JPH04132187U - 窓ガラスユニツト - Google Patents

窓ガラスユニツト

Info

Publication number
JPH04132187U
JPH04132187U JP3947491U JP3947491U JPH04132187U JP H04132187 U JPH04132187 U JP H04132187U JP 3947491 U JP3947491 U JP 3947491U JP 3947491 U JP3947491 U JP 3947491U JP H04132187 U JPH04132187 U JP H04132187U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
window glass
glass
scattering
glass unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3947491U
Other languages
English (en)
Inventor
三四郎 小林
義之 大野
昭次 湶
秀志 西川
洋行 古賀
卓哉 鈴木
幸一 渡辺
Original Assignee
ミサワホーム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミサワホーム株式会社 filed Critical ミサワホーム株式会社
Priority to JP3947491U priority Critical patent/JPH04132187U/ja
Publication of JPH04132187U publication Critical patent/JPH04132187U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓ガラスにおいて照明機能を考慮することに
より、装飾性に優れた個性的な窓ガラスを提供すること
を可能にし、これにより需要者の嗜好に合った住宅等の
提供に貢献する。 【構成】 端面に透光部分11を有し、前面13と背面
14の一方又は両方に散乱部10が形成された板ガラス
1と、この板ガラス1の端面の透光部分11の近傍に配
設された光源2とから構成されており、必要に応じて端
面の非透光部分12に反射体やマスキング手段を設け
る。光源2から光が散乱部10で散乱して照明効果を発
揮する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住宅等の窓ガラスユニットに関し、特に照明機能を有するように構 成した窓ガラスユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
例えば住宅建築の分野においては、新規着工件数の減少の影響もあってさらに 厳しい競争が演じられている。競争に打ち勝つための一つの方法は、需要者の嗜 好に合った個性的な住宅の提供ということにある。 本考案の対象とする窓ガラスの分野においても、洋風住宅において出窓型の窓 ガラスを多用したり、庭等の景観がよく見えるようにサッシを使用しない大面積 窓ガラスを使用したりというように、需要者の嗜好に合わせた個性的な窓ガラス の提供がなされてきている。
【0003】 一方、床に光源を載置する床照明や壁面に沿って光源を配設し天井に向けて照 明する間接照明等の見られるように、屋内照明の点においても、需要者はより装 飾性に優れた個性的な住宅を求めてきている。 本考案は、上記需要者の傾向を考慮してなされたものであり、窓ガラスにおい て照明機能を考慮することにより、装飾性に優れた個性的な窓ガラスを提供する ことを可能にし、これにより需要者の嗜好に合った住宅等の提供に貢献すること を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願の請求項1に記載の窓ガラスユニットは、端面 の一部に透光部分を有し、透光部分以外の端面を非透光部分とすると共に、表面 と裏面の一方又は両方に散乱部が形成された板ガラスと、この板ガラスの端面の 透光部分の近傍に配設された光源とから構成されたものである。
【0005】 また、主に同様の目的を達成するため、本願の請求項2に記載の窓ガラスユニ ットは、請求項1に記載の窓ガラスユニットの構成において、非透光部分に反射 体が設けられているものである。 さらにまた、主に同様の目的を達成するため、本願の請求項3に記載の窓ガラ スユニットは、請求項1に記載の窓ガラスユニットの構成において、非透光部分 には、光を吸収するためのマスキング手段が設けられているものである。
【0006】
【作用】
請求項1に記載の窓ガラスユニットにおいては、光源から発せられた光は、板 ガラスの端面の透光部分から板ガラスの板厚内部に入射する。入射した光は、板 ガラスの表面と裏面の一方又は両方の散乱部で散乱し、この散乱光が室内の照明 作用や板ガラスの装飾作用を生ずる。
【0007】 また、請求項2に記載の窓ガラスユニットにおいては、上記請求項1の構成に よる作用に加えて、前記散乱部に達せずそのまま端面の非透光部分に達した光が 、非透光部分の反射体に反射し、反射した光の一部が散乱部で散乱する。 さらに、請求項3に記載の窓ガラスユニットにおいては、上記請求項1の構成 による作用に加えて、非透光部分のマスキング手段により光が吸収され、端面に おける光の散乱が発生しない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案の実施例の窓ガラスユニットを説明する斜視図である。また、 図2は、本考案の実施例の窓ガラスユニットを説明する断面図である。 図1又は図2に示すように、本実施例の窓ガラスユニットは、方形の板ガラス 1と、棒状の光源2と、光源2を板ガラス1に固定するための固定具3とから構 成されている。
【0009】 方形の板ガラス1の四つの端面は、一つの端面が後述のように近傍に光源2が 配置された透光部分11であり、他の三つの端面が反射体が設けられた非透光部 分12になっている。 透光部分11は、端面を鏡面研磨することにより形成される。 一方、非透光部分12の反射体は、アルミニウム等の板若しくは薄膜を貼り付 けるか又は薄膜蒸着することにより形成されている。
【0010】 また、上記板ガラス1の表面13と裏面14の両方には、碁盤の目状に形成さ れた散乱部10が設けられている。この散乱部10は、ガラスカッター等で表面 に傷を付けることにより形成される。ガラスカッターで付けた傷のように、ガラ スの表面に細かな凹凸があると、ガラス中を進行した光がこの凹凸部分で散乱し 、この凹凸部分が発光しているような感じになる。
【0011】 尚、このように、散乱部10をガラスカッター等で傷つけることにより表面1 3や裏面14の一部に形成するようにすると、散乱部10でない部分は、通常の 窓ガラスとして向こう側の見通しを可能にするという効果を奏するでの好適であ る。またこの散乱部10を極めて微細な凹凸として形成すると、発光するにもか かわらず、外部の見通しに不便を生じることがない。
【0012】 棒状の光源2は、例えば蛍光灯等が使用される。この光源2は、図2に示すよ うに固定具3により板ガラス1に固定されている。固定具3は、断面が凸状の二 本の固定棒30から構成されている。 上記二本の固定棒30は、凸部31を向かい合わせて配置されており、凸部3 1より下方の下部32において、二本の固定棒30が板ガラス1を挟むようにし て配置されている。
【0013】 一方、二本の固定棒30の凸部31より上方の上部33に挟まれるようにして 棒状の光源2が配置されている。上記二本の固定棒30の両端には、互いに当接 することによりU字状の凹部を構成することが可能な端板34が設けられている 。そして、この端板34が形成するU字状の凹部に棒状の光源2の両端部が嵌め 込まれることにより、光源2は固定具3に固定されている。
【0014】 また、二本の固定棒30は、水平に突出して設けたネジ止め用突起35を両端 部に有しており、止めネジ36を両方の固定棒30のネジ止め用突起35を貫通 螺合させて、二つの固定棒30を締め付けるようにする。二つの固定棒30は、 光源2を固定するとともに、この止めネジ36の締め付けにより、板ガラス1に 対して固定されることになる。
【0015】 尚、上記固定具3の上部33を適当な形状にすることにより、固定具3を窓ガ ラスユニットの取り付け用に兼用することも可能である。 次に、本実施例の窓ガラスユニットの作用について説明する。 図1及び図2に示す光源2に電力供給して点灯させて発光させると、光源2か ら発せられた光が、二つの固定棒30の凸部31の隙間を通って、板ガラス1の 端面の透光部分11から板ガラス1内部に入射する。板ガラス1に入射した光の 一部は、表面13又は裏面14に達する。この内、前記散乱部10に達した光は 、散乱部10で散乱する。
【0016】 また、一部の光は、板ガラス1内部を進行して端面の非透光部分12に達する 。この非透光部分12には、前述の通り反射体が設けられているので、非透光部 分12に達した光は、非透光部分12で反射する。そして、反射した光の内、表 面13又は裏面14の散乱部10に達したものは前述と同様に散乱光を発生させ 、他の端面の非透光部分12に達したものは、再度反射を繰り返す。
【0017】 なお散乱部10あるいは非透光部以外の板ガラス1表面に達した光のほとんど は、入射角と反射角との関係によって板ガラス1の表面で反射し、外部に出ない ものとなる。 このようにして非透光部分12での反射を行いながら散乱部10で光が散乱し 、この散乱光により板ガラス1自体が発光しているような感じを与え、照明効果 が発揮される。
【0018】 本実施例においては、前述の通り、碁盤の目状に散乱部10が形成されている ので、見る者に板ガラス1が碁盤の目状に発光している感じを与え、装飾効果に 優れた窓ガラスユニットとなる。 上記実施例においては、光源2からの光が入射する透光部分11以外の端面即 ち非透光部分12に反射体を設けるとして説明した。したがって、この非透光部 分12に反射した光が再度板ガラス1内部を進行して表面13又は裏面14の散 乱部10で散乱することができる。従って、光源2から発せられた光のうち、散 乱部10で散乱するものが多くなるので、光の利用効率が高くなる。
【0019】 ガラスの切断面は通常スリガラス状になっているので、上記非透光部分12に 何も設けないとこの非透光部分12で光が散乱してしまい、散乱部10の散乱光 による装飾性が乱されてしまうことも考えられる。 この場合、上記実施例のように、反射体を設けてもよいのであるが、反射体は 一種の鏡面であるから、見る角度によっては、この反射体に光源2の像が映った りして、見栄えが悪くなることもある。従って、反射でなく光を吸収するための マスキング手段を設けると好適である。このマスキング手段は、端面に黒色のテ ープを貼り付けるか又は黒色の塗料を塗布すること等により設けることができる 。
【0020】 また、上記実施例において、散乱部10は碁盤の目状のものとして説明したが 、これに限られない。色々なデザインの散乱部を形成して装飾性の高い窓ガラス を提供することができる。 尚、前記散乱部10は、表面又は裏面の一方のみに設けてるだけでもよいこと は勿論である。また、表面13や裏面14の全面又は一部の面の表面をスリガラ ス状に形成して散乱部とすることも可能である。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本願の請求項1に記載の窓ガラスユニットによれば、光 源からの光が散乱部で散乱して照明効果を発揮し、さらにこの散乱部を需要者の 嗜好に合わせた最適なデザインにすることにより、装飾性に優れた個性的な窓ガ ラスを提供することが可能となる。これにより、需要者の嗜好に合った住宅の提 供に貢献することができる。
【0022】 また、請求項2に記載の窓ガラスユニットによれば、上記請求項1の構成によ る効果に加えて、光の利用効率を高めることができるという効果を奏する。 さらに、請求項3に記載の窓ガラスユニットによれば、上記請求項1の構成に よる効果に加え、端面において光が散乱したり光源の像が映ったりして散乱部に おける装飾性を乱すことが無いという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図である。
【図2】断面図である。
【符号の説明】
1 板ガラス 10 散乱部 11 透光部分 12 非透光
部分 13 表面 14 裏面 2 光源 3 固定具 31 凸部 32 下部 33 上部 34 端板 35 ネジ止め用突起 36 止めネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西川 秀志 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 古賀 洋行 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 鈴木 卓哉 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 渡辺 幸一 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面の一部に透光部分を有し、透光部分
    以外の端面を非透光部分とすると共に、表面と裏面の一
    方又は両方に散乱部が形成された板ガラスと、この板ガ
    ラスの端面の透光部分の近傍に配設された光源とから構
    成された窓ガラスユニット。
  2. 【請求項2】 非透光部分に反射体が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の窓ガラスユニット。
  3. 【請求項3】 非透光部分には光を吸収するためのマス
    キング手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の窓ガラスユニット。
JP3947491U 1991-05-29 1991-05-29 窓ガラスユニツト Withdrawn JPH04132187U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3947491U JPH04132187U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 窓ガラスユニツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3947491U JPH04132187U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 窓ガラスユニツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04132187U true JPH04132187U (ja) 1992-12-07

Family

ID=31920749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3947491U Withdrawn JPH04132187U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 窓ガラスユニツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04132187U (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534391A (ja) * 2007-07-20 2010-11-04 エレクトロラックス ホーム プロダクツ インク 冷蔵庫棚用led照明
WO2011067871A1 (ja) * 2009-12-03 2011-06-09 株式会社エス・ケー・ジー 導光板の製造方法、導光板、バックライト装置、照明装置、及び仕切り板装置
JP2012047000A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Skg:Kk 排煙装置
JP2012525669A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 サン−ゴバン グラス フランス Ledライトストリップによって照らされる窓ガラスアセンブリおよび製造方法
JP2013038016A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Toshiba Corp 窓形照明装置
JP2013077570A (ja) * 2012-11-29 2013-04-25 Skg:Kk 仕切り板装置及び光遮蔽部材
WO2013153838A1 (ja) * 2012-04-09 2013-10-17 シャープ株式会社 照明窓、および、それを備えたドア

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534391A (ja) * 2007-07-20 2010-11-04 エレクトロラックス ホーム プロダクツ インク 冷蔵庫棚用led照明
JP2012525669A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 サン−ゴバン グラス フランス Ledライトストリップによって照らされる窓ガラスアセンブリおよび製造方法
WO2011067871A1 (ja) * 2009-12-03 2011-06-09 株式会社エス・ケー・ジー 導光板の製造方法、導光板、バックライト装置、照明装置、及び仕切り板装置
JP2011119135A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Skg:Kk 仕切り板装置
CN102317683A (zh) * 2009-12-03 2012-01-11 株式会社S.K.G. 导光板及其制造方法、背光装置、照明装置及隔板装置
TWI394654B (zh) * 2009-12-03 2013-05-01 Skg Co Ltd 導光板的製造方法、導光板、背光裝置、照明裝置、及分隔板裝置
JP2012047000A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Skg:Kk 排煙装置
JP2013038016A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Toshiba Corp 窓形照明装置
WO2013153838A1 (ja) * 2012-04-09 2013-10-17 シャープ株式会社 照明窓、および、それを備えたドア
JP2013218874A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Sharp Corp 照明窓、および、それを備えたドア
JP2013077570A (ja) * 2012-11-29 2013-04-25 Skg:Kk 仕切り板装置及び光遮蔽部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5887369A (en) Decorative wall display assembly
WO2019114545A1 (zh) 充电桩
JPH04132187U (ja) 窓ガラスユニツト
KR20110113432A (ko) 장식용 조명거울
US5251391A (en) Illuminant photo frame
JPH0662938A (ja)
CN112682738A (zh) 一种室内阴影投射灯
US6164798A (en) Asymmetrical compound reflectors for fluorescent light fixtures
CN215112321U (zh) 氛围吊灯
CN216868306U (zh) 透光板与暗装光源的衔接结构
KR200295736Y1 (ko) 조명등
JPS6318086Y2 (ja)
CN216552876U (zh) 一种极简免胶超薄易拆卸可折弯发光踢脚线
CN216667561U (zh) 一种具有防眩光功能的黑板灯
CN214580578U (zh) 一种照明灯具
JPS6329600Y2 (ja)
CN217875441U (zh) 一种双面发光的霓虹灯带
CN221098449U (zh) 一种晴空灯
CN217423024U (zh) 一种超薄型led灯
JPS5911366Y2 (ja) 壁面用照明器具
CN211010879U (zh) 一种无限重影效果灯带
CN220667360U (zh) 一种门板结构以及家具产品
JPH0583287U (ja) 採光用の透明積層板
CN212065955U (zh) 一种柔光镜子
CN109578833B (zh) 一种电力作业用带有导光板的照明灯

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950810