JPH04131099U - 磁歪型変換器 - Google Patents
磁歪型変換器Info
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- JPH04131099U JPH04131099U JP4569891U JP4569891U JPH04131099U JP H04131099 U JPH04131099 U JP H04131099U JP 4569891 U JP4569891 U JP 4569891U JP 4569891 U JP4569891 U JP 4569891U JP H04131099 U JPH04131099 U JP H04131099U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 広範囲の負荷加重に対して磁歪変位量の変動
が少ない磁歪型変換器を提供すること。 【構成】異なる特性の磁歪素子を複数個、直列に接合し
た複合型磁歪振動子を使用した磁歪型変換器。
が少ない磁歪型変換器を提供すること。 【構成】異なる特性の磁歪素子を複数個、直列に接合し
た複合型磁歪振動子を使用した磁歪型変換器。
Description
【0001】
本考案は、磁歪型の電気音響変換器、電気機械変換器に於いて、駆動力を発生
する磁歪素子を複合型として広範囲の負荷加重に対して磁歪変位量の変動を少な
くした磁歪型変換器に関する。
【0002】
従来における磁歪型変換器の代表的な構造は、例えば図3に示す如く円柱形の
磁歪合金棒10の周囲にソレノイド形の駆動コイル20を配置し、磁歪合金棒1
0の両端部にバイアス磁界を付与するリング状の磁石30、30を配置し、前記
磁歪合金棒10の一端部はヨークを兼ねるケース40に固定されると共に、他端
部には駆動棒50が取付けられ、駆動棒50とケース40との間に磁歪合金棒1
0に機械的応力を掛けるためのゴムダンパ60を介在させている。磁歪合金棒1
0に機械的応力を加えるのは、僅かに応力を加えた方が駆動コイル20による信
号磁界に対して感度が高く、且つ直線性が良好となるからである。
【0003】
この様な構造を有する従来の磁歪型変換器に於ては、一定の信号磁界の強さの
下での上記した機械的応力に対する磁歪変位量(即ち感度)特性は、図4に示す
ようにある応力の時に最大感度を示し、同図に2種類の材質a,bについて夫々
示すように、この最大感度を示す応力の大きさは磁歪合金の材質によって異なる
と同時に、同じ成分からなる材料であっても結晶状態等によって変化するので、
製品としての性能が不揃いとなって大量生産が困難であると言う解決すべき課題
があった。
【0004】
そこで本考案は、夫々性質のことなる磁歪素子を複数個組合わせることによっ
て、単一の磁歪素子を使用した上記従来例に付する欠点を解消し、性能が安定し
た磁歪型変換器を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するための本考案に係る磁歪型変換器は、一例として2種類の
磁歪素子A,Bを使用した実施例の断面を示す図1を用いて説明すると、異なる
特性の磁歪素子を複数個直列に接続した複合型磁歪振動子1を用いたことを特徴
とする磁歪型変換器であり、これら複数の磁歪素子が夫々希土類元素を含む超磁
歪合金からなることを特徴とする。
【0006】
そして、この様な構成の磁歪型変換器は、例えば上述の図1の実施例の磁歪素
子Aの材質が前記図4の材質aを使用し、且つ同じく実施例のもう一つの磁歪素
子Bの材質が前記図4の材質bを使用したとすれば、総合的な応力ー感度特性は
図2に示すように、図4に点線で表した材質aの特性と同じく図4に一点鎖線で
表した材質bの特性とを総合したグラフの様になり、応力の広範囲の変動に対し
て磁歪変位量、即ち感度の変化が少なくなっている。従って図1の構造の磁歪変
換器に置いて、例えばゴムダンパ6の硬度が変ったり、部品精度のバラツキ等に
よって磁歪素子に加わる応力が変動しても、感度はある実用的な範囲で変動をな
くすることができ、製品の品質を一定に保持することが可能となる。
【0007】
更にこの様な磁歪型変換器を水中のように機械インピーダンスの大きい媒体中
で使用した場合、媒体の圧力によって磁歪素子に掛かる応力が変化しても感度、
即ち磁歪型変換器の性能は変化しないという特徴を有する。
【0008】
実施例の断面を示す図1に於て、A、Bは夫々円柱形の磁歪合金棒であって各
々の磁歪特性が異なり、直列に接合されて、複合磁歪振動子1を形成している。
【0009】
当該複合磁歪振動子1の周囲にソレノイド形の駆動コイル2が配置され、又、
複合磁歪振動子1の両端部にバイアス磁界を付与するリング状の磁石3、3が配
置されている。
【0010】
当該複合磁歪振動子1の一端部はケース4に固定されると共に、他端部には変
位出力を取出すための駆動棒5が取付けられ、当該駆動棒5とケース4との間に
複合磁歪振動子1に機械的応力を掛けるためのリング状のゴムダンパ6が挿入、
挟持されている。
【0011】
本実施例では、磁歪素子は2種類であるが、これに限定されること無く、例え
ば図4における材質a,b以外に、異なった特性を示す他種類の材質を使用し、
この場合感度を揃えるために最も感度の高い材質を使った素子の軸方向長さを小
さくする事によって、相当広範囲の応力変化に対する感度を一定に保持すること
が可能となる。
【0012】
以上、本考案に係る磁歪型変換器について代表的と思われる実施例を基に詳述
したが、本考案による変換器の実施態様は上記実施例の構造に限定されるもので
はなく、前記した実用新案登録請求の範囲に記載の構成要件を具備し、本考案に
いう作用を呈し、以下に述べる効果を有する限りにおいて、適宜改変して実施し
うるものである。
【0013】
本考案に係る磁歪型変換器は以下に述べる効果を有する。
【0014】
(1)部品の性能や精度のバラツキ等によって磁歪素子に加わる応力が変動しても
、感度の変化を少なくする事ができ、製品の品質を一定に保持することが可能と
なる。
【0015】
(2)又、従来の磁歪阻止を1個だけ使用する構成の変換器と異なり、磁歪素子の
性能を完全に揃える必要が無く、種々の特性の磁歪素子を組合わせて使用できる
ので、磁歪振動子の単価を引下げることが出来る。
【0016】
(3)磁歪型変換器を水中のように機械インピーダンスの大きい媒体中で使用した
場合、媒体の圧力によって磁歪素子に掛かる応力が変化しても感度、即ち性能は
変することがない。
【0017】
以上の利点によって安定した品質の磁歪型変換器を、安価に提供できると言う
効果を有するものである。
【図1】本考案実施例の断面図。
【図2】同実施例の応力−変異特性図。
【図3】従来例変換器の断面図。
【図4】磁歪素子の応力−変異特性図。
1 複合磁歪振動子
2 駆動コイル
3 磁石
4 ケース
5 駆動棒
6 ゴムダンパ
Claims (2)
- 【請求項1】 異なる特性の磁歪素子を複数個直列に接
合した複合型磁歪振動子(1)を用いたことを特徴とす
る磁歪型変換器。 - 【請求項2】 上記複数の磁歪素子が希土類元素を含む
超磁歪合金からなることを特徴とする請求項1記載の磁
歪型変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4569891U JPH04131099U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 磁歪型変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4569891U JPH04131099U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 磁歪型変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131099U true JPH04131099U (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=31925507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4569891U Pending JPH04131099U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 磁歪型変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04131099U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007138886A1 (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Sony Corporation | ハイブリッドアクチュエータ、スピーカ装置および音声出力方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5364798A (en) * | 1976-11-19 | 1978-06-09 | Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan | Electric magntostrictive convertor |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP4569891U patent/JPH04131099U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5364798A (en) * | 1976-11-19 | 1978-06-09 | Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan | Electric magntostrictive convertor |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007138886A1 (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Sony Corporation | ハイブリッドアクチュエータ、スピーカ装置および音声出力方法 |
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