JPH0413469A - 浸漬成形装置用るつぼ - Google Patents

浸漬成形装置用るつぼ

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JPH0413469A
JPH0413469A JP11710790A JP11710790A JPH0413469A JP H0413469 A JPH0413469 A JP H0413469A JP 11710790 A JP11710790 A JP 11710790A JP 11710790 A JP11710790 A JP 11710790A JP H0413469 A JPH0413469 A JP H0413469A
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JP
Japan
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crucible
nozzle
core rod
temp
bell
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Pending
Application number
JP11710790A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yamamoto
正明 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0413469A publication Critical patent/JPH0413469A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、#J荒引線の連続製造に用いる浸漬成形装置
用るつぼに関する。
【従来の技術】
絶縁電線及びケーブルの導体として、また通信線あるい
は送配電線として使用される銅(銅合金)線及び銅(銅
合金)撚線の製造においては、一般には、荒引線を製造
し、この荒引線を伸線工程において所望線径に伸線して
製造される。この荒引線の製造方法には、棹銅熱間圧延
方式、連続鋳造圧延方式、連続鋳造圧延方式には、SC
R方式やデイツプ・フォーミング方式(D ip  F
 ormingP rocess )などがあるが、最
近では、高導電率の要求から、真空中で溶解して得た電
気銅の入ったるつぼの底より上方に母材を移動すること
によって溶鋼を周囲に付着して無酸素銅の裸線を得るデ
イツプ・フォーミング方式(DFP)による浸漬成形装
置が多く使用されるようになっている。 このDFP鋳造装置(浸漬成形装置)は、第2図に示す
如きシステム構成となっている。図において、100は
DFP鋳造装置であり、110は、予熱炉である。この
予熱炉110は、供給されてくる電気銅120を所定温
度まで予め加熱しておくものである。130は、溶解炉
であり、予熱炉110で所定温度まで加熱された電気#
pH20を溶解するものである。14oは、保持炉で、
溶解炉130において溶解された電気銅を一時的に保持
しておくためのものである。また、150は、るつぼで
、保持炉140から定量的に電気銅の供給を受けるもの
である。このるつぼ150内には、種線である芯ロッド
線200が通過できるようになっている。そして、この
るつぼ150において。 芯ロツド線200の周囲に溶銅を付着して無酸素銅の鋳
造ロッドを得る。 160は、冷却装置で、るつぼ150を通り、芯ロット
線200の周囲に溶鋼を付着して得た鋳造ロッドを冷却
するためのものである。170は、るつぼ150に送り
込む芯ロット線gooをドライブするメインドライブで
あり、180は、シェービングヘッドで、るつぼ150
に送り込む芯ロット線200の表面の酸化物を除去する
ためのものである。 190は、プルブロックで、芯ロッド線200の保持さ
れている種線収納具210から芯ロツド線200を誘導
するためのものである。また、220は、圧延機で、2
30は、冷却水及び水封装置、240は、巻取機である
。 るつぼ150は、第3図に示すように、溶融鋼125を
一定量保持する収容器151を有し、この収容器151
の底部には開口152が形成されている。そして、この
間口152にモリブデンで形成されたノズル155が嵌
着され、このノズル155内を芯ロッド線200が通過
するように構成されている。そして、この収容器151
内には、保持炉140を介して溶融鋼125が補給され
るように構成されている。 この構成にあっては、芯ロッド線200は、種線収納具
210から芯ロツド線200を誘導するプルブロック1
90を介してシェービングヘッド180に送り込まれる
。このシェービングヘッド180においては、シェービ
ングダイスによって種線となる芯ロッド線200の表面
の酸化物が取り除かれる。その後、芯ロツド線200は
、メインドライブ170によって、るつぼ150に送ら
れる。そして、この芯ロッド線200を真空中の溶解炉
130において溶解された電気網の入ったるつぼ150
の底より上方に走行させることによって溶銅を周囲に付
着して無酸素銅の鋳造ロッドを得る。 ところで、このようなりFP工程において、芯ロッドm
200の外側に規則的に溶融金属が付着して成長するが
1時として不規則な隆起が起き、この不規則な隆起が周
期的にロッド上に形成されることがある。この芯ロッド
線200の外側に付着する不規則な隆起は徐々に成長し
、芯ロッド線200の下流方向に向かって下方に徐々に
広がり、その半径が極大に至って急激に通常の芯ロッド
線200の直径に戻る。このような作用によって付着物
の外観がベル形に形成されるため、この芯ロッド線20
0の外側に付着成長した隆起を一般にベルと称している
。 このようなベルが生じると、芯ロッド線200にクラッ
クが入り、断線を生じたりして、導線製造の稼働率が低
下したり、品質の低下を来したりする。 そこで、従来、るつぼ内に環状障壁を設け、るつぼ底部
を通して外側環状部分から内側環状部分への溶融金属の
流れが生じるように構成することにより、上記のベルの
発生を防止するようにした浸漬成形装置用るつぼが知ら
れている。
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記従来技術のるつぼのノズルは第3図
の構成と同様に、溶融胴中の酸素を吸収し易い性質のモ
リブデンで形成されている。一方、るつぼ内の溶融鋼以
外の空間及びるつぼ周辺の空気を遮断するため、プロパ
ン、ブタンガスの燃焼によって得られた還元ガスを充満
している。このプロパン、ブタンガスの燃焼によって得
られた還元ガス中には、微量の水素が含まれており、こ
の還元ガス中の水素が、モリブデンによって形成されて
いるノズルに吸収された溶融網中に溶は込んでいる酸素
と反応し、ノズルの先端に結露する。 このため、ノズルの先端部分の溶融網は、融点以下に低
下してしまい、溶融していた銅は、凝固し、この凝固し
た銅が芯ロッド線の外側に付着し。 ベルを発生させるという問題点を有している。 ノズルの先端部分での溶融していた銅の凝固現象をなく
すためには、溶融網中の酸素量、還元ガス中の水素量を
少なくするために厳しくコントロールする必要があり、
現在の技術では非常に難しいという問題点を有している
。 本発明は、芯ロッド線が溶融金属内を通過する際にベル
の発生を防止することができ、ベルによる芯ロッド線の
断線を減少し、ベルによる芯ロツド線に発生するクラッ
クを減少して9品質を向上し、稼働率を向上することが
できる浸漬成形装置用るつぼを提供することを目的とし
ている。
【課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明における浸漬成形装
置用るつぼは、溶融金属を収納し、底部開口端に嵌着さ
れたノズルを通して芯ロッド線が下方から上方に向かっ
て通過するように構成された浸漬成形装置用るつぼにお
いて、るつぼ下方に上記ノズル近傍を加熱し、るつぼ底
部の溶融金属温度を溶融温度以上に維持する加熱部材を
設けた。 また、上記目的を達成するために、本発明における浸漬
成形装置用るつぼは、溶融金属を収納し、底部開口端に
嵌着されたノズルを通して芯ロッド線が下方から上方に
向かって通過するように構成された浸漬成形装置用るつ
ぼにおいて、るつぼ下方に上記ノズル近傍を加熱する第
1の加熱部材を設け、さらにるつぼ上方の外周を加熱す
る第2の加熱部材を設け、第1の加熱部材による加熱温
度を第2の加熱部材による加熱温度よりも高くし、るつ
ぼ底部の溶融金属温度を溶融温度以上に維持するように
した。 [作用] 本考案においては、ノズルを加熱し、るつぼ底部の溶融
金属温度を溶融温度以上に維持するので、ノズルの先端
が結露しても、この先端部分の溶融網が融点以下に低下
、凝固することはない。この結果、ベルは発生しなくな
る。 【実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。 第1図(a)、(b)は、本発明に係る浸漬成形装置用
るつぼの一実施例を示す図であり、同図(a)は軸方向
断面図、同図(b)は水平方向断面図である。 図において、るつぼ1は溶融網2を一定量保持する収容
器3を有し、この収容器3の底部には開口4が形成され
ている。そして、この間口4にモリブデンで形成された
ノズル5が嵌着され、このノズル5内を芯ロッド線6が
通過するように構成されている。そして、この収容器3
内には、溶融網2が供給管7から補給されるように構成
されている。 また、るつぼ底部8のノズル5の外周には、該ノズル5
の近傍を加熱する第1の誘導加熱コイル9が埋設され、
さらに、るつぼ底部8より上方のるつぼ外周を加熱する
第2の誘導加熱コイル10が設けられ、るつぼ底部の溶
融網2の温度を溶融温度以上に維持するようになってい
る。 さらに、るつぼ底部8の側壁には、収容器3の底部の溶
融網2の温度を検出する温度センサ11が埋設されてい
る。 この温度センサ11の検出信号は制御器12に入力され
ている。制御器12は温度センサ11が検出したるつぼ
底部の溶融@2の現在の温度に基づき、溶融網2の温度
が溶融温度以上(1085℃)に維持されるように第1
、第2の誘導加熱コイル9,10を高周波駆動するもの
である。但し、通常は、第2の誘導加熱コイル10は運
転前の予熱時間でのみ駆動される。 一方、るつぼ1の内側には、第1図(b)の横断面図に
示すように、複数個の通路14を底部位置に設けた障壁
13が設けられている。この障壁13は、るつぼ1の内
側を外方環状貯層15と内方環状貯層16に分け、供給
管7から外方環状貯層15に補給される溶融鋼2がるつ
ぼ底部の通路14を通して内方環状貯層16へ流れるよ
うにし、この流れによってノズル5の内側開口部付近に
溶融#I2の淀みが形成されないようにするためのもの
である。 このような構成のるっぽ1においては、運転中には、温
度センサ11が検出したるつぼ底部の溶融鋼2の現在の
温度に基づき、制御器12が第1誘導加熱コイル9を高
周波駆動し、ノズル5の近傍を加熱する。これにより、
るつぼ底部における溶融鋼2の温度は溶融温度以上(1
085℃)に維持される。従って、ノズル5の先端が結
露しても、この先端部分の溶融網が融点以下に低下し。 凝固することはない。この結果、ベルは発生しなくなる
。さらに、障壁13によって外方環状貯層15から内方
環状貯層16への溶融鋼2の流れが生じ、ノズル5の内
側開口部付近に溶融鋼2の淀みが形成されないため、ベ
ルの発生は確実に防止される。 なお、第1の誘導加熱コイル9を設ける代わりに、第2
の誘導加熱コイル10を上方外周と下方外周の2つのコ
イルに分離し、予熱時は両方のコイルを駆動し、溶融温
度の低下時は下方外周コイルのみを駆動してノズル近傍
を加熱するようにしてもよい。 【発明の効果】 以上のように本発明においては、ノズル近傍を加熱し、
るつぼ底部の溶融金属温度を溶融温度以上に維持するよ
うに構成したので、ノズルの先端が結露しても、この先
端部分の溶融鋼が融点以下に低下し、凝固することはな
い。この結果、ベルは発生しなくなり、ベルによる芯ロ
ッド線の断線を減少し、ベルによる芯ロツド線に発生す
るクラックを減少して2品質を向上し、稼働率を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る浸漬成形装置用るつぼの実施例を
示す断面図、第2図はDFP鋳造装置のシステム構成図
、第3図は従来の浸漬成形装置用るつぼ用の構成を示す
断面図である。 1゜ 2゜ 3゜ 5゜ 6゜ 特許出願

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融金属を収納し、底部開口端に嵌着されたノズ
    ルを通して芯ロッド線が下方から上方に向かって通過す
    るように構成された浸漬成形装置用るつぼにおいて、る
    つぼ下方に上記ノズル近傍を加熱し、るつぼ底部の溶融
    金属温度を溶融温度以上に維持する加熱部材を設けたこ
    とを特徴とする浸漬成形装置用るつぼ。
  2. (2)溶融金属を収納し、底部開口端に嵌着されたノズ
    ルを通して芯ロッド線が下方から上方に向かって通過す
    るように構成された浸漬成形装置用るつぼにおいて、る
    つぼ下方に上記ノズル近傍を加熱する第1の加熱部材を
    設け、さらにるつぼ上方の外周を加熱する第2の加熱部
    材を設け、第1の加熱部材による加熱温度を第2の加熱
    部材による加熱温度よりも高くし、るつぼ底部の溶融金
    属温度を溶融温度以上に維持することを特徴とする浸漬
    成形装置用るつぼ。
JP11710790A 1990-05-07 1990-05-07 浸漬成形装置用るつぼ Pending JPH0413469A (ja)

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JPH0413469A true JPH0413469A (ja) 1992-01-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108165909A (zh) * 2017-11-30 2018-06-15 富通昭和线缆(天津)有限公司 一种铜杆涂覆装置及使用其的铜杆涂覆方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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