JPH04132969A - 漏れ電流計測装置 - Google Patents
漏れ電流計測装置Info
- Publication number
- JPH04132969A JPH04132969A JP25410090A JP25410090A JPH04132969A JP H04132969 A JPH04132969 A JP H04132969A JP 25410090 A JP25410090 A JP 25410090A JP 25410090 A JP25410090 A JP 25410090A JP H04132969 A JPH04132969 A JP H04132969A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- leakage current
- bandpass filter
- current transformer
- zero
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002955 isolation Methods 0.000 abstract 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
この発明は、活線状態にある電路中の絶縁抵抗を正確に
測定することのできる漏れ電流計測装置に関する。
測定することのできる漏れ電流計測装置に関する。
（従来の技術）
一般に、活線状態にある電路の対地絶縁抵抗は、絶縁抵
抗計による定期的な計測により管理することが原則であ
る。しかしながら、絶縁抵抗計による計測は、停電作業
を伴うために、絶縁抵抗測定に代えて、簡易的な管理の
方式として、漏れ電流計測装置による漏れ電流管理が一
般的に行われるようになっている。
抗計による定期的な計測により管理することが原則であ
る。しかしながら、絶縁抵抗計による計測は、停電作業
を伴うために、絶縁抵抗測定に代えて、簡易的な管理の
方式として、漏れ電流計測装置による漏れ電流管理が一
般的に行われるようになっている。
ところで近年、各種制御にインバータが広く使用される
ようになってきており、その使用状況は増加の傾向にあ
る。そして、このインバータの場合、その出力が一般に
矩形波であるために、インバータに電源を供給している
商用電源側電路にインバータのスイッチングノイズを放
出する。したがって、インバータが負荷となっている電
路には、インバータの高周波スイッチングノイズが混入
するため、商用電源周波数による漏れ電流に、この高周
波成分電流が含まれることになる。
ようになってきており、その使用状況は増加の傾向にあ
る。そして、このインバータの場合、その出力が一般に
矩形波であるために、インバータに電源を供給している
商用電源側電路にインバータのスイッチングノイズを放
出する。したがって、インバータが負荷となっている電
路には、インバータの高周波スイッチングノイズが混入
するため、商用電源周波数による漏れ電流に、この高周
波成分電流が含まれることになる。
（発明が解決しようとする課Ｉｍ）
しかしながら、このような従来の漏れ電流計測装置では
、その周波数特性としての遮断周波数が７００Ｈｚ〜数
ＫＨｚの範囲にあり、高周波電流に対して十分な対策が
とられておらず、この結果、インバータが負荷となって
いる電路では、絶縁管理として漏れ電流による管理が正
しく行えなくなる問題点があった。
、その周波数特性としての遮断周波数が７００Ｈｚ〜数
ＫＨｚの範囲にあり、高周波電流に対して十分な対策が
とられておらず、この結果、インバータが負荷となって
いる電路では、絶縁管理として漏れ電流による管理が正
しく行えなくなる問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、インバータが負荷となっているような電路であ
っても、高周波スイッチングノイズの影響を受けること
なく正しく漏れ電流計測が行え、信頼性の高い電路の絶
縁管理が行える漏れ電流計測装置を提供することを目的
とする。
もので、インバータが負荷となっているような電路であ
っても、高周波スイッチングノイズの影響を受けること
なく正しく漏れ電流計測が行え、信頼性の高い電路の絶
縁管理が行える漏れ電流計測装置を提供することを目的
とする。
［発明の構成］
（課題を解決するための手段）
この発明の漏れ電流計測装置は、活線状態にある電路の
接地線に帰還する漏れ電流を検出する零相変流器と、 この零相変流器の出力に含まれる高周波成分を除去し、
かつ商用電源周波数成分を取り出すための帯域通過フィ
ルタと、 前記帯域通過フィルタの出力を増幅する増幅器と、 前記増幅器の出力から漏れ電流値を指示するメータとを
備えたものである。
接地線に帰還する漏れ電流を検出する零相変流器と、 この零相変流器の出力に含まれる高周波成分を除去し、
かつ商用電源周波数成分を取り出すための帯域通過フィ
ルタと、 前記帯域通過フィルタの出力を増幅する増幅器と、 前記増幅器の出力から漏れ電流値を指示するメータとを
備えたものである。
（作用）
この発明の漏れ電流計測装置では、零相変流器によって
活線状態にある電路の接地線の帰還する漏れ電流を検出
し、この零相変流器の出力に対して、帯域通過フィルタ
により高周波成分を除去して、商用電源周波数成分のみ
を取り出し、この帯域通過フィルタの出力を増幅器によ
り増幅した後、メータにより漏れ電流値として指示させ
る。
活線状態にある電路の接地線の帰還する漏れ電流を検出
し、この零相変流器の出力に対して、帯域通過フィルタ
により高周波成分を除去して、商用電源周波数成分のみ
を取り出し、この帯域通過フィルタの出力を増幅器によ
り増幅した後、メータにより漏れ電流値として指示させ
る。
こうして、インバータが負荷となっている電路における
漏れ電流検出において、高周波成分の影響を受けること
なく、商用電源の漏れ電流を検出することができるので
ある。
漏れ電流検出において、高周波成分の影響を受けること
なく、商用電源の漏れ電流を検出することができるので
ある。
（実施例）
以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。
第１図はこの発明の一実施例のブロック図であり、活線
状態にある電路の接地線１に対して、零相変流器２が備
えられており、この零相変流器２によって検出された零
相電流を電圧信号に変換するための零相変流器負担抵抗
３が零相変流器２の出力側に設けられている。そして、
この抵抗３の出力側に、約１０ＫＨｚ以上の高周波の通
過を阻止し、商用電源周波数である５０Ｈｚまたは６０
Ｈｚ信号を通過させる帯域通過フィルタ４と、この帯域
通過フィルタ４の出力を増幅するための増幅器５と、増
幅器５の出力である交流信号を直流信号に変換する交直
変換器６と、この交直変換器６の出力電流によって指針
を振るメータ７が設けられている。
状態にある電路の接地線１に対して、零相変流器２が備
えられており、この零相変流器２によって検出された零
相電流を電圧信号に変換するための零相変流器負担抵抗
３が零相変流器２の出力側に設けられている。そして、
この抵抗３の出力側に、約１０ＫＨｚ以上の高周波の通
過を阻止し、商用電源周波数である５０Ｈｚまたは６０
Ｈｚ信号を通過させる帯域通過フィルタ４と、この帯域
通過フィルタ４の出力を増幅するための増幅器５と、増
幅器５の出力である交流信号を直流信号に変換する交直
変換器６と、この交直変換器６の出力電流によって指針
を振るメータ７が設けられている。
次に、上記の構成の漏れ電流計測装置の動作について説
明する。
明する。
活線状態にある電路の接地線１に設けられた零相変流器
２は、その二次側に電路１の漏れ電流検出信号を出力す
る。この出力信号は電流信号であるが、抵抗３によって
電圧信号に変換されて帯域通過フィルタ４に入力される
。
２は、その二次側に電路１の漏れ電流検出信号を出力す
る。この出力信号は電流信号であるが、抵抗３によって
電圧信号に変換されて帯域通過フィルタ４に入力される
。
帯域通過フィルタ４に入力される漏れ電流検出信号８は
、電路の負荷にインバータのような高周波スイッチング
ノイズの発生源があるとき、第２図に示すような波形で
ある。この第２図の漏れ電流検出信号８は、基準信号波
形（商用電源周波数波形）９に対して、インバータのス
イッチングノイズに起因する細かな振動の高周波信号波
形１０が重畳した形となる。
、電路の負荷にインバータのような高周波スイッチング
ノイズの発生源があるとき、第２図に示すような波形で
ある。この第２図の漏れ電流検出信号８は、基準信号波
形（商用電源周波数波形）９に対して、インバータのス
イッチングノイズに起因する細かな振動の高周波信号波
形１０が重畳した形となる。
そこで、この信号８を帯域通過フィルタ４に通すと、第
３図に示すように高周波成分は除去され、５０Ｈｚまた
は６０Ｈｚの商用電源周波数成分のみの含まれる漏れ電
流検出信号１１が通過して増幅器５に人力される。
３図に示すように高周波成分は除去され、５０Ｈｚまた
は６０Ｈｚの商用電源周波数成分のみの含まれる漏れ電
流検出信号１１が通過して増幅器５に人力される。
増幅器５では、漏れ電流検出信号１１を増幅し、これを
交直変換器６に入力し、ここで交流信号を直流信号に変
換してメータ７に与え、メータ７は漏れ電流検出信号１
１の大きさに応じた指示を行うことになる。
交直変換器６に入力し、ここで交流信号を直流信号に変
換してメータ７に与え、メータ７は漏れ電流検出信号１
１の大きさに応じた指示を行うことになる。
こうして、電路の負荷にインバータのような高周波ノイ
ズ発生機器が存在するような場合でも、電路の接地線の
漏れ電流に重畳される高周波成分をフィルタにより除去
して、実際の漏れ電流のみを取り出して絶縁管理を行う
ことができるのである。
ズ発生機器が存在するような場合でも、電路の接地線の
漏れ電流に重畳される高周波成分をフィルタにより除去
して、実際の漏れ電流のみを取り出して絶縁管理を行う
ことができるのである。
［発明の効果］
以上のようにこの発明によれば、電路の接地線に設けら
れた零相変流器の漏れ電流検出信号に重畳される高周波
成分を帯域フィルタにより除去し、商用電源周波数成分
の漏れ電流のみを取り出してメータ表示するようにして
いるので、従来のように高周波成分の影響で安定した漏
れ電流検出ができないということがなく、インバータの
ような高周波ノイズ発生源が負荷として電路に存在する
場合にも正確に漏れ電流検出が行え、信頼性の高い絶縁
管理ができるようになる。
れた零相変流器の漏れ電流検出信号に重畳される高周波
成分を帯域フィルタにより除去し、商用電源周波数成分
の漏れ電流のみを取り出してメータ表示するようにして
いるので、従来のように高周波成分の影響で安定した漏
れ電流検出ができないということがなく、インバータの
ような高周波ノイズ発生源が負荷として電路に存在する
場合にも正確に漏れ電流検出が行え、信頼性の高い絶縁
管理ができるようになる。
第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図は上
記実施例における帯域通過フィルタに入力される信号の
波形を示す説明図、第３図は上記実施例における帯域通
過フィルタから出力される信号の波形を示す説明図であ
る。 １・・・接地線 ３・・・抵抗 ５・・・増幅器 ７・・・メータ
記実施例における帯域通過フィルタに入力される信号の
波形を示す説明図、第３図は上記実施例における帯域通
過フィルタから出力される信号の波形を示す説明図であ
る。 １・・・接地線 ３・・・抵抗 ５・・・増幅器 ７・・・メータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 活線状態にある電路の接地線に帰還する漏れ電流を検出
する零相変流器と、 この零相変流器の出力に含まれる高周波成分を除去し、
かつ商用電源周波数成分を取り出すための帯域通過フィ
ルタと、 前記帯域通過フィルタの出力を増幅する増幅器と、 前記増幅器の出力から漏れ電流値を指示するメータとを
備えて成る漏れ電流計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25410090A JPH04132969A (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 漏れ電流計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25410090A JPH04132969A (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 漏れ電流計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132969A true JPH04132969A (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=17260226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25410090A Pending JPH04132969A (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 漏れ電流計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04132969A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112011101326T5 (de) | 2010-04-14 | 2013-01-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Isolierungsbeeinträchtigungs-Diagnosevorrichtung |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682458A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-06 | Hitachi Ltd | Insulation resistance measuring apparatus of neutral point ground system |
| JPS61100666A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-19 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | 絶縁抵抗の測定方法 |
| JPS637349A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 集電用すり板 |
| JPS63266366A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-02 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 誘電体損の測定方法 |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP25410090A patent/JPH04132969A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682458A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-06 | Hitachi Ltd | Insulation resistance measuring apparatus of neutral point ground system |
| JPS61100666A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-19 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | 絶縁抵抗の測定方法 |
| JPS637349A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 集電用すり板 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112011101326T5 (de) | 2010-04-14 | 2013-01-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Isolierungsbeeinträchtigungs-Diagnosevorrichtung |
| US9030210B2 (en) | 2010-04-14 | 2015-05-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Insulation deterioration diagnosis apparatus |
| DE112011101326B4 (de) | 2010-04-14 | 2019-04-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Isolierungsbeeinträchtigungs-Diagnosevorrichtung |
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