JPH04132099U - 容器類の搬送用据置台 - Google Patents

容器類の搬送用据置台

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JPH04132099U
JPH04132099U JP3730891U JP3730891U JPH04132099U JP H04132099 U JPH04132099 U JP H04132099U JP 3730891 U JP3730891 U JP 3730891U JP 3730891 U JP3730891 U JP 3730891U JP H04132099 U JPH04132099 U JP H04132099U
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JP
Japan
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stand
container
interior member
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containers
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Application number
JP3730891U
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Inventor
溥之 高川
尚 田附
昭彦 古賀
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 専用の据置台本体を何種類も用意しておく必
要がない。また容器類を挿入する内装部材の凹陥部の形
状,サイズの変更を気を使わずに容易に,迅速に行うよ
うにする。 【構成】 温風を据置台本体101の空気吹込口109
から気体通路105を経て形状記憶樹脂製内装部材10
3の中空部104へ吹き込んで,内装部材を軟化させ,
次いで容器15を内装部材の中央凹陥部123へ押し込
んで,その外形に合わせて変形させ,次いで常温以下の
空気を据置台本体101の空気吹込口から内装部材の中
空部104へ吹き込んで,内装部材を膨張させながら冷
却,固化して,搬送用据置台100を当該容器15の専
用ハカマとして繰り返し使用する。また別の異形異種の
容器のハカマとして使用する場合には,上記樹脂変形作
業を行って,形状記憶樹脂製内装部材103を内蔵した
搬送用据置台100を別の異形異種の容器のハカマとし
て使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,異種異形の容器類を支持して,充填,密栓等の行程に搬送する容器 類の搬送用据置台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のロータリー充填機を図3により説明すると,1が例えば飲料壜等の容器 ,2が同容器1を充填,密栓等の行程に搬送するコンベア本体,3が同コンベア 本体2の搬送方向に配設したガイド部材,4が同コンベア本体2のチエーン,5 が同コンベア本体2の途中に配設したフイードスクリユウー,6がフイードスク リユー,7がロータリー充填機,8が同ロータリー充填機7の打栓機,9が同打 栓機8の搬送方向下流側に配設した出口コンベアである。
【0003】 上記図3に示すロータリー充填機では,コンベア本体2のチエーン4を駆動し て,空き容器1をガイド部材3によりガイドしながらスターホイール5及びフイ ードスクリユー6の方向へ搬送して,これらのスターホイール5及びフイードス クリユー6により容器1間の間隔を整えて,ロータリー充填機7へ送り込んで, 飲料等を容器1内へ充填し,次いで打栓機8へ送り,打栓して,出口コンベア9 により排出する。
【0004】 図4は,前記コンベア本体2の周辺を拡大して示す斜視図である。飲料等を充 填する容器1には,様々なサイズ,形状があり,これを同一の機械(コンベア, 充填機,打栓機)によりハンドリングするのは困難である。仮に可能であるとし ても,機械各部のセツテイングや部品の交換を必要として,所謂,型替時間を長 くする上に,多くの手間を要するという問題があった。
【0005】 そこで様々なサイズ,形状の容器1が流れる多品種少量生産行程では,図4に 示すように容器1の下部にナイロン,ポリエチレン等の合成樹脂製搬送用据置台 (ハカマ)10を履かせて,搬送するようにしている。 この搬送用据置台10は,その中央部に,大きさの異なる複数種類の容器1の 外形に合わせて,大小の凹陥部を形成する一方,据置台10自身の外形形状を, 取り扱う複数種類の容器1の最大サイズをカバーするに足る統一した形状に形成 している。
【0006】 例えば図5,6は,直径の異なる円筒形容器11,12に合わせて,据置台本 体13,14の中央に大小の円柱状凹陥部を形成する一方,据置台13,14自 身の外形形状を,取り扱う円筒形容器11,12の最大サイズをカバーするに足 る統一した形状に形成している。 また図7,8は,方向性を持った異形容器15,16に合わせて,据置台本体 17,18の中央に楕円形及び丸みを帯びた四角柱状の凹陥部を形成する一方, 据置台17,18自身の外形形状を,取り扱う異形容器15,16の最大サイズ をカバーするに足る統一した形状に形成している。
【0007】 以上の搬送用据置台(ハカマ)により,各種容器の見かけの外形を統一して, 機械のセツテイング(例えばコンベア本体2のガイド部材3の間隔の修正,スタ ーホイール5及びスイードスクリユー6のピツチの修正)を不用にしている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
前記ロータリー充填機7は,充填効率(速度)がよくて,多用されているが, 単一の容器の専用機として使用する場合はともかく,頻繁に容器替え(型替え) を行うロータリー充填機7の場合には,各容器専用の搬送用据置台(ハカマ)1 3,14,17,18等を必要とし,これを多数製作しなければならなくて,費 用が嵩む上に,型替え時には,これら全ての搬送用据置台を入替えなければなら なくて,多くの手間を必要とする。
【0009】 また搬送用据置台(ハカマ)の個数は,容器一種類当たり数百個から数千個に 達して,これを何種類も用意しておくのは,経済的にも,スペース的にも,不経 済である。 以上の課題について,本件出願人は,「統一された外形形状を有する据置台本 体の凹陥部内に,比較的高温で流動状態になり,常温では固化状態になる型材料 (パラフイン等のろう材)を充填した搬送用据置台」を既に提案した(必要なら ば実願平2ー120732号明細書を参照されたい)。
【0010】 この搬送用据置台は,型材料を固体から液体へ相変化させるものであり,凹陥 部(雌型)成形時には,流動状態の型材料を取り扱うので,操作に気を使う。ま た融解/固化に潜熱が介在するので,加熱・冷却熱量が大きくて,昇温,降温時 間が長くなるという問題があった。 本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり, その目的とする処は,専用 の据置台本体を何種類も用意しておく必要がない。また容器類を挿入する内装部 材の凹陥部の形状,サイズの変更を気を使わずに容易に,迅速に行うことができ る容器類の搬送用据置台を提供しようとする点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために,本考案は,異種異形の容器類を支持して,充填 ,密栓等の行程に搬送する容器類の搬送用据置台において,統一された外形形状 を有し且つ中央に凹陥部を形成した据置台本体と,同据置台本体の凹陥部の表面 を被覆する内装部材とを具え,同内装部材を形状記憶樹脂により構成するととも に同内装部材の内部に空間部を形成し,同空間部と上記据置台本体の外部とを気 体通路により連通している。
【0012】
【作用】
本考案の容器類の搬送用据置台は前記のように構成されており,温風を据置台 本体の空気吹込口から気体通路を経て形状記憶樹脂製内装部材の中空部へ吹き込 んで,内装部材を軟化させ,次いで容器等を内装部材の中央凹陥部へ押し込んで ,内装部材を容器等の外形に合わせて変形させ,次いで常温以下の空気を据置台 本体の空気吹込口から気体通路を経て上記内装部材の中空部へ吹き込んで,内装 部材を膨張させながら冷却し,この状態に固化して,それ以後,同内装部材を内 蔵した搬送用据置台を当該容器の専用ハカマとして繰り返し使用する。また別の 異形異種の容器のハカマとして使用する場合には,上記樹脂変形作業を行って, 形状記憶樹脂製内装部材を内蔵した搬送用据置台を別の異形異種の容器のハカマ として使用する。
【0013】
【実施例】
次に本考案の容器類の搬送用据置台を図1に示す一実施例により説明すると, 100が搬送用据置台本体,101が据置台本体(外ケース)で,同据置台本体 101は,ナイロン等の樹脂により作られ,同据置台本体101の中央に凹陥部 が形成されている。
【0014】 103が上記据置台本体101の凹陥部の表面を被覆する内装部材(ホルダー )で,同内装部材103は,形状記憶樹脂により作られ,同内装部材103の内 部には,空間部104が形成されている。また同内装部材103には,上記据置 台本体101を貫通した気体通路105があり,この気体通路105が上記据置 台本体101の外面に設けた空気吹込口109に開口している。この空気吹込口 109は,複数個あってもよい。
【0015】 図1の場合,上記内装部材103の凹陥部123の横断面形状と容器15の横 断面形状106とを相似形にしているが,内装部材103の凹陥部を容器15よ りも若干小さめにする一方,内装部材103の内面に縦方向のスリツト107を 複数本設けて,内装部材103の凹陥部123を変形可能にすれば,相似形にし なくてもよい。この場合,容器15と内装部材103との接触は,全周接触では なく,部分接触になる。
【0016】 次に前記図1に示す容器類の搬送用据置台の作用を具体的に説明する。内装部 材(ホルダー)103を構成する形状記憶樹脂は,或る温度を越えると,急激に 軟化し(溶融ではない),変形し易くなって,図2の変形し易さを表す縦弾性係 数Eが大幅に低下する。この遷移温度Tgをガラス転移点と呼ぶが,遷移温度T gの値は,樹脂原料の配合により相当の巾で調整可能である。
【0017】 この遷移温度Tgを,常温よりは高いが,あまり高温ではない温度,例えば6 0℃付近に設定する。そして搬送時には,次の作用を行う。 (1)60℃程度の温風を据置台本体101の空気吹込口109→気体通路10 5→形状記憶樹脂製内装部材(ホルダー)103の中空部104へ吹き込んで, 内装部材103を軟化させる。 (2)次いで容器15(または容器15の形をした型)を内装部材103の凹陥 部123へ据置台本体101底部に突き当たるまで押し込んで,内装部材103 を容器15の外形に合わせて変形させる。 (3)次いで常温(例えば20℃)以下の空気を据置台本体101の空気吹込口 109→気体通路105→形状記憶樹脂製内装部材103の中空部104へ吹き 込み,内装部材103を膨張させながら冷却して,この状態に固化する。
【0018】 このとき,常温の空気を急激に供給すれば,形状記憶樹脂製内装部材103の 膨張,冷却,固化を急激に行うことができて,作業能率を向上できる。また熱媒 体に温水等の液体を使用せず,空気を使用するので,作業性がよい上に,据置台 本体101内に水溜まりを作ることもなくて,容器をクリーンな状態で搬送する ことができる。 (4)以後,上記形状記憶樹脂製内装部材103を内蔵した据置台本体101は ,当該容器15の専用ハカマとして繰り返し使用する。 (5)また別の異形異種の容器のハカマとして使用する場合には,上記(1)〜 (3)項の樹脂変形作業を行って,形状記憶樹脂製内装部材103を内蔵した据 置台本体101を別の異形異種の容器のハカマとして使用する。
【0019】
【考案の効果】
本考案の容器類の搬送用据置台は前記のように温風を据置台本体の空気吹込口 から空気通路を経て形状記憶樹脂製内装部材の中空部へ吹き込んで,内装部材を 軟化させ,次いで容器等を内装部材の中央凹陥部へ押し込んで,内装部材を容器 等の外形に合わせて変形させ,次いで常温以下の空気を据置台本体の空気吹込口 から空気通路を経て上記内装部材の中空部へ吹き込んで,内装部材を膨張させな がら冷却し,この状態に固化して,それ以後,同内装部材を内蔵した搬送用据置 台を当該容器の専用ハカマとして繰り返し使用する。また別の異形異種の容器の ハカマとして使用する場合には,上記樹脂変形作業を行って,形状記憶樹脂製内 装部材を内蔵した搬送用据置台を別の異形異種の容器のハカマとして使用するの で,専用の据置台本体を何種類も用意しておく必要がない。
【0020】 また上記のように構成されており,容器類を挿入する内装部材の凹陥部の形状 ,サイズの変更を気を使わずに容易に,迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の容器類の搬送用据置台の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】形状記憶樹脂の温度による粘弾性特性を示す説
明図である。
【図3】従来のロータリー充填機を示す斜視図である。
【図4】同ロータリー充填機のコンベア部を拡大して示
す斜視図である。
【図5】従来の容器類の搬送用据置台の一例を示す斜視
図である。
【図6】従来の容器類の搬送用据置台の他の例を示す斜
視図である。
【図7】従来の容器類の搬送用据置台の他の例を示す斜
視図である。
【図8】従来の容器類の搬送用据置台のさらに他の例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
15 容器 100 搬送用据置台 101 搬送用据置台本体(外ケース) 103 形状記憶樹脂製内装部材 104 中空部 105 気体通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異種異形の容器類を支持して,充填,密
    栓等の行程に搬送する容器類の搬送用据置台において,
    統一された外形形状を有し且つ中央に凹陥部を形成した
    据置台本体と,同据置台本体の凹陥部の表面を被覆する
    内装部材とを具え,同内装部材を形状記憶樹脂により構
    成するとともに同内装部材の内部に空間部を形成し,同
    空間部と上記据置台本体の外部とを気体通路により連通
    したことを特徴とする容器類の搬送用据置台。
JP3730891U 1991-05-24 1991-05-24 容器類の搬送用据置台 Withdrawn JPH04132099U (ja)

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Effective date: 19950810