に、第4図の他の実施例について、この実施例は前実施例の昇降部がガスバ ネで形成されているのを昇降部を油圧昇降装置としたもので、この場合、一方を 油圧昇降装置とし、他方をガイド支柱を有する昇降杆としたものである。
【0012】 移動自在に成したキャスター15の上部に基台16を設け、該基台上にテーブ ル26が取り付けられたシリンダラム20を上下動するように取り付けられた油 圧昇降部が開示されている。
【0013】 油圧昇降部は、18がシリンダ、図示していないが、オイルタンクからモータ ポンプで送り込まれるオイル注出入口21及びラムシリンダ20が最上位置に位 置した際、オイルが送り込まれるオイル注出口22で構成されている。 又、ラムシリンダ20が最下部に位置する場合に検地するための、リミットス イッチ23及びこれを作動するための操作片24が設けられている。
【0014】 さらに、テーブル26に一体的に取り付けられたブラケット25には牽張具2 8を掛止するための掛止釘27が取り付けられ、該牽張具28はシリンダー18 に近隣して滑車29に連結され滑動するようになっている。
【0015】 他方には、基台16上の基板30にガイド支柱31を立設し、該ガイド支柱3 1にはガイド部31aが設けられている。 ガイド部31aには、テーブル26の下部に固定されたブラケット33に一体 に取り付けられた昇降杆32が上下動可能に設けられている。
【0016】 さらに、昇降杆32の最下部に固着された掛止板34には牽張具28aが掛止 され、ガイド支柱31の上部に取り付けられた滑車35に巻回され、さらに牽張 具28aはガイド支柱31の下部の掛止板34に取り付けられた滑車36に巻回 され、前記した油圧昇降部側に設けられた滑車29に至っている。
【0017】 以上の構成により、油圧昇降部のシリンダラムが昇降することにより、テーブ ル26を上方ヘ押し上げ、同時に牽張具28が掛止された掛止釘26が上昇し、 牽張具28、28aを引っ張る。
【0018】 次に、該牽張具28、28aが巻回している滑車29、37及び35を介して 、牽張具28aは昇降杆32の下部に固着された掛止板34を上方に引っ張るこ とにより昇降杆31は上昇しテーブル26を押し上げるようになっている。 従って、昇降部の昇降駆動により、その上昇時、牽張具28、28aは他方の 昇降杆32を同期上昇させるようにしている。
【0019】 さらに下降時は、図示していないが、シリンダー内のオイルをオイルシリンダ ー18のオイル出入口よりオイルを抜くことにシリンダラム20は荷重により下 降し、操作片24がリミットスイッチ23を作動させることにより、シリンダラ ム20は停止する。 この際、上昇時と同様、滑車29、36及び35に巻回された牽張具28、2 8aにより他方の昇降杆32も同期して下降するようになる。
【0020】 以上本考案の実施例について説明したが、本考案は次の如く設計変更すること も可能である。 (I)これまではガスバネ6、6aを対称に設けた場合について述べたが、牽張 具10及び10aをクロスさせてエンドレスに連結すれば 牽張具10及び10 aはそれぞれ他方の昇降支柱3又は3aを上下に互いに牽引しているので基本的 にはガスバネは片方だけでも実用可能である。
【0021】 (II)スプリング14、14aはエンドレスに連結している牽張具10及び1 0aのたるみを吸収するべく設けてあるが、同スプリング14、14aは不可欠 のものではなく省略することも可能である。
【0022】 (III)連結片9、9aの形状は特定するものでなく昇降支柱3、3aの一部 とする事も自由で且つ高さ方向の位置も特定するものではない。
【0023】 (IV)片方の昇降支柱が他方の昇降支柱を牽引する手段として索などの牽張具 による方法で説明したがこれらの牽張具に換えて、チェンとし、併せ滑車に換え てチェンホイルとする事も可能である。
【0024】 (V)以上の実施例ではミシン用テーブルの昇降装置について述べたが、本考案 は4脚の机、作業台等を均等に昇降させるものにも有効である。 即ち第1図では昇降支柱が1対2本の場合であるが、これを2連計4本とす る事も可能で、これらを同期させて伸縮させれば、4脚のテーブル等も完全に同 期させて昇降させる事が出来る。
【0025】 (VI)他の実施例には油圧昇降装置で説明したが、昇降部をネジ駆動装置など の他の昇降手段を講じることも可能である。
【0026】
【考案の効果】
以上のように構成すれば昇降部の重量は1対の昇降支柱を介して1対の昇降部 で支えられており、更に両昇降支柱は牽張具によって連結されているので、例え ば片方の昇降支柱側を引き上げれば他方の昇降支柱同じ長さ引き上げられ、又昇 降支柱を押し下げれば昇降支柱も同じ長さ引き下げられる。 即ち昇降支柱の運動は互いに同期して動作するのでこれ迄のように昇降支柱の 左右がシーソーのような運動とはならずテーブルをスムーズに昇降させる事が出 来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の要領を模式的に示す機構図であ
る。
【図2】図2は本考案に係るミシン昇降装置の正面図で
ある。
【図3】図3は第2図のA−A′断面図である。
【図4】図4は他の実施例の一部断面有した正面図であ
る。
【符号の説明】
1、16 基台 2,2a 固定支柱 3,3a 昇降支柱 4、25 テーブル 6,6a ガスバネ 7 固定金物 8 カンヌキ 9,9a 連結片 10,10a,28,28a 牽張具 11,11a,12,12a, 13,13a, 29,35,36 滑車 14,14a スプリング 18 シリンダ 20 シリンダラム 21 オイル注出入口 22 オイル注出口 23 リミットスイッチ 24 操作片 27 掛止釘 31 ガイド支柱 31a ガイド部 32 昇降杆 34 掛止板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と一体的に設けられ相対向して立設
    された支柱と、テーブルと一体的に設けられ該支柱をガ
    イドとして昇降可能な昇降支柱と、該昇降支柱にそれぞ
    れ一体的に設けられた連結片と、該連結片に連結されそ
    れぞれ下方に向けて張架された牽張具と、該牽張具を滑
    車及びそれぞれ他方の支柱に取付けられた滑車を経由し
    てそれぞれ他方の前記連結片に上方向から連結し、前記
    牽張具及び滑車を介してそれぞれ他方の昇降支柱を牽引
    するようにしたことを特徴とするテーブル等の昇降連動
    装置。
  2. 【請求項2】 基台と一体的に設けられ、一方がテーブ
    ルを昇降させるための昇降部と、他方が該昇降部と同期
    して昇降するガイド支柱を有した昇降杆とを、相対向し
    て立設し、昇降部の昇降により、テーブルに掛止された
    牽張具が滑車を経由して前記昇降杆を同期昇降させるよ
    うにしたことを特徴とするテーブル等の昇降連動装置。
JP40707390U 1990-06-29 1990-12-27 テーブル等の昇降連動装置 Pending JPH04135282U (ja)

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JP40707390U JPH04135282U (ja) 1990-06-29 1990-12-27 テーブル等の昇降連動装置

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JP7023490 1990-06-29
JP2-70234 1990-06-29
JP40707390U JPH04135282U (ja) 1990-06-29 1990-12-27 テーブル等の昇降連動装置

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JPH04135282U true JPH04135282U (ja) 1992-12-16

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JP40707390U Pending JPH04135282U (ja) 1990-06-29 1990-12-27 テーブル等の昇降連動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012525195A (ja) * 2009-04-28 2012-10-22 リムサイエンス カンパニー リミテッド 裁縫機能を有する外科用縫合器具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012525195A (ja) * 2009-04-28 2012-10-22 リムサイエンス カンパニー リミテッド 裁縫機能を有する外科用縫合器具
JP2015024170A (ja) * 2009-04-28 2015-02-05 リムサイエンス カンパニー リミテッドRimscience Co.,Ltd. 裁縫機能を有する外科用縫合器具

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