JPS6245477Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6245477Y2 JPS6245477Y2 JP1982058815U JP5881582U JPS6245477Y2 JP S6245477 Y2 JPS6245477 Y2 JP S6245477Y2 JP 1982058815 U JP1982058815 U JP 1982058815U JP 5881582 U JP5881582 U JP 5881582U JP S6245477 Y2 JPS6245477 Y2 JP S6245477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- partial discharge
- low voltage
- voltage winding
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Protection Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電力用変圧器の内部で生じる部分放
電などの異常を検出する変圧器の内部異常検出装
置に関する。
電などの異常を検出する変圧器の内部異常検出装
置に関する。
柱上用変圧器は長期の使用により内部の特に巻
線部にコロナ放電のような部分放電が発生し易く
なり、絶縁破懐を招くことが多々ある。
線部にコロナ放電のような部分放電が発生し易く
なり、絶縁破懐を招くことが多々ある。
このため従来では変圧器内部の部分放電などの
異常を定期的に検査することが行なわれており、
これにより変圧器の絶縁破懐を未然に防止してい
る。
異常を定期的に検査することが行なわれており、
これにより変圧器の絶縁破懐を未然に防止してい
る。
しかして、従来この種の変圧器の内部異常検出
装置として第１図に示すように被試験変圧器１の
低圧巻線側端子ｕ，ｖに低圧電源２を接続し、ま
た高圧巻線側端子Ｕ，Ｖに測定回路として結合コ
ンデンサ３と検出インピーダンス４の直列回路を
接続するとともに結合コンデンサ３と検出インピ
ーダンス４の接続点に検出部５を接続し、被試験
変圧器１の巻線部分に部分放電が生じると、この
発生個所の微少なパルス性電圧変化を測定回路を
介して検出部５にて検出するようにしたものがあ
る。
装置として第１図に示すように被試験変圧器１の
低圧巻線側端子ｕ，ｖに低圧電源２を接続し、ま
た高圧巻線側端子Ｕ，Ｖに測定回路として結合コ
ンデンサ３と検出インピーダンス４の直列回路を
接続するとともに結合コンデンサ３と検出インピ
ーダンス４の接続点に検出部５を接続し、被試験
変圧器１の巻線部分に部分放電が生じると、この
発生個所の微少なパルス性電圧変化を測定回路を
介して検出部５にて検出するようにしたものがあ
る。
ところが、このものは測定回路を被試験変圧器
の高圧巻線側端子に直接接続するようにしている
ので、かかる接続作業に多大な危険をともない、
また、測定回路自体を耐圧構成としなければなら
ないため価格的にも高価なものになる欠点があつ
た。
の高圧巻線側端子に直接接続するようにしている
ので、かかる接続作業に多大な危険をともない、
また、測定回路自体を耐圧構成としなければなら
ないため価格的にも高価なものになる欠点があつ
た。
ところで、本出願人は変圧器の巻線部に部分放
電が発生すると、これに起因して100KHz〜500K
Hz程度の電磁波が発生することを見出した。
電が発生すると、これに起因して100KHz〜500K
Hz程度の電磁波が発生することを見出した。
この考案はこのことに着目してなされたもの
で、変圧器の低圧側巻線を利用して部分放電に起
因する電磁波の勢力を検出することにより変圧器
の内部異常を安全に検出できるとともに構成を簡
単化し価格的にも安価にできる変圧器の異常検出
装置を提供することを目的とする。
で、変圧器の低圧側巻線を利用して部分放電に起
因する電磁波の勢力を検出することにより変圧器
の内部異常を安全に検出できるとともに構成を簡
単化し価格的にも安価にできる変圧器の異常検出
装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明す
る。
る。
第２図において、１１は被試験変圧器で、この
変圧器１１は低圧側に低圧巻線１１a1，１１a2を
有し、高圧側に高圧巻線１１ｂを有している。そ
して、この変圧器１１の低圧巻線１１a1，１１a2
の端子u1，v2，u2に50〜250Hz程度の低圧電源１
２を接続し、低圧巻線１１a1，１１a2の一方の低
圧巻線例えば巻線１１a2を用いて部分放電に起す
る電磁波を検出するようにしている。
変圧器１１は低圧側に低圧巻線１１a1，１１a2を
有し、高圧側に高圧巻線１１ｂを有している。そ
して、この変圧器１１の低圧巻線１１a1，１１a2
の端子u1，v2，u2に50〜250Hz程度の低圧電源１
２を接続し、低圧巻線１１a1，１１a2の一方の低
圧巻線例えば巻線１１a2を用いて部分放電に起す
る電磁波を検出するようにしている。
この低圧巻線１１a2の端子u2に部分放電検出手
段としてプリアンプ１４および検出部１５を接続
している。ここでプリアンプ１４は第３図に示す
ように上記低圧電源１２に起因する雑音を除去す
るためのフイルタ１４１、バツフア回路１４２、
しや断周波数を100KHz程度としたハイパスフイ
ルタ１４３およびアンプ１４４を有している。ま
た検出部１５は第４図に示すようにアンプ１５
１、帯域周波数を100〜500KHzにしたバンドパス
フイルタ１５２、アンプ１５３、ピーク検波器１
５４および判定器１５５を有している。
段としてプリアンプ１４および検出部１５を接続
している。ここでプリアンプ１４は第３図に示す
ように上記低圧電源１２に起因する雑音を除去す
るためのフイルタ１４１、バツフア回路１４２、
しや断周波数を100KHz程度としたハイパスフイ
ルタ１４３およびアンプ１４４を有している。ま
た検出部１５は第４図に示すようにアンプ１５
１、帯域周波数を100〜500KHzにしたバンドパス
フイルタ１５２、アンプ１５３、ピーク検波器１
５４および判定器１５５を有している。
次に、その作用を説明する。
いま、被試験変圧器１１の一方の低圧巻線１１
a1に低圧電源１２を接続した状態で、高圧巻線１
１ｂ側に部分放電が生じると、この部分放電によ
り100KHz〜500KHzの電磁波が発生される。この
電磁波は他方の低圧巻線１１a2にて検出され、こ
の低圧巻線１１a2の出力はプリアンプ１４に与え
られる。プリアンプ１４では、まずフイルタ１４
１にて低圧電源１２に起因する雑音を除去したの
ちバツフア１４２を介してハイパスフイルタ１４
３に与え、ここで100KHz以下の出力をしや断
し、こののちアンプ１４４にて増巾する。また、
プリアンプ１４からの出力は検出部１５に与えら
れる。検出部１５ではプリアンプ１４の出力をア
ンプ１５１を介してバンドパスフイルタ１５２に
与え部分放電に起因する電磁波に対応する100〜
500KHzの出力のみを取り出しアンプ１５３を介
してピーク検波器１５４に与える。これによりピ
ーク検波器１５４より部分放電の大きさに応じた
ピーク信号が取り出され判定器１５５にて部分放
電が判別される。
a1に低圧電源１２を接続した状態で、高圧巻線１
１ｂ側に部分放電が生じると、この部分放電によ
り100KHz〜500KHzの電磁波が発生される。この
電磁波は他方の低圧巻線１１a2にて検出され、こ
の低圧巻線１１a2の出力はプリアンプ１４に与え
られる。プリアンプ１４では、まずフイルタ１４
１にて低圧電源１２に起因する雑音を除去したの
ちバツフア１４２を介してハイパスフイルタ１４
３に与え、ここで100KHz以下の出力をしや断
し、こののちアンプ１４４にて増巾する。また、
プリアンプ１４からの出力は検出部１５に与えら
れる。検出部１５ではプリアンプ１４の出力をア
ンプ１５１を介してバンドパスフイルタ１５２に
与え部分放電に起因する電磁波に対応する100〜
500KHzの出力のみを取り出しアンプ１５３を介
してピーク検波器１５４に与える。これによりピ
ーク検波器１５４より部分放電の大きさに応じた
ピーク信号が取り出され判定器１５５にて部分放
電が判別される。
したがつて、このような構成によれば変圧器内
の部分放電に起因する電磁波を低圧巻線１１a2に
て検出することで変圧器の高圧側巻線に触れるこ
となく部分放電を検出できるので、従来の変圧器
の高圧側に測定回路を接続するものに比べかかる
検出作業を安全に行なうことができ、しかも低圧
巻線１１a2をセンサとして兼用できるとともに検
出に用いるプリアンプおよび検出部などを特別な
耐圧構成とする必要もないので、その分構成を簡
単にでき価格的に安価なものにできる。
の部分放電に起因する電磁波を低圧巻線１１a2に
て検出することで変圧器の高圧側巻線に触れるこ
となく部分放電を検出できるので、従来の変圧器
の高圧側に測定回路を接続するものに比べかかる
検出作業を安全に行なうことができ、しかも低圧
巻線１１a2をセンサとして兼用できるとともに検
出に用いるプリアンプおよび検出部などを特別な
耐圧構成とする必要もないので、その分構成を簡
単にでき価格的に安価なものにできる。
なお、この考案は上記実施例にのみ限定されず
要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施でき
る。
要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施でき
る。
以上述べたようにこの考案によれば変圧器の低
圧側巻線を利用して部分放電に起因する電磁波の
勢力を検出することにより変圧器の内部異常を安
全に検出できるとともに、構成を簡単化し価格的
にも安価にできる変圧器の内部異常検出装置を提
供できる。
圧側巻線を利用して部分放電に起因する電磁波の
勢力を検出することにより変圧器の内部異常を安
全に検出できるとともに、構成を簡単化し価格的
にも安価にできる変圧器の内部異常検出装置を提
供できる。
第１図は従来の変圧器の内部異常検出装置の一
例を示す概略的構成図、第２図はこの考案の一実
施例を示す概略的構成図、第３図は同実施例に用
いられるプリアンプを示すブロツク図、第４図は
同実施例に用いられる検出部を示すブロツク図で
ある。 １……被試験変圧器、２……低圧電源、３……
結合コンデンサ、４……検出インピーダンス、５
……検出部、１１……被試験変圧器、１１a1，１
１a2……低圧巻線、１１ｂ……高圧巻線、１２…
…低圧電源、１４……プリアンプ、１４１……フ
イルタ、１４２……バツフア、１４３……ハイパ
スフイルタ、１４４……アンプ、１５……検出
部、１５１，１５３……アンプ、１５２……バン
ドパスフイルタ、１５４……ピーク検波器、１５
５……判定器。
例を示す概略的構成図、第２図はこの考案の一実
施例を示す概略的構成図、第３図は同実施例に用
いられるプリアンプを示すブロツク図、第４図は
同実施例に用いられる検出部を示すブロツク図で
ある。 １……被試験変圧器、２……低圧電源、３……
結合コンデンサ、４……検出インピーダンス、５
……検出部、１１……被試験変圧器、１１a1，１
１a2……低圧巻線、１１ｂ……高圧巻線、１２…
…低圧電源、１４……プリアンプ、１４１……フ
イルタ、１４２……バツフア、１４３……ハイパ
スフイルタ、１４４……アンプ、１５……検出
部、１５１，１５３……アンプ、１５２……バン
ドパスフイルタ、１５４……ピーク検波器、１５
５……判定器。
Claims (1)
- 被試験変圧器と、この変圧器内の部分放電に起
因する電磁波の勢力を検出する上記変圧器の低圧
側巻線と、この低圧側巻線の出力より上記部分放
電を検出する手段とを具備したことを特微とする
変圧器の内部異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5881582U JPS58162734U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 変圧器の内部異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5881582U JPS58162734U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 変圧器の内部異常検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58162734U JPS58162734U (ja) | 1983-10-29 |
| JPS6245477Y2 true JPS6245477Y2 (ja) | 1987-12-04 |
Family
ID=30069172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5881582U Granted JPS58162734U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 変圧器の内部異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58162734U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5219582A (en) * | 1975-08-06 | 1977-02-14 | Toshiba Corp | Method and system to detrect partial discharge in high voltage apparat us |
-
1982
- 1982-04-22 JP JP5881582U patent/JPS58162734U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5219582A (en) * | 1975-08-06 | 1977-02-14 | Toshiba Corp | Method and system to detrect partial discharge in high voltage apparat us |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58162734U (ja) | 1983-10-29 |
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