JPH04131609U - 手 袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】ビニール製または合成ゴム製手袋１の手の平側
に滑り止め用の突起部を多数形成するとともに、手の甲
１ｂ側に通気用の穴３または切欠部を形成したものであ
る。 【効果】例えば、キャディさんが濡れタオルでゴルフボ
ールを拭いた場合でも、手袋自体が濡れることも無く、
しかも内部が蒸れることも無い。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は手袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

通常、ゴルフ場には、ゴルファーの手助けのために、キャディさんが付き添っ ており、キャディさんはゴルフバッグを運ぶ他、濡れタオルでゴルフボールを拭 いたりする。

【０００３】 そして、従来、キャディさんは、作業がし易いように布製の手袋、具体的には 軍手を付けている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

ところで、キャディさんがゴルフボールを拭くタオルは濡れているため、キャ ディさんが付けている布製の手袋も一緒に濡れてしまい、しばらくすると手袋が ずぶ濡れになってしまうという問題点があった。なお、この解決策として、主婦 などが水作業を行うときに使うビニール手袋を使用することも考えられるが、通 気性が無く、内部が蒸れるという欠点がある。

【０００５】 そこで、本考案は上記欠点を解消し得る手袋を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案の手袋は、樹脂製またはゴム製手袋の手の平 側に滑り止め用の突起部を複数形成するとともに、手の甲側に通気用の穴または 切欠部を形成したものである。

【０００７】

【作用】

上記の構成によると、樹脂製またはゴム製の手袋の手の平側に滑り止め用の突 起部を形成するとともに、手の甲側に通気用の穴または切欠部を形成したので、 例えばキャディさんが濡れタオルでゴルフボールを拭いた場合でも、手袋自体が 濡れることも無く、しかも内部が蒸れることも無い。

【０００８】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を図１および図２に基づき説明する。 本実施例に係る手袋１は、ビニールなどの合成樹脂（天然樹脂でもよい）また は合成ゴム（天然ゴムでもよい）などからできており、また図２に示すように、 その手の平１ａ側には、全体に亘って滑り止め用の小さい突起部２が多数設けら れており、さらに図２に示すように手の甲１ｂ側には、通気用の小径の通気穴３ が形成されたものである。なお、図面中、４は手袋１を手に固定するための面フ ァスナーである。

【０００９】 このように、手袋１をビニールまたは合成ゴムなどで構成することにより、濡 れたタオルを掴んだ場合でも、手袋１がずぶ濡れになることはなく、また手の平 １ａ側には滑り止め用の突起部２が形成されているため、ゴルフボールを掴む作 業も確実にでき、しかも手の甲１ｂ側には通気穴３が形成されているため、手袋 １内の蒸れも防止することができる。

【００１０】 ところで、上記実施例においては、手袋の手の甲１ｂに通気用穴３を多数形成 したが、図３に示すように、手の甲１ｂ側の中央部および下部に通気用として大 きな切欠部１３を形成するようにしてもよい。

【００１１】

【考案の効果】

以上のように本考案の構成によると、樹脂製またはゴム製の手袋の手の平側に 滑り止め用の突起部を形成するとともに、手の甲側に通気用の穴または切欠部を 形成したので、例えばキャディさんが濡れタオルでゴルフボールを拭いた場合で も、手袋自体が濡れることも無く、しかも内部が蒸れることも無い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例における手袋の手の甲側を示
す平面図である。

【図２】本考案の一実施例における手袋の手の平側を示
す平面図である。

【図３】本考案の他の実施例における手袋の手の甲側を
示す平面図である。

【符号の説明】

１ 手袋 １ａ 手の平 １ｂ 手の甲 ２ 突起部 ３ 通気穴 １３ 切欠部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】樹脂製またはゴム製手袋の手の平側に滑り
   止め用の突起部を複数形成するとともに、手の甲側に通
   気用の穴または切欠部を形成したことを特徴とする手
   袋。