JPH0413467A - 溶湯鍛造の給湯方法 - Google Patents

溶湯鍛造の給湯方法

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JPH0413467A
JPH0413467A JP11917190A JP11917190A JPH0413467A JP H0413467 A JPH0413467 A JP H0413467A JP 11917190 A JP11917190 A JP 11917190A JP 11917190 A JP11917190 A JP 11917190A JP H0413467 A JPH0413467 A JP H0413467A
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JP
Japan
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molten metal
hot water
water supply
feeding
cavity
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Pending
Application number
JP11917190A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Motomura
本村 則行
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶湯鍛造の給湯方法に係る。
〔背景技術〕
従来より、鍛造加工においては素材として溶融金属を用
いた溶湯鍛造が行われている。
このような溶湯鍛造では、鍛造機を型開きした状態で、
ラドル(とりべ)等を用いて一定量の溶湯を型内に給湯
することか行われている。
例えば、第8図の溶湯鍛造機80のように、上型81を
開いた状態で下型82との間隔にラドル83を搬送して
直接給湯する方法が採用されている。また、第9図の溶
湯鍛造機90のように、上型91と下型92との間に挿
入された樋93を介して間接的にラドル94で給湯する
方法等が採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の給湯方法では、ラドル給湯方法で
あるから溶湯を溶湯保持炉から汲み出してから型に給湯
するまでに時間かかかり、溶湯の温度が低下するととも
に溶湯が空気に触れているので酸化物を形成し溶湯鍛造
製品に混入して製品の品質か低下するという問題かあっ
た。
さらに、前記第8図の溶湯鍛造機80ではラドル83を
挿入するために、上型81と下型82の間隔を大きくす
る必要があり、上型81の移動ストロークを大きくする
必要がある。また、第9図の溶湯鍛造機90でも樋93
を挿入する分のストロークが必要である上、型締めの際
に樋93を抜き出す機構等が必要となる。このため装置
が大型かつ複雑なものになり、設備コストを高価にする
とともに、動作の複雑さから生産効率を低下させる原因
となっていた。
本発明の目的は、溶湯の酸化を防止して溶湯鍛造製品の
品質を向上するとともに、給湯作業を簡略化して生産効
率を向上できる給湯方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、溶湯鍛造の給湯方法として、下型上面の湯口
に連通する給湯スリーブに溶湯を供給し、前記湯口から
溢れ出した溶湯を前記上面の下型キャビティ内に流入さ
せ、前記給湯スリーブから溶湯を排出して前記上面に溜
まった溶湯を回収し、前記下側キャビティ内に所定量の
溶湯を残留させて給湯を行うとともに、鍛造動作の後、
前記給湯スリーブ内に清掃プランジャを進出させ、回収
時に給湯スリーブ内壁に付着した溶湯凝固物を掻き出す
、という各手順を採用したものである。
〔作用〕
このような本発明においては、外部の溶湯保持炉等から
下型への給湯を外気と非接触状態で行えるので、溶湯の
酸化防止が可能となり溶湯鍛造製品の品質向上が可能と
なる。また、溶湯鍛造機としては、ラドル等が不要とな
るため作業手順が簡略化されるとともに、上型移動スト
ロークの短縮が可能となり迅速な動作により生産効率を
向上することが可能となる。さらに、清掃プランジャで
給湯スリーブ内壁を清掃することで溶湯凝固物の付着に
よる閉塞等を防止し、湯口への給湯か確実に行え、これ
らにより前記目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明を一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、溶湯鍛造機10は上型20および下型
30とを備えた縦型溶湯鍛造機であり、図示しない昇降
駆動装置により上型20を下型30に向けて昇降される
ものである。
上型20は、凸状の下面に複数の上型キャビティ21を
備えている。各キャビティ21の中心には押出しピン2
2が配置され、このピン22は図示しないノックアウト
駆動装置によりキャビティ21内に突出可能である。
下型30は、凹状の上面に複数の下型キャビティ31を
備えている。各キャビティ31は上型20のキャビティ
21にそれぞれ対応して形成されており、鎖線で示すよ
うに、上型20が下降して下型30と嵌合されることで
、対応する各キャビティ21.31間に鍛造品の外形に
応じた密閉空間が形成される。
下型30の上面中心部分にはオーバーフローゲート面3
2が形成されている。ゲート面32は、下型3゜の外周
縁部よりも低く凹み状に形成されるとともに、各キャビ
ティ31に連続されている。ここで、ゲート面32の高
さは、当該ゲート面32より下のキャビティ31の容積
が各キャビティ21.31による鍛造成形に必要な溶湯
の体積に一致するように設定されている。
ゲート面32の中心には湯口41が形成され、この湯口
41には下型30の下面側に嵌合連結された給湯スリー
ブ42が連通されている。給湯スリーブ42には下方か
ら清掃プランジャ43が嵌合挿通され、このプランジャ
43は図示しない駆動装置により上昇されることにより
、スリーブ42内周に付着した溶湯凝固物等を掻き取っ
て湯口41より排出可能である。
給湯スリーブ42には、移動下限にあるプランジャ43
の上端より上の位置に給湯管44か連通接続され、この
給湯管44は下方に延びる給湯管45および水平な給湯
管46を通して外部の溶湯保持炉50に連通されている
。溶湯保持炉50内の溶湯51は自動調整により液面を
常時一定に維持され、その高さは縦方向の給湯管45の
中間位置に設定されており、給湯管46ないし給湯管4
5までの区間には溶湯保持炉50内の溶湯51が自然流
入されている。なお、当該区間には給湯管45.46を
取り巻くようにヒータ47が設置され、給湯管45.4
6内の溶湯51はヒータ47で加熱されて溶融状態に保
持可能である。
給湯管46の途中には、給湯管46を取り囲むコイル6
1を有する電磁ポンプ60が配置されており、コイル6
1に与えられる電流に応じて発生する磁界により内部の
溶湯51を任意の向きに移送可能である。
このように構成された本実施例においては、次のような
手順で鍛造作業を行う。
まず、待機状態として、上型20と下型30との間を少
し開いておき、溶湯保持炉50からの溶湯51を給湯管
46から給湯管45の途中まで導入し、ヒータ47によ
り溶融状態に維持しておく (第2図)。
次に、給湯行程として、電磁ポンプ60を予め設定した
給湯時間だけ作動させ、給湯管46内の溶湯51を順方
向に移送する。これにより、溶湯保持炉50から順次補
給される溶湯51は給湯管46〜44および給湯スリー
ブ42を通して湯口41からゲート面32へと溢れ出し
、ゲート面32に溢れ出した溶湯51は各キャビティ3
1内に流入し、これによりオーバーフロー式の給湯が行
われる(第3図)。
続いて、計量行程として、電磁ポンプ60の励磁を切っ
て自重により逆流させるか、または電磁ポンプ60を逆
向きに作動させることにより、給湯管46内の溶湯51
を逆方向に移送する。これにより、ゲート面32上に溜
まっていた溶湯51は湯口41から吸い込まれ、給湯ス
リーブ42および給湯管44〜46を通して溶湯保持炉
50に戻される。ここで、各キャビティ31内には流入
した溶湯51のうちゲート面32より低い位置にある一
定量が残留し、これによりオーバーフロー式の計量が行
われる(第4図)。
これらの給湯作業の後、鍛造行程として、上型20を下
降させ、キャビティ21の凸状外側面のインロ一部23
とキャビティ31の凹状内側面のインロー部33とを嵌
合させて各キャビティ21.31間を密閉するとともに
、さらなる下降により内部の溶湯51を圧縮して鍛造を
行う(第5図)。
次に、製品取出工程として、上型20を上昇させて下型
30から離すとともに、押出しピン22を作動させて鍛
造製品53を取り出す(第6図)。
ここで、湯口41に連なる給湯スリーブ42においては
、内周面に付着した溶湯51が鍛造行程の間に冷えて溶
湯凝固物54が生じる(第4〜6図)。しかし、スリー
ブ42内周の凝固物54は、清掃行程として清掃プラン
ジャ43を進出させることで掻き取られ、湯口41から
排出除去される(第7図)。
このような本実施例によれば、次に示すような効果があ
る。
すなわち、溶湯保持炉50に続く給湯管46〜44およ
び給湯スリーブ42を用いることにより、溶湯5工を溶
湯保持炉50から下型30へと直接的に給湯することが
できる。
また、給湯にあたっては、ゲート面32におけるオーバ
ーフロー給湯およびオーバーフロー計量を行うことで、
一定量の溶湯51を簡単かつ確実に下型キャビティ31
内に供給することができる。
このため、従来のようなラドル等が不要となり、従来の
ラドル方式に比べて溶湯51と外気との接触を大幅に低
減でき、下型30への給湯をいわば密閉状態で行えるの
で、溶湯51の酸化を防止して鍛造製品53の品質を大
幅に向上することができる。
また、溶湯鍛造機10としては、ラドル等が不要となる
ため機構が簡略化され、上型20の移動ストロークを短
縮できるとともに、作業手順も簡略化されることになる
。従って、迅速な動作により生産効率を向上することが
できる。
さらに、給湯スリーブ42の内周に凝固物54が付着固
化しても、毎回清掃プランジャ43で掻き取ることがで
きる。
また、給湯管46〜45の周囲にヒータ47を設けて内
部の溶湯51を加熱できるようにしたため、当該部分に
保持される溶湯51を溶湯保持炉50内と同様な溶融状
態に維持することかでき、製品53の品質を良好に維持
することができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
細部形状や構造、材質等は実施にあたって適宜変更すれ
ばよい。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明によれば、略密閉状態で給
湯することにより溶湯の酸化を防止して溶湯鍛造製品の
品質を向上できるとともに、オーバーフロー計量により
給湯作業を簡略化でき、生産効率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、概略断面
図である。 lO・・・溶湯鍛造機、20・・・上型、21・・・上
型キャビティ、30・・・下型、3I・・・下型キャビ
ティ、32・・・オーバーフローゲート面、41・・・
湯口、42・・・給湯スリーブ、43・・・清掃プラン
ジャ、44〜46・・・給湯管、47・・・ヒータ、5
0・・・溶湯保持炉、51・・・溶湯、60・・・電磁
ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下型上面の湯口に連通する給湯スリーブに溶湯を
    供給し、前記湯口から溢れ出した溶湯を前記上面の下型
    キャビティ内に流入させ、 前記給湯スリーブから溶湯を排出して前記上面に溜まっ
    た溶湯を回収し、前記下側キャビティ内に所定量の溶湯
    を残留させて給湯を行うとともに、鍛造動作の後、前記
    給湯スリーブ内に清掃プランジャを進出させ、回収時に
    給湯スリーブ内壁に付着した溶湯凝固物を掻き出すこと
    を特徴とする溶湯鍛造の給湯方法。
JP11917190A 1990-05-08 1990-05-08 溶湯鍛造の給湯方法 Pending JPH0413467A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013042629A1 (ja) * 2011-09-21 2015-03-26 住友精密工業株式会社 金属充填装置
JP2017520404A (ja) * 2014-06-26 2017-07-27 ゴ ドングンGO, Dong Keun 真空環境で金属を溶解して成形する装置及び方法

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