JPH04130999A - 交通信号制御装置 - Google Patents

交通信号制御装置

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Publication number
JPH04130999A
JPH04130999A JP25382390A JP25382390A JPH04130999A JP H04130999 A JPH04130999 A JP H04130999A JP 25382390 A JP25382390 A JP 25382390A JP 25382390 A JP25382390 A JP 25382390A JP H04130999 A JPH04130999 A JP H04130999A
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JP
Japan
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intersection
vehicle
road
time
main road
Prior art date
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Application number
JP25382390A
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English (en)
Inventor
Wataru Matsumoto
渉 松本
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、交差点に設置された信号機を制御する交通信
号制御方法及びそのための装置に関し、特に道路を走行
する大型車両の存在及びその速度ひいてはその信号待ち
状態を検出して大型車両の走行を円滑なものとすべく交
差点の青信号の予定現示時間を短縮或いは延長する信号
制御装置に関する。
〔従来技術〕
自動車による交通を円滑に制御し事故を抑制する目的で
第9図に示すごとき各交差点Cには信号機(AI、A2
、Pl、P2)が幹線道路(主道路)M及び従道路Sの
双方に設置され、こうした多数の交差点の複数の信号機
の灯火現示は中央管制センターの中央制御装置で連携し
て一括制御され各交差点での交通制御が行われている。
ある交差点での一群の信号機は、信号制御時間テーブル
に従って順々に灯色を変え、主道路Mの交通の流れと従
道路Sの交通の流れを制御する。ところで、各灯色の現
示時間は固定的なものではなく、必要に応じ可変されて
いる。
第10図は、このような中央制御装置30を含めた集中
制御用の交通信号制御装置要部の一例を示すブロック図
である。
中央制御装置30は、主道路と従道路の通行を順に許可
するために各灯器の灯色を切り換えるべく予め定められ
たタイミングに従って中央制御装置30側の送信手段2
1より通信回線22を介して各信号機に対して灯色を切
り換えるための歩道信号(切替パルス)を送信する。各
信号機は前記通信回線22に接続された受信手段23で
前記歩進信号を受信し後続する灯色切替手段24に出力
する。灯色切替手段24は、歩進信号に従って各信号機
の現示灯色を切替える。
なお、上述した灯色切替え処理は、状況に応じて各交差
点の信号機で単独に制御する場合もあり、この場合には
上記中央制御装置30、送信手段21、通信回線22及
び受信手段23は不要でありその替わりに信号機に上述
した中央制御装置30と同等の機能を持たせる。
〔従来技術の問題点〕
ところで、道路を走行する各車両にはその走行安全性、
社会的役割、エネルギーの消費効率等が異なる様々な車
両が混在しているが従来の信号制御においてはこのこと
は格別には考慮されていない、即ち、道路の走行車両に
は大型車両が含まれているがこの大型車両は道路専有面
積も大きく他車両の視界を遮るため交通の流れを左右す
る度合いが強い点、一定速度で滑らかに走行できず加減
速をすると大型で重量があるため小型車両に比ベエネル
ギーの浪費量が多(同時に騒音の発生や環境汚染を促進
する点、一定速度で滑らかに走行できず加減速をすると
一般に事故発生の可能性が高まるがその事故は小型車両
に比べ規模が大きい点、また特に路線バスでは公共性が
高いため時間どおりの運行が要求される点等を考慮すれ
ば、一般の小型車両に優先させて適切な定速度で走行す
ることを可能にさせる或いは信号による待時間を減らす
処置は有意義なものである。しかるに、従来は混雑時等
に時間帯を決めて優先車線を設けるといった対策は行わ
れているものの、交差点の通過に関しては何ら格別に考
慮されておらず小型車両と同様に交通信号による停車、
信号待を余儀無くされていた。
このことは、上述したように安全性、省エネルギー、騒
音問題、環境汚染等の点で好ましくない上、他の小型車
両の走行にも大きな影響を及ぼし円滑な交通制御とは言
い難いものであった。
本発明は、こうした状況を踏まえて大型車両を中心に円
滑な交通制御を実現すべく、「大型車両の走行を可能な
限り一定速度にする」こと、または「大型車両の信号待
時間を極力短時間にする」ことを可能とする交通信号制
御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本願第一の発明である交通信
号制御装置は、 制御対象となる信号機付交差点を含む主道路の所定区間
の両端に設置され、上下車線を当該交差点に向かう走行
車両の存在とその速度を検出するための主道路車両情報
検出手段と、前記主道路車両情報検出手段からの・出力
に基づいて、当該交差点に向かって走行する車両が大型
車両であることを判別するとともにその速度から当該大
型車両の当該交差点への到達時間を算出しこの算出結果
に基づいて、当該大型車両が当該交差点を予定青信号現
示時間では通過可能ではなく、予定青信号現示時間を延
長すれば通過できる場合に、当該大型車が当該交差点を
通過可能な時刻まで主道路側青信号の予定現示時間を延
長する旨の指令を送出する信号制御手段とから構成され
る。
また、本願他の発明の交通信号制御装置は、前記主道路
車両情報検出手段と、 制御対象となる信号機付交差点を含む従道路の所定区間
内に設置され上下車線で当該交差点で信号待をしている
大型車両の存在を検出するための従道路車両情報検出手
段と、前記主道路車両情報検出手段からの出力に基づい
て、当該交差点に向かって走行する車両が大型車両であ
ることを判別するとともにその速度から当該主道路側大
型車両の当該交差点への到達時間を算定しこの算定結果
に基づいて、従道路側に信号特大型車両が存在せず、前
記主道路側大型車両が当該交差点を予定青信号現示時間
では通過可能ではなく、予定青信号現示時間を延長すれ
ば通過できる場合に、当該主道路側大型車が当該交差点
を通過可能な時刻まで主道路側青信号の現示時間を延長
する旨の指令を送出し、あるいは、従道路側に信号特大
型車両が存在し、前記主道路側大型車両が当該交差点を
予定青信号現示時間では通過可能ではない場合には主道
路側青信号の予定現示時間を短縮する旨の指令を送出す
る信号制御手段とから構成される。
本願更に他の発明の交通信号制御装置は、前記主道路車
両情報検出手段と、制御対象となる信号機付交差点を含
む従道路の所定区間の両端に設置され、上下車線を当該
交差点に向かう走行車両の存在とその速度を検出するた
めの従道路車両情報検出手段と、前記各車両情報検出手
段からの出力に基づいて、前記両道路の一方を当該交差
点に向かって走行する車両が大型車両であることを判別
するとともにその速度から当該大型車両の当該交差点へ
の到達時間を算定しこの算定結果に基づいて、当該大型
車両が当該交差点を予定青信号現示時間では通過可能で
はなく、予定青信号現示時間を延長すれば通過でき他方
の道路側に信号特大型車両が存在しない場合には、当該
大型車両が当該交差点を通過可能な時刻まで当該道路側
青信号の予定現示時間を延長する旨の指令を送出し、あ
るいは、当該大型車両が当該交差点を予定青信号現示時
間では通過可能ではなく、他方の道路側に信号特大型車
両が存在する場合に当該道路側青信号の予定現示時間を
短縮する旨の指令を送出する信号制御手段とから構成さ
れる。
〔発明の実施例〕
以下、添付図面に沿って実施例により本発明を説明する
なお、図中同一の符号を付した部分は同一あるいは同等
の部分であることを示している。
第1図は、本願第一の発明である交通信号制御装置の一
実施例を示すブロック図である。
1は主道路車両情報検出手段であり、主道路Mを走行す
る車両の存在を検知する上り車線に設置された上り車両
速度検知手段IA及び下り車線に設置された下り車両速
度検知手段IBより構成されている。各速度検知手段は
本実施例では夫々2個一組の道路に埋設したループコイ
ルを利用した電磁式の既知の車両検知器(IA、とIA
2、及びIB+ とIB2)から構成されていて、所定
間隔(G)を保ち上り車線及び下り車線に夫々配設され
ている。
第7図は本実施例に用いているループコイルを利用した
電磁式の車両検知器(IA、 、IA2、IB+、IB
z)の主道路への設置状態を示す図で、道路11に埋設
されたループコイル12と、これに接続された処理回路
13(非埋設)から成りループコイル12のインダクタ
ンスの変化を処理回路13が常時監視していて、前記ル
ープコイル12上を鉄部骨を含む車両14が通過する時
に生じるインダクタンス変化を処理回路13にて処理し
車両検知信号を後続する信号制御装置へと通信回線24
を介して送出する。この主道路車両情報検出装置1は一
つのループコイルにて速度を算定する構成とすることも
できるが、二つのループコイルを組にして用い、両者か
ら得られる車両通過時刻の差と、両者の距離より走行車
両の速度を算定することができる。
すなわち、走行車両の存在を検知することができるのは
勿論であるが、合わせて走行車両が前述2つの車両検知
器(例えば、LA、とIA2)を順に通過する時刻差(
tl)と前記間隔(G)とに基づき走行車両の速度(■
1)を計時演算制御手段3(後述)により(V1=G/
ll  として)算出することが可能となり、さらに一
方の車両検知器が当該車両を検知し続けた時間(t2)
と前記速度値(■1)より当該車両の車両長(J)が(
J=V1・t2 として)算定できるのでこの車両長(
J)が所定長さ以上である場合に当該車両が大型車両で
あると判定することができる。こうして求めた大型車両
の速度値が後述する制御に利用される。なお、主道路車
両情報検出手段1として車両の存在に加え車両速度を直
接検出可能なマイクロ波式速度感知器、あるいは超音波
ドプラ一方式の装置を用いることもでき、この場合には
上述した算出手順は不要となる。
第8図は、主道路車両情報検出手段1として用いること
ができる装置の他の一例であるマイクロ波式速度感知器
15の道路11への設置状態を示す図で、マイクロ波式
速度感知器15は、道路脇に立設された支柱を利用して
地上5mの高さに検知対象走行車線に向はマイクロ波の
放射中心軸16が鉛直方向と30度前後の角度を保って
設置される。走行車両14が感知領域内に入るとこの車
両からの反射波よりその速度を検出する。
上記主道路車両情報検出手段1は、主道路Mを交差点に
向かって走行する両方向の車両の挙動を調べるためには
、第6図に示す様に制御対象となる信号機が設置された
交差点Cの上り車線Uと下り車線り両方向の上流側に全
ての通行車両を検出できるように断面設置する。もっと
も、断面設置とすると、必要となる車両情報検出手段の
個数がいたずらに増加するので、状況に応じて一部の車
線にのみの設置とすることもできる。この場合には残る
車線の走行車へのサービスは無くなるが、バスレーンや
大型車レーンを設けて規制が行われている場合も多く一
部の車線にのみの設置であってもそれなりの制御効果は
期待できる。
次に第1図の2は信号制御手段であって、前記主道路車
両情報検出手段1からの信号が通信回線22を介して入
力され、これら信号の持つ情報を基に後述する演算処理
をして後続する信号制御回路4へと信号灯切換えを指示
する信号を送付する計時演算制御手段3を含み構成され
ている。5は前述した車両検知器間の距離やその交差点
からの距離等のデータや、所定のプログラムで信号機の
灯器を切り換えるための信号制御用の定数等を記憶して
おき必要に応じて前記計時演算制御手段3にこれらのデ
ータを与えるための制御定数記憶手段であり、例えばR
OMやRAMで構成される。
前記計時演算制御手段3の作用を以下に詳細に述べる。
この計時演算制御手段3は、全ての主道路車両情報検知
手段1の下を通過した走行車両を検知し、計時部分の助
けである車両が一点を通過するのに要した時間t2(一
方の車両検知器が当該車両を検知し続けた時間)を検出
するとともに、車両の速度(■1)を算出しく本実施例
では2つの車両検知器の下を通過する各々の時刻の差(
tl)と両者の設置間隔(G)より算出する。■1=G
/11゜なお、直接速度値が得られる手段を用いた場合
には算出は不要)、また、この速度値(V 1 )と前
記通過時間(t2)の積から車両長(J)を得てこの車
両長(J)が、所定の長さより大である場合に当該車両
が大型車両であると判定する。
次に、前記速度値(■1)と制御対象となる交差点への
距離(L’ )とから当該車両の交差点停止線通過の予
想時刻(tn)を算出する(tn=V1/L)とともに
、反対車線についても上述したと同様の処理を行い、上
下線から得られる2つの上記予想時刻を基として、さら
に処理を続ける。すなわち、当該大型車両が当該交差点
を予定青信号現示時間では通過可能ではなく、予定青信
号現示時間を延長すれば通過できる場合に、当該大型車
が当該交差点を通過可能な時刻まで主道路側青信号の予
定現示時間を延長する旨の指令を後続する信号制御回路
4に送出する。信号制御回路4は、送信手段(図示せず
)及び通信回線22を介して灯色切替手段24へと前述
した歩進信号を送信し、各信号機の灯色現示を制御する
もちろん、上記諸条件が満たされない場合には、青信号
現示の延長を行うことなく、本来の定められたタイミン
グ(時限表通り)にて信号制御が行われる。
第2図は、上述実施例装置による交通信号制御方法の一
例を示すフローチャートである。
次に、第3図は本願第二の発明である交通信号制御装置
の一実施例を示すブロック図である。
この装置は、前出の第1図の装置の各部を全て含み、更
に加えて従道路車両情報検出手段6を具備している。こ
の従道路車両情報検出手段6は、制御対象となる信号機
付交差点を含む従道路の所定区間内に設置され上下車線
で当該交差点で信号待をしている大型車の存在を直接検
出あるいは間接的に認識する。この従道路車両情報検出
手段6としでは、従道路側の信号待をしている大型車両
を検知できるものならばよいが、本実施例では前述した
主道路車両情報検出手段1と同様のものを使用している
。即ち、本実施例では従道路車両情報検出手段6は、従
道路Sを走行する車両の存在を検知する上り車線に設置
された上り車両速度検知手段6A及び下り車線に設置さ
れた下り車両速度検知手段6Bより構成されている。各
速度検知手段は夫々2個一組の前述したと同様の車両検
知器(6A、と6A2、及び6B、と6B2)から構成
されていて、所定距離を保ち上り車線及び下り車線に夫
々配設されている。従って、前述した主道路車両情報検
出手段1と全く同様に走行車両の存在とその速度の検出
更にはその車両が大型車両であるかの判定を、前述した
計時演算制御手段3により行うことが可能となる。また
、当該交差点からの設置距離を用いて交差点への到達予
想時刻も算定できる。従って、信号の制御状態と合わせ
て大型車両が当該交差点で信号待となっていることを予
想することができる。設置位置、設置状態については主
道路車両情報検出手段1におけると同様であり既述した
ので省略する。勿論この従道路車両情報検出手段6とし
て前述したマイクロ波式速度感知器、あるいは超音波ド
プラ一方式の装置を用いることもできる。
この本願第二の発明の装置も計時演算制御手段3を含み
構成されているが、この計時演算制御手段3は、前記主
道路車両情報検出手段1からの出力及び前記従道路車両
情報検出手段6からの出力に基づいて、主道路を当該交
差点に向かって走行する車両が大型車両であることを判
別するとともにその速度から当該主道路側大型車両の当
該交差点への到達時間を算定するとともに、従道路を当
該交差点に向かって走行する車両が大型車両であること
を判別するとともにその速度から当該従道路側大型車両
の当該交差点への到達時間を算定しるとともに、信号の
制御状態と合わせてこの大型車両が当該交差点で信号待
となるか否かを予想することができる。以上の算定結果
に基づいて、従道路側に信号特大型車両が存在せず、前
記主道路側大型車両が当該交差点を予定青信号現示時間
では通過可能ではなく、予定青信号現示時間を延長すれ
ば通過できる場合に、当該主道路側大型車が当該交差点
を通過可能な時刻まで主道路側青信号の現示時間を延長
する旨の指令を送出し、あるいは、従道路側に信号特大
型車両が存在し、前記主道路側大型車両が当該交差点を
予定青信号現示時間では通過可能ではない場合には主道
路側青信号の予定現示時間を短縮する旨の指令を後続す
る信号制御回路4に送出する。従って、主道路と従道路
双方を通行する大型車両に対しより円滑な通行を提供す
ることができる。
第4図は、この実施例装置による交通信号制御方法の一
例を示すフローチャートである。
ところで、前述第3図は本願第三の発明である交通信号
制御装置の一実施例を示すブロック図ともなっている。
すなわち本願第三の発明の交通信号制御装置は第二の発
明と略同様で、従道路車両情報検出手段6の構成と、信
号制御手段2の作用のみが異なっている。
従道路車両情報検出手段6は前発明では従道路の所定区
間内に設ければよいが、本願第三発明では制御対象とな
る信号機付交差点を含む従道路の所定区間の両端に設置
され、上下車線を当該交差点に向かう走行車両の存在と
その速度を検出する。
また、この発明装置では信号制御手段2は、主道路車両
情報検出手段1からの信号に基づき、主道路を当該交差
点に向かって走行する車両が大型車両であることを判別
するとともにその速度から当該主道路側大型車両の当該
交差点への到達時間を算定するとともに、信号の制御状
態と合わせてこの大型車両が当該交差点で信号待となる
か否かを予想することができる。また、同様に従道路車
両情報検出手段6からの信号に基づき、従道路を当該交
差点に向かって走行する車両が大型車両であることを判
別するとともにその速度から当該従道路側大型車両の当
該交差点への到達時間を算定しるとともに、信号の制御
状態と合わせてこの大型車両が当該交差点で信号待とな
るか否かを予想することができる。
以上の算定結果に基づいて、前記両道路の一方を当該交
差点に向かって走行する大型車両の当該交差点への到達
時間に基づいて、当該大型車両が当該交差点を予定青信
号現示時間では通過可能ではなく、予定青信号現示時間
を延長すれば通過でき他方の道路側に信号特大型車両が
存在しない場合には、当該大型車両が当該交差点を通過
可能な時刻まで当該道路側青信号の予定現示時間を延長
する旨の指令を送出し、 あるいは、当該大型車両が当該交差点を予定青信号現示
時間では通過可能ではな(、他方の道路側に信号特大型
車両が存在する場合に゛当該道路側青信号の予定現示時
間を短縮する旨の指令を後続する信号制御回路4に送出
する。従って、主道路と従道路双方を通行する大型車両
に対しより円滑な通行を提供することができる。
すなわち、この発明では主道路と従道路の区別なく双方
を均等に監視し双方の道路を走行する大型車両に対して
青信号の現示延長や信号待機時に青信号の早出しく交差
側にとっては青信号現示時間の短縮となる)を刻々と変
化する通行状況に応じて行い、双方の道路を通行する大
型車両に対して円滑な交差点の通行を提供する。
第5図は、本願第三の発明装置による交通信号制御方法
の一例を示すフローチャートを示す。
なお、以上説明した実施例においては、信号制御手段2
を構成する演算制御手段3、制御定数記憶手段5等を別
体のものとしたが、CPU・メモリ・クロック回路等を
一体としたマイクロコンピュータ回路を利用して各部分
を一体に渾然と構成することもできる。
また、以上述べた各発明により青信号現示時間の短縮あ
るいは延長等の変更が行われた場合、各道路の系統速度
を維持するためには、行われた短縮に対応する補正を行
うことが望ましい。
また、信号制御手段2は上述各実施例のように各交差点
毎に設置された前記車両情報検出手段lからの信号を通
信回線を介して受信し集中的に管理制御する交通管制基
地に設けても良いが、各交差点毎に独立して設は局所的
に制御することも可能である。どちらかの形態が状況に
応じて適宜選択される。
また本発明では、車両情報検出手段の下を通過した車両
が、その後も同じ速度で走行し続けることを前提として
いるが、通常は増速・減速による速度の変動があるもの
である。この変動は車両情報検出手段と制御対象となる
交差点との距離が長くなればなる程影響が大となる。実
際の運用に当たっては、この点を加味して短縮動作の開
始時間等を多少計算値より補正することも考えられる。
〔発明の効果〕
以上述べた様な各発明装置によれば、 一定の条件が整っている場合に交差点での青信号現示時
間を延長することによって、道路を通行する大型車両を
交差点で停止することなく一定速度でそのまま通過させ
ることにより円滑な走行を実現する。このことにより大
型車両の運行にともない不要に生じていたエネルギーの
浪費、騒音の発生、環境汚染、事故発生の可能性等を減
少させることができる。
また、一定の条件が整っている場合に交差点で信号待ち
する大型車両に対して交差側の青信号現示時間を短縮し
当該大型車両に対し青信号を早出しすることにより待時
間を短縮し円滑な交通制御を実現する。
即ち、本願各発明によれば大型車両の運行を中心としな
から総合的に、交差点での円滑な交通制御を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願第一の発明の交通信号制御装置の一実施例
を示すブロック図を、 第2図はこの装置による交通信号制御方法の一例を示す
フローチャートを、 第3図は本願第二、第三の発明の交通信号制御装置の一
実施例を示すブロック図を、 第4図は本願第二の発明の装置による交通信号制御方法
の一例を示すフローチャートを、第5図は本願第三の発
明の装置による交通信号制御方法の一例を示すフローチ
ャートを、第6図は本願発明に係る車両情報検出手段の
、道路での設置状態を示す平面図を、 第7図は本願発明に係る車両検知器の道路への設置状態
を示す図を、 第8図は本願発明に係るマイクロ波式速度感知器の道路
への設置状態を示す図を、 第9図は本発明に係る信号機付交差点の一例を示す外観
図を、 第10図は本発明に係る信号機の信号制御装置の一実施
例を示すブロック図を、各々示す。 C・・・信号機付交差点、 M・・・主道路、    S・・・従道路、1・・・車
両情報検出手段、 2・・・信号制御手段。 し−一)−一一一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕制御対象となる信号機付交差点を含む主道路の所
    定区間の両端に設置され、上下車線を当該交差点に向か
    う走行車両の存在とその速度を検出するための主道路車
    両情報検出手段と、 前記主道路車両情報検出手段からの出力に基づいて、当
    該交差点に向かって走行する車両が大型車両であること
    を判別するとともにその速度から当該大型車両の当該交
    差点への到達時間を算出しこの算出結果に基づいて、当
    該大型車両が当該交差点を予定青信号現示時間では通過
    可能ではなく、予定青信号現示時間を延長すれば通過で
    きる場合に、当該大型車が当該交差点を通過可能な時刻
    まで主道路側青信号の予定現示時間を延長する旨の指令
    を送出する信号制御手段とから成ることを特徴とする交
    通信号制御装置。 〔2〕請求項1に記載の主道路車両情報検出手段と、 制御対象となる信号機付交差点を含む従道路の所定区間
    内に設置され上下車線で当該交差点で信号待をしている
    大型車両の存在を検出するための従道路車両情報検出手
    段と、 前記主道路車両情報検出手段からの出力に基づいて、当
    該交差点に向かって走行する車両が大型車両であること
    を判別するとともにその速度から当該主道路側大型車両
    の当該交差点への到達時間を算定しこの算定結果に基づ
    いて、 従道路側に信号特大型車両が存在せず、前記主道路側大
    型車両が当該交差点を予定青信号現示時間では通過可能
    ではなく、予定青信号現示時間を延長すれば通過できる
    場合に、当該主道路側大型車が当該交差点を通過可能な
    時刻まで主道路側青信号の現示時間を延長する旨の指令
    を送出し、あるいは、従道路側に信号特大型車両が存在
    し、前記主道路側大型車両が当該交差点を予定青信号現
    示時間では通過可能ではない場合には主道路側青信号の
    予定現示時間を短縮する旨の指令を送出する信号制御手
    段とから成ることを特徴とする交通信号制御装置。 〔3〕請求項1に記載の主道路車両情報検出手段と、 制御対象となる信号機付交差点を含む従道路の所定区間
    の両端に設置され、上下車線を当該交差点に向かう走行
    車両の存在とその速度を検出するための従道路車両情報
    検出手段と、 前記各車両情報検出手段からの出力に基づいて、前記両
    道路の一方を当該交差点に向かって走行する車両が大型
    車両であることを判別するとともにその速度から当該大
    型車両の当該交差点への到達時間を算定しこの算定結果
    に基づいて、 当該大型車両が当該交差点を予定青信号現示時間では通
    過可能ではなく、予定青信号現示時間を延長すれば通過
    でき他方の道路側に信号特大型車両が存在しない場合に
    は、当該大型車両が当該交差点を通過可能な時刻まで当
    該道路側青信号の予定現示時間を延長する旨の指令を送
    出し、 あるいは、当該大型車両が当該交差点を予定青信号現示
    時間では通過可能ではなく、他方の道路側に信号特大型
    車両が存在する場合に当該道路側青信号の予定現示時間
    を短縮する旨の指令を送出する信号制御手段とから成る
    ことを特徴とする交通信号制御装置。
JP25382390A 1990-09-21 1990-09-21 交通信号制御装置 Pending JPH04130999A (ja)

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