JPH04135085U - 空気調和機等のリモコン送信機 - Google Patents

空気調和機等のリモコン送信機

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JPH04135085U
JPH04135085U JP4223491U JP4223491U JPH04135085U JP H04135085 U JPH04135085 U JP H04135085U JP 4223491 U JP4223491 U JP 4223491U JP 4223491 U JP4223491 U JP 4223491U JP H04135085 U JPH04135085 U JP H04135085U
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JP
Japan
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transmitter
remote control
button
control transmitter
battery
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Pending
Application number
JP4223491U
Other languages
English (en)
Inventor
順一 向窪
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手近にペンシル等の先細のものがなくとも上
記リセットボタン等を即座に容易に押圧操作することが
できる空気調和機等のリモコン送信機を提供すること。 【構成】 送信機1内に内蔵された時計の時刻合わせや
送信機1内を初期設定状態に戻すためのセットボタン
7,8,9を備えたリモコン送信機1において、送信機
本体2に上記セットボタン7〜9を窪ませて設けると共
に、送信機本体2から取り外される電池蓋6に、上記窪
んだセットボタン7〜9を押圧操作するための突起部1
8を設けたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空気調和機等をワイヤレス制御するリモコン送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、最近のセパレート型空気調和機の室内ユニットaは、ワイ ヤレスのリモコン送信機bよって運転を制御するようになっている。このリモコ ン送信機bには、送信機内に内蔵されたタイマ用時計をリセットするための時計 ボタンや、送信機内を全て初期設定状態に戻すためのリセットボタン等が備えら れている。これらリセットボタン等は、操作頻度が非常に小さいため、リモコン 送信機bの電池収納部内に設けられることが多い。
【0003】 その様子を図4に示す。図示するようにリモコン送信機bの裏面部に、電池c を収納する電池収納部dが設けられており、この電池収納部dには、そこを覆う 電池蓋eが着脱自在に設けられている。また、電池収納部dの内部には、上記リ セットボタンf,時計ボタンg、およびサービスマンが主に操作するサービス用 ボタンhが一列に設けられている。これらのボタンf,g,h,は、誤操作を防 止するために、指先では押圧不可能な小さな孔の奥に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、これらリセットボタンf,時計ボタンg,サービス用ボタンhを押 圧操作するときには、図5に示すように、シャープペンシルiやボールペン等の 先端を上記孔j内に差し込んで、孔jの奥のボタンf,g,hを押圧するように していた。つまり、手近にペンシルi等の先が細く上記孔j内に差し込めるもの がないと、ボタンf,g,hの操作を行うことができない。すなわち、操作性が 悪い。
【0005】 また、図5に示すように、シャープペンシルiよってボタンf,g,hの操作 を行う場合、ペンシル先端の芯kは細く強度が小さいためゴム製のボタンカバー mを突き破って折れることがある。このとき、シャープペンiの芯kは導電性を 有する黒鉛であるため、折れた芯kによってそのボタンf内のスイッチが短絡さ れ、スイッチが入りっぱなしになってしまい操作不能となる虞がある。
【0006】 以上の事情を考慮して創案された本考案の目的は、手近にペンシル等の先細の ものがなくとも上記リセットボタン等を即座に容易に押圧操作することができる 空気調和機等のリモコン送信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、送信機内に内蔵された時計の時刻合わせ や送信機内を初期設定状態に戻すためのセットボタンを備えたリモコン送信機に おいて、送信機本体に上記セットボタンを窪ませて設けると共に、送信機本体か ら取り外される電池蓋に、上記窪んだセットボタンを押圧操作するための突起部 を設けた構成になっている。
【0008】
【作用】
上記構成のリモコン送信機によれば、送信機内に内蔵された時計の時刻合わせ や送信機内を初期設定状態に戻すためのセットボタンを押圧操作する際には、ま ず、電池蓋を送信機本体から取り外し、取り外した電池蓋に設けられた突起部を 、送信機本体に窪んで設けられたセットボタンに押し当てる。
【0009】 このように、送信機本体から取り外される電池蓋に、送信機本体に窪んで設け られたセットボタンを押圧操作するための突起部を設けたので、手近にペンシル 等の先細のものがなくとも上記セットボタンを即座に容易に押圧操作することが できる。
【0010】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】 図1に空気調和機用のワイヤレスリモコン送信機1の裏面部を示す。このリモ コン送信機1は、図6に示す如く空気調和機の室内ユニットを赤外線によってワ イヤレス制御するものである。
【0012】 図1に示すように、上記リモコン送信機1の送信機本体2の裏面部3には、電 池4(単4乾電池×2)を収納するための電池収納部5が形成されている。この 電池収納部5は、実質的に電池4を収納する電池室5aと、電池蓋6をスライド 装着する際の受け座になる受座面5bとから構成されている。この受座面5bに は、送信機1内に内蔵されたタイマ用時計をリセットするための時計ボタン7や 、送信機1内を全て初期設定状態に戻すためのリセットボタン8、およびサービ スマンが主に操作するサービス用ボタン9が、一列に設けられている。これらの リセットボタン等7〜9は、受座面5bに穿孔された小さな孔の奥に窪んでそれ ぞれ設けられており、指先では押圧できないようになっている。これにより、上 記リセットボタン等7〜9の誤操作を防止している。
【0013】 上記ボタン7,8,9の断面図を図2に示す。図示するように、電池収納部5 の受座面5bに上記小孔10,11,12が穿孔されている。これらの小孔10 〜12はザグリ加工により先細に形成されている。これら小孔10〜12の奥に は、上記時計ボタン7,リセットボタン8,サービス用ボタン9がそれぞれ設け られている。これらのボタン7〜9は、絶縁ゴム製のボタンカバー13とこのボ タンカバー13を押さえるカバーフレーム14とから構成されており、ボタンカ バー13が押圧されるとその下方のボタンスイッチがONになるようになってい る。つまり、これらのボタン7〜9は、通常時はゴム製ボタンカバー13の弾性 力によってOFF状態となっており、ボタンカバー13が押圧されるとゴム製ボ タンカバー13が凹んでその下方のボタンスイッチがON状態になる。
【0014】 このようなボタン7〜9が設けられた電池収納部5(電池室5a+受座面5b )には、図1に示すように、そこを覆う電池蓋6が着脱自在に設けられる。この 電池蓋6は、図中矢印15で示すようにスライド装着されるようになっており、 その一端6aにカギ状の係止部材16が一体的に形成されている。この係止部材 16は、電池蓋6を電池収納部5に装着するときに電池収納部5の係止穴17に 挿入・嵌合され、電池蓋6を電池収納部5に固定する機能を有している。
【0015】 このような電池蓋6のカギ状係止部16の先端には、上記リセットボタン等7 〜9を押圧操作するための突起部18が設けられている。この突起部18を図3 (a)(b)(c) に基づいて説明する。図3(a)(b)(c) は電池蓋6の三面図を示してい る。図示するように、この電池蓋6は上記電池収納部5を覆う四角形状に成形さ れており、一端6aに上記電池収納部5の係止穴17に挿入・嵌合されるカギ状 係止部16が設けられている。このカギ状係止部16の先端には、上記リセット ボタン等7〜9を押圧操作するための突起部18が設けられている。この突起部 18は、根元が太く先端が細い緩かなテーパが付いた円柱状に成形されており、 上記電池収納部5の受座面5bの小孔10〜12に挿通可能な径に成形されてい る。この突起部18,カギ状係止部16,電池蓋6は、すべてプラスチックモー ルド成形等により一体的に形成されている。なお、この突起部18を角柱状にし てもよく、また突起部18の根元をカギ状係止部16の先端と一体となるように 広げて成形し、取付け強度の向上を図ってもよい。
【0016】 以上の構成からなる本実施例の作用について述べる。
【0017】 リモコン送信機1の通常使用時には、送信機本体2の電池収納部5内に設けら れたリセットボタン等7〜9は、電池蓋6によって覆われた状態になっている。 よって、これらリセットボタン等7〜9が誤って押されることはなく、その誤操 作が未然に防止される。
【0018】 上記リセットボタン等7〜9を押圧操作するときには、まず、図1に一点鎖線 で示すように、上記電池蓋6をスライドさせて電池収納部5から取り外す。そし て、図1および図2に示すように、取り外した電池蓋6のカギ状係止部16に設 けられた突起部18を、電池収納部5の受座面5bに穿孔された小孔10〜12 の奥に窪んで設けられたボタン7〜9に押し当て、これらボタン7〜9の押圧操 作を行う。ここで、上記電池蓋6を電池収納部5に対してスライド着脱する際に 、電池蓋6のカギ状係止部16は、電池収納部5の係止穴17内に完全に挿入さ れる。よって、電池蓋6のカギ状係止部16の先端に設けられた突起部18は、 電池蓋6のスライド着脱に際して、一切、着脱の邪魔にならない。
【0019】 このように、電池収納部5から取り外される電池蓋6にリセットボタン等7〜 9を押圧操作するための突起部18を設けたので、手近にペンシル等の先細のも のがなくとも上記リセットボタン等7〜9を即座に容易に押圧操作することがで きる。また、上記突起部18は、図5に示すシャープペンシルiの芯kより遥か に太く成形されているため、ボタン7〜9の押圧中にゴム製ボタンカバー13を 突き破ることはない。また、上記突起部18は、上記シャープペンシルiの芯k より遥かに丈夫なプラスチック製であるので、ボタン7〜9の押圧操作中に折れ ることもない。また、万一ボタン7〜9の押圧操作中に上記突起部18がゴム製 ボタンカバー13を突き破って折れても、突起部18は電池蓋6と一体成形され たプラスチック製なので、折れた突起部18によってそのボタン7〜9内のスイ ッチが短絡されスイッチが入りっぱなしになって操作不能に陥ることはない。
【0020】 なお、本実施例にあっては上記突起部18を電池蓋6のカギ状係止部16に設 けた構成にしたが、これに限らず電池蓋6の裏面や電池蓋6のコーナ部などに設 けてもよい。電池蓋6のコーナ部に突起部19a(図1に破線で示す)を設ける 場合、電池収納部5近傍のリモコン送信機本体2の裏面部3にその突起部19a に係合する溝19b(破線で示す)または孔を設けることになる。また、本実施 例のように空気調和機のリモコン送信機1ではなく、テレビ,ステレオ等のリモ コン送信機に応用してもよいことは勿論である。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るリモコン送信機によれば、電池蓋にセットボ タンを押圧操作するための突起部を設けたので、手近にペンシル等の先細のもの がなくとも、窪ませて設けられたセットボタンを即座に容易に押圧操作すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である空気調和機用リモコン
送信機の裏面部を示す斜視図である。
【図2】上記リモコン送信機のリセットボタン等の操作
状況を示す説明図である。
【図3】上記リモコン送信機の電池蓋の三面図を示し、
(a) は上面図,(b) は側面図,(c) は正面図である。
【図4】本考案者が先に開発した空気調和機用リモコン
送信機の裏面部を示す斜視図である。
【図5】上記リモコン送信機のリセットボタン等の操作
状況を示す説明図である。
【図6】空気調和機の室内ユニットとリモコン送信機を
示す図である。
【符号の説明】
1 リモコン送信機 2 送信機本体 6 電池蓋 7 セットボタンとしての時計ボタン 8 セットボタンとしてのリセットボタン 9 セットボタンとしてのサービス用ボタン 18 突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機内に内蔵された時計の時刻合わせ
    や送信機内を初期設定状態に戻すためのセットボタンを
    備えたリモコン送信機において、送信機本体に上記セッ
    トボタンを窪ませて設けると共に、送信機本体から取り
    外される電池蓋に、上記窪んだセットボタンを押圧操作
    するための突起部を設けたことを特徴とする空気調和機
    等のリモコン送信機。
JP4223491U 1991-06-06 1991-06-06 空気調和機等のリモコン送信機 Pending JPH04135085U (ja)

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JP4223491U JPH04135085U (ja) 1991-06-06 1991-06-06 空気調和機等のリモコン送信機

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JPH04135085U true JPH04135085U (ja) 1992-12-16

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ID=31922785

Family Applications (1)

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JP4223491U Pending JPH04135085U (ja) 1991-06-06 1991-06-06 空気調和機等のリモコン送信機

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JP (1) JPH04135085U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018165612A (ja) * 2018-07-03 2018-10-25 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP2018165613A (ja) * 2018-07-03 2018-10-25 ダイキン工業株式会社 空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018165612A (ja) * 2018-07-03 2018-10-25 ダイキン工業株式会社 空気調和機
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