JPH04133885U - 足踏み式乗物玩具自動車用シヤシ - Google Patents
足踏み式乗物玩具自動車用シヤシInfo
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- JPH04133885U JPH04133885U JP3984491U JP3984491U JPH04133885U JP H04133885 U JPH04133885 U JP H04133885U JP 3984491 U JP3984491 U JP 3984491U JP 3984491 U JP3984491 U JP 3984491U JP H04133885 U JPH04133885 U JP H04133885U
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】機械加工や表要面処理を要せず、組立容易な足
踏み式自動車用シャシを提供する。 【構成】プラスチック製のステアリング部品搭載用梁桁
21及び座席搭載用梁桁23の端部のいんろう27を縦
フレーム13の側面に設けられる隔板14間の開口25
内に嵌合挿着する。次いで、横フレーム15,15の端
部開口にコーナアングル部材17のいんろう端部を嵌着
し、コーナアングル部材17の残りのいんろう18を縦
フレーム13に嵌合挿着する。このようにして構成され
たシャシの外形寸法は、別に成型した自動車車体40の
内縁に沿って嵌着可能に形成される。
踏み式自動車用シャシを提供する。 【構成】プラスチック製のステアリング部品搭載用梁桁
21及び座席搭載用梁桁23の端部のいんろう27を縦
フレーム13の側面に設けられる隔板14間の開口25
内に嵌合挿着する。次いで、横フレーム15,15の端
部開口にコーナアングル部材17のいんろう端部を嵌着
し、コーナアングル部材17の残りのいんろう18を縦
フレーム13に嵌合挿着する。このようにして構成され
たシャシの外形寸法は、別に成型した自動車車体40の
内縁に沿って嵌着可能に形成される。
Description
【0001】
本考案は子供の乗物玩具に係わり、より具体的には自動車の形状をした足踏み
式乗物遊具に関するものである。
【0002】
従来、子供用の足踏み式自動車は、車体は薄鋼板製、木製、プラスチック製等
で様々な材料が使用されている。しかしながら、この車体を搭載し、ステアリン
グ部材、座席、足踏みペダル、車輪用軸受け部材等を組み付けるシャシは、いず
れも図2に斜視図で示すように型に従って屈曲または湾曲した帯状鋼板を溶接し
、取付け用の孔を機械加工したものである。即ち、101は鋼板製シャシで、1
03,103は帯状鋼板を型に従って折曲げた縦フレーム、105は帯状鋼板を
型に従って湾曲させた横フレームのフロントメンバであり、横フレームのリヤメ
ンバ107は帯状鋼板を型に従って折曲げて下端に後輪用軸受け板109,10
9が溶接されている。フロントメンバ105及びリヤメンバ107は縦フレーム
103,103に接合箇所W1,W1及びW2,W2において溶接されている。
111は鋼管製の前輪取付けメンバで縦フレーム103,103に跨設して溶接
されている。前輪取付けメンバー111は前輪シャフト113,113、ステア
リングアーム115,115、及びタイロッド117が装着される。119はタ
イロッドピンであり、121はハンドル止め金具である。後輪用軸受け板109
,109には後輪用軸受けホルダ123,123を取付ける取付け孔D1,…,
D1が機械加工され、リヤメンバ107には帯状鋼板を折曲げ車体後部の取付け
孔D2を機械加工した後部取付け金具125が溶接されている。縦フレーム10
3,103及びフロントメンバ105には車体取付け用の孔D3,D3及びD4
,D4が機械加工されている。
【0003】
しかしながら、このような従来の鋼材によって構成されるシャシにあっては、
1品毎に溶接作業及び孔の機械加工が不可欠であり、ばり取り及び防錆処理を含
む表面処理等の後加工を必要とする。しかも、仕上げは子供の肌を傷つけるよう
な不慮の障害を生じないように入念に行わねばならない。
【0004】
本考案の目的は機械加工や表面処理を要せず、組立容易な足踏み式乗物玩具自
動車用シャシを提供することにある。
【0005】
本考案に係わるシャシは、プラスチック製梁状構造体成型品による2本の縦フ
レームと、2本の横フレームと、同様のプラスチック製梁状構造体成型品による
ステアリング部品搭載用梁桁と座席搭載用梁桁の2本の梁桁と、前記縦フレーム
と横フレームとの端部を直角に接続可能なように柱状構造体をL字状に成型した
プラスチック製コーナアングル部材とから成り、前記2本の縦フレームと、2本
の横フレームとの端部を前記コーナアングル部材で直角に接続してフレーム枠を
形成し、前記ステアリング部品搭載用の梁桁と座席を搭載する梁桁を前記2本の
縦フレームに跨設するようにして全体をプラスチックで構成した。部品の組み付
け孔は前記柱体と同時成型で形成してある。また前記横フレームとコーナアング
ル部材とは一体成型品であってもよい。
【0006】
このように構成されたプラスチック製梁状構造体成型品による縦及び横フレー
ムは、梁状構造を十分な強度と共に靱性を有するように成型でき、材質上鋼材製
より優れた衝撃の吸収作用を発揮し、表面性状を含め玩具として子供の感性に程
良く適合できる。しかも、これら縦及び横フレームは別部品として規格化するこ
とにより量産可能であり、長さが自由に選択できるようにして車種による自動車
車体の寸法変更に対して柔軟に対応できるようにすることを可能にする。更に、
溶接箇所がなく、孔の機械加工を必要せずコーナアングル部材で直角に接続でき
るから、熟練者によらなくても正しい形に組上げることが可能となり、またプラ
スチックの特性により、防錆処理を含む表面処理や塗装等の後加工も不要となる
。
【0007】
図1は本考案に係わる一実施例を主な関連部品を周辺に配して示した分解斜視
図であって、10は本考案に係わるプラスチック製シャシで、13,13は長手
方向を複数個の隔板14,…,14で仕切って補強した断面コ字状のプラスチッ
ク製柱体成型品による2本の縦フレーム、15,15は長手方向を複数個の隔板
16,…,16で仕切って補強した断面コ字状のプラスチック製柱体成型品によ
る縦フレームと同じ構造の2本の横フレームである。ここでは縦フレーム13,
13と横フレーム15,15とは同じ断面形状寸法のものを使用している。また
縦フレームのS,…,Sは成型時に設けられる歪とり及び軽量化のための孔であ
る。17,…,17は縦フレーム13,13と横フレーム15,15との端部を
直角に接続するロ字状断面の中空柱体をL字状に成型したプラスチック製コーナ
アングル部材である。コーナアングル部材17,…,17の端部はいずれも縦フ
レーム13,13及び横フレーム15,15の端部開口19,…,19の内面に
嵌合挿着するようにいんろう18,…,18が段付に成型されている。21はス
テアリング部品搭載用梁桁であり、23は座席搭載用梁桁であって形状寸法はい
ずれも共通のものを使用している。ステアリング部品搭載用梁桁21及び座席搭
載用梁桁23はいずれも長手方向を複数個の隔板24,…,24で仕切って補強
した断面コ字状のプラスチック製柱体成型品で、縦フレームと同じ構造を備えて
おり、更に端部は縦フレーム13,13の側面に設けられる隔板14,14間の
開口25,…,25内に嵌合挿着可能なようにいんろう27,…,27が段付に
成型されている。図1には横フレーム15,15の開口とコーナアングル部材1
7,…,17のいんろうとを嵌着した状態が図示されているが、これらは一体成
型品であってもよい。このように、縦フレーム13,13、横フレーム15,1
5、ステアリング部品搭載用梁桁21及び座席搭載用梁桁23は、いずれも隔板
14,…,14、16,…,16及び24,…,24によって仕切られて、あた
かも竹や葦のような節目構造であるため、軽量で所要の強度を備えると共に靱性
を有し、衝撃の吸収にも優れたものとなっている。
【0008】
本実施例の組立にあたっては、先ず、ステアリング部品搭載用梁桁21及び座
席搭載用梁桁23の端部の段付に成型されているいんろう27を縦フレーム13
,13の側面に設けられる隔板14,14間の所定の開口25,25内に嵌合挿
着する。次いで、横フレーム15,15の端部開口にコーナアングル部材17,
…,17の所定のいんろう端部を嵌着し、コーナアングル部材17,…,17の
残りのいんろう18,…,18を縦フレーム13,13に嵌合挿着する。このよ
うにして構成された"目"の字状のシャシの外形寸法は、別に成型した自動車車体
40の内縁に沿って嵌着可能に形成されている。H4及びH5は車体40の鋲孔
R4及びR5に整合して車体40を鋲着し固定する取付け孔である。
【0009】
ここで、予め縦フレーム13,13、横フレーム15,15の成型時に同時に
形成された孔H1,H1には前輪シャフト33,33を、孔H2,H2にはペダ
ルリンクシャフト35を挿着し、そして孔H3,H3により後輪シャフト37の
軸受け39を装着して、図示しないステアリング部品、ハンドル部品、ペダル部
品及び座席と共に自動車車体40を被装し、図示しないアクセサリを付装して完
成車とする。
【0010】
以上説明したように、本考案に係わる足踏み式乗物玩具自動車用シャシは、プ
ラスチック製梁状構造体成型品によるので十分な強度と共に靱性を有していて鋼
板製のシャシより緩衝性に優れ、子供の遊具として感触も鋼板製のシャシに較べ
て柔らかく危険性が少ない。しかも、これら縦及び横フレームは別部品なので、
規格化して量産可能であり、長さを自由に選択することにより車種による自動車
車体の寸法変更に対して柔軟に対応できる。更に、2本の縦フレームと、2本の
横フレームとの端部をコーナアングル部材で直角に接続してフレーム枠を形成す
るので、溶接箇所がなく、孔は同時成型によるので機械加工を必要せず、熟練者
によらなくても正確に組上げることができ、またプラスチックの特性により、防
錆処理を含む表面処理や塗装等の後加工も不要となるから組立工程を家内工業に
依存することも可能となる他、製品をプラモデルのようにユーザが組立てるよう
にすることもできるので、生産工程が大幅に節減できる。
【図1】本考案に係わる足踏み式自動車用シャシを関連
部品と共に示した分解斜視図である。
部品と共に示した分解斜視図である。
【図2】従来例による足踏み式自動車用シャシの分解斜
視図である。
視図である。
10 プラスチック製シャシ
13 縦フレーム
14 隔板
15 横フレーム
16 隔板
17 コーナアングル部材
21 ステアリング部品搭載用梁桁
23 座席搭載用梁桁
24 隔板
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチック製梁状構造体成型品による
2本の縦フレームと、2本の横フレームと、同様のプラ
スチック製梁状構造体成型品によるステアリング部品搭
載用梁桁と座席搭載用梁桁との2本の梁桁と、前記縦フ
レームと横フレームとの端部を直角に接続可能なように
柱状構造体をL字形に成型したプラスチック製コーナア
ングル部材とから成り、前記2本の縦フレームと、2本
の横フレームとの端部を前記コーナアングル部材で直角
に接続してフレーム枠を形成し、前記ステアリング部品
搭載用の梁桁と座席を搭載する梁桁を前記2本の縦フレ
ームに跨設して構成し、部品の組み付け孔が前記柱体と
同時成型されているプラスチック製の足踏み式乗物玩具
自動車用シャシ。 - 【請求項2】前記横フレームとコーナアングル部材とを
一体成型品として構成した請求項1記載の足踏み式乗物
玩具自動車用シャシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3984491U JPH04133885U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 足踏み式乗物玩具自動車用シヤシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3984491U JPH04133885U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 足踏み式乗物玩具自動車用シヤシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133885U true JPH04133885U (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=31921017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3984491U Pending JPH04133885U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 足踏み式乗物玩具自動車用シヤシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04133885U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6430228U (ja) * | 1987-08-13 | 1989-02-23 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3984491U patent/JPH04133885U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6430228U (ja) * | 1987-08-13 | 1989-02-23 |
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