JPH04132225U - クラツチプレ−ト - Google Patents
クラツチプレ−トInfo
- Publication number
- JPH04132225U JPH04132225U JP4744491U JP4744491U JPH04132225U JP H04132225 U JPH04132225 U JP H04132225U JP 4744491 U JP4744491 U JP 4744491U JP 4744491 U JP4744491 U JP 4744491U JP H04132225 U JPH04132225 U JP H04132225U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clutch
- disc
- wet
- disk
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- Pending
Links
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Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パワ−シフトトランスミッション等のクラッ
チの放熱効果を高めることのできるクラッチプレ−トを
目的としたもの。 【構成】 湿式クラッチや湿式ブレ−キ等を構成するデ
ィスク1およびプレ−ト2間の冷却において、該ディス
ク1に相対する側のプレ−ト2の厚さ方向中央にラジア
ル方向に通じる多数の油孔3を設けたもの。 【効果】 クラッチディスクの温度上昇が押さえられ、
滑り時間を長くコントロ−ルできることになり、変速時
のジャック低減と高い回数の変速頻度に耐えられる。し
たがって極めて簡単か構造でありながら優れた効果が得
られる。 。
チの放熱効果を高めることのできるクラッチプレ−トを
目的としたもの。 【構成】 湿式クラッチや湿式ブレ−キ等を構成するデ
ィスク1およびプレ−ト2間の冷却において、該ディス
ク1に相対する側のプレ−ト2の厚さ方向中央にラジア
ル方向に通じる多数の油孔3を設けたもの。 【効果】 クラッチディスクの温度上昇が押さえられ、
滑り時間を長くコントロ−ルできることになり、変速時
のジャック低減と高い回数の変速頻度に耐えられる。し
たがって極めて簡単か構造でありながら優れた効果が得
られる。 。
Description
【0001】
本考案は例えば、ブルド−ザ等の車両に用いられているトランスミッションや
操向装置の湿式クラッチおよびブレ−キに係り、特に放熱効果を高めるようにし
たクラッチプレ−トに関する。
【0002】
ブルド−ザなどの建設車両は、エンジンからの動力をパワ−シフトトランスミ
ッションや操向クラッチやブレ−キを用いて伝達するようになっているが、これ
らトランスミッションや操向クラッチ等には多板の湿式クラッチが使用されてい
る。このような湿式クラッチには環状体の多数のディスクとプレ−トが設けられ
、ディスクとプレ−トとは互いに相対するように交互に配列されている。そして
このように配置されたディスクとプレ−トはクラッチの切りの状態では、両者の
間に隙間があるようになっており、クラッチ入りの状態では隙間がないように密
着して一体となりこれにより動力が伝達されるものである。そこで、動力の伝達
や滑りによりディスクが加熱された場合は、冷却が必要となるが、例えばトラン
スミッションにおけるクラッチディスクの冷却は図3に示すように潤滑油をディ
スク11とプレ−ト12の隙間Sと、ディスク11表面に設けられた油溝13に
通して行っている。図中、14はトランスミッション用ギヤである。
【0003】
しかしながら、クラッチが入るとディスク11とプレ−ト12の隙間がなくな
るため、冷却はディスク11の油溝13を通る潤滑油で行わなければならず、ク
ラッチの入り・切りを繰り返した場合や長い時間クラッチを滑らした場合、プレ
−ト12とディスク11表面の温度が高くなり、クラッチの寿命が低下する。こ
の寿命低下対策として出願人の出願である実開昭59−118832号公報には
焼結合金等のディスクのラジアル方向に多数の冷却用の孔を設けたものが開示さ
れている。これによれば潤滑油はこの孔を通ることになり冷却効果はあるものの
、長時間の使用によりディスクが摩耗して孔が表面に露出してしまうと云う欠点
があった。
【0004】
本考案はこれに鑑み、ディスクおよびプレ−トからなるクラッチの冷却にお
いて、上記のような欠点がなく、しかも放熱効果を高めることのできるクラッチ
プレ−トを提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなされた
ものである。
【0005】
上記目的を達成する手段として本考案は、湿式クラッチや湿式ブレ−キ等を構
成するディスクおよびプレ−ト間の冷却において、該ディスクに相対する側のプ
レ−トの厚さ方向中央にラジアル方向に通じる多数の油孔を設けたことを特徴と
する。
【0006】
上記構成によれば、冷却用の潤滑油はプレ−トの内径側の油孔よりラジアル方
向の外径側に流れることになり、クラッチの入り切りに関係なく放熱効果が高め
られる。
【0007】
図1は本考案にかかるクラッチプレ−トの一実施例を示す側面図である。
【0008】
本考案は図1に示すように湿式クラッチや湿式ブレ−キ等を構成するディスク
1およびプレ−ト2間の冷却において、該ディスク1に相対する側のプレ−ト2
の厚さ方向中央にラジアル方向に通じる多数の油孔3を設けたもので構成されて
いる。
【0009】
湿式の多板クラッチやブレ−キにはプレ−ト2とディスク1とが相対して設け
られ、クラッチまたはブレ−キが入りのときは、プレ−ト2とディスク1との隙
間はなくなり接触して一体となり、切りの時には一定隙間に保持されて互いに別
体となっている。このようなクラッチまたはブレ−キの入り・切りの操作を繰り
返したり、あるいは長時間滑らせたりすることによりプレ−ト2とディスク1の
表面の温度は高くなり、焼結合金等でつくられたディスク1の寿命が低下する。
そこで実施例として示すミッションのギヤ4に設けられた孔5から潤滑油をディ
スク1とプレ−ト2の間に流して冷却することが行われている。しかしクラッチ
入りの場合はディスク1とプレ−ト2の間が接触して冷却できない。そこで本考
案ではプレ−ト2の厚さ方向中央にプレ−ト2の内径側から外径側に至る多数の
ラジアル方向の油孔3を穿設したものである。これによりプレ−ト2の温度は冷
却され、このプレ−ト2に接触しているディスク1はプレ−ト2を介して冷却さ
れる。勿論、クラッチまたはブレ−キの切りの状態ではディスク1はプレ−ト2
との間に隙間があるから直接潤滑油により冷却されることになる。
【0010】
なお、本考案は実施例としてミッションの湿式クラッチの場合について説明し
たが、湿式の操向クラッチおよびブレ−キ等に適用できることは勿論、さらに湿
式のクラッチ・ブレ−キを有するすべての汎用機に適用することができる。
【0011】
本考案は以上説明したように、湿式クラッチや湿式ブレ−キ等を構成するディ
スクおよびプレ−ト間の冷却において、該ディスクに相対する側のプレ−トの厚
さ方向中央にラジアル方向に通じる多数の油孔を設けたから、クラッチディスク
の温度上昇が押さえられ、滑り時間を長くコントロ−ルできることになり、変速
時のジャック低減と高い回数の変速頻度に耐えられる。したがって極めて簡単か
構造でありながら優れた効果が得られる。
【図1】図1はクラッチ構造における本考案のクラッチ
プレ−トの一実施例を示す説明図である。
プレ−トの一実施例を示す説明図である。
【図2】図1のクラッチプレ−トの全体を示す斜視によ
る説明図である。
る説明図である。
【図3】従来のクラッチ構造におけるディスクとプレ−
ト部分の説明図である。
ト部分の説明図である。
1 ディスク
2 プレ−ト
3 油孔
Claims (1)
- 【請求項1】 湿式クラッチや湿式ブレ−キ等を構成す
るディスクおよびプレ−ト間の冷却において、該ディス
クに相対する側のプレ−トの厚さ方向中央にラジアル方
向に通じる多数の油孔を設けたことを特徴とするクラッ
チプレ−ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4744491U JPH04132225U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | クラツチプレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4744491U JPH04132225U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | クラツチプレ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132225U true JPH04132225U (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=31926529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4744491U Pending JPH04132225U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | クラツチプレ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132225U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020056444A (ja) * | 2018-10-01 | 2020-04-09 | 株式会社Subaru | 摩擦係合装置 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP4744491U patent/JPH04132225U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020056444A (ja) * | 2018-10-01 | 2020-04-09 | 株式会社Subaru | 摩擦係合装置 |
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