JPH04131248U - 吸入式温熱治療装置 - Google Patents
吸入式温熱治療装置Info
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- JPH04131248U JPH04131248U JP4674591U JP4674591U JPH04131248U JP H04131248 U JPH04131248 U JP H04131248U JP 4674591 U JP4674591 U JP 4674591U JP 4674591 U JP4674591 U JP 4674591U JP H04131248 U JPH04131248 U JP H04131248U
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- fixed
- tank
- lid body
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Landscapes
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温められた薬液を加熱蒸気と混合して霧化
し、鼻孔に噴射する。 【構成】 ハウジング1の内側底板1bの中央に熱伝導
板2を固定して、ハウジング1の内部を水注入槽3とす
ると共に、熱伝導板2の下方面に電熱ヒーター4を付設
し、更にハウジング1の上方開口部に蓋体5を密嵌固定
し、且つ該蓋体5の中央部には噴射ノズル6を貫通固定
すると共に、蓋体5の側方部には薬液注入槽7を垂設
し、且つ該薬液注入槽7の上方開口部に、導管9を先端
に水平状態で保持した逆L字状の送液管10を貫通固定
した薬液槽蓋体11が密嵌固定され、導管9の先端開口
が噴射ノズル6の噴射口6aの上面に位置している。
し、鼻孔に噴射する。 【構成】 ハウジング1の内側底板1bの中央に熱伝導
板2を固定して、ハウジング1の内部を水注入槽3とす
ると共に、熱伝導板2の下方面に電熱ヒーター4を付設
し、更にハウジング1の上方開口部に蓋体5を密嵌固定
し、且つ該蓋体5の中央部には噴射ノズル6を貫通固定
すると共に、蓋体5の側方部には薬液注入槽7を垂設
し、且つ該薬液注入槽7の上方開口部に、導管9を先端
に水平状態で保持した逆L字状の送液管10を貫通固定
した薬液槽蓋体11が密嵌固定され、導管9の先端開口
が噴射ノズル6の噴射口6aの上面に位置している。
Description
【0001】
本考案は、温められた薬液を加熱蒸気と混合して霧化し、鼻孔に噴射する吸入
式温熱治療装置に関するものである。
【0002】
従来、鼻孔に蒸気を噴射させる吸入式温熱治療装置としては、特公平2−57
431号公報に開示されたものが知られていた。
【0003】
前記鼻孔に蒸気を吸入させる温熱治療装置では、1槽の容器(ハウジング)内
に水を注入して、これを加熱霧化して鼻孔に吸入させるようにしたものである。
【0004】
しかしながら、前記従来の吸入式温熱治療装置は、薬液を注入する槽が全くな
いため、治療効果がないという問題点があった。
【0005】
本考案は前記従来のような問題点を解決することを目的とする吸入式温熱治療
装置を提供しようとするものである。
【0006】
本考案は、中間に断熱用の空隙部を設けた二層構造を有する上方を開口した円
筒形状のハウジングの内側底板の中央に熱伝導板を固定して、前記ハウジング内
部を水注入槽とすると共に、前記熱伝導板の下面に電熱ヒーターを付設し、且つ
前記ハウジングの上方開口部に蓋体が密嵌固定され、更に蓋体の中央部には、前
記水注入槽内に下端面を開口すると共に、噴射口を蓋体上に位置せしめた噴射ノ
ズルが貫通固定され、且つ蓋体の側方部には、前記熱伝導板に底壁を接近した熱
伝導性のよい材質で形成された薬液注入槽が垂設され、前記薬液注入槽の上方部
一側に連通孔を穿設すると共に、前記薬液注入槽の上方開口部に、前記噴射ノズ
ルの上面位置に開口した導管を先端に水平状態に保持した逆L字状の送液管を貫
通固定した薬液槽蓋体を密嵌固定するという手段を採用することにより、上記問
題点を解決した。
【0007】
上記構成より成る本考案によれば、水注入槽内の水が加熱されるに従って、該
水内に配設された薬液注入槽内の薬液が加温される。
【0008】
本考案の実施の一例を図について詳細に説明するに、中間に断熱用の空隙部1
aを設けた二層構造を有する上方を開口した有底の円筒形状のハウジング1の内
側底板1bの中央にステンレス鋼製の熱伝導板2を固定して、前記ハウジング1
の内部を水を注入する水注入槽3とすると共に、前記熱伝導板2の下面に電熱ヒ
ーター4を付設する。
【0009】
前記ハウジング1の上方開口部には蓋体5が密嵌して固定され、且つ該蓋体5
の中央部には水注入槽3内に下端面を開口すると共に、噴射口6aを蓋体5上に
位置せしめた噴射ノズル6が貫通固定されている。
【0010】
また、蓋体5の側方部には、前記熱伝導板2に底壁7aを接近した薬液を注入
する薬液注入槽7が垂設されており、且つ該薬液注入槽7の上方部一側には、蓋
体5により外気と遮断された水注入槽3内の気圧と薬液注入槽7とを同一気圧に
保持するための連通孔8が穿設され、更に前記薬液注入槽7の上方開口部には、
前記噴射ノズル6の噴射口6aの上面位置に開口した導管9を先端に水平状態で
保持した逆L字状の送液管10を貫通固定した薬液槽蓋体11が密嵌して固定さ
れている。前記送液管10の底部は薬液注入槽7の底壁7aの近くまで延長され
、また前記薬液注入槽7は水注入槽3内の加熱された水の熱を効率よく伝導する
、例えば金属等の熱伝導性のよい材質により形成されている。
【0011】
前記蓋体5の上方外周縁部には起立壁12が周設されると共に、該起立壁12
には適宜間隔を置いて複数個の空気注入孔13が穿設されており、更に前記起立
壁12の外周面に嵌合して摺接回動できる垂下壁14を上板15の外周縁に垂設
すると共に、前記垂下壁14に前記空気注入孔13と連通する複数個の空気流入
調整孔16を穿設して調整キャップ17が形成され、且つ該調整キャップ17を
起立壁12に嵌合することにより、前記蓋体5と調整キャップ17とにより囲繞
された空気調整室18が形成される。
【0012】
また、前記調整キャップ17の上板15の中央には、前記噴射ノズル6と中心
線が一致すると共に、下面が空気調整室18に開口された案内筒19が立設され
、且つ該案内筒19上には、鼻孔に装着可能で、且つ蒸気と薬液の混合した霧を
吸入できるような形状に、ゴム等の柔軟材により形成された鼻孔吸入具20が載
置されている。なお、図中21はタイマーである。
【0013】
次に、実施例の作用について説明する。
調整キャップ17と蓋体5を取外して水注入槽3内に所定量の水を注入すると
共に、薬液槽蓋体11を取外して薬液注入槽7内に所定量の薬液を注入して薬液
槽蓋体11を閉じ、更に蓋体5をハウジング1に嵌合固定して、蓋体5の起立壁
12に調整キャップ17を嵌合して吸入の準備が完了する。そして、電熱ヒータ
ー4に通電すると熱伝導板2が加熱されることにより、水注入槽3内の水が徐々
に加熱されて沸騰する。その間水注入槽3内の水の中に配設された薬液注入槽7
内の薬液も徐々に加温される。前記水注入槽3内の沸騰した水が蒸気となって噴
射ノズル6から上方へ噴射されると、薬液内に差し込まれた送液管10の先端の
導管9に負圧を生じさせて、加温された薬液を送液管10を介して上昇せしめて
導管9から水滴となって流出させ、該薬液を前記噴射ノズル6から噴射された蒸
気と混合して霧化状態で、案内筒19を経て鼻孔吸入具20を介して鼻孔内に吸
入させるのである。
【0014】
鼻孔内に吸入される薬液と蒸気の混合物の温度が高い場合は、調整キャップ1
7を回動させて、該調整キャップ17の空気流入調整孔16と蓋体5の起立壁1
2の空気吸入孔13とを合致させて空気調整室18へ外気を流入せしめて、該外
気と前記薬液および蒸気の混合物とを混合せしめて温度を下げる。その温度の調
整は適宜調整キャップ17を回動させて、空気流入調整孔16と空気吸入孔13
とで空気の流入開口を広くしたり、狭くしたりして調整し、空気調整室18への
空気の流入量を調整して行う。
【0015】
本考案は上述のようであるから、薬液と蒸気とが混合した霧を鼻孔内に吸入で
きるので、従来の蒸気のみに比して鼻炎等の症状に対して治療効果が極めて高く
、更に薬液は予め加温されているため、鼻孔内に吸入される霧は暖かいものとな
り、冷たいという不快感を与えない。
【図1】本考案吸入式温熱治療装置の縦断面図である。
1 ハウジング、 1a 空隙部、 1b 内側底板、
2 熱伝導板、 3水注入槽、 4 電熱ヒーター、
5 蓋体、 6 噴射ノズル、 6a 噴射口、 7
薬液注入槽、 8 連通孔、 9 導管、 10 送
液管、 11薬液槽蓋体。
2 熱伝導板、 3水注入槽、 4 電熱ヒーター、
5 蓋体、 6 噴射ノズル、 6a 噴射口、 7
薬液注入槽、 8 連通孔、 9 導管、 10 送
液管、 11薬液槽蓋体。
Claims (1)
- 【請求項1】 中間に断熱用の空隙部を設けた二層構造
を有する上方を開口した円筒形状のハウジングの内側底
板の中央に熱伝導板を固定して、前記ハウジング内部を
水注入槽とすると共に、前記熱伝導板の下面に電熱ヒー
ターを付設し、且つ前記ハウジングの上方開口部に蓋体
が密嵌固定され、更に蓋体の中央部には、前記水注入槽
内に下端面を開口すると共に、噴射口を蓋体上に位置せ
しめた噴射ノズルが貫通固定され、且つ蓋体の側方部に
は、前記熱伝導板に底壁を接近した熱伝導性のよい材質
で形成された薬液注入槽が垂設され、前記薬液注入槽の
上方部一側に連通孔を穿設すると共に、前記薬液注入槽
の上方開口部に、前記噴射ノズルの上面位置に開口した
導管を先端に水平状態に保持した逆L字状の送液管を貫
通固定した薬液槽蓋体を密嵌固定したことを特徴とする
吸入式温熱治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4674591U JPH04131248U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 吸入式温熱治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4674591U JPH04131248U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 吸入式温熱治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131248U true JPH04131248U (ja) | 1992-12-02 |
JPH0546770Y2 JPH0546770Y2 (ja) | 1993-12-08 |
Family
ID=31926115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4674591U Granted JPH04131248U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 吸入式温熱治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04131248U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010087485A1 (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-05 | パナソニック電工 株式会社 | ミスト発生装置 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP4674591U patent/JPH04131248U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010087485A1 (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-05 | パナソニック電工 株式会社 | ミスト発生装置 |
JP2010175219A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ミスト発生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546770Y2 (ja) | 1993-12-08 |
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